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2008年5月 1日 (木)

Radio SHARK 2

Shark  形状はまさに「鮫のヒレ」。Mac/Win対応のUSB接続ラジオです。FM/AM対応、選局や音量調整はすべてパソコンから操作します。留守録やタイムシフト再生にも対応、iTunes経由でiPodへの転送も楽々です。ラジオの受信性能や音質はちょっと心配ですが、知人が使っているのを見てずっと欲しいと思っていました。

 【Griffin Technology社 Radio SHARK 2】
 →http://www.griffintechnology.com/products/radioshark2

■購入記録----------------------------------------------

 Griffin Technology社では$49.99で直販していますが日本への輸送コストを考えると??です。ネットで国内販売店を探すと、安いところでは6,500円前後ですがどこも売切れ&入荷未定状態。ヤフオクを探すと新品が10,000円前後、中古品も高値で取引されています。ところが昨日たまたま「6,980円(税込送料込)在庫あり」に遭遇したので思い切って購入しました。

 【ビザビ楽天ショップ】
 →http://item.rakuten.co.jp/vis-a-vis/01352500600/

 4/30の昼過ぎに注文して今朝もう届きました。買える時に即断即決しないとまたしばらく「入荷未定・・」になってしまいそうです。意外と人気商品のようなので興味ある方はお早めにどうぞ。

 連休の楽しみがひとつ増えました。詳細レポートは後日また・・。

■導入記録 【2008年5月2日追記】----------------------------

Shark04  早速後日(翌日)です(笑)。Radio SHARK 2同梱のCD-ROMに入っている専用ソフトウェアには.NET Framework 1.1 が必要との事。私のWin-XPマシンにはすでに.NET Framework2.0が入っていますが、念のため.Net framework ランタイムパッケージ 1.1を導入してからソフトウェアをインストールしました。結果的にノートラブルだったので、1.1のランタイムが必要だったかどうかは不明です。なお、付属CD-ROMには専用ソフトウェアVer.2.0が入っていますがGriffin Technology社のサイトから最新版Ver.2.1をダウンロードできます。インストールはあっという間に終わりました。

Shark0000  試しに.NET Framework1.1が入った別のXPマシンに専用ソフトをインストールしてみました。ところが「.NETのバージョンが合わない・・」とのエラーが出てソフトが起動しません。そこで.NET2.0を入れたところサクッと起動しました。専用ソフト自体は.NET2.0で作られていて、一部.NET1.1のランタイムを必要とするモジュールがあるような気がします。

■印象 【2008年5月2日追記】------------------------------

Shark02 Shark01  Radio SHARK 2については既に多くのサイトやブログで詳細報告があります。ここではFMチューナーファンとして感じた印象を列記します。

・Mac周辺機器としてスタートしているので、外観デザインはとてもお洒落な感じ。
・サメのひれを思わせるユニークなデザイン。
・光沢ある黒ボディが受信時「青」、録音時「赤」に光ってカッコいい。
・本体には操作ボタンや音量ボリュームなど一切ない。
・本体直出しのUSBケーブルとアンテナ用端子(3.5mmステレオミニジャック)があるだけ。
・FM/AM切替、選曲、音量調整、留守録設定などはすべてソフトウェアから操作。
・USB延長ケーブルを介して本体を窓際に設置するとAMはきれいに受信できました。
・アンテナ端子に付属FMアンテナ(約1m)を接続すると、とりあえず受信可能。
Shark00 ・FMはもちろんステレオ対応ですが、音質は「シャリシャリ」した安っぽい音です。
・アンテナ端子はヘッドホン端子と共用でした。ヘッドホンコードがFMアンテナ代りになります。
・USB経由でPC処理した再生音は、実放送よりわずかな遅れが発生しています。

■FMアンテナ端子 【2008年5月3日追記】-------------------------------------------

Shark03  当初アンテナ端子が何故「ステレオミニプラグ」なのか疑問でした。アンテナなら「モノラルプラグ」で良いはずです。ふと思いついてアンテナ端子にヘッドホンを繋いだところ何とこれが「大正解!!」 遅れのないリアルな放送が聴こえました。なるほど・・FM機能付き携帯電話やカード型ラジオのようにヘッドホンコードがFMアンテナの役割をするのです。

 そうなると屋外FMアンテナから来ている同軸ケーブルを接続する際に注意が必要です。ヘッドホンコードをアンテナ代り使うときは通常GNDになっている端子がアンテナ入力に繋がります。つまり同軸ケーブルの芯線はミニプラグのGNDに繋がなければなりません。本体を分解して確かめた訳ではありませんが、これは携帯ラジオを分解した経験で得た知識です。でも同軸ケーブルのシールドはどう処理するか??

Shark05Shark06 Shark07  これに関してネットで情報を探したところ既に先人がいて、網線はUSB延長ケーブルの金属コネクタ部分に繋ぐという裏技を知りました。さっそく75Ω同軸ケーブル[5C-2V]の両端に[F型プラグ]と[3.5mmミニプラグ]を取り付けた特製アダプタを製作し、GND接続のためF型プラグ側から網線に繋がったワニ口クリップを出しておきました。

 ※実際にFM放送を受信した結果ですが、受信感度は大幅に改善されました。同軸ケーブルの網線はGNDに接続してもしなくても受信性能に大差ありませんでした。

■ステレオセパレーション 【2008年5月3日追記】------------------------------------------

Shark08  パソコン用モニタースピーカーで聴くとそこそこの音質です。でも>UA-101経由でMDR-CD900STで聴くと「シャ~というノイズが顕著」「高音域がノイズっぽい」「音像定位感が無い」という事がハッキリ分かります。古いアナログチューナー並みのセパレーションの悪さです。念のためいつもの精度の怪しい中古測定器を使って確認しました。SSGの出力を特製アダプタ経由でアンテナ端子に直結、83.0MHzの搬送波に載せて1kHzのステレオ信号を送信し、WaveSpectraで波形を観察してみました。

Sharkssg1

 グラフはLのみ信号受信時のL側出力です。L/R比較するとセパレーションは35dB程度しか取れていません。この状態をMDR-CD900STで聴くと「Lch信号のみのはずが、Rchからも半分ほどの音量で聴こえる・・」という感じです。

 ノイズレベル自体も60dB前後と今まで見てきたチューナーと比べればかなり高め、19kHzパイロット信号の漏れもかなり大きめです。このレベルまでパイロット信号が漏れていると、耳のよい方には相当耳障りなはずです。私の聴力は老化しているので17kHz以上は聴こえませんが・・(笑)。その一方で2次3次の高調波成分が少ないのは優秀です。

 ※参考:聴力テスト→http://homepage2.nifty.com/bluess/test_tone.htm

■まとめ 【2008年5月3日追記】--------------------------------------------------

Sharksche1 Sharksche2  定価$49.99のUSB機器とオーディオ用チューナーを比較しても意味ありませんね。Radio SHARK 2の特徴は以下の3点です。高音質を求めるのではなく「便利なPC周辺機器」と割り切ればとても良い製品です。

・パソコンで仕事中にFM/AMラジオが聴ける。
・おまけに留守録予約やタイムシフト再生ができる。
・iTunesと連携して録音内容をiPodで持ち出せる。

NHK第二(AM)で語学講座を定期録音し、iPodで持ち出して通勤電車で聴く・・なんていう使い方には最適だと思います。

■留守録 【2008年5月5日追記】------------------------------------------

Sharksetting1 留守録設定で登録した番組名+録音日時がファイル名になって保存されます。保存形式はWav、Wma、Mp3の3種類を選択可能。実際に試したところ、番組名が日本語の場合はファイル名が文字化けします。ちょっと残念でした。

 【ビザビ楽天ショップ】を覗いたら「売り切れ」になっていました。定期的に入荷している様子なので、買い逃した方は定期的にチェックすることをお薦めします。

■分解記録 【2008年6月3日追記】---------------------------------------

Shark201Shark201_1Shark201_2  アンテナ端子を確かめるため思い切って分解してみました。底面中央にある凹部にネジがあります。このネジ1本を外すと本体とベース部が分かれます。本体はヒレの尖った方からカッターナイフの背の部分でこじ開けました。少し外れればあとは力任せです(笑)。本体を傷つけることなくきれいに割れます。

Shark201_3 Shark201_4Shark201_10  ヒレ中央部には赤と青のLED、その周囲にAMループアンテナ、外側にはFMアンテナが配置され、小さな基板が底部にありました。基板の両面には小さな部品が実装されています。目に付くICはラジオ用[TEA5777HL]とUSB用[UAC3556B]の2個です。ネット検索でデータシートはすぐに見つかりました。[TEA5777HL]の30pinがFMアンテナ入力です。

 イヤホンジャックのGNDは[TEA5777HL]の30pin[RFIN2]に繋がっていました。自作した同軸ケーブルの繋ぎ方は正解でした。[TEA5777HL]29pinが[GNDRF]になっており、基板上では[FM]と記載された端子に繋がっています。本来は同軸ケーブルの編線が繋がるはずです。特製アンテナケーブルのGND端子をここに繋いでみましたが特段の変化はありませんでした。何も繋がっていない基板の[FM]端子は[GND]です。本格的にアンテナ端子を改造する方は参考にどうぞ。

 [TEA577HL]のデータシートでFM部のスペックを見ると、チップレベルのS/N比60dB、セパレーション40dBとあります。セパレーション実測35dBという結果は納得できる数値でした。

Shark201_5 Shark201_6 Shark201_7 Shark201_8 Shark201_9

 

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