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2009年1月の記事

2009年1月31日 (土)

PIONEER F-120 / F-120D

F12001_2  2009年正月休み、ヤフオクで PIONEER F-120 を入手しました。音が良いことで人気機種になってしまったので、入札価格はいつも高騰しますね。欲しいと思ってから一年がかりでようやく私の手元にやってきました。年末年始はオークション参加者が少ないように思います。

 発売当時に購入した後継機 F-120D は今でも持っていて、メモリーボタンの修理詳細を以前に書いた事があります。さらに2台の中古機を入手済みのため、F-120Dは合計3台も手元にあります。

 両機についてはすでに「ひろくんのホームページ」に詳しいレポートがあります。ここでは両機のカタログ、取扱説明書などからスペックを一覧表形式にまとめ、比較しやすいように内部写真を並べてみました。

■F-120 / F-120D 比較一覧表 ------------------------------------------------------

PIONEERF-120F-120D
年式 1982 1985
定価 45,000円 49,800円


FM検波方式 パルスカウント パルスカウント
FM復調方式 D.D.デコーダー D.D.デコーダー
typeⅡ
FM部IC PA3007 PA5008
FM部IC PA5006 PA5006
FM部IC PA5007 PA5007
受信周波数範囲 76~90MHz 76~90MHz
実用感度 mono 0.95μV (10.8dBf) 0.95μV (10.8dBf)
S/N比
50dB感度
mono 1.8μV (16.2dBf) 1.77μV (16.2dBf)
stereo 21.0μV (37.7dBf) 21.0μV (37.7dBf)
SN比
80dBf入力時
mono 96dB 98dB
stereo 88dB 90dB
高調波歪率 wide mono 100Hz 0.0095% 0.008%
1kHz 0.0095% 0.006%
10kHz 0.01% 0.01%
stereo 100Hz 0.015% 0.01%
1kHz 0.015% 0.009%
10kHz 0.05% 0.05%
narrow mono 1kHz 0.09% 0.09%
stereo 1kHz 0.5% 0.5%
キャプチャー
レシオ
wide 0.8dB 0.8dB
narrow 2.5dB 2.5dB
実効選択度 wide 30dB(400kHz) 30dB(400kHz)
narrow 60dB(300kHz) 60dB(300kHz)
ステレオ
セパレーション
wide 1kHz 65dB 70dB
20Hz-10kHz 50dB 54dB
narrow 1kHz 40dB 40dB
20Hz-10kHz 40dB 40dB
周波数特性 20Hz~15kHz
+0.2, -0.8dB
20Hz~15kHz
+0.2, -0.8dB
イメージ妨害比 80dB 70dB
IF妨害比 100dB 100dB
スプリアス妨害比 90dB 80dB
AM抑圧比 70dB 70dB
サブキャリア抑圧比 60dB 65dB
ミューティング動作レベル 5μV(25.2dBf) 5μV(25.2dBf)
アンテナ 300Ω平衡型 300Ω平衡型
75Ω不平衡型 75Ω不平衡型


AM部IC LA1247 LA1247
受信周波数範囲 522~1629kHz 522~1629kHz
実用感度 ループアンテナ 55dBμ/m 150μV/m
外部アンテナ 15μV -
選択度 30dB 25dB(±9kHz)
- -
SN比 50dB 55dB
イメージ妨害比 40dB 45dB
IF妨害比 65dB 70dB

出力レベル/
インピーダンス
FM(100%変調) 650mV/900Ω 650mV/900Ω
AM(30%変調) 150mV/900Ω 150mV/900Ω
電源電圧 AC100V
50Hz/60Hz
AC100V
50Hz/60Hz
消費電力 14W 14W
外形寸法(幅×高×奥行mm) 420×61×317 420×61×312
外形寸法 サイドウッド取付時 - 457×62×312
重量 4.0kg 3.8kg

取扱説明書 取扱説明書 取扱説明書
カタログ 捜索中 1985年3月発行
参考サイト:オーディオ回顧録 製品情報 --
参考サイト:オーディオの足跡 製品情報 製品情報
参考サイト:ひろくんのホームページ 調整方法 調整方法
輸出仕様機 TIC F-90 F-99X
回路図 回路図 回路図
サービスマニュアル 準備中 準備中

F12002_2 F12003_2 F12004_2
F12005_2 F12006_2 F12007_2
F12008_4

F-120F-120D
F12009 F-120 基板全景 F120d09 F-120D 基板全景
F12010 F-120 電源トランス F120d10 F-120D 電源トランス
F12011F-120 電源部 F120d11 F-120D 電源部
F12012 F-120 フロントエンド F120d12 F-120D フロントエンド
F12013 F-120 PA3007 F120d13 F-120D PA5008
F12014 F-120 第2OSC部 F120d14 F-120D 第2OSC部
F12015 F-120 PLL用IC TC9047P F120d15 F-120D PLL用IC TC9147BP
F12016 F-120 ステレオ復調部 F120d16 F-120D ステレオ復調部
F12017 F-120 PA5006 F120d17 F-120D PA5006
F12018 F-120 PA5007 F120d18 F-120D PA5007
F12019 F-120 AM部LA1247 F120d19 F-120D AM部LA1247
F12020 F-120 基板番号 F120d20 F-120D 基板番号
F120l F-120
L-only
L-ch
F120dl F-120D
L-only
L-ch
F120r F-120
L-only
R-ch
F120dr F-120D
L-only
R-ch

■F-120 / F-120D 出音比較 ------------------------------------------------

 F-120、F-120Dともにしっかり調整したつもりですが、それでもWaveSpectraで見るとF-120の方で二次三次の高調波歪が大きく出ます。19kHzのパイロット信号周辺も様子がおかしいです。こんな状態のF-120ですがFM放送は普通に受信できますし音質には明瞭感があります。ただトータル評価ではF-120Dに及びません。

 今回のF-120には調整だけでは解決しない部品の劣化がありそうです。何と言っても20年以上前の製品ですから調整だけで済まそうというのは虫が良すぎるかも・・?別のF-120が入手できたら再挑戦してみます。

【以下の記事は2009年5月23日追記】--------------------------------------------

■F-120(2号機)入手 ---------------------------------

F120201  先のF-120(1号機)はどこか故障箇所があるような個体だったので、もう一台欲しいと思っていました。そんな2009年4月初旬、市内のハードオフでジャンク品を525円で入手できました。ハードオフもたまには行くものですね。ここで買い物するのは実に久しぶりです。

 このF-120(2号機)は外観はすごく良好ですが「メモリーボタンが効かない」ことがジャンク理由でした。ジャンクコーナーで「ヨッシャ~!」とガッツポーズが出たかも?(いい大人が恥ずかしい~笑)。

 メモリーボタンの不調はこの機種固有のトラブルですから、劣化したスポンジを交換してメモリーボタンは簡単に復活しました。続いて「ひろくん様」のサイトで手順を確認しながら再調整を施しました。

■FM 同調点調整「T103 TP17~TP18間電圧=0V」----------

F120205 F120206  ところがFM同調点調整で T103 を目一杯回しても約200mV迄しか調整できません。何だかスッキリしないまま、でも受信周波数ズレは発生しないのでこれ以降の調整を進めてみると、1号機よりもはるかに良好な性能を発揮していると判明しました。容量抜けしている T103 を交換すれば状態の良い完動品になると判断し、1号機から T103 を取り外し2号機に移植しました。

■T-103移植(1号機)→(2号機)----------------------

 F-120の底板には点検蓋がありません。部品の取外しや交換をするには背面パネルを外し基板全体を外して裏返す必要があります。実際に作業するには「よし!やるゾっ!!」というかなりの意気込みが必要です(笑)

F120202F120203 背面パネルの6箇所のネジを外すと、背面パネル全体が分解できます。電源コード~トランスが繋がっているので完全には外れませんが、作業するには充分です。さらに基板上の3箇所のネジを外すと基板が外れます。フロントパネルに繋がったフラットケーブルを残したまま、基板全体を裏返すことができます。

■F-120(2号機)T103 交換後の再調整------------------

 T103によるFM同調点の調整で、TP17からTP18間電圧はほぼ0Vに調整できました。1号機は高次高調波と19kHzパイロット信号周辺の様子が不調を予想させましたが、2号機は本来の性能を発揮しているようです。歪は抑えられセパレーションは実測60dB超です。1号機と比較すると全く別物に聴こえます。

F120207 F120208

 ※不調時の様子は録音素材に残しているので、出音の比較は簡単に検聴できます。

■F-120 と F-120D------------------------------------

 WaveSpectarのグラフを見るとノイズフロアがかなり違いますが、私の耳ではまったく同じに聴こえます。どちらも特に違和感のある出音ではありません。「製造から20年以上経過した電気製品なので、部品劣化による性能個体差は激しい」ということを改めて実感しました。

■【以下、おまけです・・】BLUESSのFMチューナー比較法 ----------------

【FMチューナーが持つ本来性能を確かめる場合】

 ・比較用音源は基準音やスイープ信号が収録されたオーディオチェックCDを使用。
 ・お気に入りの音楽CDも比較用音源として併用。
 ・CDプレーヤーで比較用音源を再生し、アナログ音声出力をステレオ変調器[VP-7633A]
 ・プリエンファシス50usをかけたステレオ信号+19kHzパイロット信号を信号発生器[LEADER 3215]
 ・83MHz搬送波±75kHz偏移、出力60dBの信号を生成
 ・分配器で信号を2系統に分け、一方を [F-120]、他方を[F-120D]に送信
 ・[F-120]/[F-120D] で83MHzにてWIDE/STEREO受信
 ・[F-120]/[F-120D] の音声出力を USBオーディオインターフェイス[UA-101]経由でパソコンへ。
 ・マルチトラックレコーディング対応ソフト[SONAR 6 LE]を使って両機のステレオ音声を同時録音。
 ・WAVファイル化された両機の出力音声をモニター用ヘッドホン[CD-MDR-900ST]で試聴
 ・ヘッドホン出力は[UA101]前面端子を使用。

【実際のFM局を受信したときの音を再現して確かめる場合】

 ・上記方法ではCDの上限22.05kHzまでの信号をFMチューナーに送ってしまいます。
 ・実際のFM局は送信時に15~16kHz以上の音域をフィルターでカットしています。
 ・また各種プロセッサーを介して聴きやすい (本来のCDの音とは違う) 音造りをしています。
 ・この状態を再現する方法として「MultiMax3」というソフトを用います。
 ・比較用CDをあらかじめWAV化しておき、MaltiMax3を通した後でFM変調器に送ります。
 ・コンプレッサー等エフェクト以外に、プリエンファシスをかけることができます。これ重要!
 ・ON AIRモードを使うとWAV化作業を省略できます。
 ・実際のFM放送で聴く「パンチの効いた音」が再現出来ます。

01 02 Ua1011 Mdrcd900st2 Sonar

 チューナーの音質を比較する事は変動要素が多いのでとても難しいですね。一般的には実放送を聴きながらチューナーを切り替えて聴き比べる方法を用いると思いますが、実放送では「聴き返すこと」ができません。UA-101を用いると、192kHzのサンプリング周波数で6系統の入出力を同時に扱えます。ステレオチューナーなら3台同時入力可能ということです。この信号をマルチトラックレコーディングソフトで同時録音してWAVファイルにしておけば、同じ時間軸上でいつでも何回でも聴き返せます。アンプやスピーカーを通すと原音に色付けされるので、検聴にはモニター用ヘッドホンを使います。

 「何もそこまでしなくても・・」 知人からはいつも笑われています(笑)

 

2009年1月18日 (日)

S21HT GRemoteでパワーポイント遠隔操作

Gremote00  私は仕事上パワーポイントを使ってプレゼンする機会が多いのですが、離れた場所からパワーポイントを操作するため専用リモコンを使っています。コクヨの「サシ-51」というペン型の製品です。見た目マウスのようなUSB接続レシーバーをパソコンにセットしておけば見通し10m程度の距離までは操作可能で、ページ送りとページ戻しができます。赤色レーザーポインターも付いています。

【コクヨ サシ-51情報】
 http://www.kokuyo-st.co.jp/search/1_detail.php?c1=&c2=&sid=100107473

 iPhone/iPod Touch用には「iClickr PowerPoint Remote」という有料アプリがあります。手に持ったiPhone/iPod Touchをワイヤレスリモコンにしてパワーポイントを遠隔操作するものです。使っている人のプレゼンを実際見たことがありますが、プレゼン内容よりも操作している手元につい目が行ってしまいます(笑)。

【iClickr PowerPoint Remote情報】
 http://ipodtouchlab.com/2008/09/iphone-iclickr-powerpoint-remo.html

 私はiPodを持っていないので S21HT で iPhone/iPod Touch のようにならないかと思案の結果「GRemoteでBluetoothマウス化すれば良いのでは・・」と考えました。以下、実践記録です。

■GRemote:Windows Mobile機をワイヤレスマウスにするアプリ-----------

【詳細情報】:窓の杜(2008年12月25日記事)
 http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/12/25/gremote.html

【入手先】:GBM software
 http://gbmsoftware.com/
 http://gbmsoftware.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6&Itemid=10
  ※Download GRemote v0.5.2 (3.87 MB) ←私はこれをダウンロードしました。
  ※Download GRemote nonsetup 0.5.2 (3.83 MB) ←CAB式がお好みの場合はこちら。

※窓の杜では
 xda-developers
 http://xda-developers.com/
が紹介されていますが、記事中のリンク先で開発元と思われるサイトがありました。サイトの信頼性は保証の限りではありませんが、ユーザー登録不要なので xda-developers よりも敷居が低いですね。利用に際しては自己責任でお願いします。

■インストールの前に-------------------------------------------------

 デバイス側に .NET Compact Framework 3.5 が必要です。
 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=E3821449-3C6B-42F1-9FD9-0041345B3385&displaylang=ja

Gremote32 Gremote33 Gremote34 Gremote35 Gremote36 Gremote37

■GRemoteインストール-------------------------------------------------

 USBまたはBluetoothで接続された状態でインストール開始。パソコン側でダウンロードしたファイルを起動すると以下の画面が現れます。デバイスの画面サイズに合わせて選択とインストール場所を指定するだけです。※S21HTは「VGA devices」です。

Gremote01 Gremote02 Gremote03

■Bluetooth PAN の設定----------------------------------

 パソコンとGRemoteを接続する方法は「ワイヤレスLAN」と「Bluetooth」がありますが、私はBluetoothで繋ぎました。Bluetooth PANの設定方法はダウンロードサイトのFAQに詳しい説明があります。

【Bluetooth設定FAQ】
 http://gbmsoftware.com/index.php?option=com_content&view=article&id=17:bluetooth-howto&catid=3:faq&Itemid=14

※注意点
 ・パソコン側B-PAN IPアドレス/サブネットマスク:192.168.50.1/255.255.255.0
 ・デバイス側B-PAN IPアドレス/サブネットマスク:192.168.50.2/255.255.255.0
 ・「WM6BTPAN.exe」をダウンロードしてデバイス側で起動しておく

■パソコンとS21HTの接続-------------------------------------------------

【パソコン側】
 ・接続用パスワード入力
【S21HT側】
 ・GRemote起動。
 ・[profiles] → [FIND] で接続先PCを検索。
 ・接続名[Profile name]を適当に入力
 ・パスワードを入力

Gremote21_2 Gremote22_2 Gremote31_2

■各種設定---------------------------------------------

 ・パソコン側ソフトで細かい設定可能。

Gremote04_3 Gremote05 Gremote06 Gremote07 Gremote08

■使ってみて-------------------------------------------

 ・加速度センサーを利用した「空中マウス」操作にはかなり熟練が必要です。
 ・パワーポイントの操作には「TOUCH FREE」にした状態でクリックだけ使えば便利。
 ・カーソル操作には「ワイヤレスタッチパッド」の方が使いやすい。
 ・パソコンから10m程度の距離は楽勝です。
 ・気が付いたらS21HTがスリープしていた・・電源設定を変更しておかないと使い物になりません。
 ・ゲームパッド画面にするとフリーズする。
 ・まだ使い慣れていないので「コクヨのリモコンの方が使いやすい・・」というのが本音です。
 ・実用になるか?もうしばらく使い込んでみます。

■使用環境---------------------------------------------

 ・パソコン:Panasonic LetsNote CF-R6A Windows XP SP2
  ※本来VistaマシンをXPにダウングレードしたマシン→詳細はこちら
 ・USB外付けBluetoothアダプタ:PCi BT-MicroEDR1(Ver2.0+EDR)
 ・パワーポイント2007

【2010年5月15日追記】////////////////////////////////////

 ・Xperia にリモコンアプリを導入してパワーポイントを操作できました。
 ・Android用アプリ MultiRemote を使いました。詳細はこちら→

 

2009年1月16日 (金)

S21HT Spb Mobile Shell

Spb00  Emobile S21HT を購入して約1ヶ月、最適な運用方法と環境を求めていろいろなアプリのインストールと本体初期化を繰り返してきました。使い勝手を決めるユーザーインターフェイス(UI)は「Winterface」と「Spb Mobile Shell」をそれぞれ無料試用して最終的に「Spb Mobile Shell」を正規購入しました。

■[shareEDGE] Spb Mobile Shell v.2.1.4 --------------------------------
 →http://www.shareedge.com/modules/shareware/view.php?lid=20080723-001

Spb01 Spb02

 ※画面キャプチャは KTCaptSP を使っています。

 「Spb Mobile Shell」は税込 3,931円 の製品版です。shareEDGEに会員登録してから購入すると5%割引クーポンが使えるので実質価格は税込 3,734円 でした。S21HT本体を左手に持った状態で親指だけのフィンガーアクションでアプリ切替えがスムーズにできます。標準装備 TouchFLO3D よりも格段に便利です。メニュー構成のカスタマイズ自由度が高いのも魅力でした。安くはありませんが満足度は高いです。機能制限なしで15日間無料試用できます。よろしければお試しください。

 

■[shareEDGE] Winterface v.1.2 ----------------------------------------
 →http://www.shareedge.com/modules/shareware/view.php?lid=20080712-001

Winter1 Winter2

 「Winterface」は税込2,618円とちょっと安いのが魅力です。画面構成はシンプル、動作は軽快です。ただアイコンがカラーだったり白黒だったりする点がちょっと残念でした。

 その他フリーのランチャーソフトもほとんど試しましたが、それぞれ一長一短ありますね。フィンガーアクションにこだわる方、お金をかけても良いという方には「Spb Mobile Shell」をお薦めします。

■S21HT用ケース-------------------------

 一番上に掲載した写真に写っているS21HT用ケースですが、実は牛皮製の名刺入れです。10年以上使い込んだ品で柔らかく、厚みもベストフィットです。我ながら「ナイスアイデア!」と自画自賛しています(笑)

【追記 2009年3月6日】 Spb Mobile Shell Ver2.1.5-------------------

 今日 shareEDGE から「製品更新のお知らせ」メールが届きました。

 Spb Mobile Shellが V.2.1.4 → V.2.1.5 へバージョンアップしたようです。無料なので早速アップグレードしてみました。

 ・shareEDGE
  →http://www.shareedge.com/modules/shareware/view.php?lid=20070207-001&gid=5

【バージョン V.2.1.5 (2009年2月10日):
 ・Spb Weatherサポートの強化
 ・いくつかの新しいデバイスでのバックライトのサポート

 V.2.1.5 になって何が変わったのか・・? よく分かりません(笑)

Spb Mobile Shell V3.0 ------------------------------------------

 V.2.1.5に関する情報を求めて本家 Spb Softwareサイトを覗いてみたら V.3 に関するプレスリリースが出ていました。間もなく登場するようです。探してみたら「ビデオプレビュー」がありました。これはかなり楽しみですね。

 ・Spb Software プレスリリース
  →http://www.spbsoftwarehouse.com/press/pressreleases.html

 ・ファスニングジャーナル 産業ニュース
  →http://www.nejinews.co.jp/news/business/archive/eid1840.html

 ・V3.0 ビデオプレビュー
  →http://www.fuzemobility.com/spb-mobile-shell-video-preview/

追記2009年5月6日 Spb Mobile Shell V3.0 アップデートしました ------

 ・詳細は別記事にまとめました。結構いいですよ。

 

2009年1月 7日 (水)

井上尭之バンド/太陽にほえろ

 「井上尭之氏が引退・・」 とても残念なニュースです。

http://www.inouetakayuki.com/

 ステキな音楽をありがとうございました。お疲れさまでした。

 伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!メインテーマ」を演奏していたのが「井上尭之バンド」でした。誰もが知っているこの曲はMIDIデータ制作にのめり込んでいた頃の思い出の曲です。何度も作り直して最終的にRoland SC-88Pro 用MIDIデータにまとめました。当時作ったMIDIファイルはほとんど残っていますが、著作権法の定めにより公開できない事が残念です。

 レコード棚を探したらサウンドトラック盤シングルレコードが3枚ありました。メインテーマもあるはずですが行方不明です・・

Inoue1 Inoue2 Inoue4 Inoue5 Inoue3

■太陽にほえろ!'76 -------------------------------
 ・スコッチ刑事のテーマ 【作曲編曲】大野克夫【演奏】井上尭之バンド
 ・華麗なる情熱 【作曲編曲】大野克夫【演奏】井上尭之バンド

■太陽にほえろ!'78 -------------------------------
 ・刑事たちの誓い("ゴリさん"のテーマ) 【作曲編曲】大野克夫【演奏】井上尭之バンド
 ・刑事たちの真実("山さん"真実のテーマ) 【作曲編曲】大野克夫【演奏】井上尭之バンド

■太陽にほえろ2 ----------------------------------
 ・「情熱」のテーマ 【作曲編曲】大野克夫【演奏】たぶん大野克夫バンド
 ・「行動」のテーマ 【作曲編曲】大野克夫【演奏】たぶん大野克夫バンド
 ・「情熱」のテーマ2 【作曲編曲】大野克夫【演奏】たぶん大野克夫バンド
 ・「希望」のテーマ 【作曲編曲】大野克夫【演奏】たぶん大野克夫バンド

■YouTube ザ・スパイダーズメドレー 堺正章・井上順・かまやつひろし・井上尭之

 

2009年1月 4日 (日)

インドネシア地震で津波

 2009年1月4日早朝インドネシアで地震が発生し、遠く離れた日本でも「津波注意報」が発令されました。震源と日本の位置関係を理解しないと「なぜ津波が?」と思ってしまいます。

 今回のようなケースではハワイ・オアフ島にある「太平洋津波警報センター」のホームページが役立ちます。日本から遠く離れた震源が分かるので、津波注意報も理解できます。

■太平洋津波警報センター
 →http://www.prh.noaa.gov/ptwc/

 ちなみに太平洋津波警報センターは、ワイキキビーチから見るとホノルル空港を挟んでちょうど反対側の海岸沿いにあります。※初めてGoogleMapにリンクしてみました。


大きな地図で見る


大きな地図で見る

 1993年7月12日午後10時17分に発生したM7.8の北海道南西沖地震。その直後の津波で奥尻島が壊滅的な被害を受けましたが、このとき私は仕事でアメリカのフェニックスに滞在していました。現地のテレビニュースや新聞はまるで日本全土が津波に飲み込まれたかのような報道で、現地スタッフに「おまえの自宅は大丈夫か?家族は無事か?」と心配してもらいました。でもこの縮尺の世界地図を見ると、今回の津波で日本が直撃されているように思えてしまいます。

 

2009年1月 3日 (土)

TRIO KT-1000

Kt10001  2008年12月上旬、いつものリサイクルショップで税込3,150円にて購入しました。受信周波数が僅かにズレているほかは特に問題なさそうな状態です。外観も比較的きれいでした。同じパルスカウント検波+サンプリングホールドMPXのKT-1100を持っているので、両機を比較するよい素材になると思いました。

■KT-1000、KT-1100 比較一覧表 -----------------------------------------

 残念ながら両機とも取扱説明書やカタログがありません。スペックは「オーディオ回顧録」様と「オーディオの足跡」様を参考にして比較しやすいようにまとめました。

TRIOKT-1000KT-1100
発売年 1980年 1982年
定価 69,800円 73,800円
型式 FM/AMチューナー FM/AMチューナー
バリコン FM5連/AM3連 FM5連/AM3連
<FMチューナー部>
検波方式 パルスカウント検波 パルスカウント検波
検波部IC TR7020+TR4011 TR7020+TR4011
復調方式 サンプリングホールド サンプリングホールド
MPX部IC HA11223W×2個+DSC TR7040
受信周波数範囲 76MHz~90MHz 76MHz~90MHz
アンテナインピーダンス 75Ω不平衡 75Ω不平衡
感度(75Ω) Normal 10.3dBf/0.9μV 10.3dBf/0.9μV
Direct 23.3dBf/4.0μV 23.3dBf/4.0μV
SN比50dB感度 Normal mono 16.4dBf/1.8μV 16.4dBf/1.8μV
stereo 29.3dBf/8.0μV 26.8dBf/6.0μV
Direct mono 37.3dBf/20μV 26.8dBf/6.0μV ??
stereo 49.5dBf/83μV ?? 40.7dBf/30μV  ??
高調波歪率 wide mono 100Hz 0.03% 0.02%
1kHz 0.03% 0.03%
6kHz 0.05% -
15kHz 0.04% 0.05%
50Hz-10kHz 0.08% 0.06%
stereo 100Hz 0.04% 0.04%
1kHz 0.04% 0.04%
6kHz 0.06% -
15kHz 0.40% 0.35%
50Hz-10kHz 0.12% 0.12%
narrow mono 100Hz 0.04% 0.03%
1kHz 0.15% 0.15%
6kHz 0.30% -
15kHz 0.07% 0.06%
50Hz-10kHz 0.30% 0.30%
stereo 100Hz 0.30% 0.30%
1kHz 0.30% 0.20%
6kHz 0.30% -
15kHz 1.00% 1.00%
50Hz-10kHz 0.60% 0.50%
SN比
(100%変調)
mono 90dB 90dB
stereo 85dB 85dB
イメージ妨害比(84MHz) 90dB 90dB
実効選択度
(IHF)
wide 45dB 45dB
narrow 65dB(300kHz) 65dB(±300kHz)
IF妨害比(84MHz) 110dB 110dB
スプリアス妨害比(84MHz) 120dB 120dB
AM抑圧比 70dB 75dB
キャプチャー
レシオ
wide 0.8dB 0.8dB
narrow 2.0dB 2.0dB
サブキャリア抑圧比 73dB 75dB
ステレオ
セパレーション
wide 1kHz 60dB 60dB
50Hz-10kHz 47dB 47dB
15kHz 40dB 40dB
narrow 1kHz 50dB 50dB
50Hz-10kHz 35dB 40dB
15kHz - 33dB
周波数特性 15Hz~15kHz ±0.5dB 15Hz~15kHz±0.5dB
<AMチューナー部>
受信周波数範囲 520kHz~1650kHz 520kHz~1650kHz
感度 (IHF) 10μV 9μV
感度 (ループアンテナ) 200μV/m 180μV/m
高調波歪率(1000kHz) 0.20% 0.20%
SN比(30%変調、1mV入力) 52dB 55dB
イメージ妨害比(1000kHz) 70dB -
選択度(IHF) wide 30dB 35dB
narrow 50dB 70dB
周波数特性(wide) - 30Hz~6kHz
<出力レベル/インピーダンス>
FM 固定(1kHz、100%変調) 0.75V/2.2kΩ 0.75V/2.2kΩ
可変(1kHz、100%変調) 1.5V/2.2kΩ 1.5V/2.2kΩ
AM 固定(400Hz、30%変調) 0.25V/2.2kΩ 0.25V/2.2kΩ
可変(400Hz、30%変調) 0.5V/2.2kΩ 0.5V/2.2kΩ
マルチパス - 垂直出力:47kΩ
- 水平出力:47kΩ
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz AC100V、50/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 20W 17W
外形寸法 幅×高さ×奥行 mm 440×123×388mm 440×111×337mm
重量 6.5kg 5.4kg

 本体デザインは大きく異なりますが、性能スペックはほとんど同じです。一覧表を見比べても有意な差は見当たりません。「デザイン変更だけで内部は同じか」と思ったら・・

■内部構造比較-----------------------------------------------------

KT-1000KT-1100
Kt1000_1 基板全景 Kt1100_1 基板全景
Kt1000_2 バリコン部:FM5連AM3連 Kt1100_2 バリコン部:FM5連AM3連、両者同じユニットです。
Kt1000_3 バリコン部:RF増幅部とミキサ部に 3SK74 Kt1100_3 バリコン部:RF増幅部とミキサ部に 3SK74
Kt1000_4 検波部:TR7020+TR4011 Kt1100_4 検波部:TR7020+TR4011
部品配置は微妙に異なりますが構成は同一です。
Kt1000_5 MPX部全景:HA11223W×2個+ディスクリート回路 Kt1100_5 MPX部全景:TR7040
Kt1000_6 MPX-IC拡大:HA11223W×2個 Kt1100_6 MPX-IC拡大:TR7040
Kt1000_7 フロントパネル側基板:Sメーター調整VR Kt1100_7 フロントパネル側:Sメーター調整VR

■とりあえずのまとめ--------------------------------------------

Kt10006 Kt10005  [KT-1000]のMPX部を見て驚いたのは、MPX用IC[HA11223W]が2個並んでいることでした。HA11223Wは1個で十分な性能を発揮しますが、なぜ2個も・・? 海外サイトでサービスマニュアルを購入し、回路図を見ながら勉強しています。どうやらパイロットキャンセルとサンプリングパルス生成に使われているようです。

 [KT-1100]ではこれら回路が[TR7040]に置き換わっています。※セパレーションなどの性能に大差ない事からの推測です。

 興味深いテーマなのでもっと掘り下げたいところですが、残念ながら時間切れ・・
 明日から仕事です。有意義な年末年始休暇でした(笑)
 今年もよろしくお願いいたします。

 

■調整記録追記 2009年1月12日-----------------------------------------

左サイドバーに写真集を追加しました。一般的な調整項目を併記してあります。上記の続きでSCA調整を勉強しました。

【調整方法(サービスマニュアル)】
 ・オーディオ信号発振器→SSG→KT-1000
 ・オーディオ信号:67kHz
 ・SSG:L+R、83MHz、7.5kHz(10%)変調、60dB
 ・VR8[SCA-L]音声出力を最小に
 ・VR9[SCA-R]音声出力を最小に

cooltune様の掲示板KENZO様  よりアドバイスをいただきましたので早速試してみました。

>VICSを送信しているNHK-FMを受信して変調度が下がったときに聞こえるノイズを絞り込むように調整する・・
>変調度が下がった時にノイズが聞こえなければ調整の必要は無い・・

 変調度が下がる時として、曲と曲の切れ目、クラシック音楽のピアニシモ時、一人DJのトーク時 などがあります。クラシック番組では演奏曲や演奏者について解説するトークがありますが、一人DJだとトークの切れ目や息継ぎのタイミングで僅かな無音時間が発生します。この瞬間がノイズの確認にはちょうど良いです。モニター用ヘッドホン(SONY MDR-CD900ST)で放送を聴きながら注意深く確かめました。

08  「グジュグジュ・・」というノイズは聴こえません。次にVR8-9の最初の位置をマーキングして意図的にそれぞれ回してみると ホワイトノイズ のような雑音が入ってきました。WaveSpectraで波形を見ていても判別できない程度です。リスニングルームのスピーカーで聴いても違いは分かりませんでした。

 「初期状態のままで調整の必要はない」という事ですね。VR8-9は元位置に戻してとりあえず作業完了しました。スタジオに音響測定用のファンクションジェネレーターがあるので、今度時間があるときに持ってきてマニュアル通りに作業してみようと思います。

【KT-1100のSCA調整】

Kt1100_8  後継機KT-1100ではSCA調整用VRがありません。ただよく見ると基板にはシルク印刷だけありました。輸出仕様機では実装されていたようです。KT-1000と同様にNHK-FMを受信しながら確かめましたが「グジュグジュ・・」というノイズは聴こえませんでした。手元にあるKT-1100は1982年に購入した愛着のある一台です。KT-1000も加わって大切にしたいチューナーがまた増えました。

 

■調整記録追記 2009年1月25日---------------------------------------

 WaveGeneの使い方(本来の性能)を正しく理解していなかった事を反省し、WG付属のファイル類を読んでパラメーターの設定を理解したうえでcooltune様、exjf3eqs様のご助言を元に「SCA-キャンセル調整」を再試行しました。

 私の環境では67kHzでも76kHzでも大差ありませんでした。またKENZO様にご教示いただいた「変調度が下がったときに聴こえるノイズを最小にするポイント」ともほぼ同じでした。ビートノイズを最大にしてみると、確かに「セミの鳴き声」のようにも聴こえます。

Scamax
Scamin
Scano
※50kHz以上の信号盛り上がりは[EDIROL UA-101]の固有ノイズです。

 同じ条件でSCAキャンセル調整ができないKT-1100でも試してみましたが、次のグラフの通り「SCAキャンセル調整の必要はない」という事を確認しました。いつも勉強させていただき、ありがとうございます。

Kt1100sca

 

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