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2018年12月16日 (日)

TRiO KT-1100 修理調整記録4

 ・2018年11月、KT-1100の故障機が届きました。
 ・以下、作業記録です。

Kt110008

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-1100 ¥73,800(1982年発売)
 ・オーディオ懐古録 TRIO KT-1100 AM-FM STEREO TUNER ¥73,800
 ・Hifi Engine Kenwood KT-1100 AM/FM Stereo Tuner (1983)

Kt110002 Kt110010

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・外観はとても綺麗な状態で、目立つキズはありません。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・二つのメーター照明点灯、赤い指針点灯。
 ・ズレた受信状態でSTEREOランプ点灯、SERVO LOCKランプ点灯。
 ・RF切換OK、FM BAND切換OK、MUTING動作OK、REC CALトーンOK。
 ・-2~-3MHzほどの周波数ズレを確認しました。
 ・82.5MHzのNHK名古屋放送局を79.5MHz辺りで受信します。
 ・これは故障の定番、OSCトリマコンデンサの不調が予想されます。

Kt110003 Kt110004 Kt110005 Kt110006 Kt110007
Kt110012 Kt110013 Kt110014 Kt110015 Kt110016

■内部確認------------------------------------------------------------

Kt110020 Kt110021 Kt110022 Kt110023 Kt110024
Kt110025 Kt110026 Kt110027 Kt110028 Kt110029
Kt110030 Kt110031 Kt110032 Kt110033 Kt110034

■修理記録------------------------------------------------------------

 ・-2~3MHzの大幅な周波数ズレ。
 ・原因として考えられるのは フロントエンドOSCトリマ TC8 の容量抜け。
 ・そこで OSCトリマ TC8 を回して発信周波数の変化を確認すると、、
 ・あれ? 予想外に発振周波数が変化する!
 ・指針を83MHzに合わせてTC8調整 → 何とピッタリ合わせられる。
 ・TC8 の容量抜けを予想しましたがまだ生きていました。
 ・TC8 を30回ほど回したところ動作が安定しました。
 ・どうやらTC8の内部接点が経年劣化で接触不良を起こしていたようです。
 ・以下の調整作業によって正常動作となりました。

Kt110040

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM OSC調整】
 ・83MHz受信 → フロントエンドTC8調整 → Sメーター最大
 ※OSCコイルL5の調整が難しいため83MHzのみで調整
【FM RF部調整】
 ・IF BAND NARROW
 ・83MHz受信 → フロントエンドTC1,TC2,TC4,TC6調整 → Sメーター最大
 ・83MHz受信 → フロントエンドT1調整 → Sメーター最大
 ※L1~L4の調整が難しいため83MHzのみで調整
【IF調整】
 ・IF BAND NARROW
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz → L2,L3調整 → Sメーター最大
【Tメーター調整】
 ・IF BAND NARROW
 ・83MHz受信 → Sメーター最大かつ高調波歪最小位置にて受信
 ・L4調整 → Tメーター中点
【Wide Gain調整】
 ・83MHz受信 → VR1調整 → Wide/Narrow Sメーター振れ具合を同じ位置に
【2nd OSC調整】
 ・IC4(TR4011)-1pin → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz受信 → L6調整 → 1.965MHz
【VCO調整】
 ・IC7(TR7040)付近の二つのTPを直結
 ・TP(19kHz) → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz → VR4調整 → 19kHz±10Hz
【Pilot Cancel調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR3,L19調整 → 19kHz漏れ信号最小
【セパレーション調整/wide】
 ・IF BAND WIDE
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR5調整 → Lch漏れ信号最小
 ・83MHz ST → VR9調整 → Rch漏れ信号最小
【セパレーション調整/narrow】
 ・IF BAND NARROW
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR6調整 → 漏れ信号最小
【REC CAL調整】
 ・83MHz受信 → 出力レベル測定
 ・VR2調整 → 上記レベル-6dBに設定 ※404Hz
【タッチセンサー調整】
 ・Q13エミッタ(=R197) → 周波数カウンタ接続
 ・L18調整 → 400kHz
【AM OSC調整】
 ・ 600kHz受信 → L17調整 → シグナルメーター最大
 ・1400kHz受信 → TC7調整 → シグナルメーター最大
【AM RF調整】
 ・ 600kHz受信 → L14,L15調整 → シグナルメーター最大
 ・1400kHz受信 → TC3,TC5調整 → シグナルメーター最大
【AMメーター調整】
 ・VR12 Sメーター振れ具合調整
 ・VR11 Tメーター中点調整

Kt110040_2

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・1週間に渡って動作確認しましたが問題なさそうです。
 ・もし不具合が再発した場合はまたご連絡ください。

Kt110009

2018年12月 9日 (日)

KENWOOD KT-5020

 ・2018年11月初め、KT-5020の修理調整作業を承りました。
 ・「FMは受信するが音声がとても小さい」という症状です。

Kt502008

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-5020 ¥30,000(1991年頃)
 ・Hifi Engine KENWOOD KT-5020 Stereo Tuner (1989-92)

Kt502002 Kt502012

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・電源投入OK、表示部点灯。文字欠けや文字痩せは見られない。
 ・バーグラフ式のシグナルメーター点灯。
 ・オート選局(下り方向)→ 周波数ズレなく受信OK
 ・オート選局(上り方向)→ -0.1MHzの周波数ズレ
 ・IF BAND WIDE/NARROW 切換OK。
 ・FM受信できるがSTEREOランプ点灯しない。
 ・FM音声の音量がかなり小さい。
 ・手持ちのAMループアンテナでAM放送受信確認。
 ・AM音声は通常の音量が出ている。
 ・問題点はFM同調点ズレとFM音量が小さいこと。

Kt502001 Kt502003 Kt502004 Kt502005 Kt502006
Kt502011 Kt502013 Kt502014 Kt502015 Kt502016

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・4連バリキャップフロントエンド
 ・WIDE/NARROW切替式IF
 ・DLLD PLL検波
 ・LA1266 AM/FM Tuner System
 ・LA3401 VCO Non-Adjusting PLL FM MPX

Kt502020 Kt502021 Kt502022 Kt502023 Kt502024
Kt502025 Kt502026 Kt502027 Kt502028 Kt502029
Kt502030 Kt502031 Kt502032 Kt502034 Kt502035

■修理記録------------------------------------------------------------

 ・IC4:LA1266 12ピン → クアドラチュア検波音声OK
 ・DLLD基板CN2 2番端子 → PLL検波音声OK
 ・LA3401 1ピン(検波信号入力) → 音が極端に小さいNG
 ・つまり DLLD検波基板~MPX回路区間に不調原因がある
 ・さらに調べると
 ・IC9 1ピン → OK
 ・IC9 7ピン → NG
 ・IC9 1ピン~7ピン 区間にある部品は L23 のみ

Kenwood_kt5020_l23

 ・L23はSCA信号を除去するためのローパスフィルターと思われます。
 ・L23の入口~出口間の抵抗値=約2MΩ
 ・L23が「フィルター」ではなく「抵抗」になっているようです。
 ・試しにL23を取り外して前後の回路を直結してみました。
 ・これで正常な音量が出てきました。
 ・ひろくん様のKT-5020 2号機にも同じ修理例がありました。

Kt502051 Kt502056 Kt502057 Kt502058 Kt502059

■調整記録------------------------------------------------------------

【本体設定】
 ・IF BAND:WIDE
【VT電圧】
 ・TP5~TP6 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz → L7調整 → ※実測 2.8V
 ・90MHz → TC1調整 →※実測22.3V
【FM同調点調整】
 ・TP7~TP8 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L19調整 → 電圧ゼロ ※実測-5.2V
【フロントエンド調整】
 ・VR1 → DC電圧計セット=Sメーター電圧
 ・83MHz(1kHz,100%変調,40dB)→ L1,L2,L3,L6調整 → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・TP9~TP10 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L22調整 → 電圧ゼロ ※実測+225mV
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → VR4調整 → 高調波歪最小
【S METER調整】
 ・SELECTOR:MONO
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB) → VR1調整 → バーグラフの点灯レベル調整
 ※注意:この調整によってMUTINGレベルも変化する。
【SEPARATION調整】
 ・IF BAND:WIDE
 ・83MHz ST信号 → VR3調整 → 信号もれ最小
【AM簡易調整】
 ・TP5~TP6 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・ 531kHz → L18調整 → ※実測 1.6V
 ・1602kHz → TC5調整 → ※実測 8.2V
 ・VR2 → DC電圧計セット= AM Sメーター電圧
 ・ 603kHz → L16調整 → 電圧最大
 ・1395kHz → TC3調整 → 電圧最大
 ・ 999kHz → L20調整 → 電圧最大
 ・VR2調整 → AM Sメーター点灯レベル調整

Kt5020

Kenwood_kt5020_sche

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・歪補正回路やアクセサリー機能を省略したローコスト機です。
 ・でもDLLD搭載の実力機と思います。
 ・もう少し薄型ボディだったら精悍さを演出できたかも?

Kt502007

2018年12月 2日 (日)

KENWOOD KT-1100D 修理調整記録5

 ・2018年11月初め、KT-1100Dの修理調整作業を承りました。
 ・FMの受信感度が随分落ちているようです。

Kt1100d06

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-1100D ¥74,800(1987年頃)
 ・KENWOOD チューナーカタログ 1986年11月版
  ※KT-1100Dの他に D-3300T、KT-1010F、KT-880Fが載っています。

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネル、ボディとも経年の汚れでくすんでいます。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・表示管点灯。文字欠けは無いが輝度が劣化している感じ。
 ・RF=DISTANCE オート選局で名古屋地区のFM局を受信。
 ・Tメーター、Sメーターのセグメント点灯。STEREOランプ点灯。
 ・下り方向のオート選局では周波数ズレなし。
 ・上り方向のオート選局で-0.1MHzズレる。
 ・WIDE/NARROW切替OK。REC CAL OK。メモリボタン動作OK。
 ・各種ボタン操作に軽快に反応する。切替動作正常。
 ・RF=LOCAL にするとオート選局で放送局を通り過ぎてしまう。
 ・付属AMループアンテナでAM放送の受信確認。
 ・AM放送はオート選局で正常に受信。IFバンド切換で音質変化OK。
 ・AM周波数の千の位の数字だけ明るく表示される。
 ・テスト用に登録したメモリ内容を電源プラグを抜いて5日後でも保持。
 ・問題点はFM受信感度の低下と同調点ズレです。

Kt1100d01 Kt1100d08 Kt1100d03 Kt1100d04 Kt1100d05

■内部確認------------------------------------------------------------

Kt1100d20 Kt1100d21 Kt1100d22 Kt1100d23 Kt1100d24
Kt1100d25 Kt1100d26 Kt1100d27 Kt1100d28 Kt1100d29
Kt1100d30 Kt1100d31 Kt1100d32 Kt1100d33 Kt1100d34
Kt1100d35 Kt1100d36 Kt1100d37 Kt1100d39 Kt1100d40

■調整記録------------------------------------------------------------

Kt1100d

【本体設定】
 ・RF SELECTOR:NORMAL
 ・IF BAND:WIDE
【VT電圧】
 ・TP6~TP7 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz → L14調整 → 3.0V±0.1V ※実測 3.1V
 ・90MHz → TC1調整 →25.0V±0.1V ※実測24.6V
【検波調整】
 ・TP10~TP11 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L9調整 → 0.0V±10mV ※実測+63mV
 ・TP12~TP13 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L12調整 → 0.0V±10mV ※実測+334mV
【RF調整】
 ・R67左側 DC電圧計セット=Sメーター電圧
 ・83MHz(1kHz,100%変調,40dB)→ L1,L4,L7,L18調整 → 電圧最大
【IFT調整】
 ・R64右側端子 DC電圧計セット=Sメーター電圧
 ・83MHz(1kHz,100%変調,30dB)→ L10調整 → 電圧最大
【AUTO STOP=MUTING調整】
 ・83MHz(1kHz,100%変調,30dB)→ VR1調整
【TUNING METER調整】
 ・SELECTOR:MONO
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB) → 本体左側小基板VR2調整 → ※
  ※中央の縦白セグメント点灯、両側の赤縦セグメントの中点へ
【SIGNAL METER調整】
 ・SELECTOR:MONO
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB) → 本体左側小基板VR3調整 → ※
  ※バーグラフの点灯レベル調整
【MPX VCO調整】
 ・TP14に周波数カウンタ接続
 ・83MHz(無変調,80dB) → VR4調整 → 19.00kHz±50Hz
【SUB CARRIER調整(38kHz)】
 ・音声出力をWavespectraで観察
 ・83MHz(SUB信号,1kHz,80dB)→ L25調整 → Lchレベル最大
【歪調整1 DET】
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,80dB)→ VR3:DET調整 → 二次歪最小
【歪調整2 MONO2】
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,80dB)→ VR4:MONO2調整 → 二次歪最小
【歪調整3 MONO3】
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,80dB)→ VR6:MONO3調整 → 三次歪最小
【歪調整4 STEREO】
 ・83MHz(L/R信号,1kHz,80dB)→ VR5調整 → 二次歪最小
【歪調整5 STEREO】
 ・83MHz(SUB信号,1kHz,80dB)→ VR7調整 → 三次歪最小
【歪調整6 NARROW】
 ・83MHz(MAIN信号,1kHz.80dB)→ VR2調整 → 二次歪最小
【SEPARATION調整 WIDE】
 ・IF BAND:WIDE
 ・83MHz(R信号,1kHz,80dB)→ VR2調整 → L信号もれ最小
 ・83MHz(L信号,1kHz,80dB)→ VR3調整 → R信号もれ最小
【SEPARATION調整 NARROW】
 ・IF BAND:NARROW
 ・83MHz(1kHz,80dB)→ VR1調整 → 信号もれ最小
【DEVIATION調整】
 ・83MHz(mono信号,1kHz,100%変調)→ 本体左側小基板VR4調整 → 100%位置
【AM簡易調整】
 ・TP6~TP7 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・531kHz → L20調整 → 実測 2.8V 確認のみ
 ・1629kHz→ TC2調整 → 実測 8.1V 確認のみ
 ・ 729kHz NHK第一放送受信 → L21調整 → Sメーター最大
 ・1332kHz 東海ラジオ受信  → TC3調整 → Sメーター最大
 ・1053kHz CBCラジオ受信  → L22調整 → Sメーター最大

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・再調整によって周波数ズレが解消し受信感度も改善しました。、
 ・外装が汚れていたので、フロントパネルを分解して清掃しました。
 ・背面端子をピカールで磨きました。
 ・表示部の輝度劣化が残念ですが受信性能は上々です。

Kt1100d07

2018年11月25日 (日)

MacBook Air 2018

 ・2018年10月30日、Apple Special Event in New York
 ・まさか新型MacBook Air が発表されるなんて!!
 ・しかも既にオーダー可能で発売日(11月7日)に届くなんて!
 ・早速アップルストアでオンライン注文。
 ・2018年11月7日、発売日当日に自宅に届きました。
 ・久々に興奮した衝動買いでした(笑)

Macbook_air22

 ・実は2011年に購入した11インチMBAをまだ現役で使っていました。
 ・最近の主な用途はSwiftでiOS用アプリの開発。
 ・このブログ記事など、出先でのテキスト入力にも活用しています。
 ・11インチの小型サイズが気に入っていたのですが、、
 ・最近はバッテリーが弱ってきて、そろそろ買い替えかな~。
 ・年末に12インチMacBookを買おうかな~、まさに思案中でした。

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・色はどうしよう?
 ・ゴールドは趣味じゃない、シルバーは平凡過ぎる。
 ・悩んだ末にあまり見かけないスペースグレイをチョイス。

Macbook_air01 Macbook_air02 Macbook_air03 Macbook_air04 Macbook_air05

  ・13インチMacBook Air - スペースグレイ¥128,800
  ・1.6GHzデュアルコア第8世代
  ・Intel Core i5プロセッサ(TurboBoost使用時最大 3.6GHz)
  ・Retinaディスプレイ
  ・8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
  ・128GB SSDストレージ
  ・Intel UHD Graphics 617
  ・Touch ID
  ・感圧タッチトラックパッド
  ・Thunderbolt 3ポート x 2
  ・バックライトキーボード 日本語(JIS)

■新旧比較-----------------------------------------------------------

 ・画面サイズは11→13とサイズアップなのに、本体横サイズは小さくなっている。
 ・ただし本体縦サイズは大型化。
 ・レティーナディスプレイの威力!小さな文字まで美しい。
 ・タッチパッドの面積が大きくなって使いやすい。
 ・キーボードのタッチ感触が「ペチャ、ペチャ」という感じでやや微妙?
 ・キーボード透過照明は漏れ光量が無くて見た目がとても良い。
 ・トップパネルのアップルロゴが光らないのがちょっと残念。

Macbook_air10 Macbook_air12 Macbook_air13 Macbook_air14 Macbook_air16

 ・最近はドローン(Tello)プログラミングに没入中。
 ・編隊飛行が可能な Tello EDU が欲しいい、、

Tello05_2

2018年11月18日 (日)

TRIO KT-8000 修理調整記録6

 ・2018年10月、偶然にもKT-8000の記事が続きます。
 ・このKT-8000はTメーターが振れないそうです。
 ・以下、作業記録です。

Kt800008

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・TRIO KT-8000取扱説明書

Kt800002 Kt800010

 ・1976年 KT-9700 \150,000円 初のパルスカウント検波搭載機
 ・1977年 KT-9900 \200,000円 パルスカウント検波機の最高峰
 ・1977年 KT-8000 \ 69,800円 中級機で初のパルスカウント検波
 ・1978年 KT-8300 \ 63,000円 KT-8000の後継機。パルスカウント検波

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・周波数窓の照明点灯OK。
 ・narrow、muting、mpx filterの橙色インジケーター点灯OK。
 ・Sメーターは正常に反応するが、Tメーターが右寄りに振れたまま不動。
 ・Sメーター最大点でもmutingオンでは何も音が出ない。
 ・mutingオフにするとモノラル受信音声が聞こえる。
 ・ただしstereoランプ点灯しない。
 ・実際のステレオ感ないのでLED切れかどうかは不明。
 ・wide/narrowとも同じ症状。
 ・固定/可変出力とも同じ症状。
 ・マルチパスH端子からは受信音が聞こえる。
 ・76MHz~80MHz付近で指針を移動すると激しいノイズ発生。

Kt800001 Kt800004 Kt800005 Kt800006 Kt800007
Kt800011 Kt800012 Kt800013 Kt800014 Kt800015

■内部確認------------------------------------------------------------

Kt800020 Kt800021 Kt800022 Kt800023 Kt800024
Kt800025 Kt800026 Kt800027 Kt800028 Kt800029
Kt800030 Kt800031 Kt800032 Kt800033

■修理記録1:Tメーター不動--------------------------------------------

 ・Tメーターが右寄りに振れたまま不動。
 ・まずはTメーターを駆動するHA1137Wを確認。
 ・FM同調点調整のL14を回してもTメーターが動かない。
 ・どうやらL14内部のコンデンサが容量抜けしているようです。
 ・対策として基板裏面に温度補償タイプのコンデンサ22pFを追加。
 ・これでTメーターが動くようになりました。
 ・以下の再調整によって正常動作となりました。

Kt800040 Kt800041 Kt800042 Kt800043 Kt800044

■修理記録2:バリバリノイズ--------------------------------------------

 ・76MHz~80MHz間で指針を移動すると激しいバリバリノイズ発生する。
 ・ノイズに合わせてSメーターが大きく振れる。
 ・この症状は経験的にバリコン回転軸の接触不良です。
 ・爪楊枝の先端で注意深く回転軸を清掃、仕上げに導通グリスを軽く塗布。
 ・この措置でノイズは解消しました。
 ・ときには指針を76~90MHz間を往復させてやると良いです。

Kt800050 Kt800051 Kt800052

■予防措置:HA11223の足清掃------------------------------------------

 ・前回のKT-8000の事例があったのでHA11223の足を確認。
 ・このKT-8000も真っ黒に変色しています。
 ・今回は症状は出ていませんが、予防のため歯ブラシで丹念に清掃。
 ・ICやトランジスタの足に付着した黒い物質が端子間を短絡させるケースが頻発しています。

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM OSC調整】
 ・SSG 90MHz → TC7調整 → Sメーター最大
 ・SSG 76MHz → L7間隔調整 → Sメーター最大
 ※L7調整は難しいので83MHzの一点調整実施
【RF調整】
 ・SSG 90MHz → TC1~6調整 → Sメーター最大
 ・SSG 76MHz → L1~6調整 → Sメーター最大
 ・SSG 83MHz → L11調整 → Sメーター最大
【FM同調点(HA1137W)調整】
 ・SSG 83MHz → L14調整 → 本体Tメーター中央
【IF調整】
 ・IF BAND=Wide
 ・SSG 83MHz → L12調整 → Sメーター最大
 ・IF BAND=Narrow
 ・SSG 83MHz → L13調整 → Sメーター最大
【2nd IF調整】
 ・L16調整 → TPにて1.96MHz確認
【Sメーター調整】
 ・IF BAND=Wide → VR1調整 → Sメーターゼロ
 ・IF BAND=Narrow→ VR2調整 → Sメーターゼロ
 ・VR3:Sメーター振れ調整
【ノイズアンプ調整】
 ・D5 カソード側に電圧計セット
 ・離調時 →  VR8調整 → 8.3V
 ・同調時  → 0V 確認のみ
【MPX部調整】
 ・VR7:パイロットキャンセル調整
 ・VR6:VCO調整 TP(R133前足)にて76kHz確認
 ・VR4、VR5:セパレーション調整

Kt8000i

■試聴--------------------------------------------------------------

 ・Tメーターが左右に振れるようになりました。
 ・STEREOランプ点灯、MUTING動作OK、不具合は解消しました。
 ・照明に映える周波数窓、アルミパネルとのコントラスト、横顔がステキです。

Kt800003

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