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SANSUI TU-S707X DECADE 修理調整記録2

 ・2019年8月、TU-S707X DECADEの修理調整を承りました。
 ・DECADE は 07シリーズの10周年記念モデルです。
 ・以下、作業記録です。

S707xd09

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SANSUI TU-S707X DECADE ¥54,800(1984年発売)
 ・Hifi Engine TU-S77X Quartz PLL Digital Synthesizer Tuner (1983-84)

S707xd02S707xd11

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネル、ボディ、サイドウッドとも目立つキズは無い。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・周波数表示が点灯。文字痩せや輝度劣化は感じない。
 ・オート選局モードでは上り下り方向とも76MHz~90MHz間で周波数が変化するだけ。
 ・マニュアル選局モードで放送局周波数に合わせても受信不可。
 ・この状態でモノラル受信に切り換えてみると、、FM放送が聞こえました。
 ・シグナルメーター点灯しない。STEREOランプ点灯しない。
 ・IFバンド切換 WIDE/NARROWとも受信状況に変化なし
 ・RF切換 DX/LOCAL LOCALにすると感度低下し音声がノイズに塗れる。
 ・REC CALトーン OK。
 ・AMは手持ちの適当なループアンテナを接続して確認。
 ・オート選局で名古屋地区のAM放送を正常受信しました。
 ・問題点は、、
 ・FMフロントエンドの受信感度低下、同調点ズレが原因のような気がします。

S707xd01S707xd03S707xd04S707xd05S707xd06
S707xd08S707xd12S707xd13S707xd14S707xd10

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・DECADEモデルでは基準周波数を調整するTC1が省略されています。
 ・使われている部品が微妙に違いますが基本的にTU-S707Xと同じ。

S707xd20S707xd21S707xd22S707xd23S707xd24
S707xd26S707xd27S707xd28S707xd29S707xd30
S707xd31S707xd32S707xd33S707xd34S707xd35
S707xd36S707xd37S707xd38S707xd39S707xd40
S707xd41S707xd42S707xd43S707xd44S707xd45

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・最近のTU-S707X調整記録に倣って各部再調整したところ、いきなりVT電圧に異常あり。
【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内[VT-GND] → DC電圧計セット
 ・90MHz → TC5調整 → 23.0V ※実測 15.6V
 ・76MHz → L5調整 → 3.0V ※実測 3.0V
 ・TC5を調整してもVT電圧は変化なし。
 ・原因は TC5(OSCトリマコンデンサー)の容量抜けですね。

■修理記録:TC5交換---------------------------------------------------

 ・OSCトリマコンデンサーの容量抜けは定番の故障箇所です。
 ・フロントエンドユニットを外してOSCトリマコンデンサを交換
 ・新品の青色(10pF)に交換。
 ・以下の再調整作業により正常動作になりました。

S707xd51S707xd52S707xd53S707xd54S707xd58

■調整記録------------------------------------------------------------

【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内[VT-GND] → DC電圧計セット
 ・90MHz → TC5調整 → 23.0V
 ・76MHz → L5調整 → 3.0V
【フロントエンド調整】
 ・IC3[HA12412] 13pin → DC電圧計セット ※Sメーター電圧
 ・83MHz受信 → TC1,TC2,TC3,TC4調整 → 電圧最大
 ※本来は76MHz → L1,L2,L3,L4ですが、調整困難のため83MHzのみで調整
 ・83MHz受信 → T1調整 → 電圧最大
【WIDE GAIN調整】
 ・IC3[HA12412] 13pin → DC電圧計セット ※Sメーター電圧
 ・IF BAND=NARROWに切り替え → 電圧値測定
 ・IF BAND=WIDEに戻して電圧測定 → VR2調整 → NARROW時と同じ電圧
【FM同調点の調整】
 ・TP1~TP2 → 電圧計セット
 ・83MHz受信 → T2 IC側コア調整 → 0V±30mV
 ・83MHz受信 → T2 IC反対側コア調整 → 高調波歪最小
 ・上記作業を数回繰り返す
【FM LOCKED LEVEL調整】
 ・83MHz 30dB受信 → VR4調整 → 本体正面[LOCKED]橙色LEDが全灯する位置
【REC LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz 1kHz 80dB受信 → ピークレベル確認
 ・REC CALモード切替 → VR5調整 → -6dB ※404Hz
【VCO調整】
 ・TP1~TP4 → 電圧計セット
 ・83MHz 無変調60dB受信 → VR105調整 → 0V±0.05V
 ・TP3 → 周波数カウンター接続
 ・83MHz 無変調60dB受信 → L101調整 → 304.000kHz
【PILOT OFFSET調整】
 ・TP2~TP5 → 電圧計セット
 ・83MHz 無変調60dB → VR104調整 → 0V±0.1V
 ・83MHz ST信号60dB → ステレオランプ点灯を確認
【PILOT CANCEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号60dB → L100, VR103L調整 → Lch 19kHz最小
 ・83MHz ST信号60dB → VR106,VR103R調整 → Rch 19kHz最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・IF BAND=WIDE
 ・83MHz ST信号60dB → VR102L調整 → 反対ch漏れ信号最小
 ・83MHz ST信号60dB → VR102R調整 → 反対ch漏れ信号最小
 ・IF BAND=NARROW
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号60dB → VR101L調整 → 反対ch漏れ信号最小
 ・83MHz ST信号60dB → VR101R調整 → 反対ch漏れ信号最小
【MUTING LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号25dB → VR3調整 → ステレオランプ点灯し音声が出る位置へ
【AUTO STOP LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号30~35dB → VR1調整 → オートサーチが有効な位置へ
【AM VT電圧調整】
 ・ 531kHz → T1調整 → 1.4V
 ・1629kHz → TC1調整 → 19.3V
【AM RF調整】
 ・LA1245-16ピン → 電圧計セット ※AM Sメーター電圧
 ・ 603kHz受信 → T2調整 → 電圧最大
 ・1395kHz受信 → TC2調整 → 電圧最大
 ・ 999kHz受信 → T3調整 → 電圧最大
【AMその他調整】
 ・AM VR1調整 → 選局時のオートストップレベル調整
 ・AM VR2調整 → 本体正面[LOCKED]橙色LED点灯レベル調整

Tu707xd

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・OSCトリマコンデンサーの容量抜けは定番の故障箇所です。
 ・他に故障個所がなくて良かったです。

S707xd07

2019年9月 8日 (日)

SONY ST-S555ESX 修理調整記録3

 ・2019年7月、555ESXの修理調整作業を承りました。
 ・ちょっと苦戦した作業の記録です。


555esx06_20190908123401

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-S555ESX ¥74,000(1986年発売)
 ・オーディオ懐古録 SONY ST-S555ESX FM STEREO/FM AM TUNER ¥74,000(1986)
 ・Hifi Engine SONY ST-S800ES AM/FM Stereo Tuner (1988)

555esx02_20190908123601555esx09

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・左右にサイドウッド無し。ボディやフロントパネルに目立つキズは無い。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・表示部は文字痩せ、文字欠けなく輝度も十分。
 ・さて、オート選局で名古屋地区のFM局を受信しようとしたら、
 ・上り方向、下り方向ともに周波数が自動で変化しない。
 ・UP/DOWNボタンを押すたびに0.1MHzずつ周波数が変わる。
 ・マニュアル選局で名古屋地区のFM放送局を受信。
 ・STEREOランプ点灯するが、しかし聴感上のステレオ感なし。
 ・FM受信時に左右の音量が異なる、Lchの音がかなり小さい。
 ・Sメーターのシグナルバーは常時フル点灯。離調時もフル点灯。
 ・常時「MULTIPATH」インジケーターが点灯。
 ・Sメーターとマルチマスメーターを切り換えるタクトスイッチが反応しない。
 ・AMでもオート選局できない。
 ・AMでもシグナルインジケーターがフル点灯状態
 ・AM受信時は左右の音量レベルは同じです。
 ・これはかなり重症な予感、、、

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・基板を見ると、ほとんどのジャンパー線やリード線に錆び(緑青)が出ている。
 ・保管状態がかなり悪かったようです。
 ・過去の調整記録に倣って各部調整した結果、動作確認以外に次々に問題点が判明。
  →IF BAND切換スイッチは作動するが、実際は常時NARROW受信状態
  →IC206:LA1235 13pin電圧計セット→※Sメーター電圧が確認できない
  →IC206:LA1235 7~10pin間 電圧計セット →※FM同調点が確認できない
  →IC206 LA1235 11pin=14.8V OK、しかしLA1235が全く機能していない
  →19kHzパイロット信号に反応してSTEREランプ点灯するが、左右分離できていない

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555esx31_20190908124501555esx32_20190908124501555esx33_20190908124501555esx34_20190908124501555esx35_20190908124501

■修理記録:WIDE/NARROW切換回路----------------------------------------

 ・WIDE/NARROW切換スイッチは作動してインジケーターも点灯する。
 ・しかし常時NARROW受信状態です。
 ・音を聞いてWIDE/NARROWを判別することはほぼ不可能ですが、
 ・両者の違いは、WaveSpectraで高調波ノイズの形を見て違いで判別しました。
 ・WIDE/NARROW切替回路を調査したところ、腐食した R227:1kΩを発見。
 ・テスターで測定すると無限大、これを新品の抵抗1kΩに交換。
 ・WIDE/NARROW切替で波形の違いが確認できるようになりました。

555esx50555esx51

■修理記録:破損した部品交換------------------------------------------

 ・上記R227の部品不良があったので、ダイオードやトランジスタを1個ずつチェック。
 ・その作業中、D210、D627 の足にテスター棒の先端を当てたところ、、
 ・なんと、ダイオードの本体ガラス部分が割れてしまいました。
 ・速攻で交換しましたが、劣化によって部品はかなり脆くなっているようです。

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■修理記録:LA1235交換-------------------------------------------------

 ・本機には2個のLA1235が使われています。用途は
 ・IC206:IFアンプ、Sメーター駆動、ミューティング
 ・IC207:IFアンプ、マルチパス検出
 ・調査の結果、IC206 LA1235が全く機能していません。
 ・新品の LA1235 を入手して交換したところ、、
  →オート選局できるようになった
  →FM同調点の調整ができるようになった
  →Sメーター電圧が確認できるようになった
 ・ついでにIC207も交換しましたがこちらは効果なし、つまりIC207は正常でした。

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■修理記録:メーター切換スイッチ--------------------------------------

 ・Sメーターとマルチパスメーターの切換ボタンが動作しない。
 ・これはフロントパネルのタクトスイッチ不良と思い、サクッと新品スイッチに交換。
 ・ところが、、やはり切換できません。
 ・これはタクトスイッチ故障ではなく、切換回路自体の問題のようです。
・回路図を頼りにスイッチ回路を追うと、IC602:MMB84013Bの電圧変化がおかしい。
 ・IC602:MB84013B、回路図ではHD14013BP。
 ・ネット通販で 4013を探したところTC4013BPを入手できたので交換。
 ・IC602:MB84013B → TC4013BP
 ・これによってSメーターとマルチパスメーターの切換と動作が正常になりました。
 ・両者のインジケーターも正常に切り替わって点灯します。

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■修理記録:ステレオ分離----------------------------------------------

 ・IC301:uPC1223Cは38kHzスイッチング信号抽出だけを担っています。
 ・本機のステレオ分離回路は、ロジックICが多数組み合わされた複雑な構成です。
 ・たぶんこの回路が後継機333ESシリーズの CXA1064(LA3450)に集積されたと想像します。

  ・IC301:uPC1223C
  ・IC302:HD14046BP
  ・IC305:MB84027B
  ・IC306:uPD4030BC(型番読み取り不能のため、過去の修理器の型番を記載)
  ・IC307:uPD4030BC( 同上 )
  ・IC315:LC4066B ( 同上 )
  ・IC316:LC4066B ( 同上 )
  ・IC317:LC4066B ( 同上 )

 ・各ICに供給される電源電圧に異常なし。
 ・IC各足の電圧測定の結果、怪しそうなIC306とIC307を交換。
 ・IC306:uPD4030BC → TC4030BP
 ・IC307:uPD4030BC → TC4030BP
 ・この結果、モノラル受信時の左右音声が同レベルになりました。
 ・しかしまだステレオ分離できず。
 ・続いて電圧変化がおかしいIC304交換。
 ・IC304:MB84027B → TC4027BP
 ・当たり! これでステレオ分離が正常に出来るようになりました。
 ・結局、MPX回路で壊れていたロジックICは3個(IC304,306,307)でした。

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555esx86555esx87555esx101555esx102555esx104

■備忘録:NEC uPD4030BC同等品------------------------------------------

 ・NEC  uPD4030BC
 ・沖   MSM4030BRS
 ・JRC  NJU4030B
 ・東芝  TC4030BP
 ・松下  MN4030B
 ・三菱  M4030BP
 ・ローム BU4030B
 ・RCA  CD4030B

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM同調点調整】
 ・IC206:LA1235 7~10pin間 電圧計セット
 ・SSG83.0MHz 変調OFF 80dB → IFT208調整 → 電圧0V±20mV
【VT電圧調整】
 ・IC804 10ピン電圧計セット
 ・90.0MHz → L105調整 → 21.0V±0.2V
 ・76.0MHz → 8.0V±1.0V 確認のみ
【RF調整】
 ・IF BAND=NARROW
 ・IC206:LA1235 13pin電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・SSG76.0MHz → L101,L102,L103,L104調整 → 電圧最大
 ・SSG90.0MHz → CT101,CT102,CT103,CT104調整 → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING=OFF
 ・音声出力端子をWaveSpectraで確認
 ・TP202 電圧計セット
 ・TP201を短絡 ※IF回路をパス
 ・SSG83.0MHz 80dB送信 → IFT207調整 → 電圧ゼロ
 ・SSG83.0MHz 80dB送信 → CT201 調整 → 高調波歪最小
 ・SSG83.0MHz 80dB送信 → IFT205調整 → 高調波歪最小
 ・TP201を開放
【IF歪調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING = OFF
 ・IC206:LA1235 13pin電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・RT201、RT202 時計回り一杯に回す
 ・SSG83.0MHz出力20dBモノラル信号送信
  ・IFT101調整 → 電圧最大 ※IFT101フロントエンド内
  ・IFT202調整 → 電圧最大
 ・RT201、RT202 回転範囲の中央位置に回す
 ・SSG83.0MHz出力80dBモノラル信号送信
  ・IFT204調整 → 歪最小へ
 ・SSG83.0MHz出力80dBステレオ信号送信
  ・IFT203調整 → 歪最小へ
【MUTINGレベル調整】
 ・MUTING = ON
 ・IF BAND = WIDE
  ・SSG83.0MHz 出力25dB → RT204調整 → MUTING作動
 ・IF BAND = NARROW
  ・SSG83.0MHz 出力25dB → RT203調整 → MUTING作動
【Sメーター調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・SSG83.0MHz無変調80dB → RT206調整 → エレメント全点灯位置
【VCO調整1】
 ・TP302 周波数カウンタ接続
 ・SSG83.0MHz無変調 → RT301調整 → 76kHz±100Hz
【VCO調整2】
 ・IC302 9ピン電圧計セット
 ・SSG83.0MHz パイロット信号のみ → RT305調整 → 0V±0.5V ※調整難しい
【パイロットキャンセル】
 ・SSG83.0MHzステレオ変調 → RT302、L301 19kHz信号漏れ最小 
 ・左右chのバランス確認
【セパレーション調整】
 ・IF BAND=WIDE
 ・SSG83.0MHzステレオ変調 → RT303 R→L 
 ・SSG83.0MHzステレオ変調 → RT304 L→R 
【AM VT電圧調整】
 ・IC804 10ピン(代用 JW41)電圧計セット
 ・1602kHz → OSCトリマ調整 → 22.0V±2.0V 
 ・ 531kHz → OSCコア調整 → 1.8V±0.1V 確認のみ
【AM RF調整】
 ・SSG 603kHz → RFコア調整 → Sメーター最大
 ・SSG1395kHz → RFトリマ調整 → Sメーター最大
 ・SSG 999kHz → IFT401調整 → Sメーター最大
【CAL TONE】
 Peak Levelに対して -4dB 392Hzの波形が出ていました。

555esx_20190908130101

■試聴---------------------------------------------------------------

 ・ICがいくつも壊れていたり、ジャンパ線や部品のリード線が錆びていたり、、
 ・この個体はかなり劣悪(高温多湿など)な環境で保管されていたようです。
 ・とりあえず復旧しましたが、未交換の部品もかなりダメージを受けているかも?
 ・ちょっと心配です。


555esx07_20190908123401

2019年9月 1日 (日)

PIONEER TX-910 修理調整記録2

 ・2019年5月初め、ヤフオクで格安ジャンク品のTX-910を入手しました。
 ・見るからにボロボロの状態でしたが、手持ちのTX-710と合体復活できるかも??
 ・以下、GWから夏休みまでの作業記録です。

Tx91011

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 PIONEER TX-910 ¥75,000(1973年頃)
 ・オーディオ懐古録 PIONEER TX-910 ¥70,000(発売時)、¥75,000(1941年)
 ・Hifi Engine Pioneer TX-9100 AM/FM Stereo Tuner (1973-75)


Tx91002Tx91013

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・全体にヤニ汚れ、ホコリを被ってかなり汚れた状態。
 ・スイッチツマミが1個欠損。背面パネルを固定するネジが茶色く錆びている。
 ・フロントパネルに目立つキズは無いが全体に茶色っぽいヤニ汚れ。
 ・ウッドケースはヤニがしみ込んで光沢感ある飴色状態、、これは気持ち悪い、、
 ・一般的には粗大ゴミと呼ばれるレベルかもしれません。、
 ・電源オン、照明窓の青色照明と指針やポジションランプが明滅する??
 ・それとボディ内部から異音(ジーーーという音)が聞こえる、、
 ・これはヤバい、、急いで電源オフ、電源プラグを抜く。
 ・まずは電源周りの調査から始めましょう。

Tx91003Tx91004Tx91005Tx91006Tx91007
Tx91014Tx91015Tx91016Tx91017Tx91018

■修理記録:電源スイッチ----------------------------------------------

 ・底板を外し、電源基板が見える状態で慎重に電源オン。
 ・青色照明が明滅、指針やポジションランプも明滅。
 ・ジーという異音の発生源を探ってみると、何と電源スイッチでした。
 ・スイッチ内部から異音が聞こえます。
 ・電源スイッチの内部接点が接触不良を起こしているようです。
 ・部品取り用TX-710の電源スイッチを移植しようとしたところ、何と形状が違って移植不可。
 ・スイッチを分解清掃しようと試みましたが、、分解が難しそうです。
 ・仕方ないのでON/OFF動作を100回くらい繰り返したところで通電してみると、、
 ・接点が復活したらしく照明電球の明滅現象が解消しました。
 ・異音も消えて動作しているので、とりあえずこのままとします。

Tx91050Tx91051Tx91052Tx91053

■動作確認2----------------------------------------------------------

 ・動作確認再開。
 ・名古屋地区のFM局を受信OK。わずかに周波数ズレ。
 ・Tメーター中点とSメーター最大点が一致しない。
 ・Sメーター最大点から大きくズレた位置でSTEREOランプ点灯。
 ・MUTING動作OK。
 ・背面バーアンテナで名古屋地区のAM局を受信。
 ・AM受信は問題なさそう。
 ・固定/可変出力端子から音出しOK、しかしLchの音がちょっと小さめ。
 ・ヘッドホン端子の音出しOK。
 ・外観の酷さに比べれば動作状況は上出来な感じです。

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・外観は酷いヤニ汚れですがシールドケースの効果で基板と部品はキレイな状態。
 ・フロントエンドのシールドケースはハンダ付けされておらず、簡単に外せました。
 ・CF×2 → TA7060P×2 → CF×2 → TA7060P → TA7061AP → レシオ検波
 ・IF BAND切替(Wide/Narrow)なし
 ・PA1310P(MC1310P):PLL-MPX IC
 ・HA1138:AM Tuner

Tx91020Tx91021Tx91022Tx91023Tx91024
Tx91025Tx91026Tx91027Tx91028Tx91029
Tx91030Tx91031Tx91032Tx91033Tx91034
Tx91035Tx91036Tx91037Tx91038Tx91039
Tx91040Tx91041Tx91042Tx91043Tx91044

■調整記録------------------------------------------------------------

【レシオ検波調整】
 ・アンテナ入力なし → T4上段コア調整 → Tメーター中点
 ・83MHz → → T4下段コア調整 → 歪率最小
【OSC調整】(フロントエンド底面から)
 ・IF基板17番端子 → DC電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・76MHz → T5調整 → 電圧最大
 ・90MHz → TC5調整 → 電圧最大
【RF調整】(フロントエンド底面から)
 ・IF基板17番端子 → DC電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・76MHz → T1,T2,T3,T4調整 → 電圧最大
 ・90MHz → TC1,TC2,TC3,TC4調整 → 電圧最大
 ・83MHz → T6調整 → 電圧最大
【ミューティング調整】
 ・83MHz 70dB → VR3調整 → MUTING作動点をTメーターで左右対称
 ・Muting スイッチ1
 ・83MHz 20dB → VR4調整 → MUTING作動位置
 ・Muting スイッチ2
 ・83MHz 35dB → VR6調整 → MUTING作動位置
【Sメーター調整】
 ・83MHz → VR5調整 → Sメーター最大振れ
【VCO調整】
 ・MPX基板 2番端子=(PA1310-10pin)→ 周波数カウンタ接続
 ・83MHz ST信号 → VR1調整 → 19kHz
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST信号 → VR2調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【AM OSC調整】
 ・IF基板 14番端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・ 600kHz受信 → T2調整 → 電圧最大
 ・1400kHz受信 → TC3調整 → 電圧最大
【AM RF調整】
 ・IF基板 14番端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・ 600kHz受信 → T1,バーアンテナ内コイル調整 → 電圧最大
 ・1400kHz受信 → TC1,TC2調整 → 電圧最大
 ※AM VR1:GAIN CONTROL
 ※AM VR2:OUTPUT LEVEL CONTROL
 ※AMのVR1、VR2の調整方法が相変わらず分かりません?

■修理記録:MPX基板LPF交換--------------------------------------------

 ・上記調整後もやはりLchの音量が小さい。
 ・音の経路に沿ってMPX基板を調べてみると、
 ・F2:LPF(赤い箱型の部品) 直前までは左右chとも正常。
 ・LPF直後からLch側の音量が小さくなります。
 ・これはLPFの故障が原因でしょう。
 ・部品取り機TX-710のMPX基板を見ると、TX-910とは全く異なる形式です。
 ・でも最終オーディオ回路には同じ型番のLPFが載っていました。
 ・これを外してTX-910に移植、これにて解決。
 ・適当なLPFを自作しようかとも思いましたが、オリジナル状態がキープできました。

Tx91060Tx91061Tx91062Tx91063Tx91064
Tx91065Tx91066Tx91067Tx91068

■修理記録:外観の仕上げ----------------------------------------------

 ・フロントパネルとリアパネルのヤニ汚れを徹底的に洗浄。
 ・部品取り機TX-710の綺麗なパーツ、ネジ類をすべてTX-910に移植。
  ・フロントパネルの銀色フレーム、スイッチノブ
  ・背面パネルのアンテナ端子基板、マルチパス端子基板、音声出力端子基板
  ・ウッドケース、底板
  ・各部を留める黒色ネジ、銀色ネジなど
  ・使えるパーツはすべて移植してTX-710は廃棄処分

Tx91070Tx91071Tx91072Tx91073Tx91074

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・ちょっと時間がかかりましたが、満足できる綺麗なTX-910に仕上がりました。
 ・この時期のパイオニア製チューナーは青色照明が絶品です。
 ・ウッドケースに包まれて優しく浮かび上がる青い照明窓、、
 ・橙色の輝く指針と赤いSTEREOランプが絶妙なアクセント。
 ・薄暗い部屋でボーっと眺めているだけで幸せな気分に浸れます。

Tx91010
Tx91000

2019年8月25日 (日)

Technics ST-8080 修理調整記録1

 ・2019年7月末、ST-8080、通称 80T の修理調整作業を承りました。
 ・FMが受信できなくなったそうです。
 ・思い入れがある製品との事ですから何とか復活させたい、、
 ・以下、作業記録です。

St808007

■製品情報-------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 Technics ST-8080(80T) ¥50,000(1977年頃)
 ・Hifi Engine Technics ST-8080 AM/FM Stereo Tuner (1976-79)

■動作確認-------------------------------------------------------------

 ・シリアリナンバー:FA7214D126 → 1977年2月14日製造
 ・フロントパネルやボディに目立つキズはない。
 ・75Ω同軸ケーブル接続端子がF型でなく、バラ線を接続するタイプ。
 ・さて、FMアンテナを接続して電源オン。
 ・周波数窓にオレンジ照明点灯、、しかし左端部がやや暗い。電球切れか?
 ・まずはFM放送の受信チェック。
 ・名古屋地区のFM放送を受信してみると、
 ・MUTINGオンの状態ではどのFM局も受信できない。
 ・MUTINGオフにすると-0.3MHzの指針位置でFM局を受信できます。
 ・Tメーターは中点を示すがSメーターはほぼゼロの位置で不動。
 ・当然STEREOランプも点灯しない。

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 ・背面のAMバーアンテナで名古屋地区のAM放送局受信を試みる。
 ・AMはSメーターが振り切れるほど受信感度良好、周波数ズレもほとんどなし。
 ・問題はFM回路の調整ズレのようです。

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■内部確認-------------------------------------------------------------

 ・FM4連、AM2連バリコン搭載フロントエンド → CFフィルタ×4
 ・AN217:FM 2 Steps IF Amplifire & AM Converter
 ・AN377:FM IF Amplifier & Detector
 ・AN363:FM Mutiplex PLL Demodulator

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■修理記録:窓照明用電球交換-------------------------------------------

 ・周波数窓左端が暗い原因は電球切れでした。
 ・ヒューズ型電球 6.3V/0.25A、電源電圧AC6.3V
 ・同型の手持ち在庫がなかったので 3個とも 8V品に交換しました。
 ・6.3V/0.25A → 8V/0.3A

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■調整記録-------------------------------------------------------------

【レシオ検波調整】
 ・アンテナ入力なし
 ・T101(赤)調整 → Tメーター中点
【FM OSC調整】
 ・76MHz受信 → L5 調整 → Sメーター最大
 ・90MHz受信 → CT4調整 → Sメーター最大
【FM RF調整】
 ・76MHz受信 → L1,L2,L3調整 → Sメーター最大
 ・90MHz受信 → CT1,CT2,CT3調整 → Sメーター最大
 ・83MHz受信 → T1調整 → Sメーター最大
【検波歪調整】
 ・音声出力をWaveSpectraに接続
 ・83MHz受信 → T101(緑)調整 → 高調波歪最小
【Sメーター振れ調整】
 ・83MHz受信 → VR102調整 → Sメーター振れ調整
【ミューティング調整】
 ・83MHz 20dB → VR101調整 → ミューティング作動
【VCO調整】
 ・TP302 → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz無変調 → VR301調整 → 19kHz±30Hz
【ステレオ歪調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraで観測
 ・83MHz受信 → フロントエンドT1調整 → 高調波歪最小
【パイロットキャンセル調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraで観測
 ・83MHz受信 → VR302,L301調整 → 19kHz信号最小
 ・左右chバランス注意
【サブキャリアキャンセル調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraで観測
 ・83MHz受信 → CT401調整 → 38kHz信号最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraで観測
 ・83MHz受信 → VR402調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【REC CAL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraで観測
 ・83MHz受信 → VR401調整 → -6dB
【AM OSC調整】
 ・600kHz → L202調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz → CT202調整 → Sメーター最大
【AM RF調整】
 ・600kHz → L201(バーアンテナ内)調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz → CT201調整 → Sメーター最大
【AM IFT調整】
 ・1000kHz → T201,T202調整 → Sメーター最大

St8080

 ※電球切れ以外に故障個所は無かったです。
 ※再調整によって良い性能を取り戻したと思います。

■試聴-----------------------------------------------------------------

 ・この時期のテクニクス製品はガンメタパネルに橙色照明がイイ感じですね。

St808006

2019年8月18日 (日)

KENWOOD KT-6050 修理調整記録1

 ・2019年6月、KT-6050の修理調整作業を承りました。
 ・以下、作業記録です。

Kt605003

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-6050 ¥45,000(1993年頃)
 ・Hifi Engine KENWOOD KT-6050 AM/FM Stereo Tuner (1993-95)

Kt605013Kt605011

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・電源コードの印字1994。
 ・フロントパネル、ボディともに目立つキズはない。
 ・A/B 2系統のF型FMアンテナ端子。
 ・電源オン。表示部点灯。しかし全体的に表示が薄い。。
 ・部分的な輝度劣化というよりも表示部全体が暗い感じ。
 ・オート選局で名古屋地区のFM放送局を受信。
 ・上り方向、下り方向ともに周波数ズレなく受信OK。
 ・シグナルメーター点灯、Tメーターもセンターを示す。
 ・STEREOランプ点灯。実際のステレオ感あり。
 ・付属AMループアンテナで名古屋地区のAM放送の受信テスト。
 ・上り方向、下り方向ともに周波数ズレなく受信。
 ・特に名古屋のCBCラジオ(1053kHz)を受信するとSTEREOランプ点灯。
 ・AMステレオ回路は正常動作しています。

 ・FM/AMとも特に問題なさそう、、と思ってFM放送を聞いていたら、、
 ・何故かFM受信中に勝手に上り方向に周波数が動き出す、、
 ・オート選局が勝手に作動したようです。
 ・次の放送局を見つけられず、76~90MHz間でずっと周波数が動き続ける状態に。
 ・マニュアル選局に切り替えてFM局周波数に合わせてもSメーターが反応しない。
 ・この状態でAM受信に切り替えると、、
 ・何とAM放送も受信できなくなっていた、

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・FMフロントエンド=5連バリキャップ
 ・LA1267:FM/AM Tuner
 ・LA3450:PLL FM MPX
 ・MC13022A:AM STEREO DECODER
 ・ハンダ面を見ると面実装部品がビッシリ並んでいます。
 ・これが故障したら特定と交換はほぼ困難でしょう。

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■修理記録:OSCトリマコンデンサ交換----------------------------------

 ・FM/AMとも受信感度を失うという状況です。
 ・試しにFMのVT電圧を測定
  ・76MHz → 3V
  ・90MHz → 16~18V ※本来は25V前後のはずが安定しない 
  ・TC1(7pF)OSCトリマコンデンサ交換 → 効果なし
 ・これは電源回路の問題か?

Kt605022Kt605045Kt605046

■修理記録:電源回路電解コンデンサ交換-------------------------------

 ・電源回路のトランジスタ、電解コンデンサーを点検したところ、
 ・C301 470uF/25v が導通状態であることを発見。
 ・これを同容量の新品に交換したところVT電圧が安定。
 ・輝度が低いと感じていたFL管が明るく点灯するようになりました。
 ・もっと早く気付くべきでした。

Kt605033Kt605052Kt605053

■調整記録----------------------------------------------------------

【VT電圧】
 ・アンテナ入力なし
 ・TP6~TP7 → DC電圧計セット
 ・76MHz → L42調整 → 3.0V±0.1V
 ・90MHz → TC1調整 → 25.0V±0.2V
【FM同調点調整】クアドラチュア検波
 ・TP1~TP2 → DC電圧計セット
 ・83MHz受信 → L35調整 → 0.0V±30mV
【PLL検波調整】
 ・TP4~TP5 → DC電圧計セット
 ・83MHz受信 → L37調整 → 0.0V±15mV
【RF調整】
 ・VR17 → DC電圧計セット → Sメーター電圧
 ・83MHz受信 → L6,L7,L9,L11,L15調整 → 電圧最大
【IFT調整】
 ・VR17 → DC電圧計セット → Sメーター電圧
 ・83MHz受信 → L15,L40調整 → 電圧最大
【AUTO STOP調整】
 ・83MHz(1kHz,ST信号,20dB)→ VR 1調整 → dB表示=20dB、最下段セグメント点灯
 ・83MHz(1kHz,ST信号,70dB)→ VR17調整 → dB表示=70dB、最上段セグメント点灯
 ※dB表示切替はリモコン必要
【歪調整1 WIDE MONO】
 ・83MHz(1kHz,80dB)→ VR6調整 → 歪率最小
 ・83MHz(1kHz,80dB)→ VR5調整 → 歪率最小(2nd)
 ・83MHz(1kHz,80dB)→ VR9調整 → 歪率最小(3rd)
【歪調整2 NARROW MONO】
 ・83MHz(1kHz,80dB)→ VR7調整 → 歪率最小(2nd)
 ・83MHz(1kHz,80dB)→ VR4調整 → 歪率最小(3rd)
【歪調整3 WIDE STEREO】
 ・83MHz(L/R信号,1kHz,80dB)→ VR12調整 → 歪率最小
 ・83MHz(SUB信号,1kHz,80dB)→ VR 8調整 → 歪率最小
【歪調整4 NARROW STEREO】
 ・83MHz(L/R信号,1kHz,80dB)→ VR11調整 → 歪率最小
 ・83MHz(SUB信号,1kHz,80dB)→ VR10調整 → 歪率最小
【PILOTキャンセル調整】
 ・音声出力をWaveSpectra接続
 ・83MHz(ST信号) → VR16調整 → 19kHz信号最小
 ※左右バランスに注意
【SEPARATION調整 WIDE】
 ・83MHz(1kHz,ST信号)→ VR14調整 → Rch漏れ信号最小
 ・83MHz(1kHz,ST信号)→ VR15調整 → Lch漏れ信号最小
【SEPARATION調整 NARROW】
 ・83MHz(1kHz,ST信号)→ VR13調整 → 反対ch漏れ信号最小
【AM VT電圧調整】
 ・TP6~TP7 → DC電圧計セット
 ・1602kHz受信 → L33(赤)調整 → 14.0V
 ・ 531kHz受信 → 2.5V ※確認のみ 2.4V
【AM 受信調整】
 ・999kHz受信 → L33(黒)調整 → シグナルメーター最大
【AM AUTO STOP調整】
 ・999kHz 20dB受信 → VR2調整 → dB表示=20dB、最下段セグメント点灯

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・不調原因の特定に時間がかかりましたが、復旧して良かったです。

Kt605005

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