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チューナー関連リンク

2017年5月21日 (日)

Volumio2 / Raspberry Pi2

 ・2017年5月連休、Raspberry Pi2で作った音楽サーバーをバージョンアップしました。
 ・Volumioは1年以上安定稼働しているので特に不満は無かったのですが、、
 ・雑誌でVolumio2の記事を見て「そろそろかな、、」と思い立ちました。
 ・過去記事

Pi53_2

■Volumio2導入~設定-------------------------------------------------

 ・音楽サーバー専用に組んだRaspberry Pi2と拡張ボードのDurio Sound PROです。
 ・Durio Sound PROはPCM5102Aを搭載したハイレゾ仕様。
 ・Raspberry Pi3も魅力的ですが、有線LAN接続で音楽専用なのでPi2で十分。

Pi42 Pi50 Pi51 Pi53_2_2 Pi54

 ・Volumio オフィシャルサイト
 ・ダウンロード入口 → GET STARTED
 ・Version:2.141
 ・Release Date:21/04/2017
 ・ダウンロードしたイメージファイルをwin32diskimagerでSDカードにコピー。
 ・「I2S driver」中の「I2S DAC」の設定を変更。
 ・使用するサウンド・カードを選択。
 ・Durio Sound PROの場合は「Hifiberry」を選択すれば良いようです。

Volumio02 Volumio03 Volumio11_2 Volumio13 Volumio24

 ・SSHクライアントTera Term 起動
 ・user=volumio
 ・Pass=volumio
 ・以前は user=root だったので戸惑った、、注意!root権限ではない

volumio@volumio:~$ uname -a
Linux volumio 4.4.9-v7+ #884 SMP Fri May 6 17:28:59 BST 2016 armv7l GNU/Linux

$ sudo apt-get update #パッケージ情報を最新に
$ sudo apt-get upgrade  #インストールされているパッケージを最新に
--
Configuration file '/etc/dhcpcd.conf'
==> Modified (by you or by a script) since installation.
==> Package distributor has shipped an updated version.
   What would you like to do about it ?  Your options are:
    Y or I  : install the package maintainer's version
    N or O  : keep your currently-installed version
      D     : show the differences between the versions
      Z     : start a shell to examine the situation
The default action is to keep your current version.
*** dhcpcd.conf (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? → N
--
$ sudo apt-get dist-upgrade  #パッケージの構成変更を最新に
$ sudo reboot 再起動

 ・音楽ファイルをため込んだNASも簡単に接続できました。
 ・ジャケット写真が表示できるようになって見た目が良くなりました。
 ・解約済みiPhone5sからブラウザ接続するとリモコンとして便利に使えます。
 ・満足、満足

Volumio22

2017年5月14日 (日)

SONY ST-5130 初期型 3号機

 ・2017年3月末、ヤフオクで初期型ジャンク品を入手しました。
 ・オリジナルの取扱説明書が付属していたことが入手の動機です。
 ・商品説明によるとMUTINGスイッチをオンにすると音が出ないらしい、、
 ・以下、整備記録です。

Sony_st513005

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-5130 ¥69,800(1972年頃)
 ・Hifi Engine SONY ST-5130 ※サービスマニュアル
 ・取扱説明書 (日本語版)
 ・製品カタログ 1971版

Sony_st513002 Sony_st513004

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネル、ボディとも目立つキズは無く保存状態は良好。
 ・照明窓の内側に大量のホコリが積もっているが分解清掃すればキレイになりそう。
 ・背面パネルを見ると電源コードが新しいものに交換済み。
 ・とりあえず入手時の状態で電源オン。
 ・緑色照明が浮かび上がる、、でもガラス内部のホコリのせいで美しくない。
 ・若干の周波数ズレがあるものの名古屋地区のFM放送を受信。
 ・TメーターとSメーターは正常に振れている。
 ・ただSTEREOランプが点灯しない。聞いた感じでステレオ感なし。
 ・放送は受信するものの出てくる音がひどく歪んでいる。
 ・高調波ノイズがたっぷり乗っている感じ。
 ・説明通りMUTINGオフでは音が出るのにMUTINGオンにすると音が出なくなる。
 ・マルチパスH端子もMUTINGオンで音が出なくなる
 ・名古屋地区のAM局を受信。AMは問題なさそう。
 ・ヘッドホンの音量調整VRが不調。

Sony_st513001 Sony_st513008 Sony_st513009 Sony_st513010 Sony_st513011

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・ボディ内部は清掃済みのようでホコリの堆積も無く綺麗な状態。
 ・ほとんどの電解コンデンサーが交換済み。
 ・トランジスタとFETも一部交換済み。
 ・Q209,Q210:2SC633A → 2SC1815GR交換済み
 ・Q404:2SC634A → 2SC1815GR交換済み
 ・Q207,Q208,Q401,Q405,Q406:2SK23 → 2SK369交換済み

Sony_st513021 Sony_st513022 Sony_st513025 Sony_st513026 Sony_st513027
Sony_st513028 Sony_st513029 Sony_st513030 Sony_st513031 Sony_st513032
Sony_st513033 Sony_st513034 Sony_st513035 Sony_st513036 Sony_st513037

■修理記録------------------------------------------------------------

 ・上記内部確認の過程で部品の交換ミスをいつくか発見。
 ・C223:1uF/50V → 3.3uF/50V
 ・C408:3.3uF/25V → 33uF/25V
 ・Q208:2SK369 → 取付方向が逆
 ・Q404:2SC1815 → 取付方向が逆

 ・2SK23の代替品として2SK369は特性がちょっと違いすぎるのでは?
 ・2SK23の代替品として確保してある 2SK107に再交換。

 ・Q207:2SK23→2SK369→2SK107 ※交換によってMUTING動作が正常になった
 ・Q401:2SK23→2SK369→2SK107 ※交換によって酷い高調波ノイズが消えた
 ・Q404:2SC634A→2SC1815→取付方向修正 ※修正によってSTEREOランプ点灯

Sony_st5130_sche2

■調整記録-----------------------------------------------------------

【FMフロントエンド調整】
 ・OSC調整 → CT105,L105
 ・トラッキング調整 → CT101,CT102,CT103,CT104 / L101,L102,L103,L104
 ・IFT調整 → IFT101
【レシオ検波調整】
 ・T201上段コア → 検波調整
 ・T201下段コア → 高調波歪調整
【MUTING調整】
 ・T202 → D209電圧最大
 ・RT202 → MUTINGレベル調整
【Sメーター調整】
 ・RT201 → FM Sメーター調整
【MPX調整】
 ・T401 → スイッチング信号調整(※SUB信号注入 → Lch出力最大)
 ・RT401 → セパレーション調整
【AM調整】
 ・OSC調整 → CT302,T301
 ・トラッキング調整 → CT301,L801(バーアンテナ内コイル)
 ・RT301 → AM Sメーター調整

St5130

■しばらく使っていると同調点がずれる----------------------------------

 ・しばらく使っているとTメーター中点が徐々にずれる症状発生。
 ・電源オンから4~5時間経つと中点を外れてMUTINGが動作し音が出なくなる。
 ・この症状はレシオ検波コイル内のコンデンサ劣化が怪しいです。
 ・基板から取り外して金属カバーを開けてみると
 ・内部に小さなコンデンサが2個付いていました。
 ・ST-5150部品取り機に同型のコイルがあったのでこれを流用
 ・24時間連続受信してもTメーターはズレなくなりました。
 ・内部コンデンサの容量が分かりませんが、いずれ確かめておきます。

Sony_st513060 Sony_st513061 Sony_st513063 Sony_st513065 Sony_st513066

■メーター交換--------------------------------------------------------

 ・ST-5130オリジナルのメーターは照明を透過しないタイプです。
 ・同時期のST-5150では照明透過タイプのメーターが使われています。
 ・サイズと取り付け方法は同じなのでST-5150のメーターと交換。
 ・オリジナルの雰囲気を失いますが、視覚的には効果的です。
 ・ちなみにST-5150Dのメーターには「MULTIPATH」の文字があるので使えません。

Sony_st513042 Sony_st513043 Sony_st513044 Sony_st513045 Sony_st513007

■ヘッドホン音量調整VR交換--------------------------------------------

 ・VRを回したときのフィーリングに手応えなし、何というか、、スカスカな感じ。
 ・ヘッドホンで聞いてみるとRchの音量が変化しない。
 ・RV601,602 2連50kΩBタイプ → 部品取り機から流用

Sony_st513008_2 Sony_st513040_2 Sony_st513050 Sony_st513051 Sony_st513052

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・40年以上前の製品ですから部品劣化は避けられないですね。
 ・でも少し手を加えればまだまだ現役で使えます。
 ・オールドチューナーは美しい照明窓が最大の魅力です。

Sony_st513006

2017年5月 7日 (日)

SATECHI Bluetooth Smart Pointer GBR-100

 ・2017年1月初め、アマゾンで買ったプレゼン用リモコンです。
 ・アマゾンでは型番の表示ありませんが、本体と説明書に GBR-100 とありました。
 ・最近は品切れ?ディスコン?アマゾンで見かけなくなりました。

Gbr10005

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・SATACHI Bluetooth Smart Pointer GBR-100 $44.99

Spec

【同梱品】
 ・microUSBケーブル(充電用)
 ・取扱説明書(英語版、日本語版)

Gbr10001 Gbr10002 Gbr10003 Gbr10004 Gbr10006

■Bluetoothペアリング-------------------------------------------------

 ・本体左側の電源スイッチを入る。
 ・スライドカバーを開け、キキーボードを出す。
 ・Bluetoothボタンを4~5秒間押してペアリングモードに切り替える。
 ・使用するデバイスのBluetooth 設定に表示される「Smart Pointer」を選択。
 ・デバイスに表示されたPINを入力し、Enterボタンを押す。

Gbr10007 Gbr10008 Gbr10009 Gbr10010 Gbr10011

■使ってみて----------------------------------------------------------

 ・iOS 10.2.1(iPad mini2 , mini4)+Keynote,PowerPoint
 ・MacOS (Macbook air11)+Keynote
 ・Windows8/10(VAIO Duo)+PowerPoint
 ・Apple TV第3世代(A1427)(7.2.2)
 ・MacOS,iOS,Windowsマシンでプレゼン用リモコンとして活用可能。
 ・PowerPoint、Keynoteでページ送りや戻しができました。
 ・Apple TV2のリモコン代用できました。MENUボタンはMUTEで代用可。
 ・赤色のレーザーポインターも十分明るくて使えます。

 ・iPadで使うとき、Appleキーボードスクリーンが表示されない時がある。
 ・これはスマートポインターがキーボードとして認識されているから。
 ・カバーを開けてテンキーの下にある「キーボード」ボタンを押せば表示される。
 ・iOS 10.3.1 にしたところ、PowerPointのスライド送りが出来なくなった。

 ・本体を持ったときの手の感触がとても良いのです。
 ・表面がツルツル感ではなく「ぬるっ」とした不思議な感じ。
 ・このおかげで手の中で滑らずしっかりホールド感があります。
 ・ここ数年であれこれ試したリモコンの中で一番良さそうな感じです。

Gbr10012

2017年4月30日 (日)

KENWOOD D-3300T 修理調整記録

 ・2017年3月、D-3300Tの調整作業をお引き受けしました。
 ・作業内容をご報告します。

D3300t03

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオ懐古録 KENWOOD D-3300T ¥140,000円(1986年)
 ・オーディオの足跡 KENWOOD D-3300T ¥140,000円(1986年)
 ・Tuner Information Center (T.I.C) KT-3300D(1987年 $525)
 ・取扱説明書 (国内版)

D3300t02 D3300t08

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・アンテナ端子A に同軸ケーブルを接続して電源オン。
 ・表示部は明るく点灯。照度の劣化や文字痩せは感じません。
 ・地元FM局を受信しながら動作の確認。
 ・オートチューニング、マニュアルチューニングとも名古屋地区のFM局を受信しました。
 ・周波数ズレなし。RF切換、IF切換OK。STEREOランプ点灯。
 ・Modulationを示す横バー点灯。
 ・REC CALトーンは動作しました。
 ・顕著な不具合は無さそうです。

D3300t04 D3300t05 D3300t06
D3300t09 D3300t10 D3300t11

■内部確認------------------------------------------------------------

D3300t20 D3300t21 D3300t22 D3300t23 D3300t24
D3300t25 D3300t26 D3300t27 D3300t28 D3300t29
D3300t30 D3300t31 D3300t32 D3300t33 D3300t34
D3300t35 D3300t36 D3300t37 D3300t38 D3300t39
D3300t46 D3300t41 D3300t42 D3300t43 D3300t45

■調整記録------------------------------------------------------------

【本体設定】
 ・IF BAND:WIDE
 ・RF SELECTOR:DISTANCE
 ・QUIETING CONTROL:NORMAL
 ※(X86),(X05),(X13):基板番号
【VT電圧】
 ・TP6~TP7 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz →  L5(X05-)調整 → 3.0V±0.1V
 ・90MHz → TC5(X05-)調整 →25.0V±0.1V
【検波調整】
 ・TP10~TP11 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L12(X86-)調整 → 0.0V±10mV
 ・TP16~TP17 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L9 (X86-)調整 → 0.0V±10mV
【RF調整】
 ・Multipath V端子 DC電圧計セット
 ・76MHz(1kHz,100%変調,40dB)→ L1~4 (X05-)調整 → 電圧最大
 ・90MHz(1kHz,100%変調,40dB)→ TC1~4(X05-)調整 → 電圧最大
【IFT調整】
 ・Multipath V端子 DC電圧計セット
 ・83MHz(1kHz,100%変調,30dB)→ L10,L11,L22(X05-)調整 → 電圧最大
 ・83MHz(1kHz,100%変調,30dB)→ L11(X86-)調整 → 電圧最大
【AUTO STOP調整】
 ・83MHz(19kHz信号,10%変調,20dB)→ VR1(X86-)調整 → STEREOインジケータ点灯
【SIGNAL METER調整】
 ・(X13-)電源スイッチ後方の小さな基板
 ・83MHz(無変調,50dB)→ VR3(X13)調整 → 7番目のドット(最上段)点灯
【TUNING METER調整】
 ・SELECTOR:MONO
 ・83MHz(10Hz,100%変調,80dB) → VR2(X13)調整 → ※
  ※中央の縦白セグメント点灯、両側の赤縦セグメントの中点へ
【MPX VCO調整】
 ・TP15に周波数カウンタ接続
 ・83MHz(無変調,80dB) → VR5(X05-)調整 → 76.00kHz±50Hz
【PILOT CANCEL調整1】
 ・音声出力をWavespectraで観察
 ・83MHz(19kHz信号,10%変調,80dB)→ VR1(X05-)調整 → 19kHz信号最小
 ・左右chのバランス確認
【PILOT CANCEL調整2】
 ・83MHz(19kHz信号,10%変調,80dB)→ L20(X05-)調整 → 19kHz信号最小
 ・左右chのバランス確認
【SUB CARRIER調整(38kHz)】
 ・音声出力をWavespectraで観察
 ・83MHz(SUB信号,1kHz,90%変調+19kHz信号,10%変調,80dB)→ L19(X05-)調整 → Lch最大
【歪調整1 DET】
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dB)→ VR3(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整2 MONO】
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dB)→ VR4(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整3 MONO】
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dB)→ VR6(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整4 STEREO】
 ・83MHz(L信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR5(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整5 STEREO】
 ・83MHz(SUB信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR7(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整6】
 ・83MHz(MAIN信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR8(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整7】
 ・83MHz(L信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR9(X86-)調整 → 歪率最小
【歪調整8 NARROW】
 ・83MHz(MAIN信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR2(X86-)調整 → 歪率最小
【SEPARATION調整1 L】
 ・83MHz(R信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR4(X05-)調整 → L信号もれ最小
【SEPARATION調整2 R】
 ・83MHz(L信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR3(X05-)調整 → R信号もれ最小
【SEPARATION調整3 NARROW】
 ・IF BAND:NARROW
 ・83MHz(R信号,1kHz,90%変調+19kHz信号10%変調,80dB)→ VR2(X05-)調整 → R信号もれ最小
【DEVIATION調整】
 ・REC CAL 確認 407Hz -5.6dB
 ・REC CAL オン → VR4(X13)調整 → 左から5番目のドットが点灯する位置

D3300t00

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・故障箇所はありませんでした。
 ・再調整によって良い性能を取り戻したと思います。
 ・黒いサイドウッドが渋い高級感を演出していますね。

2017年4月23日 (日)

SONY ST-S333ESJ 修理調整記録1

 ・2017年2月、333ESJの修理調整作業を承りました。
 ・以下、作業記録です。

333esj09

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-S333ESJ ¥55,000(1993年発売)
 ・Hifi Engine Sony ST-S707ES ? AM/FM Stereo Tuner (1993-94) ?

333esj01 333esj11

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・電源コードが外されて3Pタイプのインレットに交換されています。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。名古屋地区のFM局の受信確認。
 ・オート選局、マニュアル選局とも名古屋地区のFM局を受信しました。
 ・Sメーター点灯、STEREOランプ点灯、RF切換、IF切換、MODE切換OK。
 ・CAL TONE OK、MUTING動作OK。
 ・付属AMループアンテナで名古屋地区のAM局を受信しました。
 ・CBCラジオ(1053kHz)ではSTEREOランプ点灯、AMステレオ放送対応機でした。

333esj07 333esj10 333esj12 333esj13 333esj14

 ・電源投入から1時間ほどは正常動作でした。
 ・ところがその後、FM放送受信中にSTEREOランプが点滅する症状が発生。
 ・点滅に同期して音が出なくなります。
 ・この時、Sメーターの振れに異常なし。
 ・RF切換やIF BAND切換に関わらず発生する。
 ・MUTING OFFに設定すると音が出る
 ・音声出力端子の接触不良では無い。

333esj02 333esj03 333esj04 333esj05 333esj08

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・改造は3Pインレットの交換だけのようです。
 ・MC13022DW:AM STEREO DECORDER

333esj20 333esj21 333esj22 333esj23 333esj24
333esj25 333esj26 333esj27 333esj28 333esj29
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333esj35 333esj36 333esj37 333esj38 333esj39
333esj40 333esj41 333esj42 333esj43 333esj44
333esj45 333esj46 333esj47 333esj49 333esj50
333esj60 333esj61 333esj62 333esj63 333esj65

■修理記録------------------------------------------------------------

 ・音が出なくなる原因はMUTING機能が作動したことでした。
 ・IC251(LA1235)のFM同調点が-0.7Vと大きくズレていました。
 ・このため同調点が外れたと判定されてMUTING回路が作動したわけです。
 ・部品の故障ではなく、再調整で不具合は解消しました。
 ・アースバーのハンダを点検したところ、数か所でクラック発見。
 ・念のため出力端子のハンダも補修しておきました。

333esj64_2 333esj66 333esj67 333esj70 333esj71

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・部品番号はESGと全く同一です。

333esj

【FM同調点調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・IC251(LA1235)7pin~10pin間電圧計セット
 ・83MHz受信 → IFT251調整 → 電圧ゼロ ※調整前実測-0.75V
【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内JW8 電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・90MHz → L104調整 → 21.0V±0.2V ※調整前実測21.3V
 ・76MHz → 確認のみ →  8.0V±1.0V ※調整前実測 7.9V
【トラッキング調整】
 ・IF BAND = NARROW
 ・IC251(LA1235) 13pin(又はR261右足)電圧計セット
 ・90MHz受信 → CT101,CT102,CT103 → 電圧最大
 ・76MHz受信 → L101,L102,L103  → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・TP201を短絡 ※これによってIF回路をバイパス
 ・TP271 電圧計セット
 ・IFT272調整 → 電圧ゼロ ※調整前実測+320mV
 ・CT271調整 → 歪最小 ※WaveSpectraにて波形確認
 ・TP201を開放
【IF歪調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING = OFF
 ・IC251(LA1235) 13pin(又はR261右足)電圧計セット
 ・RV201、RV202 時計回り一杯に回す
 ・SSG出力40dBモノラル信号送信
  ・IFT201調整 → 電圧最大
 ・SSG出力40dBステレオ信号送信
  ・IFT202調整 → 電圧最大
  ・IFT101調整 → 電圧最大 ※IFT101フロントエンド内
 ・RV201、RV202 回転範囲の中央位置に回す
 ・SSG出力80dBモノラル信号送信
  ・IFT203調整 → 歪最小へ
 ・SSG出力80dBステレオ信号送信
  ・IFT204調整 → 歪最小へ
【STEREOインジケータ調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING = OFF
 ・SSG83MHz 出力20dB
 ・RV251調整 → ステレオインジケータ点灯
【MUTINGレベル調整】
 ・IF BAND = WIDE
  ・MUTING = ON
  ・SSG83MHz 出力25dB
  ・RV252調整 → MUTING調整
 ・IF BAND = NARROW
  ・RV203調整 → MUTING調整
【Sメーター調整】
 ・RV241調整
【パイロットキャンセル】
 ・RV303、L301 19kHz信号漏れ最小 左右バランス確認
【セパレーション調整】
 ・RV301 R→L ※調整後実測64dB
 ・RV302 L→R ※調整後実測68dB
【CAL TONE】
 ・Peak Level-4.4dB 381Hzの波形が出ていました。
【AM調整】
 ・RV401 Sメーター調整
 ・RV402 AUTOSTOP調整
 ・CBCラジオ(1053kHz)受信でSTEREOランプ点灯

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・安定してFM放送を受信できるようになりました。
 ・再調整によって歪率、セパレーションとも大幅に改善しました。
 ・AMでは名古屋地区のCBCラジオ(1053kHz)を受信するとSTEREOランプが点灯します。
 ・CBCラジオはFM補完放送(93.7MHz)が始まってもAMステレオ放送を続けている希少局です。

333esj06

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