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2007年12月29日 (土)

SONY ST-S333ESA(改)

333esa1  ST-S333ESAに使用されている電解コンデンサー61個のうち55個を交換しました。前回記事でST-S333ESAとST-S333ESGを聴き比べたところ音質に大差無かったので、コンデンサーの違いによる音質の違いを実機で確かめる良い機会だと思いました。両機は回路構成がまったく同じですから最適な比較素材です。

 前回作成した買い物リストに従って部品調達です。やはり記載ミスがありましたのでリストを掲載し直しました。ESAに標準搭載されていた緑MUSEと同等品を使いたかったので、ニチコンのFGシリーズを選びました。コンデンサーにも適材適所があるはずとは思いつつ、でも楽しい実験だから・・と割り切って総額5,800円分(60個)のコンデンサーを買ってきました。電源部の2200μF63WVは代替品が見つからなかったので見送りました。よい代替品がありましたらご紹介ください。

333esa2  交換作業は約2時間。PLL部C522,C523、SST部C162の3個は交換をパスしました。底板を外しただけでは手が届かなかったからです。フロントエンド部のC113とC124も今回はパス。ここに手を入れるのはちょっと勇気が要ります。作業しながら気付いたのですが、たとえば電源部のコンデンサーだけを交換してしばらく聴き比べる。次にMPX部を交換してしばらく聴き比べる・・とステップを踏んで音質の変化を記録すればよかったと反省しました。次にこのような実験機会があったら実践してみます。

 この日はちょうど年末忘年会に出席する予定だったので、翌日の帰宅まで約26時間を見込んで受信状態のまま外出。zzzz...翌日、二日酔いが醒めるのを待って作業再開。結果的に30時間のエージングをした事になりました。コンデンサー交換に伴って全体のコンディションが変わった・・と考えて各部入念に再調整し、その後にいつものAUDIO CHECK CDで未交換ESGと聴き比べてみました。(※調整方法は「ひろくんのホームページ」参照)

 チェンバロ曲(CD原曲)をそのままチューナーに送信して聴くと高音域に「シャリシャリ」感が漂います。再生レンジを超えてクリップしている(音が潰れている)ような感じです。ESGとは明らかに違う現象で、コンデンサー交換によって再生帯域が広がったと理解しました。

Hotelcal  音の違いが分かりやすい音源として「イーグルス・ホテルカリフォルニア」があります。聴くべきポイントは、まず誰もが知っている超有名なイントロ部分=「12弦ギターのアルペジオ」。ここは予想以上の高音域まで響いています。続いて聴こえてくるベースラインも正確なビートを刻みます。Rchから聴こえるハイハットも重要なチェックポイントです。高音域の余韻とセパレーションの目安にしています。この曲をESAで聴いて驚いたのは低音域。ベースラインがとても力強くて太い音に変わりました。ドラムのキックも強烈で未交換ESGとはまったく違う音です。ただCD原曲とも違う音になっています。全体に低音域が増強されたようです。

ホテルカリフォルニア
Sts333esa

 最後に実際のFM放送をシュミレーションするため「MultiMax3」経由で各曲のWAVファイルをチューナーに送信しました。この方法だと15kHz以上の高音域がカットされているのでシャリシャリクリップ感が消えて心地良く聴こえます。ただ低音域の増量感が不自然に感じます。聴感の違いを文章に表現することが苦手ですが、未交換のESGとは明らかに差があります。

 コンデンサー交換によってESAの再生音は劇的に変わりました。この事実は私にとって大きな収穫です。ただし音が良くなったか・・といえば答えは「微妙~」です。「低音が力強くてメリハリがある」と評価する見方もあります。その一方で電解コンデンサーだけを高級品に変えた事によって全体のバランスが崩れてしまった気もします。電気製品は使用部品の適材適所や全体のバランスが大切ということですね。

 このまま新年の仕事始めまで実放送で留守録&試聴を続けてみます。年末年始は聴き逃せないFM番組が目白押しですよね。くれぐれもタイマーの設定ミスがありませんように・・(祈)

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