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2008年4月の記事

2008年4月30日 (水)

Lee Ritenour/Etude

 本来芸能ネタに興味はありませんが「杏里とリー・リトナーが婚約解消・・」というニュースに反応してしまいました。そもそも二人が婚約したという2005年のニュースにも驚きましたね。

 リー・リトナー(Lee Ritenour)は尊敬するギタープレーヤーの一人です。このEtudeという曲は私が大学生の頃、耳コピーで必死に練習した懐かしい曲です。今回のニュースでも「世界的に活躍するフュージョンギタリスト・・」として報じられていますが、ご存じない方のためにYouTubeで探してきました。すごいテクニックです。連休でお時間のあるときにご覧ください。

■YouTube/Lee Ritenour/Etude

■Etudeは「The Captain's Journey 」というアルバムに収録されています。

 

2008年4月27日 (日)

Technics SH-4060

Sh406000Sh406002  以前[Technics ST-G7]の記事を書いたとき、留守録するにはプログラマブルタイマーとして[Technics SH-4060]が必要であると知りました。以来入手の機会を待っていましたが、2008年4月初旬いつものリサイクルショップで見つけました。ただしその状態は最悪で、フロントパネルの文字が消えかけています。馴染みの店主が「いちおう簡単なPSE検査はしてあるから大丈夫だよ・・」と言うので電源を繋いでみましたが、最初は動いていないのかと思いました。時計表示がほとんど見えないほどFL管が劣化しています。かろうじて見える薄い表示を見ながら時刻設定やタイマー設定ができることを確認。税込105円、[ST-G7]の事が頭の片隅に残っていたので購入しましたが、そうじゃなかったら絶対に買わない「超ジャンク品」です(笑)。

Sh406004 Sh406009  [SH-4060]背面にある「コントロール出力端子」と[ST-G7]背面の「コントロール入力端子」を普通の赤白オーディオケーブルで接続。[SH-4060]でタイマー設定して動作を確かめたところ、タイマー設定時刻になると[ST-G7]の電源が入り、同時に[SH-4060]で設定したメモリーチャンネルが[ST-G7]で選択されました。見た目は悪いのですが動作はOKです。[ST-G7]と並べるとデザインの統一感があって良いです。

 ただしオーディオタイマーとしての機能は週間プログラム数2個、背面アウトレット1個のみ・・かなり物足りません。その一方で切り替えられるチャンネル数16は[ST-G7]のメモリー数16に対応しています。これはすごいです。

■タイマー設定方法----------------------------------------------

試行錯誤で確かめた操作方法をメモしておきます。

【時刻設定】
 ・[program mode]を左に回して[time set]に合わせる。
 ・[day][←][→]ボタンを操作して[MON][TUE][WED][THU][FRI][SAT][SUN]を合わせる。
 ・[hour][←][→]ボタンを操作して[時]を合わせる。
 ・[minute][←][→]ボタンを操作して[分]を合わせる。
 ・時報に合わせて[program mode]を[auto]の位置に戻す。

【一回だけON/OFFのタイマー設定】
 ・[program mode]を右に回して[once]に合わせる。
 ・[day][←][→]ボタンを操作して[MON][TUE][WED][THU][FRI][SAT][SUN]を選ぶ。
 ・[hour][←][→]ボタンを操作して[時]を合わせる。
 ・[minute][←][→]ボタンを操作して[分]を合わせる。
 ・[channel][←][→]ボタンを操作して[ST-G7のメモリーCH1-16]を選ぶ。
 ・[outlet control][on/off]ボタンを一回押して電源OFFにする時刻を設定する。
 ・電源OFF時の設定ができたら[program mode]を[auto]の位置に戻す。
 ・[outlet control][on/off]ボタンを押すとタイマーモードの待機状態になります。

【毎週繰返しON/OFFのタイマー設定】[weekly1][weekly2]の二通り設定可能
 ・[program mode]を右に回して[weekly1]または[weekly2]を選ぶ。
 ・[day][←][→]ボタンで選べるのは[MON][TUE][WED][THU][FRI][SAT][SUN]の個別曜日に加えて、[MON-SUN][MON-SAT][MON-FRI][SAT-SUN]が選べます。
 ・これ以降の操作は【一回だけON/OFFのタイマー設定】と同じ。

Sh406010 Sh406005 Sh406006 Sh406007 Sh406008

 

2008年4月19日 (土)

KT-2020 C104

Kt2020c1040  このブログで[KENWOOD KT-2020]の過去記事(その1その2)をご覧になった中国の方からメール(英文)が届きました。メールの要旨をまとめると・・「私は [KENWOOD KT-990SD(※KT-2020の輸出仕様機)]を持っています。基板を見て気が付きました。電解コンデンサーC104の取付け位置が印刷された極性と逆になっています。あなたのKT-2020はどうですか? 」

Kt2020c1041  そんなバカな・・?半信半疑でKT-2020のカバーを開けて確かめてみました。C104は1階基板の中央部、PLL検波段にある電解コンデンサー[220uF 10V]でしたが、何とシルク印刷で「+」位置に「-」足が刺さっています・・これには驚きでした!メールの指摘通りです。・・・ところがこのC104は膨らんだり液漏れした痕跡はありません。私のKT-2020は1年ほど前にKENWOODサービスで点検調整作業を受けています。製造後20年以上経過していますが今でもチューナーとして問題なく動作しています。あれ~?何で~?

Kt2020c1042  私が考えても結論は出ないので、KENWOODサービスに電話で聞いてみました。対応してくださった技術者の方に事情を説明しましたがやはり半信半疑の様子で「それは電解コンデンサーではなくて普通の無極性のコンデンサーでは?」などと聞き返されました。それでも会話の過程で「こいつ、素人じゃないな・・」と察していただけたようで、詳しく調べたうえで連絡をいただける事となりました。

Kt2020c1043  数時間後、KENWOODサービスから電話が入りました。「回路図や古い資料を調べてみたところ、C104の実際取付位置は正解で、基板に印刷されている極性が間違っていると判明しました。稀なケースですが基板製造段階のミスだったようです。でもコンデンサーは正しい位置に取り付けられていますので製品性能に問題はありません。安心してご使用ください・・」と技術者の方から詳しい説明をいただきました。

Kt2020c1044  いや~、こんな事もあるのですね~。ご指摘いただいた中国の方にはメールでお知らせしましたが、今回も良い勉強になりました。KT-2020をお持ちの方、一度カバーを開けてご覧になってみてください。

2008年4月12日 (土)

SONY ST-S222ESR

■入手記録

 前回記事の[TROI KT-1010]と同様に入手しました。今までSONYの333シリーズは随分使った経験ありですが、222シリーズは初めて手にしました。FM/AM以外にVHF~UHFのTVサウンドに対応しています。

Sts222esr00_2  電源コードには「1988」の印字があります。店頭チェックでは電源OK、表示管の輝度劣化なし、FM/AM/TVとも受信、周波数ズレなし、外装は多少の傷あり、ヤニ汚れなし、付属リモコン(RM-J70)でラインアウトのボリュームが調整できます。TV音声の切替も可能。選局ダイアルがグラグラして動作不安定ですが、いもネジが緩んでいるだけと思いました。

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■ST-S222ESRとは

 私が持っている古いカタログを見ると、

[ST-S333ESXⅡ]が載っているカタログ(1987/10)に[ST-S222ESX](\37,000)
[ST-S333ESA] が載っているカタログ(1992/02)に[ST-S222ESA](\29,800)

がそれぞれ掲載されています。前後関係から推しておそらく[ST-S333ESG]と同時期に発売されていたモデルと想像できます。フロントパネルの印象は[ST-S333ESXⅡ]に似ています。いずれにしても当時の製品群では入門機の位置付けですから、その性能はあまり期待できません。それでも333シリーズとよく似たデザインや存在感あるインシュレーター等により、見た目の高級感が漂っています。さすがソニー!ですね。

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■調整記録

Sts222esr01  これまで[ST-S333ESXⅡ]、[ST-S333ESG]、[ST-S333ESA]を調整した経験があります。222シリーズはきっと333の回路基板を簡略化した中身だろうな~と予想していましたが、カバーを開けた瞬間・・「あ~、やっぱり・・」でした。ボディサイズに比べて基板サイズは四分の一ほどしかありません。部分的に緑MUSEと赤紫Duorexが使われているのは、ESシリーズの意地でしょうか。

Sts222esr03   ALPS社製フロントエンドはFM/TV一体型です。側面から4つのコイルが見えますが、OSC用コイルは樹脂で固められています。パソコン用TVチューナー・キャプチャーカードに搭載されているような部品です。これ1個でFM帯からUHF帯まで受信しているのだから高性能が凝縮されているのだとは思いますが、今まで見てきたチューナーのフロントエンドと比べるとかなり見劣りします。

Sts222esr04 使われているICをチェックしたところ、はPLL部(7925B)、IF部(LA-1235)、MPX部(CXA1064)など333ESG/ESAと同じでした。333ESGの調整方法がかなり参考になります。ただ333シリーズで搭載されていた「Wave Optimize Technology」の各種歪補正回路が省略されています。シルク印刷だけあって実装されていない部品も多数あります。やはり廉価版・・という印象です。

Sts222esr07 ステレオセパレーション[RV301,RV302]やパイロット信号キャンセル[RV303]なども調整可能です。部品名と機能を記したシルク印刷があるので難易度は高くありません。精度の怪しい中古測定器を使って一通り調整してみました。メモリー保持用のスーパーキャパシタはフロントパネル側の基板にありました。0.1F5.5Vです。パネルを分解して新品に交換しました。

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■TVサウンドについて

Sts222esr13  実はTVサウンドも受信できるFMチューナーを調整するのは初めての経験です。222ESRのアンテナ端子は75オーム同軸端子一つだけで、TV/FM兼用です。ここにFM専用アンテナからのケーブルを繋いで音を出してみましたが、愛知県で放送しているTV局(CH1,3,5,9,11,25,35)はすべて受信できました。UHF帯もFM専用アンテナできれいに聴こえました。

 ところでテレビは通常「チャンネル」で表示しますね。実はテレビの放送周波数をよく知らないことに初めて気付きました。調べてみると音声と映像は別の周波数帯を使っていること、テレビのステレオ放送のしくみがFM-FM方式であることなどを学びました。我が家のLEADER 3215の測定範囲は140MHzまでです。実際に3chまでしか対応できませんでした。

 FMとTV1~3chの音声が受信できるラジオがよくありますが、以下の音声周波数帯を見て良く分かりました。TV3chまではほとんどFM帯と同じなんですね。

  ch    映像  音声   ch帯域  (MHz)
  1    91.25   95.75     90- 96
  2    97.25  101.75    96-102
  3   103.25  107.75  102-108
  4   171.25  175.75  170-176
  5   177.25  181.75  176-182
  6   183.25  187.75  182-188
  7   189.25  193.75  188-194
  8   193.25  197.75  192-198
  9   199.25  203.75  198-204
 10   205.25  209.75  204-210
 11   211.25  215.75  210-216
 12   217.25  221.75  216-222
 13   471.25  475.75  470-476
 14   477.25  481.75  476-482

Sts222esr08  TVサウンドのMPX部はLA3805が使われています。型番で検索しましたがその詳細は不明でした。セパレーション[RV352]とフィルタ[RV351]ーの調整ができますが、残念ながら我が家の測定器ではTV調整用信号を作れません。FMステレオ変調器で19kHzのパイロット信号をON/OFFすると、222ESRのSTEREOランプが点灯/消灯します。ただLのみ信号、Rのみ信号を送信しても反応しません。アナログ放送の終了が迫っている現在、アナログTVの音声調整などさほど興味ないかもしれませんが・・

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■試聴

 リモコン操作できることが「優」ですが、その他はすべて「まあ普通」です。TVサウンドの勉強ができたことが収穫でした。

Sts222esr02Sts222esr05_2 Sts222esr06Sts222esr10 Sts222esr11

2008年4月 9日 (水)

サウンドハウスの件

 このブログでも随分ご紹介してきた「音響屋御用達サウンドハウス」で個人情報漏洩事件がありました。クレジットカード情報を含む多くの個人情報が中国からのSQLインジェクション攻撃で漏れてしまったようです。

 ■サウンドハウス→ http://www.soundhouse.co.jp/

 私自身はサウンドハウスとは古いお付き合いです。「2007年1月1日~2008年3月22日までに新規会員登録を行ったお客様のデータ、総数122,884件・・」の中には入っていない旨のお詫びメールがサウンドハウスから届きました。ただ、このブログがきっかけでサウンドハウスでショッピングされた皆様にはお詫び申し上げます。

 ところでサウンドハウスのホームページには左下に「マカフィー」のセキュリティー診断サービス「HACKER SAFE」の認証マークがあります。簡単に言えば「ハッカーからの攻撃を常に監視しているので、クレジットカード情報など個人情報が漏洩する心配はありません・・」という証明書のはずですが・・中国ハッカーの技術レベルが上だったのでしょうか?証明書の信頼が揺らぎますね。

 インターネットの世界で個人情報を守るのはやはり「自己防衛」が最大のポイント。お互いに気をつけましょう。

【2008年4月20日追記】------------------------------------------------

 サウンドハウスのホームページに2008年4月18日付けで社長名による「不正アクセスに伴うお客様情報流出に関するお詫びとお知らせ」というPDF文書が公開されています。

 ■サウンドハウス公開文書→ http://www.soundhouse.co.jp/news/20080418.pdf

 全22ページに及ぶ長文ですが、一気に読める充実した内容でした。不正アクセスの被害に遭った企業がその顛末を詳細に消費者に報告するのはおそらく初めてではないでしょうか?自社の対応、クレジットカード会社の対応、行政の対応、警察の対応など被害経験者で無ければ語れない貴重な記録だと思います。

 これまでも個人情報流出に関して多くの事件が報道されてきましたが、いずれも一過性の報道で詳細な経緯が明らかにされることは無かったと思います。もしも自分が管理するサーバーで事件が発生したら、その後どんな事態が待ち受けているのか・・他人事ではない現実味のある仮想体験ができました。

 私はプライベートでもオフィシャルでも「サウンドハウスファン」です。もちろん不正アクセスを許した管理体制の不備は否めません。でも・・文書を読んで社長を応援する気持ちになりました。今回の件で営業的には相当の打撃を受けていると推察しますが、ガンバってください!!ささやかながら応援します。

【2008年8月3日追記】------------------------------------------------

 サウンドハウスのホームページに2008年8月2日付けで社長名によるお知らせ文書が公開されています。

 ■サウンドハウス公開文書→ http://www.soundhouse.co.jp/news/20080802.pdf

 サウンドハウスを巻き込んだ今回の事件は、不正アクセスの被害企業がその後の経緯を明らかにするという稀有なケースということで注目しています。被害後の経緯を明らかにしている企業はサウンドハウス以外に私は知りません。

 クレジットカード会社の対応は厳しいですね。新規加入時は低姿勢で敷居は低く、トラブル発生と同時に対応が冷たくなる・・知人が経営するショップでも同様の事例がありました。

 サーバー管理者の一人として貴重はバーチャル対応体験が出来ています。サウンドハウスの取り組み姿勢に敬意を表するとともに、一消費者として購入活動を通して応援します。

2008年4月 6日 (日)

TRIO KT-1010

 私にとっては年中行事ですが「年度末恒例の超人的スケジュール」を乗り越え、今年も無事桜を見ることができました(笑)。3月は「休日ゼロ」で乗り切ったので、ここ1週間は久しぶりの休暇を取っています。[YAMAHA CDR-HD1500]に録り貯めたFM番組を聴きながら、古いFMチューナーに触れる幸せな時間がやっと戻ってきました。

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■入手経緯

Kt101000 この[TROI KT-1010]は2007年の年末、馴染みのリサイクルショップで5台セット3,150円で入手しました。ちなみにあとの4台は[SONY ST-JX8][ST-S333ES][ST-S222ESR][YAMAHA T-750]、どれも微妙に難ありでしたが唯一マトモなコンディションだったのがこの[TRIO KT-1010]でした。

 電源コードには「1984」の印字があります。店頭チェックでは電源OK、表示管の輝度劣化なし、FM/AMとも受信、周波数ズレなし、外装は多少の傷あり、ヤニ汚れなし、AM IFバンド調整つまみ欠落。フロントパネル全体がライトアップするので、雰囲気はアナログチューナーのような印象で私好みです。

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■KT-1010とは

Kt101001 調べてみると[TRIO KT-770]の上位機で、この後社名がKENWOODに変わり型名も[KENWOOD KT-1010Ⅱ]になりました。カタログと実機を見比べると[TRIO KT-1010]と[KENWOOD KT-1010Ⅱ]は見た目は同一機です。その後[KENWOOD KT-1010F]にモデルチェンジしデザインも中身も随分変わりました。[TRIO KT-770][KENWOOD KT-1010F]はひろくんのホームページに詳細レポートがありますのでご覧ください。

 [TRIO KT-770]で採用された広帯域直線検波DLLD(ダイレクト・リニア・ループ・ディテクター)を搭載しています。

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■[TRIO KT-770]との比較

・使用されているICはほとんど同じ。
・IF帯域をWIDEとNARROWに切替可能になっている。
・IF段に歪補正回路が追加されている。
・電源トランスが2基。オーディオ系とロジック系に分離している。
・当時の定価は59,800円、「中級機の上」という位置づけですね。

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■1985年1月19日発行KENWOODカタログ
 掲載機種 KT-3030 KT-2020  KT-1010Ⅱ  KT-880
 →http://bluess.cocolog-nifty.com/labo/2007/02/kenwood_1985_4ec6.html

 カタログを見てすぐに気付きますが、KT-3030、KT-2020、KT-880が同じデザインなのに対して、 KT-1010Ⅱは明らかに別製品という印象です。カタログの写真を見る限り、KT-1010とKT-1010Ⅱは同一製品に思えます。ただ、内部回路には改良があったかもしれません。

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■調整記録

Kt101012Kt101010 フロントエンドは5連バリキャップでトラッキング調整できる構成です。RFアンプとミキサには3SK77GRが使われています。FM同調点の調整やフロントエンド部の調整はひろくんのホームページ[TRIO KT-770]の情報がそのまま利用できます。(いつもありがとうございます。)調整作業の上で[TRIO KT-770]と異なる点は、IF段に歪補正回路が追加されていることです。WIDE側でSTEREO/MONO、NARROW側でSTEREO/MONO、計4個の半固定抵抗があります。

・VR-9 MONO/WIDE
・VR-10 MONO/NARROW
・VR-11 STEREO/WIDE
・VR-12 STEREO/NARROW

 標準信号発生器で1kHzの信号を送りながらWaveSpectraで観察、それぞれのポジションで2次歪が最小になるよう調整します。下のグラフはWIDE/MONOの状態でVR-9を調整した結果です。2次歪が大幅に減少し、[THD][THD+N]も改善されている様子が分かります。

[LEADER 3215]→[TRIO KT-1010]→[EDIROL UA-101]→[WaveSpectra]
Kt1010before
Kt1010after

 ステレオセパレーションの調整もWIDE(VR-5,VR-6)とNARROW(VR-7)でそれぞれ調整可能です。背面のアンテナ端子はKT-2020KT-1100Dと同様にF端子に交換しました。

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■試聴

Kt101014 フロントエンド部をきちんと調整できた効果でしょうか、受信性能が優秀です。我が家の屋外FMアンテナはNHK-FMに向けて設置してあります。アンテナのちょうど真後ろから電波が飛んでくるFM三重は電波も弱くマトモに聴けるチューナーは少ないのですが、この[TRIO KT-1010]はしっかり受信できます。今日のサンデーソングブックを生で聴きましたが、音質もなかなか良好です。アナログチューナーのような温かい照明も良いですね。[KT-770]は聴いた経験ありませんが、電源部の違いと歪補正回路の違いから推して[KT-1010]の方が音は良さそうな気がします。

 電球を使った照明ですから、しばらく使っていると天板がかなり熱くなります。耐久性に不安がありそう・・と心配しましたが、よく考えれば製造後すでに24年経過しています。ランプ切れも無くよくがんばっていますね。このままセッション2008も聴いてみます♪

Kt101002 Kt101003 Kt101004 Kt101005 Kt101006 Kt101007 Kt101008 Kt101009 Kt101011 Kt101013

 

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