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2007年8月21日 (火)

DSD Direct Ver2.0

Vaio01  2007年3月末に SONY VAIO Type-S(VGN-SZ93NS)を購入しました。Vistaマシンです。レッツノートW2Cに比べて持ち歩きには大きくて重いのですが、サウンド編集するのに強力なマシンパワー(Core2Duo 2GHz、メモリー2GB)が魅力です。

 この機種には「DSD Direct 2.0(2.0.01.13240)」というソフトがインストールされており、WAV形式の音楽データ(*.wav)をDSD形式の音楽データ(*.dsf)に変換、さらに変換したファイルでDSDディスクを作成できます。自宅でDSDディスクが作成できることも魅力でした。以下いろいろ試した結果を書き留めます。

「DSDって何?」と言う方はまずこちらをご覧ください。http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Solution/DSDdirect/feat2.html

 いきなりがっかりしたのは変換できるWAVファイルの制限です。PCM 44.1kHz 16ビット/24ビットのステレオ形式にのみ対応でした。48kHzや96kHzでスタジオ録音した素材をDSDディスクにしてみようと思っていたので残念でした。今後のバージョンアップに期待します。

Dsd01  パソコン内に保存されているWAVファイルを指定してDSDファイルに変換できます。とても簡単です。CDからリッピングしたWAVファイルではGracetoneに接続して曲情報が取得できます。音楽CDからの直接取り込みも可能です。CD情報も取得されます。一般的なリッピングソフトの使い勝手と同じです。変換中はCPU稼働率がほぼ100%になり、排気ファンが勢い良く回ります。変換作業途中でスクリーンセーバーが起動したところで変換作業が止まってしまいました。再度初めからやり直しましたが、Core2Duo2GHzでも不要なソフトはすべて停止しておいた方が良さそうです。一方メモリーの使用量はほとんど変化しません。

Dsd03Dsd02  変換したCDはマイルス・デイビスの「Cookin'」。数え切れないほど聴いているので、機器の再生性能をチェックするときの私の定番CDの一枚です。5曲で実演奏時間33分49秒、341MBのWAVファイルが約30分の変換作業で1.3GBのDSDファイルに変換されました。実演奏時間の約90%の所要時間でファイルサイズは約4倍になります。

Dsd04  次はDSDディスクの作成です。使用できるメディアはDVD±RW、DVD±R(DL)です。書き込みは10分弱で完了しました。書き込み開始時に「出力するディスクに”DSD to PCM Playback Plug-in”のインストーラを追加する」にチェックをしておくと「Sound Reality」を搭載していないVAIOや他社製Winマシンでも簡易再生できるようになるようです。ただしDSD本来の音質ではないようですが・・。

 出来上がったDSDディスクを開いてみると「DSD_DIRECT」というフォルダがあり、この中に「アルバムタイトルフォルダ」さらにその中に「曲名.dsf」があります。「アルバムタイトル.ddp」というファイルをメモ帳で開いてみるとdsfファイルのリストが記載されていました。再生時のプレイリストに使われるファイルのようです。

Vaio02Dsd00 作成したDSDディスクを再生できるのは「Sound Realityを搭載したVAIO」+「Windows Media Player11」の組み合わせです。PS3でも再生できるそうですが残念ながら持っていません。試しにSACDプレーヤーにセットしてみましたが認識されません。そこでVAIO Type-Sのステレオミニジャックにヘッドホン(MDR-CD900ST)を繋いで試聴、ついでにミニジャックの出力をUA-4FXに入れてWaveSpectraでスペクトラムも見てみました。

Md1
Md2
※赤グラフ:1曲分のピークホールドレベル 緑グラフ:キャプチャした瞬間のレベル

 CDとDSDディスクを交互に聴き比べたところ、一聴して分かる差は音の厚みです。DSDディスクを聴いた後のCDの音は明らかに薄っぺらく感じます。どちらが良いかと言えばDSDディスクが良いです。ただ同じCDをSD-9500や他のCDプレーヤーで聴くと印象がまったく変わります。そもそもノートパソコンのミニジャックで音楽を聴こうとすること自体に無理があります。

 VAIO Type-SにWaveGeneをインストールして1kHzの基準音を出力、ステレオミニジャックからUA-4FXに繋いでS/N比を測定してみました。出力レベルや入力レベルを変えながらいろいろ試した結果、ベストスコアは約76dBでした。SoundRealityはチップレベルではS/N比107dBを誇っていますが、さすがに定格通りにはなりませんね。

Wg1

 ところで2007年VAIO夏モデルには「DSD Direct Player」という新しいソフトが用意されています。DSDディスクを作成しなくても、CDやWAVファイルをリアルタイムにDSD変換しながら再生できるそうです。興味があるようで無いような・・微妙な感じです。
 

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