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2008年11月23日 (日)

YAMAHA CDR-HD1500 HDDリムーバブル計画

 FMエアチェック用に使っている YAMAHA CDR-HD1500 のHDD残容量が少なくなってきました。留守録後すぐCD-Rに焼いて保存するので250GBで充分と思っていましたが、なかなかCD-R化が追い付かない状況です。このままでは年末年始の特別番組を録り切れない恐れが・・・。そこで以前どこかの掲示板で見た「HDDリムーバブルケース」を思い切って試してみました。

 用意したのはPC用5インチベイに取り付けるHDDリムーバブルケースです。最近はSATAが主流ですが、CDR-HD1500のHDDはIDE/ATA仕様です。CDR-HD1500背面から延長ケーブルで引き出してリムーバブルケースに接続。HDDを交換用トレイに装着しておけば、増設や交換が簡単にできると考えました。

■材料---------------------------------------------------------------

 ・ラトックシステム IDE-MDK1ABK・・IDE用ケースとトレイセット(アルミ)
 ・ラトックシステム RD-35MR1ABK・・交換用トレイ(アルミ)
 ・ATA延長ケーブル(30cm)
 ・電源延長ケーブル(50cm)

■材料調達時のポイント---------------------------------------------

 ・アルミ製かプラスチック製か?
  →アルミ製を選択。価格は高めですが、放熱性が良い事は精神的な安心材料です。

 ・本体色は?ブラック、シルバー、ホワイト?
  →迷った末にブラックを選択。シャンパンゴールドが無いのが残念です。

■作業記録---------------------------------------------

6 CDR-HD1500本体裏のHDDスロットドアを開け、今まで使っていたHDD(250GB,HDT722525DLAT80)を外します。代わりに延長用IDE/ATAケーブルと電源ケーブルを接続し、リムーバブルケースに繋ぐだけです。元のHDDをトレイに装着しリムーバブルケースにセット、恐る恐る電源を入れたところ問題なく起動しました。今まで通り正常に使えます。

10 交換用トレイに別のHDD(400GB,ST3400832A)をセットしてみました。あらかじめHDDはSLAVEに設定しておきます。CDR-HD1500の電源を投入するとHDD初期化を促され、約10秒ほどのフォーマット作業を経て新しいHDDとして認識されました。運用上の注意事項・・HDDトレイ交換はCDR-HD1500の電源OFF時に行わなければならない事。

7 CDR-HD1500背面のHDDスロットドアですが、ケーブルを引き出した状態でもギリギリ閉じることができました。ドア固定用ネジを少しだけ締めた「半ドア状態」になりますが、IDEケーブルも電源ケーブルもドアで圧迫されてはいません。

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■冷や汗体験---------------------------------------------------------

 実は最初にHDDトレイをセットしたとき、ケースをキーロックする事を忘れてそのままCDR-HD1500を起動してしまいました。つまりHDDが無いままCDR-HD1500の電源を入れてしまったのです。冷や汗を流しながら固唾を呑んで見ていると、何とそのままCDプレーヤーとして起動しました。取扱説明書を読み直してみたらその旨記載ありました。良かった~~壊れなくて(笑)

■騒音振動対策---------------------------------------------

8 9  難点はリムーバブルケースに付いているファンの回転音がけっこうな騒音になる事です。PCケースに入れておけば気にならないのでしょうが、音楽鑑賞用となるとかなり気になるレベルです。そこでリムーバブルケースを分解してファンの電源ケーブルを外してみました。

 ファンを止めた状態で2時間ほど稼働してケースを触ってみましたが、ほんのり温かい程度です。放熱性に優れたアルミ製ケースを選んだし、ケース付属の熱伝導パッドも貼ったし、もともと暑苦しいCDR-HD1500内部で稼働していたのですから大丈夫でしょう。たぶん・・

 ファンの騒音は無くなりましたが、HDD自体の僅かな動作音と振動がまだ残ります。運転中のリムーバブルケースに触れるとHDDによる微振動がはっきり分かります。そこで地震対策用に売られている「転倒対策シート」をリムーバブルケース底面に貼ってみました。振動が無くなる訳ではありませんが、重ねて設置した機器への振動伝播が抑制できるという意味で効果的です。

■音質への影響はあるか?------------------------------------

 IDE/ATAケーブルを延長してHDDを外部に出したことによる音質への影響はあるか??念のためAUDIO CHECK CDの基準信号をれぞれの条件で録音再生し、違いがあるか確かめてみました。

 →使用したオーディオチェック用CDの詳細情報

【case1:HDD内蔵状態(ケーブル延長なし)】
31311  ・DENON AUDIO CHECK CD をHDD録音。
 ・光デジタル出力をUA101に接続。
 ・聴感による試聴
 ・WaveSpectraによる波形観察。

【case2:HDD外出し状態(IDE/ATAケーブル30cm延長)】
32321  ・DENON AUDIO CHECK CD をHDD録音。
 ・光デジタル出力をUA101に接続。
 ・聴感による試聴
 ・WaveSpectraによる波形観察。

【case3:HDD外出し状態(IDE/ATAケーブル30cm延長+アルミ箔被覆)】
33331  ・DENON AUDIO CHECK CD をHDD録音。
 ・光デジタル出力をUA101に接続。
 ・聴感による試聴
 ・WaveSpectraによる波形観察。

 AUDIO CHECK CD track10~18に収録されている基準信号を聴き比べました。

「上記3パターンの再生音に有意な差はない」・・・私の結論です。

 ノイズ対策に効果ありそうな気がしたので延長ケーブルをアルミ箔で被覆してみましたが、これも有意な効果は確認できませんでした。

 ラックに収めるとき、延長ケーブルが他の機器の電源ケーブルや信号ケーブルと交錯しないように配慮する必要はありますが、このまま外出しリムーバブル計画続行して試運転してみます。

■1Uハーフラックトレイに載せる-----------------------------------------

 ・むき出しのリムーバブルケースは安定性と安全面で問題ありそう。
 ・オーディオラックの中で見た目にカッコ悪い。

21  1Uサイズのハーフラックトレイが手元に余っていたので、この上にリムーバブルケースを固定してみました。オーディオタイマー SONY PT-D9W を並べて置くとちょうど良い横幅になります。ブラックのケースを選んだので見た目に違和感ありません。ハーフラックトレイ底面に地震対策用シート貼り付けておきました。ゴム足を付けるよりは効果的と思います。IDE延長ケーブルの長さの制約から、右側にリムーバブルケース、左側にタイマーの配置になります。

11  このハーフラックトレイは、以前サウンドハウスで買った これ だと思います。いろいろな機器を取り付けられるように底面に固定用ネジ穴がたくさん開いているので放熱効果も期待できます。ネジ穴がうまく合わない場合は、長めの結束バンドでケースごと縛りつける、両面テープ付き大判マジックテープで固定するなどの方法があります。今回の使い方ではラック用の「耳」が邪魔なので前後逆にして使っています。

■オーディオ機器に相応しい収納ケース1--------------------------------------------

1213   ラックトレイは良いアイデアと自画自賛ですが、見栄えは今一つの感じです。次に用意したのは部品取り用に確保しておいた TRIO KT-1010 シルバーモデル。高さは1Uより少し大きめですが、横幅は偶然にもハーフラックトレイの内寸幅とピッタリ同じでした。KT-1010の前面パネルと上部カバーを取り外し、ハーフラックトレイに載せただけです。KT-1010の前面パネルはほぼ全面が透明プラスティック製なので、内部に収まったPT-D9Wの時計表示がきれいに読めます。リムーバブルケースの赤・緑のLEDが隠れて見えないのが残念です。

 KT-1010の前面パネルと上部カバーはハーフラックトレイに載せてあるだけなので、タイマー操作時やHDDトレイ交換時には簡単に外せます。CDR-HD1500の上にFMチューナーが載っているように見えますよね(笑)。

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■オーディオ機器に相応しい収納ケース2--------------------------------------------

 以下に思い付いた収納ケースのアイデアを列記します。

 ・KT-1010と同様にジャンクチューナーのケースをそのまま利用する。
  ○ FMエアチェック機器として見た目は抜群によい。

 ・薄型 DVDプレーヤー のケースを利用する。
  ○ シャンパンゴールドの筐体があればCDR-HD1500とベストマッチ。

 ・1Uサイズのサーバーケースを使う。
  ○ 1UサイズのNASケースがあれば用途はまさにピッタリ。
  × オーディオ機器らしくないのが難点。

 ・S-VHS高級機によくあった「前面開閉式操作卓」になっているビデオデッキのケースを利用する。
  ○ 前面開閉卓を閉じておけば立派なオーディオ機器に見える。
  × 高さと奥行きが大き過ぎる?

 私は「前面パネルが開閉式のS-VHSデッキ」が良さそうな気がします。パネルを閉じておけば高級感あるオーディオ機器に見えることがポイントです。サイズ的に大き過ぎるかもしれませんが、ジャンクコーナーで実験素材を見つけたら試してみようと思います。

 くだらないアイデアで恐縮です(笑)・・チャレンジ精神ある方は自己責任でお楽しみください。

 

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コメント

BLUESSさん、こんにちは。
ATA100規格では80芯ケーブル長がMAX.457.2mm(device0とhost間はMAX.304.8mm)なので、これを超えていない限り問題ないんじゃないでしょうか?
(経験上、ケーブル長の影響を受けるのはPIO転送:HDDではわざわざ使いませんよね、の方です)

JT様

こんばんは。

>ATA100規格では80芯ケーブル長がMAX.457.2mm・・

457.2mmというのは18インチですね。
この長さに納まっているか確かめてみます。

ところで、CDR-HD1500側から出ているIDEケーブルを見ると40芯です。
これを見てATA33延長ケーブルが使えると思いました。
ケーブルの仕様に比べれば、使っているHDDは超オーバースペックです。

次回はケーブル長を確かめると同時に、ケーブルの根元を確かめてみます。
もしもPCのマザボと同じ構造でケーブル交換可能なら、根元から80芯ケーブルに交換もありかなと思います。

BLUESS様、
私もCDR-HD1500Nは使用していますが、500GBを内蔵しているので当面まだ余裕です。(^^;
→そう言えばATA33の40芯ケーブルだったような...
(と言うことはCDR-HD1500NのHDコントローラがATA33までの対応なんでしょうね...)
規格上、ケーブル長はATA100、ATA33とも同じ長さです。
(仕事での)経験上、80芯ケーブルにして誤動作が改善されたことがあります。交換できればいいですね。

JT様

CDの転送速度が 150KB/s = 1.2Mbps ですから
10倍速で使ってもATA33で超余裕ですね。


トラブルシューター様

>デジタル信号を扱うのだからHDDによる音の違いは無い・・

頭の中では理解しています。

・CDR-HD1500のHDD交換作業を簡略化したかった事
・40芯(ATA33)ケーブル延長による影響の有無を確かめたかった事

この2点が実験目的です。音質向上を目指しているわけではないのですが


>オーディオインターフェイスを充実させたPC・・

その通りだと思います。
パソコンでも同様のことはできるので、CDR-HD1500を使わなければならない理由はありません。

WAVIO SE-200PCI など内蔵サウンドカードは使ったこと無いので分かりませんが、実験用にはUSB2.0のUA-101(win)、制作現場ではFireWireのFireface800(mac)などを使ってHDDレコーディングしています。

ただ音楽鑑賞用(オーディオ機器)となると、趣味趣向が分かれるところだと思います。

カセットデッキが衰退し、DATも終焉を迎えている現在、これらに代わるオーディオ用録音機としてCDR-HD1500は貴重な存在だと思っています。オーディオラックに置いても違和感の無いデザイン、FMチューナーやオーディオタイマーとの連携機能、ワンタッチのCD-R制作機能は私にとって魅力的です。

CDDBが使えないとか英数字しか使えないとか不満があれば、SONY NAC-HD1やパソコンを使えばよいです。音質へのこだわりではありません。

トランスポータとしての利用価値も高いです。ただ発売から3年を経過してなお後継機種が登場しないところを見ると「市場ニーズの低い商品なんだな~」と実感しますね。

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