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2008年11月 2日 (日)

TU-S707X MPXデコーダー化実験(3)

 サンスイ[TU-S707X]の優秀なMPX部を「汎用デコーダー」として利用できないか?

 まだしつこくやってました・・(笑)。前回の課題「接続するチューナーからの入力レベルを調整する仕組み」を考えてみました。

■過入力を可変抵抗で調整する---------------------------------------------------

 前回実験で[TU-S707X(改)]のMPX適正入力レベルは90~200mVと判明しています。[SONY ST-5130]以外のチューナーではマルチパス出力は適正範囲~過入力の状態でした。ネット上の情報でいろいろなチューナーのマルチパス出力を調べてみると、[L-02T]が10mVと際立って低い以外はすべて100mV以上(※)、最大は[KT-2200]の700mVでした。[ST-5130]の本来性能は150mVと思われます。(※調べた範囲で・・。) 

 ・マルチパス出力に抵抗を挟んで調整する。

 この単純な方法でほとんどのチューナーに対応できそうです。[L-02T]を外部MPXで使う理由は無いですし、[ST-5130]はもしかしたらどこか故障しているかも?という状態なので除外して考えます。

 試行錯誤の結果、150k~200kΩの抵抗を挟むとちょうど良さそうです。この結果を受けて300kΩ(Bカーブ)を買ってきました。[TRIO KT-7700]の[DET OUT LEVEL]を600mVに上げてもこの可変抵抗で適正入力レベルに調整できました。

■MPX入力端子と調整用可変抵抗の取付け---------------------------------------

 [TU-S707X(改)]の背面パネルにドリルで穴を開けて本格的に取り付けてみました。前回はAMループアンテナのホルダーを外してMPX入力端子(RCAジャック)を取り付けましたが、内部配線が見苦しかったので音声出力端子の隣に移設しました。すぐ横に調整用の可変抵抗を配置し外観もスッキリしました。

 ・背面パネルを取り外す。
 ・直径7mmの穴を開け、300kΩ(Bカーブ)を取り付ける。
 ・直径6mmの穴を開け、RCAジャックを取り付ける。
 ・信号線とGND線を半田付け。
 ・何かの機器から取り外した適当な「ツマミ」をはめて完成。

 前回実験で用いたバリコンチューナーを総動員して動作検証しました。信号発生器があれば(83MHz,1kHz,60dB)の信号を送りながらチューナー毎に厳密にレベル調整して使えます。信号発生器など無くても、実用上は「出音に歪みを感じる少し手前・・」に可変抵抗を調整すれば大丈夫です。

70731 7073_2 7073_3 7073_4 7073_5

■マルチパス出力レベルが低い場合はどうするか?---------------

 この場合は信号を増幅しなければなりませんが、FMコンポジット信号なので53kHz(FM多重放送まで考えると90kHz程度)までの周波数をフラットに扱えるアンプが必要です。

 ・増幅が必要なチューナーは少数派である(・・たぶん)
 ・私の技量では難易度が高い・・

 残念ながらこの対策はスルーします。

■最後に---------------------------------------

7073_0Kt7700tus707x [TU-S707X /DECADE]のMPX部は使えます。

 古いバリコンチューナーとの組み合わせによって「FM放送の新しい楽しみ方」を見つけたような気がします。一連の実験を通して有意義な経験をさせていただきました。最初にアイデアをいただいたcooltune様、ご助言いただいた皆さま方に感謝申し上げます。

 

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コメント

ケースを加工するとひと手間かかりますが、繋ぐだけなら簡単な方法でやれるという結論で誰でも試せそうですね。

L-02Tのマルチパス出力は"V"側が検波器のコンポジット信号出力になっているようです。
でもこれだと取説の通りにマルチパスを見ても上手く行かないと思います。
L-02Tを持っていませんので実際がどうか分かりません (^^;
マルチパス検出回路がほぼ同じ仕組みのKT-9900の仕様を見るとHとVの数値がL-02Tと逆になっています。
L-02Tのカタログや取説の仕様を見ると国内・海外とも全部同じですので印刷ミスでもなさそうです。
今のところ謎です。L-02Tを入手したら調べようと思いますが一生謎のままかも。

今までチューナー関係のカタログや資料は結構読んできましたが、
マルチパス出力値を気にしたことは無かったですね。
その意味でも今回は良い勉強になりました。

最初にL-02Tのスペックを「オーディオの足跡」さんで見たとき
「0.01Vなんてミスタイプだな・・」と思いました。
ところがcooltune様のサイトでL-02Tの取説を拝見したらやっぱり0.01V。

ひょっとすると「印刷ミス」かもしれませんね。
謎が解明できる日が来ますように・・(祈)

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