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チューナー関連リンク

2018年6月17日 (日)

SONY ST-S333ESX

 ・2018年5月初め、ST-S333ESXの修理調整作業を承りました。
 ・これまで ESXII は何台も見てきましたが「元祖333ESX」は初体験です。
 ・以下、作業記録です。

333esx07

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-S333ESX ¥49,800(1986年頃)
 ・オーディオの足跡 SONY ST-S333ESXII ¥49,800(1987年頃)

333esx02 333esx09

■動作確認-----------------------------------------------------------

 ・外観は経年の汚れが目立つものの目立つキズは無い。
 ・背面端子類もくすんでいるがそんなに悪い状態ではない。
 ・さて、FMアンテナ端子を接続して受信テスト。
 ・電源オンで表示部点灯。
 ・文字欠けはないが、輝度が劣化したセグメントあり。。
 ・オート選局では名古屋地区のFM局を受信できない。
 ・マニュアル選局では受信できたがSTEREOランプ点灯しない。
 ・IF BAND切替OK、MUTING切替OK、REC CALトーンOK。
 ・手持ちの適当なAMループアンテナを接続してAM受信テスト。
 ・AMはオート選局で名古屋地区のAM局をすべて受信。
 ・AMは問題なさそうです。

333esx03 333esx04 333esx05 333esx10 333esx11

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・ボディを開けると基板上面に大量のホコリが堆積した状態。
 ・今まで見てきた中で最高レベルの「ホコリ量」でした。
 ・約30年分?のホコリをエアーでき飛ばしてブラシ清掃。
 ・油汚れやヤニ汚れが無かったで助かりました。
 ・後継機ESXIIと比べると基板の形状や部品の配置がずいぶん異なります。
 ・でも基板上の部品番号をよく見ると333ESXIIとほとんど同じ。
  ・LA1235 FM IF SYSTEM
  ・CXA1064=LA3450
  ・LA1245 AM TUNER
 ・ESXとESXIIの違いは、、
  ・ESXには FMステレオインジケーター調整VRがない
  ・ESXには CAL TONE調整VRがある

333esx20 333esx21 333esx22 333esx23 333esx24
333esx25 333esx26 333esx27 333esx28 333esx29
333esx30 333esx31 333esx32 333esx33 333esx34
333esx35 333esx36 333esx37 333esx38

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・まずは333ESXIIの調整方法を参考にして各部調整してみました。
 ・部品番号はほとんど同じです。

333esx

【FM同調点調整】
 ・IFT205調整 LA1235-7pin~10pin間電圧ゼロ ※調整前実測-2.95V
 ▲調整後ベスト値-0.45V → 0Vに調整できない

■修理記録:FM同調点--------------------------------------------------

 ▲LA1235のFM同調点が調整しきれない。
 ▲この状態でFM局をオート受信すると-0.1MHzの周波数ズレを生じる。
 ・原因はIFT205内部コンデンサの容量抜けか?
 ・IFT205は333シリーズ共通の部品。
 ・基板だけ保管している333ESGから同じIFT205を取り外して移植。
 ・これで同調点電圧のゼロ調整が完了できました。

333esx40 333esx41 333esx42 333esx43 333esx44

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM同調点調整】
 ・IFT205調整 LA1235-7pin~10pin間電圧ゼロ ※調整前実測-0.45V
【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内ジャンパ線 JW3 → 電圧計セット
 ・90MHz L104調整 21.0V±0.2V ※調整前実測21.1V
 ・76MHz 確認のみ 8.0V±1.0V ※調整前実測 8.0V
【SST回路調整】
 ・SST調整はVT電圧調整後、かつトラッキング調整前に行うこと
 ・76MHz受信 RT801調整 IC802-11pin電圧 → 0V 実測1.0mV
 ・90MHz受信 IC802-9pin電圧 → 14V確認 ※調整前実測14.1V
【トラッキング調整】
 ・IC203(LA1235)-13pin(又はRT204)電圧max
 ・76MHz L101,L102,L103
 ・90MHz CT101,CT102,CT103
【PLL検波調整】
 ・TP201をGNDに落とす
 ・IFT207調整 TP202 DC電圧ゼロ ※調整前実測-114mV
 ・CT201調整 歪最小
【IF歪調整】
 ・Wide受信、MUTINGオフ
 ・IC203(LA1235)-13pin電圧計セット
 ・RT201、RT202 時計回り一杯に回す
 ・SSG出力20dBモノラル信号送信
  ・IFT201調整 電圧最大へ
  ・IFT101調整 電圧最大へ
 ・SSG出力80dBにセット
  ・IFT203、RT201を交互に調整 歪最小へ
 ・SSG出力20dBにセット、Mutingオン
  ・IFT202調整 電圧計最大へ
 ・SSG出力80dBステレオ信号送信
  ・IFT204、RT202を交互に調整 歪最小へ
【パイロットキャンセル】
 ・RT304、L301 19kHz信号漏れ最小 左右バランス確認
【セパレーション調整】
 ・RT301 R→L ※調整後実測62dB
 ・RT302 L→R ※調整後実測64dB
【Sメーター調整】
 ・RT205
【MUTINGレベル調整】
 ・RT204
【CAL TONE】
 ・テストトーン 404Hz確認
 ・RT303調整 → 音声レベル-6dB設定
【AM調整】
 ・RT401 Sメーター調整
 ・RT402 AUTOSTOP調整

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・回路構成がESXIIとほとんど同じという事が新発見でした。
 ・カタログの特性値を比較してもほとんど同じです。
 ・キチンと調整すればまだまだ使えますね。

333esx06

2018年6月 3日 (日)

Technics ST-9030T 修理調整記録3

 ・2018年4月末、30Tの修理調整作業を承りました。
 ・受信できるが雑音が入るそうです。

St9030t07

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 Technics ST-9030T ¥80,000(1977年頃)
 ・hifiengine Technics ST-9030 ※回路図、調整手順、取扱説明書

St9030t02 St9030t10

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・可変出力端子が付け替えられていました。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・周波数窓と二つのメーターがオレンジ照明に浮かびます。
 ・周波数ズレなし。Tメーター中点とSメーター最大点が合致。
 ・メーター動作を見るとFM放送を正常に受信しているようです。
 ・しかし出てくる音にひどい雑音が混入します。
 ・雑音に連動してステレオランプが明滅。
 ・IF BAND wide/auto を切り替えても同じ雑音が発生する。
 ・Muting オンオフを切り替えても同じ雑音が発生する。
 ・固定端子/可変端子とも同じ雑音が聴こえる。
 ・マルチパスH端子(MPX OUT)からも同じ雑音が聴こえる

St9030t01 St9030t03 St9030t04 St9030t05 St9030t06
St9030t09 St9030t11 St9030t12 St9030t13

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・可変出力端子以外は改造や部品交換歴はなさそうです。

St9030t20 St9030t21 St9030t22 St9030t23 St9030t24
St9030t25 St9030t26 St9030t27 St9030t28 St9030t29
St9030t30 St9030t31 St9030t32 St9030t33 St9030t34

■修理記録------------------------------------------------------------

 ・回路図を見ながら原因を推定する。
 ・二つのメーターは正常動作している → 検波回路までは正常
 ・IF基板15番端子(Wide側検波音声) → MPX基板20番端子 → 正常音声
 ・IF基板10番端子(Narrow側検波音声)→ MPX基板21番端子 → 正常音声
 ・IC501(4558D)6番、7番端子 → 雑音混入確認

Technics_st9030tfix

 ・雑音発生源はIF切換回路か?
 ・Wide/Narrowともに同じ雑音なので TR307,308(2SK30A)が怪しい?
 ・FET TR307,TR308 (2SK30A) を新品に交換 → 正解!
 ・雑音が消えてキレイなFM音声が流れてきました。
 ・原因はWide/Narrowを切り替えるTR307,308(2SK30A)故障でした。

St9030t40 St9030t41

■調整記録------------------------------------------------------------

【本体設定】
 ・MPX hi-blend=off
 ・Servo tuning=off
 ・IF selector=auto
 ・TP302とTP303を短絡するとスイッチ状態に関わらず強制narrowとなる
【レシオ検波調整1】
 ・入力信号なし
 ・TP201~GND DC電圧計セット → T201(narrow緑)調整 → 電圧ゼロ
 ・TP101~GND DC電圧計セット → T102(wide緑)調整 → 電圧ゼロ
【OSC調整】
 ・TP302~TP303短絡(強制narrowモード)
 ・SSG76MHz → L8調整 → Sメーター最大
 ・SSG90MHz → CT8調整 → Sメーター最大
【RF調整】
 ・TP302~TP303短絡(強制narrowモード)
 ・SSG76MHz → L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7調整 → Sメーター最大
 ・SSG90MHz → CT1,CT2,CT3,CT4,CT5,CT6,CT7調整 → Sメーター最大
 ・SSG83MHz → T1調整 → Sメーター最大
【レシオ検波調整2】
 ・入力信号なし
 ・TP101~GND DC電圧計セット → T102(wide緑)調整 → 電圧ゼロ
 ・TP201~GND DC電圧計セット → T201(narrow緑)調整 → 電圧ゼロ
【出力レベル調整】wide
 ・IF selector=wide
 ・音声出力端子にAC電圧計セット
 ・SSG83MHz 1kHz 100% → VR504調整 → 1.4v
【モノラル歪調整】
 ・音声出力をWaveSpectraで観測
 ・IF selector=wide
 ・SSG83MHz 1kHz 100% → T102(wide赤)調整 → 歪最小
 ・TP302~TP303短絡(強制narrowモード)
 ・SSG83MHz 1kHz 100%変調 → T201(wide赤)調整 → 歪最小
【出力レベル調整】narrow
 ・TP302~TP303短絡(強制narrowモード)
 ・音声出力端子にAC電圧計セット
 ・SSG83MHz 1kHz 100% → VR503調整 → 1.4v
【ミューティング調整】
 ・Servo tuning=auto
 ・TP102~GND DC電圧計セット
 ・SSG83MHz 1kHz → T202,T203調整 → 電圧最大
 ・SSG83MHz 1kHz 60dB → VR402調整 → 同調を外したとき局間ノイズが消える位置へ
 ・SSG83MHz 1kHz 20dB → VR401調整 → ミューティング作動位置へ
【Sメーター調整】
 ・SSG83MHz 1kHz 100% → VR501調整 → Sメーター指針
【VCO調整】
 ・TP601 周波数カウンタ接続
 ・SSG83MHz無変調 → VR602調整 → 19kHz±30Hz
【左右レベル調整】
 ・SSG83MHz 1kHz ST変調 → VR702調整 → 左右chのレベルを同じ
【パイロットキャンセル調整】
 ・音声出力をWaveSpectraで観測
 ・SSG83MHz 1kHz ST変調 → VR601,L601,L602調整 → パイロット信号(19kHz)最小
【サブキャリアキャンセル調整】
 ・SSG83MHz 1kHz ST変調 → CT701調整 → サブキャリア信号(38kHz)最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力をWaveSpectraで観測
 ・SSG83MHz 1kHz L/R信号 → VR701調整 → 漏れ信号最小
 ・TP302~TP303短絡(強制narrowモード)
 ・SSG83MHz 1kHz L/R信号 → VR703調整 → 漏れ信号最小
【ハイブレンド調整】
 ・音声出力端子にAC電圧計セット
 ・SSG83MHz 1kHz L/R信号 → VR502調整 → 左右レベルを確認
 ・MPX high-blend=on
 ・SSG83MHz 1kHz L/R信号 → VR502調整 → 左右レベル同一
【Auto IF セレクター調整】
 ・TP101 200kHz正弦波注入
 ・TP301 オシロスコープ接続 → T302調整 → 200kHz波形最大
 ・TP101 300kHz正弦波注入
 ・TP301 オシロスコープ接続 → T301調整 → 300kHz波形最大
 ・上記作業を数回繰り返す

St9030t

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・調整ズレはほとんど無かったです。
 ・ガンメタボディとオレンジ照明の組み合わせがとてもイイですね。

St9030t08

2018年5月20日 (日)

KENWOOD KT-V990 修理調整記録

 ・2018年3月初め、部品取り目的でジャンク機を入手しました。
 ・「通電のみ確認」という格安品でしたが幸いにも正常動作しました。
 ・以下、分解前に一通り調整した記録です。

Ktv99009

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-V990 ¥59,800(1987年頃)
 ・KENWOOD KT-990D 回路図

Ktv99002 Ktv99012

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・目立つキズもなく外観の状態は良いです。
 ・アンテナを接続して電源オン。
 ・FL管点灯。明るさは十分。文字痩せ、文字欠けなし。
 ・オート選局で名古屋地区のFM放送局を正常に受信しました。
 ・バー表示タイプのTメーター、Sメーターの動作OK。周波数ズレなし。
 ・STEREOランプ点灯OK。
 ・RF切替(LOCAL/DISTANCE)、IF切替(WIDE/NARROW)OK。
 ・REC CALトーンOK。
 ・純正ループアンテナで名古屋地区のAM放送を受信できました。
 ・基本的な動作に不具合は無さそうです。

Ktv99003 Ktv99004 Ktv99005 Ktv99006 Ktv99007
Ktv99001 Ktv99011 Ktv99013 Ktv99014 Ktv99015

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・LA1231N FM IF System
 ・LA3350 PLL MPX
 ・LA1245 AM Tuner

Ktv99020 Ktv99021 Ktv99022 Ktv99023 Ktv99024
Ktv99025 Ktv99026 Ktv99027 Ktv99028 Ktv99029
Ktv99030 Ktv99031 Ktv99032 Ktv99033 Ktv99034
Ktv99035 Ktv99036 Ktv99037 Ktv99038 Ktv99039
Ktv99040 Ktv99041 Ktv99042 Ktv99043 Ktv99044
Ktv99046 Ktv99047 Ktv99048 Ktv99049 Ktv99051

■調整記録------------------------------------------------------------

【本体設定】
 ・ACTIVE RECEPTION OFF
 ・RF SELECTOR DISTANCE
 ・IF BAND WIDE
●FM部
【VT電圧】
 ・TP3~TP4 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz → L14調整 → 確認のみ※実測3.1V
 ・90MHz → TC1調整 → 確認のみ※実測25.0V
【FM同調点調整】
 ・TP5~TP6 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L9調整 → 0.0V
【RF調整】
 ・D42(検波基板CN3 4ピン)DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,40dB)→ L1,L4,L7,L10 調整 → 電圧最大
【IFT調整】
 ・D42(検波基板CN3 4ピン)DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,40dB)→ L17調整 → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・TP7~TP8 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L12調整 → 0.0V
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L11調整 → 0.0V
【MPX VCO調整】
 ・TP20に周波数カウンタ接続
 ・83MHz(無変調,80dB) → VR3調整 → 19kHz
【SUB CARRIER調整(38kHz)】
 ・音声出力をWavespectraで観察
 ・83MHz(SUB信号,80dB)→ L33調整 → Lchレベル最大
【歪調整1 DET】※DCC基板
 ・83MHz(MONO信号,400Hz,100%変調,80dB)→ VR3調整 → 歪率最小
【歪調整2 MONO】※DCC基板
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dB)→ VR4調整 → 歪率最小
【歪調整3 MONO】※DCC基板
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dBu)→ VR6調整 → 歪率最小
【歪調整4 STEREO/L】※DCC基板
 ・83MHz(L信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR5調整 → 歪率最小
【歪調整5 STEREO/SUB】※DCC基板
 ・83MHz(SUB信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR7調整 → 歪率最小
【SEPARATION調整】
 ・83MHz(R信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR4調整 → Lchもれ最小
 ・83MHz(L信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR5調整 → Rchもれ最小
●AM部
【VT電圧】
 ・TP3~TP4 DC電圧計セット
 ・ 531kHz → L26調整 → 確認のみ※実測1.4V
 ・1602kHz → TC2調整 → 確認のみ※実測8.0V
【受信簡易調整】
 ・ 729kHz(NHK第一)→ L27調整 → シグナルメーター最大
 ・1332kHz(東海ラジオ)→ TC3調整 → シグナルメーター最大
 ・1053kHz(CBCラジオ)→ L28調整 → シグナルメーター最大

Ktv990

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・RF=DISTANCEでの受信感度は抜群に良好です。
 ・再調整によって良い性能を取り戻したと思います。

Ktv99010

■分解記録------------------------------------------------------------

 ・検波基板と歪補正回路が載ったDCC基板を取り出しました。
 ・どちらもKT-7020と同じものでした。
 ・ただD-3300Tの基板とは微妙な相違点があります。
 ・なかなか楽しい勉強材料です。

Ktv99060 Ktv99061 Ktv99063 Ktv99064 Ktv99065
Ktv99066 Ktv99067

2018年5月13日 (日)

eRemote mini / LinkJapan

 ・2018年4月初め、アレクサ対応「家電リモコン」を買いました。
 ・先に購入したAmazon Echo Dot と連携して家電を音声コントロールしたい。
 ・アマゾンで探すと同様のリモコン製品はいろんな種類がありますね。
 ・でも評価にばらつきがあってまだまだ発展途上の製品みたいです。
 ・実験目的と割り切って特に根拠なく本製品を選んでみました。

Eremote01

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・eRemote mini / LinkJapan
 ・eRemote mini / 製品仕様書
 ・eRemote mini / 設定マニュアル

 ・箱には手のひらサイズの小さな本体と電源用USBケーブルが入っているだけ。
 ・マニュアルは上記サイトで確認します。

■設定上の注意点------------------------------------------------------

 ・スマホ又はタブレットに「eHome」アプリを導入する。
 ・出場機会を失った「iPad mini2」にインストールし「リモコン専用Pad」に仕立てました。
 ・設定はすべて「eHome」アプリから行う。
 ・接続できるWifiは2.4GHz帯のみ。5GHz帯は使用不可。
 ・アカウント登録としてメールアドレスを設定。
 ・上記メールアドレス宛に認証コードが送られてくる。
 ・認証コードを入力し、その後パスワード設定。

Eremote03 Eremote05 Eremote06 Eremote07 Eremote09

■リモコン学習--------------------------------------------------------

 ・家電タイプ(エアコン、テレビ、照明、カスタマイズパネル)を選択。
 ・エアコンとテレビはメーカー選択から簡単に登録できました。
 ・ただ自動で登録できたのは電源オンオフなどの主要ボタンだけ。
 ・特にテレビでは様々な機能ボタンを個別に登録する必要あり。
 ・「カスタマイズパネル」を選択し、アンプ(PIONEER SX-S30)リモコンを登録。
 ・この状態で iPad mini2 が「マルチリモコンPad」に変身しました。
 ・これだけでも便利なのですが、やはり次はアレクサの出番です。

■アレクサとの連携----------------------------------------------------

 ・「アレクサ、テレビ」と言えばテレビの電源が入る。
 ・「アレクサ、NHK」と言えばテレビのチャンネルがNHKに切り替える。
 ・こんな風に音声操作することが目標です。
 ・ネット上で紹介されている先人達の記録を参考にして試行錯誤しました。

【ポイント】
 ・使いたいリモコンのボタンをそれぞれ「照明ON」として登録すること。
 ・アレクサ側でそれぞれのボタンを「定型アクション」として呼び出すこと。
【eRemote miniの設定】
 ・テレビリモコンの電源ボタンを「照明機器」の「オン」ボタンに登録する
 ・学習操作で照明オンに登録し、明、暗、オフは登録せずスキップ。
 ・デバイス名を「照明」から「テレビ」に変更
【アレクサの設定】
 ・アレクサアプリ→「スマートホーム」→「デバイスを追加」
 ・または「アレクサ、デバイスを探して」と指示して新規デバイスを認識させる
 ・アレクサアプリ→「定型アクション」→「新規登録」
 ・実行条件「アレクサ、テレビ」
 ・アクション「スマートホーム」→「テレビ」

 ・これによって「アレクサ、テレビ」と言えばテレビの電源が入ります。
 ・「分かりました」と返事をしてくれるところが可愛い。
 ・テレビの電源が入ることによってHDMI(ARC)接続したSX-S30の電源も連動してオンになる
 ・SX-S30に接続したスピーカーからテレビ音声が流れてきます。
 ・チャンネル変更は「アレクサ、NHK」などと話しかける
 ・SX-S30の入力切換も「CD」とか「FM」などで切り替えられるように登録。
 ・「アレクサ、テレビ」と言えばテレビの電源が切れる。
 ・テレビの電源OFFに連動してアンプの電源も切れる。

Remote01 Remote02 Remote03 Remote04 Alexa01 Alexa02 Alexa03

■使用感など----------------------------------------------------------

 ・初期設定に時間がかかりましたが、とりあえずやりたかったことが実現しました。
 ・「アレクサ、ただいま」→ 照明ON、エアコンON、テレビON (=アンプON)
 ・帰宅時の静かな室内では誤作動なく便利に使えています。
 ・ただテレビや音楽が流れている状態だとアレクサが聞き取りにくいようです。
 ・本体をできるだけ近くに置くなど設置場所の工夫が必要な感じ。
 ・あと気になる点は、、
 ・スマートスピーカーには「アマゾン直通マイク」もセットという事。
 ・「室内の音声がすべてアマゾンに筒抜け」と考えるとちょっと怖いかも、、

■備忘録:音声操作 定型アクションリスト------------------------------

【テレビリモコン】
 ・「アレクサ、テレビ」 → テレビ電源ボタン
 ・「アレクサ、トーカイ」 → チャンネル[1]東海テレビ
 ・「アレクサ、イーテレ」 → チャンネル[2]NHK Eテレ
 ・「アレクサ、NHK」  → チャンネル[3]NHK 総合
 ・「アレクサ、チューキョー」 → チャンネル[4]中京テレビ
 ・「アレクサ、CBC」  → チャンネル[5]CBCテレビ
 ・「アレクサ、メ~テレ」 → チャンネル[6]メーテレ
 ・「アレクサ、アイチ」 → チャンネル[10]テレビ愛知
 ・「アレクサ、チャンネルツギ」 → チャンネル[+]ボタン
 ・「アレクサ、チャンネルマエ」 → チャンネル[-]ボタン
 ・「アレクサ、チデジ」 → 地デジ切換ボタン
 ・「アレクサ、ビーエス」 → BS切換ボタン
 ・「アレクサ、ビデオ」 → 録画リストボタン
  ※「アレクサ、ツギ」を登録しようとしたところ「次」は登録不可でした。
  ※「アレクサ、マエ」を登録しようとしたところ「前」は登録不可でした。
【アンプリモコン】
 ・「アレクサ、アンプ」 → 電源ボタン
 ・「アレクサ、オオキク」 → 音量[+]ボタン
 ・「アレクサ、チイサク」 → 音量[-]ボタン
 ・「アレクサ、ショーオン」 → 消音ボタン
 ・「アレクサ、エフエム」 → 入力切換[TUNER] 
 ・「アレクサ、ティービー」 → 入力切換[TV]
 ・「アレクサ、シーディー」 → 入力切換[CD]
  ※アレクサは「チューナー」という言葉が認識できないようです。
  ※代わりに「エフエム」と登録しました。
【照明リモコン】
 ・「アレクサ、ショーメー」 → 照明オンボタン
 ・「アレクサ、ケシテ」   → 照明オフボタン
【エアコンリモコン】
 ・「アレクサ、エアコン」 → 電源オンボタン
 ・「アレクサ、レーボー」 → 運転切換ボタン[冷房]
 ・「アレクサ、ダンボー」 → 運転切換ボタン[暖房]
 ・「アレクサ、ジョシツ」 → 運転切換ボタン[除湿]

2018年5月 6日 (日)

PIONEER SX-S30

 ・2018年3月末、価格コムの最安店で新品アンプを買いました。
 ・NETWORK STEREO RECEIVER SX-S30
 ・パイオニア製品で型番に「SX-」を見ると昭和時代のレシーバーを連想しますね。

Sx3071

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・PIONEER SX-S30 / 2chオーディオコンポーネントシリーズ、2016年11月発売、定価65,000円
  ※PIONEERサイトでは「ピュアオーディオ」の製品として紹介されています。
 ・PIONEER SX-S30 取扱説明書
 ・プレスリリース 2016年10月20日
  ※オンキョーサイトに掲載されていました。

Sx3001 Sx3002

【主な特長】
 ・クラスDアンプ搭載、85W×2ch
 ・HDMI端子×4系統、ARC対応のHDMI端子も装備
 ・ネットワークプレーヤー機能搭載
 ・Wi-Fi 2.4GHz/5GHz対応
 ・ラジコ、インターネットラジオ、NAS音楽ファイルも再生可能
 ・FMチューナー(ワイドFM対応)、PHONO入力
 ・AirPlay、Bluetooth接続にも対応
 ・PIONEERの音場補正技術「MCACC」搭載
 ・付属マイクで音量差、距離補正、スピーカーの低域再現能力を自動測定
 ・サブウーハーのクロスオーバー周波数も設定
 ・HDMI CEC機能でTVリモコンで電源のON/OFF、音声切替、音量調整など操作可能

Sx3003 Sx3004 Sx3005 Sx3006 Sx3007

■導入経緯------------------------------------------------------------

 ・実は自宅のリスニングルームに4K対応55インチTVを導入しました。
 ・SONY BRAVIA 55X9000E
 ・アマゾンで汎用壁掛け金具を調達して自力で壁面に取り付けました。
 ・壁掛けの仕上がりは大満足ですが、予想通り薄型TVの音はイマイチでした。
 ・サウンドバーという製品もあれこれ試聴しましたが何かしっくりこない。
 ・そこで次に外部スピーカーを繋ぐためにアンプ探し。
 ・大掛かりなホームシアターを構築するつもりはないので巨大なAVアンプは対象外。
 ・安価なAVアンプの中から外観重視で PIONEER VSX-S520 が目に留まりました。
 ・薄型サイズでお手頃価格、クラスDアンプ、ネットワーク機能も充実しています。
 ・HDMI×4系統、ARC対応でTVの電源に連動する機能がとても魅力的。
 ・さあVSX-S520を買おう! と決めかけたときに SX-S30 の存在に気付きました。
 ・「テレビ中心のシステムで使う複合型2chアンプ」とでも言えば良いでしょうか。
 ・両機を比較すると外観と機能はほぼ同じ。違いはSP出力仕様のようです。
 ・SX-S30 は2ch仕様バナナプラグ対応大型スピーカー端子。
 ・スピーカー端子がたくさんあってもどうせリア用スピーカーは繋がないし、、
 ・2ch仕様でHDMI切替機能を持つアンプを探しましたがこれ以外に無さそう。
 ・思案の末、価格コム最安店(2018年3月末時点)に注文しました。

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■内部記録------------------------------------------------------------

 ・見てもよく分かりませんが設置する前に内部の記念撮影。

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■使ってみて----------------------------------------------------------

 ・まずは本体ファームウェアのアップデートからスタート。
 ・その後付属マイクをリスニングポイントに設置して音場測定から設定を完了。
 ・HDMI(ARC)でテレビ接続するとTVの電源ON/OFFに連動してSX-S30がON/OFFする。
 ・テレビ音声は SX-S30 に接続したスピーカーから流れる。
 ・テレビリモコンの音量操作で SX-S30 の音量を操作できる。
 ・ワイドFM対応チューナー内蔵で選局はリモコン操作で楽々。
 ・自宅NASに溜め込んだFLACファイルをリモコン操作で簡単再生。
 ・スマホのSpotifyアプリから SX-S30 に接続してストリーミング再生。
 ・Spotify Connectを使うにはプレミアム契約が必須のようです。
 ・無料会員だからか、Chromcast built-inが起動してSX-S30にCastしています。
 ・最近はBGM音源がFMからSpotifyに変わりつつあります。
 ・本格的なプリメインアンプではなく多目的に使える便利な一台でした。

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 ・課題は、、、
 ・本体ディスプレイ部に表示される情報量が少ないので詳細確認はTV画面が必要。
 ・ただこの件は後述する「リモコンアプリ」で解消しました。
 ・NASの音楽ファイルに設定してある「ジャケット写真」が表示できない。
 ・ラジコのエリア判定が「東京」になっていること。たぶん IPv6 のせい?

■リモコンアプリ------------------------------------------------------

 ・Remote App / iPad/Android用リモコンアプリ
 ・スマホ又はタブレットに「Remote App」アプリを導入。
 ・戦力外になった「iPad mini2」にインストールし「リモコンPad」に仕立てました。
 ・設定は初回起動時に接続する機器名(SX-S30)を選択するだけ。
 ・入力切替、ボリューム調整、リスニングモード選択などがiPadから操作できる。
 ・Spotify、TuneIn、radikoなどのストリーミング音楽番組を操作できる。
 ・最大の利点は設定状況を確認するためにテレビをONにする必要が無いこと。
 ・さらに SX-S30 のディスプレイ部は常時「消灯」状態で運用可能。
 ・通常操作はリモコンPadだけで十分でした。
 ・これで Raspberry Pi で組み立てた Volumio は不要になりそうです。

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 ・課題は、
 ・NASの音楽ファイルを再生するときリモコンPad上にジャケット写真が表示できない。

■アレクサで音声コントロール------------------------------------------

 ・先に購入した Amazon Echo Dot と連携して音声でアンプやテレビを操作したい。
 ・例えば「アレクサ、テレビ」とか「アレクサ、FM」と話しかけて操作したい。
 ・この件は「家電リモコン」を追加することで実現できました。
 ・詳細は別記事にまとめます。

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■備忘録:本体再起動---------------------------------------------------

 ・NASの音楽ファイルやSpotifyを操作しているうちに異常発生。
 ・HDMI(ARC)に接続したテレビからの音声が出なくなった。
 ・他の入力はすべて正常に音が出るのにテレビ音声だけが出ない状態。
 ・電源オンオフを試してもやはりテレビ音声だけが出ない。
 ・本体表示部を見ると、本来は[HDMI] [ARC]が点灯するはずが[DIGITAL]になっている。
 ・[DIGITAL]=「光デジタル入力」に固定されたままで変更できない。
 ・取扱説明書を読むと異常時の対応方法が記載されていました。
 ・今回は【第1段階:本体再起動】で復旧できました。

【第1段階:本体再起動】
 ・スタンバイ状態で電源ボタンを5秒以上長押し
 ・本体設定内容は再起動後も保持される

【第2段階:電源コードの抜き差し】
 ・本体再起動で解決できない場合

【第3段階:本体リセット】
 ・リモコンのホームボタンでホーム画面を出す
 ・「システム設定」→「その他」→「初期設定に戻す」→ENTERボタン
 ・本体設定内容は初期化される

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