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チューナー関連リンク

TRIO KT-5300

 ・2019年8月末、ウッドケース付きのKT-5300を寄付していただきました。
 ・ウッドケースのおかげでステキな高級機に見えます。
 ・以下、整備記録です。

Kt530007

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・KT-5300 AM-FMステレオチューナー ¥29,800円
 ・外観は KT-7700、KT-5500 に似た印象はです。
 ・本機に関するネット情報はほとんどありません。
 ・1979年トリオ総合カタログから抜粋。

Trio_kt5300_20191013152001
Kt530002Kt530010

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・外観は経年の汚れがあるものの、目立つキズはない。
 ・F型端子がないので300Ω端子にFMアンテナを接続して電源オン。
 ・周波数窓の照明点灯、二つのメーター照明点灯。球切れはない。
 ・名古屋地区のFM放送を受信。+0.3MHz程度の周波数ズレ
 ・Tメーター中点とSメーター最大点が一致しない。
 ・Sメーター最大点付近でSTEREOランプ点灯。
 ・MUTING動作OK。
 ・背面バーアンテナで名古屋地区のAM局を受信。
 ・Sメーターがほとんど振れない。
 ・FMは調整ズレ、AMは何か故障個所がありそうな予感。

Kt530001Kt530003Kt530004Kt530005Kt530006
Kt530009Kt530011Kt530012Kt530013Kt530014

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・FM3連、AM2連のフロントエンドユニット → CF×2個 → QD検波
 ・KB4402 FM IF Amp ※HA1137W 同等品のようです。
 ・HA1156 FM STEREO DEMODULATOR
 ・HA1197 AM Tuner
 ・VR1 Sメーター
 ・VR2 VCO調整
 ・入門機らしく、とてもシンプルな構成。セパレーション調整VRもない。

Kt530020Kt530021Kt530022Kt530023Kt530024
Kt530025Kt530026Kt530027Kt530028Kt530029
Kt530030Kt530031Kt530032

■修理記録------------------------------------------------------------

 ・使われているICのうち HA1156と HA1197の足が真っ黒に変色。
 ・硬めの歯ブラシでゴシゴシ磨いてみました。
 ・磨いた結果、HA1197でAM受信感度が大幅に向上。
 ・HA1156では有意な効果なし。

■調整記録------------------------------------------------------------

【Tメーターオフセット調整】
 ・アンテナ入力なし → T5上段コア調整 → Tメーター中点
【OSC調整】
 ・76MHz受信 → T3調整 → Sメーター最大
 ・90MHz受信 → CT1調整 → Sメーター最大
【RF調整】
 ・76MHz受信 → T1,T2調整 → Sメーター最大
 ・90MHz受信 → CT3,CT2調整 → Sメーター最大
 ・この調整作業を数回繰り返す。
【IFTコア調整】
 ・83MHz受信 → T4調整 → Sメーター最大
【検波調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz受信 → T5下段コア調整 → 高調波歪最小
【Sメーター振れ調整】
 ・83MHz受信 → VR1調整 → Sメーター振れ具合調整
【VCO調整】
 ・TP1 → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz無変調 → VR2調整 → 19kHz
【AM調整】
 ・ 600kHz受信 → アンテナ内コイル、T6調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz受信 → CT5,CT4調整 → Sメーター最大

Kt530000

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・調整ポイントが少なくてセパレーション調整もありません。
 ・それでもFM/AMとも不満なく受信できます。
 ・ウッドケースに納まると豪華に見えるから不思議、、

Kt530008

■ウッドケース---------------------------------------------------------

 ・ウッドケースに納まると高級機に見えるから不思議、、

Kt530050Kt530055Kt530054Kt530053Kt530056
Kt530052

2019年9月29日 (日)

YAMAHA T-7 修理調整記録4

 ・2019年9月初め、YAMAHA T-7の修理調整作業を承りました。
 ・久しぶりに見るブラックモデルです。

T703

■製品情報-----------------------------------------------------------

 ・オーディオ懐古録 YAMAHA T-7 NATURAL SOUND AM/FM STEREO TUNER ¥69,800円
 ・Hifi Engine Yamaha T-7 Natural Sound AM/FM Stereo Tuner (1980-82)

T702T710

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・純正AMループアンテナ付属。
 ・PAL-F変換プラグを介してFMアンテナを接続して電源オン。
 ・赤い指針点灯、しかし指針両側の黄色いチューニングインジケーターが点灯しない。
 ・名古屋地区のFM局付近に合わせるとSメーターインジケーター点灯。
 ・およそ+0.2MHzの位置でFM放送を受信。
 ・微妙なダイヤル操作によってSTEREOランプが点灯することがある。
 ・ただしLchの音が出ない。MONO受信時もLchの音が出ない。固定/可変とも同じ。
 ・AMループアンテナで名古屋地区のAM局を受信。
 ・やはりLchの音が出ない。

T701T704T705T706T708
T709T711T712T713T714

■修理記録:フラットケーブル直結---------------------------------------

 ・ボディを開けた状態で電源オン。
 ・すると、つい先ほどまで受信できていたFM放送が全く受信できない??
 ・Sメーターインジケーターが点灯しない、、全く音が出ない??
 ・調べてみると、基板とフロントパネルを接続するフラットケーブルが抜けていました。
 ・基板側に設けられたコネクタのロック機構が壊れているようです。
 ・コネクタを取り外し、ケーブルを基板に直結しました。

T740T741T742T743

■修理記録:チューニングインジケータ-----------------------------------

 ・回路図と実機を確認し、チューニングインジケーターに繋がる回路を調査。
 ・電圧を測定しながら怪しそうなトランジスタ、電解コンデンサを順番に確認。
 ・壊れていたのはTR39 2SC2021 でした。
 ・TR39(基板の印刷)=TR139(回路図の番号)
 ・TR39 2SC2021 → 2SC1815 
 ・これで指針両サイドにチューニングインジケーターが出現しました。

T750T752T753T755T757

■修理記録:OTS動作不良------------------------------------------------

 ・次なる不具合は OTS機能 が動作していないこと。
 ・本来は OTS オンで選局ツマミに触れるとチューニングインジケーターが暗くなるはず。
 ・ところが選局ツマミに指で触れてもインジケーターは明るく点灯したまま。
 ・OTS オフではインジケーターの輝度が連続的に変化して最適同調点が分かります。
 ・つまりAFC回路は正常に動作しているようなので、タッチセンサー回路の不具合か??
 ・回路図で選局ツマミに繋がるトランジスタ(TR24,TR25,TR26,TR27)を順にチェック。
 ・TR27 2SC2021 不良発見 → 2SC1815 交換
 ・これでOTS機構が正常動作するようになりました。

<参考>MUTE/OTSスイッチの使い方
 ・このスイッチを ON にすると MUTING 回路が動作します。
 ・T-7では同調点のドリフトを防ぐためAFC回路が組み込まれています。
 ・AFC回路によって近くの強い受信電波に自動同調します。
 ・AFCは同調点を保持するには有効ですが、最適同調点が分かりません。
 ・T-7では選局ツマミに触れることでAFC回路を一時的にオフにします。
 ・AFCが解除された印にTメーターインジケーターが少し暗くなります。
 ・この状態で最適同調点(左右の輝度が同一になる点)を探します。
 ・同調したら指を離すとAFC回路が作動し、インジケーターが明るく点灯します。
 ・電波の弱い放送局を受信するには OFF/MULTIPATH に切り替えます。
 ・OFF/MULTIPATH のポジションではAFCは強制解除された状態になります。

■修理記録:Lchの音が出ない--------------------------------------------

 ・VCO調整OK、STEREOランプ点灯するので38kHz抽出はできている。
 ・順番に調べた結果、IC105 uPD4066C の故障を発見。
 ・IC105 uPD4066C → TC4066BP 交換
 ・これによってLchの音が出るようになりました。

T760T761T762T763

■調整記録--------------------------------------------------

【本体スイッチ設定】
 ・FUNCTION = FM
 ・RX MODE = AUTO DX
 ・MUTE/OTS = OFF
 ・BLEND = OFF
 ・REC CAL = OFF
【検波調整】
 ・IC111 20pin(またはR282)-GND → 電圧計セット
 ・ダイヤル指針83MHz付近にセット → T103調整 → 電圧ゼロ
【FM OSC調整】
 ・IC102 (LA1231) 13pin → 電圧計セット
 ・83MHz受信 → フロントエンドTC1調整 → 電圧最大
 ※OSCコイルL7の調整が難しいため83MHzのみで調整
【FM RF部調整】
 ・IC102 (LA1231) 13pin → 電圧計セット
 ・83MHz受信 → フロントエンドTCA,TCR1,TCR2調整 → 電圧最大
 ※RFコイルL1~L5の調整が難しいため83MHzのみで調整
【Mono歪調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz → TC101調整 → 高調波歪最小
【VCO調整】
 ・IC113 1pin-14pin → 2.2MΩを介して直結
 ・これにより強制ステレオモードになり本体ステレオランプ点灯
 ・R226(19kHz TP)→ 周波数カウンタ接続
 ・83MHz → VR108調整 → 19kHz±10Hzに。
【ST SUB調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz SUB → T112調整 → Lchレベル最大
【Stereo歪調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR101 VR102 VR103,T102調整 → 高調波最小
【Pilot Cancel調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → T113,VR109調整 → 19jHz漏れ信号最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR105調整 → Lch漏れ信号最小
 ・83MHz ST → VR106調整 → Rch漏れ信号最小
【シグナルインジケーター点灯調整】
 ・83MHz 100dB → VR112調整 LED全点灯
 ・83MHz 0dB → VR111調整 LED全消灯
【AM OSC調整】
 ・ 600kHz受信 → T110調整 → シグナルメーター最大
 ・1400kHz受信 → AMOSC調整 → シグナルメーター最大
【AM RF調整】
 ・ 600kHz受信 → T109調整 → シグナルメーター最大
 ・1400kHz受信 → AMANT調整 → シグナルメーター最大
【プリセットチューニング上限位置調整】
 ・90.5MHz受信 → プリセット5に登録
 ・80MHz付近でプリセット5を押し指針移動開始
 ・このとき90.2MHz付近で自動停止するようにVR113を調整する
【プリセットチューニング下限位置調整】
 ・75.5MHz受信 → プリセット1に登録
 ・80MHz付近でプリセット1を押し指針移動開始
 ・このとき75.8MHz付近で自動停止するようにVR114を調整する

■試聴-----------------------------------------------------------------

 ・選局ツマミを指で回して FM/AMともクリアに受信できるようになりました。
 ・ただしモータードライブによる自動選局機能は不安定です。
 ・上手くメモリー登録できたり、できなかったり、、
 ・引き続き勉強します。

T707

2019年9月23日 (月)

KENWOOD KT-1100D 修理調整記録8

 ・2019年7月、KT-1100Dの修理調整作業を承りました。
 ・修理不能としてKENWOODサービスから返却されたそうです。
 ・学生時代に購入した思い出の品とのこと、これは何とか直したい。
 ・以下、作業報告です。

Kt1100d03_20190923122801

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-1100D ¥74,800(1987年頃)
 ・KENWOOD チューナーカタログ 1986年11月版

Kt1100d02_20190923123101Kt1100d09_20190923123101

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネル、ボディとも目立つキズは無く外装の状態は良い。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・表示管点灯。文字欠けや輝度劣化は見られない。
 ・オート選局で名古屋地区のFM放送局を受信しようとすると、、
 ・上り方向、下り方向ともに放送周波数を通過して受信できない。
 ・通過するときにTメーター、Sメーターのセグメントは点灯する。
 ・しかし中点から右に一本ズレた位置の赤いバーがフル点灯。中点を示さない。
 ・マニュアル選局では放送周波数±0.2MHz範囲でモノラル受信できる。
 ・ステレオ受信不可。STEREOインジケータ点灯せず。
 ・セグメントがフル点灯するのでSメーターとしては機能している模様。
 ・RF切替(DISTANVCE/DIRECT)OK。
 ・WIDE/NARROW切替OK。REC CAL OK。メモリボタン動作OK。
 ・手持ちの適当なAMループアンテナでAM放送の受信確認。
 ・AM放送はオート選局、マニュアル選局とも正常に受信。

Kt1100d501

■調整記録------------------------------------------------------------

【VT電圧】
 ・TP6~TP7 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz → L14調整 → 3.0V±0.1V ※実測 2.8V
 ・90MHz → TC1調整 →25.0V±0.1V ※実測23.8V
【検波調整】
 ・TP10~TP11 DC電圧計セット
 ・83MHz受信 → L9調整 → 0.0V±10mV
 ・TP12~TP13 DC電圧計セット
 ・83MHz受信 → L12調整 → 0.0V±10mV

 ※VT電圧OK。
 ※L9調整で電圧ゼロに設定できない → L9故障

■修理記録:検波回路基板交換-------------------------------------------

 ・L9が載っている検波回路基板を取り外す。
 ・検波回路基板のハンダ面にアクセスするにはシャーシを分解する必要あります。
 ・この検波回路基板はKT-7020やKT-V990とほぼ同じものです。
 ・部品取りして保管していたKT-7020の検波回路基板をそのまま移植。
 ・組み立てて通電すると、L9調整が出来るようになりました。
 ・取り外した基板はL9を補修して次回別の修理に利用します。

Kt1100d51Kt1100d53Kt1100d54Kt1100d57Kt1100d58

■調整記録------------------------------------------------------------

【VT電圧】
 ・TP6~TP7 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz → L14調整 → 3.0V±0.1V ※実測 2.8V
 ・90MHz → TC1調整 →25.0V±0.1V ※実測23.8V
【検波調整】
 ・TP10~TP11 DC電圧計セット
 ・83MHz受信 → L9調整 → 0.0V±10mV
 ・TP12~TP13 DC電圧計セット
 ・83MHz受信 → L12調整 → 0.0V±10mV
【RF調整】
 ・R67左側 DC電圧計セット=Sメーター電圧
 ・83MHz → L1,L4,L7,L18調整 → 電圧最大
【IFT調整】
 ・R64右側端子 DC電圧計セット=Sメーター電圧
 ・83MHz → L10調整 → 電圧最大
【AUTO STOP=MUTING調整】
 ・83MHz 30dB → VR1調整
【TUNING METER調整】
 ・83MHz → 本体左側小基板VR2調整 → ※
  ※中央の縦白セグメント点灯、両側の赤縦セグメントの中点へ
【SIGNAL METER調整】
 ・83MHz → 本体左側小基板VR3調整 → ※
  ※バーグラフの点灯レベル調整
【MPX VCO調整】
 ・TP14 → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz → VR4調整 → 19.00kHz±50Hz

 ※ここまで順調に調整できたが、VCO調整で異常発見。
 ※TP14で19kHzが確認できない。なぜか 1.8kHz を示す??
 ※VR4を回しても変化なし。
 ※ステレオ分離できずSTEREOインジケータも点灯しない。

■修理記録:MPX回路調査と修理-----------------------------------------

 ・LA3350 の各足の電圧測定。
 ・LA3350 1pin(Vcc) を確認すると何と0v。なんと電圧が全くかかっていない。
 ・すぐ横にあるIC11(NEC 78L12)3端子レギュレーターから12vが出ていません。
 ・IC11を指で触ってみると、火傷するほど物凄く熱い!!
 ・ホント、飛び上がるほど熱かったです、、
 ・電源を切って回路調査したところ、IC11横の C92(220uF/16v)が短絡していました。
 ・C92 220uF/16v → 220uF/25v 交換
 ・これでLA3350が動き出し、TP14で19kHzが観測できるようになりました。

Kt1100d60Kt1100d61Kt1100d62

■調整記録------------------------------------------------------------

【MPX VCO調整】
 ・TP14 → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz → VR4調整 → 19.00kHz±50Hz
【SUB CARRIER調整(38kHz)】
 ・音声出力をWavespectraで観察
 ・83MHz SUB信号 → L25調整 → Lchレベル最大
【歪調整1 DLLD】
 ・83MHz(MONO,1kHz,80dB)→ VR3:DET調整 → 歪最小
【歪調整2 MONO】
 ・83MHz(MONO,1kHz,80dB)→ VR4:MONO2調整 → 二次歪最小
【歪調整3 MONO】
 ・83MHz(MONO,1kHz,80dB)→ VR6:MONO3調整 → 三次歪最小
【歪調整4 STEREO】
 ・83MHz(L/R,1kHz,80dB)→ VR5調整 → 歪最小
【歪調整5 STEREO】
 ・83MHz(SUB,1kHz,80dB)→ VR7調整 → 歪率最小
【歪調整6 NARROW】
 ・83MHz(MAIN信号,1kHz.80dB)→ VR2調整 → 歪率最小
【SEPARATION調整 WIDE】
 ・IF BAND:WIDE
 ・83MHz → VR2調整 → L信号もれ最小
 ・83MHz → VR3調整 → R信号もれ最小
【SEPARATION調整 NARROW】
 ・IF BAND:NARROW
 ・83MHz → VR1調整 → 信号もれ最小
【DEVIATION調整】
 ・83MHz(mono信号,1kHz,100%変調)→ 本体左側小基板VR4調整 → 100%位置

 ※次なるトラブル、ステレオ分離後のRchの音量レベルがやや小さい。

■修理記録:オペアンプ交換--------------------------------------------

 ・次なるトラブルは左右の音量レベルが異なること。
 ・ステレオ分離後のRchの音量レベルがやや小さい。
 ・IC9,10 (4560D) → 4558DD → これによって音量レベルが同一になりました。
 ・ついでに同じ型番のIC5,IC6も交換
 ・IC5,6 (4560D) → 4558DD 交換

Kt1100d63Kt1100d64Kt1100d65Kt1100d66

■調整記録------------------------------------------------------------

Kt1100d_20190923122901

【AM簡易調整】
 ・TP6~TP7 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・522kHz → L20調整 → 実測 1.5V 確認のみ
 ・1629kHz→ TC2調整 → 実測 8.0V 確認のみ
 ・ 729kHz NHK第一放送受信 → L21調整 → Sメーター最大
 ・1332kHz 東海ラジオ受信 → TC3調整 → Sメーター最大
 ・1053kHz CBCラジオ受信  → L22調整 → Sメーター最大

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・同調できない原因は検波基板 L9内部コンデンサーの容量抜け。
 ・STEREOランプが点灯しない原因はMPX回路 C92短絡でした。
 ・左右の音量レベル差は IC9,10の不調でした。
 ・再調整によって良い性能を取り戻したと思います。

Kt1100d04_20190923122801

2019年9月15日 (日)

SANSUI TU-S707X DECADE 修理調整記録2

 ・2019年8月、TU-S707X DECADEの修理調整を承りました。
 ・DECADE は 07シリーズの10周年記念モデルです。
 ・以下、作業記録です。

S707xd09

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SANSUI TU-S707X DECADE ¥54,800(1984年発売)
 ・Hifi Engine TU-S77X Quartz PLL Digital Synthesizer Tuner (1983-84)

S707xd02S707xd11

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネル、ボディ、サイドウッドとも目立つキズは無い。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・周波数表示が点灯。文字痩せや輝度劣化は感じない。
 ・オート選局モードでは上り下り方向とも76MHz~90MHz間で周波数が変化するだけ。
 ・マニュアル選局モードで放送局周波数に合わせても受信不可。
 ・この状態でモノラル受信に切り換えてみると、、FM放送が聞こえました。
 ・シグナルメーター点灯しない。STEREOランプ点灯しない。
 ・IFバンド切換 WIDE/NARROWとも受信状況に変化なし
 ・RF切換 DX/LOCAL LOCALにすると感度低下し音声がノイズに塗れる。
 ・REC CALトーン OK。
 ・AMは手持ちの適当なループアンテナを接続して確認。
 ・オート選局で名古屋地区のAM放送を正常受信しました。
 ・問題点は、、
 ・FMフロントエンドの受信感度低下、同調点ズレが原因のような気がします。

S707xd01S707xd03S707xd04S707xd05S707xd06
S707xd08S707xd12S707xd13S707xd14S707xd10

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・DECADEモデルでは基準周波数を調整するTC1が省略されています。
 ・使われている部品が微妙に違いますが基本的にTU-S707Xと同じ。

S707xd20S707xd21S707xd22S707xd23S707xd24
S707xd26S707xd27S707xd28S707xd29S707xd30
S707xd31S707xd32S707xd33S707xd34S707xd35
S707xd36S707xd37S707xd38S707xd39S707xd40
S707xd41S707xd42S707xd43S707xd44S707xd45

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・最近のTU-S707X調整記録に倣って各部再調整したところ、いきなりVT電圧に異常あり。
【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内[VT-GND] → DC電圧計セット
 ・90MHz → TC5調整 → 23.0V ※実測 15.6V
 ・76MHz → L5調整 → 3.0V ※実測 3.0V
 ・TC5を調整してもVT電圧は変化なし。
 ・原因は TC5(OSCトリマコンデンサー)の容量抜けですね。

■修理記録:TC5交換---------------------------------------------------

 ・OSCトリマコンデンサーの容量抜けは定番の故障箇所です。
 ・フロントエンドユニットを外してOSCトリマコンデンサを交換
 ・新品の青色(10pF)に交換。
 ・以下の再調整作業により正常動作になりました。

S707xd51S707xd52S707xd53S707xd54S707xd58

■調整記録------------------------------------------------------------

【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内[VT-GND] → DC電圧計セット
 ・90MHz → TC5調整 → 23.0V
 ・76MHz → L5調整 → 3.0V
【フロントエンド調整】
 ・IC3[HA12412] 13pin → DC電圧計セット ※Sメーター電圧
 ・83MHz受信 → TC1,TC2,TC3,TC4調整 → 電圧最大
 ※本来は76MHz → L1,L2,L3,L4ですが、調整困難のため83MHzのみで調整
 ・83MHz受信 → T1調整 → 電圧最大
【WIDE GAIN調整】
 ・IC3[HA12412] 13pin → DC電圧計セット ※Sメーター電圧
 ・IF BAND=NARROWに切り替え → 電圧値測定
 ・IF BAND=WIDEに戻して電圧測定 → VR2調整 → NARROW時と同じ電圧
【FM同調点の調整】
 ・TP1~TP2 → 電圧計セット
 ・83MHz受信 → T2 IC側コア調整 → 0V±30mV
 ・83MHz受信 → T2 IC反対側コア調整 → 高調波歪最小
 ・上記作業を数回繰り返す
【FM LOCKED LEVEL調整】
 ・83MHz 30dB受信 → VR4調整 → 本体正面[LOCKED]橙色LEDが全灯する位置
【REC LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz 1kHz 80dB受信 → ピークレベル確認
 ・REC CALモード切替 → VR5調整 → -6dB ※404Hz
【VCO調整】
 ・TP1~TP4 → 電圧計セット
 ・83MHz 無変調60dB受信 → VR105調整 → 0V±0.05V
 ・TP3 → 周波数カウンター接続
 ・83MHz 無変調60dB受信 → L101調整 → 304.000kHz
【PILOT OFFSET調整】
 ・TP2~TP5 → 電圧計セット
 ・83MHz 無変調60dB → VR104調整 → 0V±0.1V
 ・83MHz ST信号60dB → ステレオランプ点灯を確認
【PILOT CANCEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号60dB → L100, VR103L調整 → Lch 19kHz最小
 ・83MHz ST信号60dB → VR106,VR103R調整 → Rch 19kHz最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・IF BAND=WIDE
 ・83MHz ST信号60dB → VR102L調整 → 反対ch漏れ信号最小
 ・83MHz ST信号60dB → VR102R調整 → 反対ch漏れ信号最小
 ・IF BAND=NARROW
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号60dB → VR101L調整 → 反対ch漏れ信号最小
 ・83MHz ST信号60dB → VR101R調整 → 反対ch漏れ信号最小
【MUTING LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号25dB → VR3調整 → ステレオランプ点灯し音声が出る位置へ
【AUTO STOP LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectraに接続
 ・83MHz ST信号30~35dB → VR1調整 → オートサーチが有効な位置へ
【AM VT電圧調整】
 ・ 531kHz → T1調整 → 1.4V
 ・1629kHz → TC1調整 → 19.3V
【AM RF調整】
 ・LA1245-16ピン → 電圧計セット ※AM Sメーター電圧
 ・ 603kHz受信 → T2調整 → 電圧最大
 ・1395kHz受信 → TC2調整 → 電圧最大
 ・ 999kHz受信 → T3調整 → 電圧最大
【AMその他調整】
 ・AM VR1調整 → 選局時のオートストップレベル調整
 ・AM VR2調整 → 本体正面[LOCKED]橙色LED点灯レベル調整

Tu707xd

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・OSCトリマコンデンサーの容量抜けは定番の故障箇所です。
 ・他に故障個所がなくて良かったです。

S707xd07

2019年9月 8日 (日)

SONY ST-S555ESX 修理調整記録3

 ・2019年7月、555ESXの修理調整作業を承りました。
 ・ちょっと苦戦した作業の記録です。


555esx06_20190908123401

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-S555ESX ¥74,000(1986年発売)
 ・オーディオ懐古録 SONY ST-S555ESX FM STEREO/FM AM TUNER ¥74,000(1986)
 ・Hifi Engine SONY ST-S800ES AM/FM Stereo Tuner (1988)

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■動作確認------------------------------------------------------------

 ・左右にサイドウッド無し。ボディやフロントパネルに目立つキズは無い。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・表示部は文字痩せ、文字欠けなく輝度も十分。
 ・さて、オート選局で名古屋地区のFM局を受信しようとしたら、
 ・上り方向、下り方向ともに周波数が自動で変化しない。
 ・UP/DOWNボタンを押すたびに0.1MHzずつ周波数が変わる。
 ・マニュアル選局で名古屋地区のFM放送局を受信。
 ・STEREOランプ点灯するが、しかし聴感上のステレオ感なし。
 ・FM受信時に左右の音量が異なる、Lchの音がかなり小さい。
 ・Sメーターのシグナルバーは常時フル点灯。離調時もフル点灯。
 ・常時「MULTIPATH」インジケーターが点灯。
 ・Sメーターとマルチマスメーターを切り換えるタクトスイッチが反応しない。
 ・AMでもオート選局できない。
 ・AMでもシグナルインジケーターがフル点灯状態
 ・AM受信時は左右の音量レベルは同じです。
 ・これはかなり重症な予感、、、

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・基板を見ると、ほとんどのジャンパー線やリード線に錆び(緑青)が出ている。
 ・保管状態がかなり悪かったようです。
 ・過去の調整記録に倣って各部調整した結果、動作確認以外に次々に問題点が判明。
  →IF BAND切換スイッチは作動するが、実際は常時NARROW受信状態
  →IC206:LA1235 13pin電圧計セット→※Sメーター電圧が確認できない
  →IC206:LA1235 7~10pin間 電圧計セット →※FM同調点が確認できない
  →IC206 LA1235 11pin=14.8V OK、しかしLA1235が全く機能していない
  →19kHzパイロット信号に反応してSTEREランプ点灯するが、左右分離できていない

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■修理記録:WIDE/NARROW切換回路----------------------------------------

 ・WIDE/NARROW切換スイッチは作動してインジケーターも点灯する。
 ・しかし常時NARROW受信状態です。
 ・音を聞いてWIDE/NARROWを判別することはほぼ不可能ですが、
 ・両者の違いは、WaveSpectraで高調波ノイズの形を見て違いで判別しました。
 ・WIDE/NARROW切替回路を調査したところ、腐食した R227:1kΩを発見。
 ・テスターで測定すると無限大、これを新品の抵抗1kΩに交換。
 ・WIDE/NARROW切替で波形の違いが確認できるようになりました。

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■修理記録:破損した部品交換------------------------------------------

 ・上記R227の部品不良があったので、ダイオードやトランジスタを1個ずつチェック。
 ・その作業中、D210、D627 の足にテスター棒の先端を当てたところ、、
 ・なんと、ダイオードの本体ガラス部分が割れてしまいました。
 ・速攻で交換しましたが、劣化によって部品はかなり脆くなっているようです。

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■修理記録:LA1235交換-------------------------------------------------

 ・本機には2個のLA1235が使われています。用途は
 ・IC206:IFアンプ、Sメーター駆動、ミューティング
 ・IC207:IFアンプ、マルチパス検出
 ・調査の結果、IC206 LA1235が全く機能していません。
 ・新品の LA1235 を入手して交換したところ、、
  →オート選局できるようになった
  →FM同調点の調整ができるようになった
  →Sメーター電圧が確認できるようになった
 ・ついでにIC207も交換しましたがこちらは効果なし、つまりIC207は正常でした。

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■修理記録:メーター切換スイッチ--------------------------------------

 ・Sメーターとマルチパスメーターの切換ボタンが動作しない。
 ・これはフロントパネルのタクトスイッチ不良と思い、サクッと新品スイッチに交換。
 ・ところが、、やはり切換できません。
 ・これはタクトスイッチ故障ではなく、切換回路自体の問題のようです。
・回路図を頼りにスイッチ回路を追うと、IC602:MMB84013Bの電圧変化がおかしい。
 ・IC602:MB84013B、回路図ではHD14013BP。
 ・ネット通販で 4013を探したところTC4013BPを入手できたので交換。
 ・IC602:MB84013B → TC4013BP
 ・これによってSメーターとマルチパスメーターの切換と動作が正常になりました。
 ・両者のインジケーターも正常に切り替わって点灯します。

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■修理記録:ステレオ分離----------------------------------------------

 ・IC301:uPC1223Cは38kHzスイッチング信号抽出だけを担っています。
 ・本機のステレオ分離回路は、ロジックICが多数組み合わされた複雑な構成です。
 ・たぶんこの回路が後継機333ESシリーズの CXA1064(LA3450)に集積されたと想像します。

  ・IC301:uPC1223C
  ・IC302:HD14046BP
  ・IC305:MB84027B
  ・IC306:uPD4030BC(型番読み取り不能のため、過去の修理器の型番を記載)
  ・IC307:uPD4030BC( 同上 )
  ・IC315:LC4066B ( 同上 )
  ・IC316:LC4066B ( 同上 )
  ・IC317:LC4066B ( 同上 )

 ・各ICに供給される電源電圧に異常なし。
 ・IC各足の電圧測定の結果、怪しそうなIC306とIC307を交換。
 ・IC306:uPD4030BC → TC4030BP
 ・IC307:uPD4030BC → TC4030BP
 ・この結果、モノラル受信時の左右音声が同レベルになりました。
 ・しかしまだステレオ分離できず。
 ・続いて電圧変化がおかしいIC304交換。
 ・IC304:MB84027B → TC4027BP
 ・当たり! これでステレオ分離が正常に出来るようになりました。
 ・結局、MPX回路で壊れていたロジックICは3個(IC304,306,307)でした。

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■備忘録:NEC uPD4030BC同等品------------------------------------------

 ・NEC  uPD4030BC
 ・沖   MSM4030BRS
 ・JRC  NJU4030B
 ・東芝  TC4030BP
 ・松下  MN4030B
 ・三菱  M4030BP
 ・ローム BU4030B
 ・RCA  CD4030B

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM同調点調整】
 ・IC206:LA1235 7~10pin間 電圧計セット
 ・SSG83.0MHz 変調OFF 80dB → IFT208調整 → 電圧0V±20mV
【VT電圧調整】
 ・IC804 10ピン電圧計セット
 ・90.0MHz → L105調整 → 21.0V±0.2V
 ・76.0MHz → 8.0V±1.0V 確認のみ
【RF調整】
 ・IF BAND=NARROW
 ・IC206:LA1235 13pin電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・SSG76.0MHz → L101,L102,L103,L104調整 → 電圧最大
 ・SSG90.0MHz → CT101,CT102,CT103,CT104調整 → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING=OFF
 ・音声出力端子をWaveSpectraで確認
 ・TP202 電圧計セット
 ・TP201を短絡 ※IF回路をパス
 ・SSG83.0MHz 80dB送信 → IFT207調整 → 電圧ゼロ
 ・SSG83.0MHz 80dB送信 → CT201 調整 → 高調波歪最小
 ・SSG83.0MHz 80dB送信 → IFT205調整 → 高調波歪最小
 ・TP201を開放
【IF歪調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING = OFF
 ・IC206:LA1235 13pin電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・RT201、RT202 時計回り一杯に回す
 ・SSG83.0MHz出力20dBモノラル信号送信
  ・IFT101調整 → 電圧最大 ※IFT101フロントエンド内
  ・IFT202調整 → 電圧最大
 ・RT201、RT202 回転範囲の中央位置に回す
 ・SSG83.0MHz出力80dBモノラル信号送信
  ・IFT204調整 → 歪最小へ
 ・SSG83.0MHz出力80dBステレオ信号送信
  ・IFT203調整 → 歪最小へ
【MUTINGレベル調整】
 ・MUTING = ON
 ・IF BAND = WIDE
  ・SSG83.0MHz 出力25dB → RT204調整 → MUTING作動
 ・IF BAND = NARROW
  ・SSG83.0MHz 出力25dB → RT203調整 → MUTING作動
【Sメーター調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・SSG83.0MHz無変調80dB → RT206調整 → エレメント全点灯位置
【VCO調整1】
 ・TP302 周波数カウンタ接続
 ・SSG83.0MHz無変調 → RT301調整 → 76kHz±100Hz
【VCO調整2】
 ・IC302 9ピン電圧計セット
 ・SSG83.0MHz パイロット信号のみ → RT305調整 → 0V±0.5V ※調整難しい
【パイロットキャンセル】
 ・SSG83.0MHzステレオ変調 → RT302、L301 19kHz信号漏れ最小 
 ・左右chのバランス確認
【セパレーション調整】
 ・IF BAND=WIDE
 ・SSG83.0MHzステレオ変調 → RT303 R→L 
 ・SSG83.0MHzステレオ変調 → RT304 L→R 
【AM VT電圧調整】
 ・IC804 10ピン(代用 JW41)電圧計セット
 ・1602kHz → OSCトリマ調整 → 22.0V±2.0V 
 ・ 531kHz → OSCコア調整 → 1.8V±0.1V 確認のみ
【AM RF調整】
 ・SSG 603kHz → RFコア調整 → Sメーター最大
 ・SSG1395kHz → RFトリマ調整 → Sメーター最大
 ・SSG 999kHz → IFT401調整 → Sメーター最大
【CAL TONE】
 Peak Levelに対して -4dB 392Hzの波形が出ていました。

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■試聴---------------------------------------------------------------

 ・ICがいくつも壊れていたり、ジャンパ線や部品のリード線が錆びていたり、、
 ・この個体はかなり劣悪(高温多湿など)な環境で保管されていたようです。
 ・とりあえず復旧しましたが、未交換の部品もかなりダメージを受けているかも?
 ・ちょっと心配です。


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