フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

チューナー関連リンク

« KENWOOD チューナーカタログ 1986 | トップページ | インドネシア地震で津波 »

2009年1月 3日 (土)

TRIO KT-1000

Kt10001  2008年12月上旬、いつものリサイクルショップで税込3,150円にて購入しました。受信周波数が僅かにズレているほかは特に問題なさそうな状態です。外観も比較的きれいでした。同じパルスカウント検波+サンプリングホールドMPXのKT-1100を持っているので、両機を比較するよい素材になると思いました。

■KT-1000、KT-1100 比較一覧表 -----------------------------------------

 残念ながら両機とも取扱説明書やカタログがありません。スペックは「オーディオ回顧録」様と「オーディオの足跡」様を参考にして比較しやすいようにまとめました。

TRIOKT-1000KT-1100
発売年 1980年 1982年
定価 69,800円 73,800円
型式 FM/AMチューナー FM/AMチューナー
バリコン FM5連/AM3連 FM5連/AM3連
<FMチューナー部>
検波方式 パルスカウント検波 パルスカウント検波
検波部IC TR7020+TR4011 TR7020+TR4011
復調方式 サンプリングホールド サンプリングホールド
MPX部IC HA11223W×2個+DSC TR7040
受信周波数範囲 76MHz~90MHz 76MHz~90MHz
アンテナインピーダンス 75Ω不平衡 75Ω不平衡
感度(75Ω) Normal 10.3dBf/0.9μV 10.3dBf/0.9μV
Direct 23.3dBf/4.0μV 23.3dBf/4.0μV
SN比50dB感度 Normal mono 16.4dBf/1.8μV 16.4dBf/1.8μV
stereo 29.3dBf/8.0μV 26.8dBf/6.0μV
Direct mono 37.3dBf/20μV 26.8dBf/6.0μV ??
stereo 49.5dBf/83μV ?? 40.7dBf/30μV  ??
高調波歪率 wide mono 100Hz 0.03% 0.02%
1kHz 0.03% 0.03%
6kHz 0.05% -
15kHz 0.04% 0.05%
50Hz-10kHz 0.08% 0.06%
stereo 100Hz 0.04% 0.04%
1kHz 0.04% 0.04%
6kHz 0.06% -
15kHz 0.40% 0.35%
50Hz-10kHz 0.12% 0.12%
narrow mono 100Hz 0.04% 0.03%
1kHz 0.15% 0.15%
6kHz 0.30% -
15kHz 0.07% 0.06%
50Hz-10kHz 0.30% 0.30%
stereo 100Hz 0.30% 0.30%
1kHz 0.30% 0.20%
6kHz 0.30% -
15kHz 1.00% 1.00%
50Hz-10kHz 0.60% 0.50%
SN比
(100%変調)
mono 90dB 90dB
stereo 85dB 85dB
イメージ妨害比(84MHz) 90dB 90dB
実効選択度
(IHF)
wide 45dB 45dB
narrow 65dB(300kHz) 65dB(±300kHz)
IF妨害比(84MHz) 110dB 110dB
スプリアス妨害比(84MHz) 120dB 120dB
AM抑圧比 70dB 75dB
キャプチャー
レシオ
wide 0.8dB 0.8dB
narrow 2.0dB 2.0dB
サブキャリア抑圧比 73dB 75dB
ステレオ
セパレーション
wide 1kHz 60dB 60dB
50Hz-10kHz 47dB 47dB
15kHz 40dB 40dB
narrow 1kHz 50dB 50dB
50Hz-10kHz 35dB 40dB
15kHz - 33dB
周波数特性 15Hz~15kHz ±0.5dB 15Hz~15kHz±0.5dB
<AMチューナー部>
受信周波数範囲 520kHz~1650kHz 520kHz~1650kHz
感度 (IHF) 10μV 9μV
感度 (ループアンテナ) 200μV/m 180μV/m
高調波歪率(1000kHz) 0.20% 0.20%
SN比(30%変調、1mV入力) 52dB 55dB
イメージ妨害比(1000kHz) 70dB -
選択度(IHF) wide 30dB 35dB
narrow 50dB 70dB
周波数特性(wide) - 30Hz~6kHz
<出力レベル/インピーダンス>
FM 固定(1kHz、100%変調) 0.75V/2.2kΩ 0.75V/2.2kΩ
可変(1kHz、100%変調) 1.5V/2.2kΩ 1.5V/2.2kΩ
AM 固定(400Hz、30%変調) 0.25V/2.2kΩ 0.25V/2.2kΩ
可変(400Hz、30%変調) 0.5V/2.2kΩ 0.5V/2.2kΩ
マルチパス - 垂直出力:47kΩ
- 水平出力:47kΩ
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz AC100V、50/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 20W 17W
外形寸法 幅×高さ×奥行 mm 440×123×388mm 440×111×337mm
重量 6.5kg 5.4kg

 本体デザインは大きく異なりますが、性能スペックはほとんど同じです。一覧表を見比べても有意な差は見当たりません。「デザイン変更だけで内部は同じか」と思ったら・・

■内部構造比較-----------------------------------------------------

KT-1000KT-1100
Kt1000_1 基板全景 Kt1100_1 基板全景
Kt1000_2 バリコン部:FM5連AM3連 Kt1100_2 バリコン部:FM5連AM3連、両者同じユニットです。
Kt1000_3 バリコン部:RF増幅部とミキサ部に 3SK74 Kt1100_3 バリコン部:RF増幅部とミキサ部に 3SK74
Kt1000_4 検波部:TR7020+TR4011 Kt1100_4 検波部:TR7020+TR4011
部品配置は微妙に異なりますが構成は同一です。
Kt1000_5 MPX部全景:HA11223W×2個+ディスクリート回路 Kt1100_5 MPX部全景:TR7040
Kt1000_6 MPX-IC拡大:HA11223W×2個 Kt1100_6 MPX-IC拡大:TR7040
Kt1000_7 フロントパネル側基板:Sメーター調整VR Kt1100_7 フロントパネル側:Sメーター調整VR

■とりあえずのまとめ--------------------------------------------

Kt10006 Kt10005  [KT-1000]のMPX部を見て驚いたのは、MPX用IC[HA11223W]が2個並んでいることでした。HA11223Wは1個で十分な性能を発揮しますが、なぜ2個も・・? 海外サイトでサービスマニュアルを購入し、回路図を見ながら勉強しています。どうやらパイロットキャンセルとサンプリングパルス生成に使われているようです。

 [KT-1100]ではこれら回路が[TR7040]に置き換わっています。※セパレーションなどの性能に大差ない事からの推測です。

 興味深いテーマなのでもっと掘り下げたいところですが、残念ながら時間切れ・・
 明日から仕事です。有意義な年末年始休暇でした(笑)
 今年もよろしくお願いいたします。

 

■調整記録追記 2009年1月12日-----------------------------------------

左サイドバーに写真集を追加しました。一般的な調整項目を併記してあります。上記の続きでSCA調整を勉強しました。

【調整方法(サービスマニュアル)】
 ・オーディオ信号発振器→SSG→KT-1000
 ・オーディオ信号:67kHz
 ・SSG:L+R、83MHz、7.5kHz(10%)変調、60dB
 ・VR8[SCA-L]音声出力を最小に
 ・VR9[SCA-R]音声出力を最小に

cooltune様の掲示板KENZO様  よりアドバイスをいただきましたので早速試してみました。

>VICSを送信しているNHK-FMを受信して変調度が下がったときに聞こえるノイズを絞り込むように調整する・・
>変調度が下がった時にノイズが聞こえなければ調整の必要は無い・・

 変調度が下がる時として、曲と曲の切れ目、クラシック音楽のピアニシモ時、一人DJのトーク時 などがあります。クラシック番組では演奏曲や演奏者について解説するトークがありますが、一人DJだとトークの切れ目や息継ぎのタイミングで僅かな無音時間が発生します。この瞬間がノイズの確認にはちょうど良いです。モニター用ヘッドホン(SONY MDR-CD900ST)で放送を聴きながら注意深く確かめました。

08  「グジュグジュ・・」というノイズは聴こえません。次にVR8-9の最初の位置をマーキングして意図的にそれぞれ回してみると ホワイトノイズ のような雑音が入ってきました。WaveSpectraで波形を見ていても判別できない程度です。リスニングルームのスピーカーで聴いても違いは分かりませんでした。

 「初期状態のままで調整の必要はない」という事ですね。VR8-9は元位置に戻してとりあえず作業完了しました。スタジオに音響測定用のファンクションジェネレーターがあるので、今度時間があるときに持ってきてマニュアル通りに作業してみようと思います。

【KT-1100のSCA調整】

Kt1100_8  後継機KT-1100ではSCA調整用VRがありません。ただよく見ると基板にはシルク印刷だけありました。輸出仕様機では実装されていたようです。KT-1000と同様にNHK-FMを受信しながら確かめましたが「グジュグジュ・・」というノイズは聴こえませんでした。手元にあるKT-1100は1982年に購入した愛着のある一台です。KT-1000も加わって大切にしたいチューナーがまた増えました。

 

■調整記録追記 2009年1月25日---------------------------------------

 WaveGeneの使い方(本来の性能)を正しく理解していなかった事を反省し、WG付属のファイル類を読んでパラメーターの設定を理解したうえでcooltune様、exjf3eqs様のご助言を元に「SCA-キャンセル調整」を再試行しました。

 私の環境では67kHzでも76kHzでも大差ありませんでした。またKENZO様にご教示いただいた「変調度が下がったときに聴こえるノイズを最小にするポイント」ともほぼ同じでした。ビートノイズを最大にしてみると、確かに「セミの鳴き声」のようにも聴こえます。

Scamax
Scamin
Scano
※50kHz以上の信号盛り上がりは[EDIROL UA-101]の固有ノイズです。

 同じ条件でSCAキャンセル調整ができないKT-1100でも試してみましたが、次のグラフの通り「SCAキャンセル調整の必要はない」という事を確認しました。いつも勉強させていただき、ありがとうございます。

Kt1100sca

 

« KENWOOD チューナーカタログ 1986 | トップページ | インドネシア地震で津波 »

ピュアオーディオ」カテゴリの記事

コメント

Bluess様
 新年おめでとうございます。いつも楽しく拝見しております。

 私も通常はKT-1000を使用しています。各モデルの位置づけと構成、方式の進化と合理化など興味はつきませんね。ちなみに下位モデルのKT-900はTR7020-TR4011の後ろはHA12016による通常の(それでも当時の低歪率)MPX-ICによる処理でした。
 Cooltune様の掲示板で話題にされていたSCA-ADJの調整など、お約束?の「調整編」が掲載されるのか?今年も目が離せません(←話題が狭すぎ・・・)。

 製造から30年近く経過し、同じTR7020を使用するKT-900とKT-1100は、2ndOSC用のL(KT-1100ではL5)に内蔵のCが容量抜けする故障を起こしました。
 Cを除去し、Lの基板裏面に100pFを接続して8.74MHzを発振するようにLを調整すると復活します。受信しているのにザーというノイズしか聞こえなくなったら思い出してください(←これも狭すぎ!)

 本年もよろしくお願いします。

exjf3eqs様

貴重な情報をありがとうございます。

KT-1000のサービスマニュアルを読むと「パイロットキャンセル、MPX等に関してはKT-917(KT-9900)のサービスマニュアルを見てね・・」とありました。

TICでフリー入手できるKT-917(KT-9900)回路図とKT-1000回路図を見比べていますが、KT-917(KT-9900)ではHA11223Wが1個のようです。まだ触れたことのない大物登場・・という感じです(笑)

30年前はサッパリ理解できなかったチューナー技術ですが、今頃になって勉強できるのは不思議な感覚です。
面白いですね。ホント興味は尽きません。

かなり時間がかかりそうなのでボチボチ進めます。
今年もよろしくお願いいたします。

はじめまして、山水のチューナーについて検索していたら貴ブログにヒットしました。
今、チューナーに詳しいブログも貴重だと思いますので今後に期待しております。

mo様

ご覧いただきましてありがとうございます。

拙い内容ですがマイペースで続けるつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。

Bluess様
いつも楽しく拝見しております。

 皆様の話題にとても興味を引かれ、私もKT-1000を機器の下から引っぱり出してSCA-ADJ調整に挑戦してみました。

 オシロの場合はL+R信号が無い方が調整が容易でした。この場合、76kHz-67kHzの差の9kHzが妨害信号として出力されるようで、簡単に最小点に調整できました(結果的にはVR8,9の元の位置が最小点でした・・・)。
 FFT(efu様のWaveSpectra)の場合はL+R信号と同時に9kHz信号が観測でき、こちらの方がより視覚的に調整できました。
 リンク先に結果をまとめましたので、もしご興味があればご覧下さい。

 また、67kHzの信号源として、efu様のWaveGeneを使用しました。この場合、JISのC6102-3などで規定されている疑似的なSCA信号(67kHzの信号を2.5kHzの信号を用い±6kHzでFM変調する←こんがらがりますね・・・)も作成できます。この信号では先ほどの9kHzがFM変調されて音声帯域全体に広がるのが観測されます(グジュグジュ音の原因でしょうか?)。

Bluess様、ご覧の皆様。

申し訳ありません。先ほどの内容で訂正があります。

 Bluess様の【調整方法(サービスマニュアル)】を良く読むと、L+R信号そのものが67kHz信号なのですね・・・。
 当初、67kHz信号の他にL+R信号として(1kHzなどの)音声信号が必要なのかと勘違いしたため、おかしな文章になってしまいました。お詫びして訂正します。

exjf3eqs 様

私の理解が間違っているかもしれません。
もう少し勉強してから続編をご報告します。

Bluess様

 やはりご説明のとおりと思います。下記のように理解しました(←が、いささか自信ありません・・・)

・ステレオSGのSCA入力端子(※)に67kHzを入力する。
・L+Rモードにすると、単に67kHzの信号に19kHzのパイロット信号が
 加算された信号がステレオSGから出力される。
・この信号をRF用SSGの外部変調端子に入力する。
・チューナー側は19kHzのサブキャリアがあるためにステレオ復調回路が動作する。

 (※)ステレオSGの外部変調入力端子は15kHzで帯域制限される為、
    67kHz信号はSCA入力端子に加える。

 私はステレオSGが無い為に、単に67kHzと19kHzの加算信号を各々±7.5kHz偏移レベルで
RF用SSGの外部変調入力端子に加えました(←が、これも正しいのかどうなんだか・・・)

 なんだか自信無さ過ぎのコメントですみません・・・解決編を楽しみにしています。

 
 

>exjf3eqsさん
その方法で正しいのではないでしょうか。

ただ日本国内向けの調整だと思いますので67kHzにこだわる必要は無いと思います。
日本のFM多重放送はサブキャリアが76kHzで最大でその前後10数kHzの変調です。ビートを発生させて調整するとしても76kHz前後で調整していいのではないでしょうか。

KT-1000のSCAビートキャンセラーはL-R切り替え用のパルスが出す76kHzの高調波で生じるビート全般をキャンセルさせる仕組みで特に67kHz前後に合わせた訳ではないようです。
サービスマニュアルの67kHz前後というのは欧米で実施されていた代表的な周波数に合わせて書いたのでしょう。

もっとも結果は大して違わないかもしれません (^^)

67kHz(76kHz)の信号源としてスタジオにある音響測定用のファンクションジェネレーターを持ってこようとしましたが、ちょっと大きすぎて断念。逆にKT-1000やSGなどを持ち込むのも公私混同なので・・。

そんな訳でオーディオ用の手頃な発振器を物色中です。
入手できたら以下の構成で確認したいと思っています。

67or76kHz(外部信号源)→VP-7633A(SCA入力)→LEADER 3215(外部変調入力)→KT-1000


cooltune様

 いつもご教示有難うございます。なるほど日本の多重放送を念頭に調整する方が理にかなっている訳ですね。早速!試してみました。

 WaveaGeneにより76kHz±15kHzFM変調信号と19kHzを各々7.5kHz偏移相当でFMSGに入力。
 WaveSpectraで観察すると、可聴帯域全体に拡散していたビート成分がSCA-ADJの調整でキャンセルできることが視覚的に理解できました。(最小点は67kHzでの調整点と同一でした)。

 Cooltune様、BLUESS様はじめ皆様から情報をいただき、この数日で随分勉強になりました。有難うございます。また、WaveSpectraによる調整は視覚的で楽しく、作者のefu様には本当に感謝しています・・・

 ※ご参考:WaveGeneによる76kHz信号の発生について
 使用したPC内蔵DACは、サンプル周波数192kHzでの-3db点が87kHz近辺でしたので、何とか76kHz近辺の信号は出力されていました(19kHz信号とのレベル・位相差は怪しいですが、SCA調整には影響しないようですので・・・)。

お恥ずかしい話ですが「WaveGeneは20kHzまで」と大きな勘違いをしていました。
exjf3eqs様のコメントを拝見してハッと気が付きました。
情けない話です・・トホホ・・

実はいま出張先にいて木曜日に戻る予定です。
戻ったら早速ご教授いただいた方法で試してみます。

exjf3eqs様、cooltune様、誠にありがとうございました。

※S21HTから送信

 BLUESS様のコメントで、あれ?本当に76kHz信号が出ているのか??と不安になり、先程オシロで再確認しました。が、やはり-3db点が87kHz程度まで伸びていました。

 ノートPCのヘッドホン出力を使用したのですが、DAC用ICからの出力が直結されており、デジタルフィルタ(0.445×サンプル周波数)以外には帯域制限が無い(!)という低コスト構成が幸いしたようです。

 しっかりした音楽用のDACですと、DAC後のアナログLPFの影響があるかも知れませんね・・・。

>BLUESSさん

私もBLUESSさんのbrogを見るまではWaveSpectraは24kHzまでしか使えないと思っていました。
サウンドカードの問題と気付いて今のボードに買い換えた次第です。
WaveGeneはその時にどこかのホームページでコンボボックスに数値入力すると読んだ記憶があります。
てっきりご存知のことだと思っていました。

>exjf3eqsさん
私のE-MU0404 PCIでは50kHz以上はノイズが酷いですし、ケーブルなどの影響も出てくると思います。
周波数は可聴帯域を越えると問題がいろいろ出てきそうですね。
適当にやっても上手く行ってくれないと私のような者には大変困ります(笑)

ホント、間抜けな話ですね・・(笑)

WaveGeneで発生できる周波数は
画面プルダウンメニューから選ぶしかない=上限20kHz
と思い込んでいました。

なので「高級なサウンドカードを用意しても20kHz以上は使えない」という勘違いに至りました。

普段はテスト用信号が収録されたCDを常用しているので、WGはあまり使っていなかったのが実情です。

スタジオやコンサートホールの音響特性を測定するためのスイープジェネレーター等も使っているので、67(76)kHzの信号を得るにはオーディオ測定用の発振器が必要だと考えてしまいました・・(汗)

exjf3eqs様の実験で結論はすでに出ていますが、「追試」を受ける気分で自分でも確かめてみます。

ありがとうございました。

はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
私もKT-1000とKT-5500を所有しています。KT-1000はジャンク品として入手し、周波数スケールずれや指針ランプ切れなど酷い状態でしたので最近修理に出し、完治して戻ってきました。ランプ・半固定コンデンサの交換と半田の修正等で費用は1万3千円弱。30年近く経った製品をしっかり面倒を見てくれるケンウッドサービスは素晴らしいです。
家電量販店経由で出したのですが、受付の若い店員さんに「どこのメーカー?これは何の機器ですか?」と尋ねられ、なんか時代を感じさせられました。

>「どこのメーカー?これは何の機器ですか?」

「TRIO」って知らないですよね、若い人は・・
「FMチューナー」って言っても分かって貰えないかも?(笑)

KENWOODサービスの取り組み姿勢は素晴しいと思います。

他メーカーも見習って欲しいところですが、昨今の景気悪化のしわ寄せで「サービス部門の縮小廃止」なんて事にならないよう祈ります。

30年も前からFMチューナー大好き人間で、30年前には真空管でFMチューナーを自作し当時FMチューナーの評論家であった黒川晃さんに訪問してくださったことが別冊FMファンに載ったことがありましたが、その後何とかKT-9900を入手でき今だに使っています。

ところが今年になって、このKT-9900からバリバリと猛烈な雑音が出てきてしまい、当時何とか回路図を手に入れていたため、パルスカウント検波の基盤が雑音源であることを突き止め、C,TRなどとにかく交換してしまおうと思い、また、天ぷら半田もあったので、それもWebで見た情報を元にやっていました。そして、とうとう単安定マルチバイブレータの後の500kHzのLPFのシールドの中のコンデンサのところに黒い粉がついていてそれがどうも雑音源であったことが分かり、その部品の清掃と、その回路に直流が流れないようにCでカットしました。
TR,Cを最新のものに交換したためか、その後、音は良くなったのですが、よくよく聞くと、NHKでクラシックのピアノの音を聞くと、パルス性の音がでると、さわさわっとノイズに変調がかかり、それよりも無音状態で何となく背景ノイズが出ている感じです。
Webをあちこち見ているとVICSの多重放送で76kHzの信号の影響かもと思い、オシロで見てみると確かに76kHzあたりの信号が出ていることが分かりました。
KT-9900とL-01Tでその対策と言うのが目に付いたのですが、どのような対策なのかもう少し詳しい情報が欲しいなと思い、ここにコメントを出させていただきました。
今から10年ほど前に、トリオのサービスの方に一度修理をお願いしたことはあったのですが、今ではトリオも無くなりケンウッドとなってしまい、サービスをやっているのかどうか分からない状態でして、でも一度は聞いてみようかなと思っていますが、恐らく見てみないと分からないとかいわれるのかなと思っています。
SCAの信号が出てくれば、4段トラップがオンになるような回路になってはいるので、また最近は67kHzのSCAは出していないようなので、この回路を変更して76kHzに調整し直せば良いのかなとも思っています。

こちらのサイトでもし、このあたりご存知の方がいらっしゃたら是非教えていただきたいなと思います。
よろしくお願いいたします。

すいません、追加情報です。
アンテナ情報を書きわすれていました。
アンテナは、東京タワーから10km弱のマンション12Fで2素子、90dBは超えています。マルチパスはオシロで見てほとんど無いような状態。それとケーブルテレビの再送信でこれは70dB位。これもマルチパスは無い状態です。
パルス性の時の音はマルチパスかなとも思ってはいますが、バックのノイズはVICSの影響かなとも・・・
Monoにすると消えるので、簡単な対処はしたくないのですが高域のブレンドかなとも思っています。

自己レスです。

早速、今日トリオ、ケンウッドのサービス窓口に電話して聞いてみました。
割と年配の方が対応してくださり、9900、01Tの件良く分かっていて、いろいろアドバイスをいただきました。
VICSの対応としては、MPX回路の前にSCAフィルターがあるのですが、SCA放送を検出したときにだけこの回路が入るようにいてあります。
VICSの時はレベルも低いのでこの検出回路では検出しないとのことで、強制的にIF帯域を切り替えた時に回路をオンにするようにし、SCAファイルタの定数をVICS用に変更しているとのことでした。

さらにトラップを入れるのよりもバーディーフィルターとして120kHzのLPFが入っているのですが、これを60kHz位のLPFに変えるといいだろうともアドバイスいただきました。

今日は、電子回路のシミュレーターを使ってLPF、トラップの簡単な設計をしていましたが、まだまだ本格的な設計が必要かと思います。

以上、VICS対応策ですが、あまり削るとステレオサブ信号に影響を与えて音質が悪くなるので、困ったものだとのこと。

>フナさん

こんばんは。

もうKENWOODサービスに問い合わせされたのですね。
VICSノイズに関する貴重な情報をいただきありがとうございます。

残念ながら私はKT-9900やL-01Tのような超高級機は使った経験ありません。
VICS信号で発生するというノイズも自分の耳で聴いた事はありません。
cooltune様のL-01T情報などをもとにして私が理解している事は・・

・KT-9900とL-01TのサンプリングホールドMPXではVICS信号の影響によるノイズが入る。
・KT-1000以降のニュー・サンプリングホールドMPXでは対策されているから大丈夫。

両者の回路図があるので詳細比較して「具体的にMPX部のどこがどう変わったか?」を探したいと思っていますが多忙のため未着手・・。いつか時間ができたら勉強したいテーマの一つです。

資料としてKT-1000の回路図が必要でしたら提供します。お知らせください。


>東京タワーから10km弱のマンション12Fで2素子、90dB超・・

何とも羨ましい受信環境ですね。
安価なチューナーでは過大入力が心配になるほどですね。

フナさん、はじめまして

黒川晃さん訪問されるとは相当力が入ったチューナーだったのでしょうね。

KT9900/L-01Tのケンウッドでの改造対応の件は他所の掲示板で報告された人がいますが、フナさんの書き込みで詳細が分かりました。

アンチバーディーフィルターを60kHzにしてFM多重放送部分をカットするとVICSのノイズはなくなりますが、高域の分離度・音質が悪化するという1970年ごろのチューナーにあった問題に直面すると思います。

フィルターでの除去はKT-1000発売当時のメーカーでは音質とコスト面で無理と諦めてKT-1000ではキャンセル回路で対応しています。
当時より技術は進んでいますしアマチュアの一品物ではコストを無視できますが、上手くノイズが減っても狭いフィルターをかけるわけでKT-9900の音質の維持は大変だと思います。

私は他のチューナーのステレオ復調回路を使うのがいいのではと考えています。
既に最適と思われるTU-S707XでBLUESSさんが研究されていますのでこちらを検討されてはどうでしょうか。

先ほどTICを見ると2/17付けでL-07TIIのサービスマニュアルが上がっていました。
回路図を見るとステレオ復調はHA11223Wを普通に使っています。
そのためかL-01TやKT-9900とくらべるとアンチバーディーフィルターは一段に簡略化されでSCAフィルターは省略されています。
メーカーとしては特色が出せませんが今となってはこっちの方がよかったのかな。

Cooltuneさん

レスありがとうございました。
昔のチューナーの音色の決め手としては、19kHzのパイロット信号をいかに除去するかにかかっていて、19kHzのLPFの作成にかかっていました。そこで当時ソニーの5000Fに使われているLPFを何とか保守部品で入手して作成しました。
黒川さんからは、ソニーの音と同じようである、しかし、相互変調については真空管を生かして複同調x2としたことから当時はかなり良いとの言葉をいただき満足していました。
しかし、9900を購入してからは、お蔵入りになっています。

9900での60kHZのLPFでチェビシェフ7段位にすれば帯域としては満足できると思いますが、サブ信号への遅延、位相があなり影響すると思い、今思案中です。
PCのシミュレーションソフトで簡単に5段位のLPFで見ても位相変化がかなりあり、音質への影響は有るだろうなと思っています。サービスセンターでの話しでは、SCAトラップの変更だけでなく、IF帯域切替でその回路をON/OFFするので恒久的に入れっぱなしにはしていないとのことでしたので、影響は相当あると思います。
ちなみに4段トラップをシミュレーションで見てみますと相当な位相変化と減衰特性になっていました。

KT-1000のキャンセラー回路というのも興味あるのですが、回路図がどこにあるか・・・・
707の回路図は今見てみましたが、うーん、なるほどとうなりますね。この当時の山水はかなり技術レベルも高かったのですね。こんなこと言っては失礼かと思いますが。
もっと昔の山水からすると素晴らしい進歩ですね。

L-07Tの回路図ですか!今探してみたのですが、是非見たいので、もう少し探してみます。
HA11223Wは9900でもスイッチング信号を作るために使っていますので、もしかしてこのICを普通に使って見るのも一つの方法かなとも思いました。

でもまあせっかくある回路をまず生かして、簡単にできるLPFあたりをバラックで組んで実験してみようと思っています。
アクティブフィルターでうまくカットできるかなとも思いますがとにかく遅延、位相など音質に影響をどこまで与えないで余計なVICSの信号をカットできるかやってみます。

先ほど車に乗ってきたときに、ちょうどNHKでクラシック番組で無音の時がありまして、思い切りボリュームを上げたのですが、9900は完全に負けますね。S/Nがとっても良い!
9900の復活を図りたいとさらに思いました。

しかし、今まで会社人生を送っていたときにはほとんど気にしていませんでしたが、いじり始めてみてMPXでこれほど問題が出てきていることに、いくらかショックを受けているのが現状です。
まあ、少しずつでも改良していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

BLUESSさん、cooltuneさん、

初めまして!よろしくお願いいたします。

そうそうなコメントありがとうございました。
今日午前中にアップしたつもりが今見ましたら載っていなくて今もう一度書いています。

いまから30年も前に、FM5連バリコンとその当時高価だった10.7MHzのクリスタルフィルターをどういう訳か入手できたため、当時ソニーの5000Fが最高機種だったと記憶していますが、それを目指して真空管でつくろうとのことで、友人と作成競争をいたしました。当時戸越に住んでいまして、電界強度が高くて相互変調だらけという環境だったために、複同調2段が最低条件でした。
また、音質を決めるファクターとしては、19kHzのLPFが大きな要素だったので、いろいろと実験をしていたのですが、最終的にはソニーのサービスに出かけ5000FのLPFを購入し組み込みました。
その後黒川晃さんに聞いていただき、やはりソニーっぽい音であるが、受信性能としては良いとほめていただいたことを覚えています。しかし、9900を購入してからは自作機はお蔵入りになってしまいました。
当時過変調が問題となっていたのですが、私が直接NHKに電話して抗議したのですが、全くの無視でしたが、その後黒川さんが雑誌で載せたら、直ぐにNHKは対応し、やはり個人では対応してくれないなと実感したこともありました。

すいません、昔話になってしまって・・・本題に戻してと。

9900でのSCA放送がされていたときの状態ですが、25年前から8年ほど前までマンションの4Fに住んでいて、その時の電界強度は60から70dBしかなく、仕事も忙しくてほとんどFMチューナーの火も入らない状態でした。ですので、当時の音の悪さは記憶が無くて・・・
8年ほど前に今の12Fのマンションに移り、当時は東京タワーが見えていたのですが、一昨年に秋葉原に立ったビルで東京タワーが見えなくなりましたが、電界強度は90dB位になっています。
今年になり9900から猛烈な雑音が出てきたため、パルスカウント検波回路あたりを調べていたところ単安定マルチバイブレータの後のLPFのコンデンサーで、DCがリークしていたためと分かり、さびのようなほこりの清掃と、DCがかからないようにCでカットしました。

しかし、NHKのクラシック音楽を聴くと、バックにノイズがかなり乗っていて、しかも、ピアノのようなパルス性の音でノイズが変調されるようなちょうどマルチパスのような感じの音になり、聞くに堪えない音になっていました。
Webでこのようなことがないのか調べているうちに、BLUESSさん、cooltuneさんのサイトを見つけ本当に嬉しくなりました。

さてと、これからのことですが、KT1000のようなキャンセル回路とのことですが、回路図がなくてWeb上を探してみたのですが見つからず・・・・お手数おかけして申し訳ありませんが、BLUESSさんpdfファイルでお持ちでしたら送っていただけると本当に嬉しく思います。
しかし相当に変更があると、私は測定機も無いので、その後の調整も出来ないと思いお手上げとなるかもしれませんので、回路図を検討してからにしたいと考えます。
とりあえず今すぐ出来ることとしては、バーディーフィルターの周波数を下げるとが早いかなと思います。
サービスの方からの話では120kHzと言っていましたが、114kHzを落とさなくてはならないので正確には100kHzだと考えて良いかなと思います。

このバーディ-フィルターを、チェビシェフ7段位の60kHzのLPFに交換すればどうかなと、遅延、位相、f特などを考慮して5段位になるか、とりあえずバラックで組んで実験してみようかなと思っています。
組む前に1MHzまでの低周波発信器がありますので、フィルターだけf特を見て、PCのソフトで位相、遅延を見て決めていき、組み込んでみて実験かなと思っています。

サービスの方からはSCAのフィルターの周波数を変えてということでしたが、PCでシミュレートしてみると、かなりの位相の暴れがあって、しかもf特もかなり減衰するようなことになっていてこれでは音質に悪影響だなと思いました。

山水の707ですね!回路図を見て驚きました。昔の山水に比べて格段の進歩ですね。と言ったら大変失礼かも知れませんが、昔の山水しか知りませんでしたので、すいません。
すごい力の入れ方だと思いました。

07TでHA11223Wを普通に使っているとのことで、9900では同じICを38kHzのスイッチングだけに使っていますが、もしかしてこれを再利用するというのも手ではありますね。

cooltuneさんは別なMPX回路が良いとのご意見ですが、私ももう少し余裕があれば同意見です。しかし、今の家庭環境でもう少し簡単な方法を取らざるを得ないかなと思っています。でも気持ちだけは、高級機路線で行きたいなと思っています。
07Tの回路図もWebで探してみます、先ほど見ましたら見当たらなくて・・・・・

今朝車に乗っていたときに、ちょうどNHKでクラシック番組があり、無音になった時に音を最大にしてもかなりSNが取れていて、今の9900は負けてしまっていると実感しました。
何とか頑張らなくてはと。

今後ともよろしくお願いいたします。

すいません、
同じようなコメントが2回も載ってしまいました。
最初の方が載っていないと勘違いしまして、思い出しながら2回目を書いてしまいました。
最初の方は無視してくださるようお願いいたします。
お手数おかけしてばかりですいません!

フナさん

詳細な情報をいただき、ありがとうございます。

私は30年超のFMエアチェックファンです。

KT-9900のような高級機は持っていませんが、中級クラスのバリコンチューナーを何台か持っていて、ここ数年はこれらチューナーを自分でメンテナンスする方法を学んでいます。KENWOOD(TRIO)以外はもはやメーカーサービスは期待できない状況なので、自分で修理調整するしかないと悟りました。このブログを通していろいろ勉強させていただいています。

cooltuneさまにアイデアをいただいて、TU-S707XをMPXデコーダー化する実験をしました。古いバリコンチューナーを活用する「ナイスアイデア!」です。LA3450を使った専用回路製作も面白いと思います。

 →TU-S707X MPXデコーダー化実験(1)
 →TU-S707X MPXデコーダー化実験(2)
 →TU-S707X MPXデコーダー化実験(3)

いろいろご教示ください。よろしくお願いします。

BLUESSさん

情報ありがとうございます!
先日パイオニアのF-C3をハードオフで見つけまして1500円で購入しましたが、
http://nice.kaze.com/tuner_hist.html
のサイトが大変参考になりました。
確かにAMステレオチューナーが素晴らしくて、でもメーカでは回路図は出してくれなくて、本当に困ったなと思っています。しかしケンウッドではいろいろ情報を出してくれて、こういう会社は長続きするのでしょうね。

最近は技術の方も世代が代わってしまって、寂しい限りですね。でもWebでいろいろやっていらっしゃる方と知り合えて大変嬉しく思います。
707の情報じっくりこれから見させていただきます。

>BLUESSさん
もともと他のチューナーのMPX復調回路をつなぐというのはL-01Tのために思いついた方法です。
肝心のTU-S707Xはまだ持ってもいないのですが(笑)

>フナさん
スミマセン L-07TIIの回路図はTICのYAHOOグループの方でした。
http://tech.groups.yahoo.com/group/FMtuners/
他にも回路図や資料がありますので登録されていなければ参加してみてください。無料です。

70年代前半の雑誌の読者の投書コーナーにはNHK-FM放送についての品質についての投書が何回も掲載されています。
掲載されたのは一部でしょうから多くの人が不満を持っていただろうと思います。
黒川氏は10kHz付近のトラップも雑誌の記事にされていましたね。

cooltuneさん、

L-07Tの回路図の場所教えてくださりありがとうございます。これから登録してみます。こういうところに有るとは知りませんでした。confident

ラジオ技術でしたか、電波技術かに黒川さんのトラップの話良く載っていましたね。懐かしいです。
東京から関東のローカル局への中継を行う時に、10kHz近辺で何らかの信号を送るために帯域を空けていたというようなことが書かれていたかなと記憶しています。すいません、正しい記憶でないかもしれませんが・・・・
当時スペアナでその様子を載せていました。それとその前は過変調でしたね。
そう言えば9900でDeviationメータがあるのですが、今の民放はほとんどが100%をやたら超えていますね。
最近のコミュニティFMはこの点はまじめに放送していて良いのですが、10kWの放送局はほとんどが電波法違反ですね。
今のFMチューナーのひずみ率は、何%まで耐えられるのかなと心配です。これについても当時のチューナーでの過変調とひずみ率の関係のグラフが載っていて衝撃的な記事でした。

しかし、これらが載っていた雑誌は全て捨ててしまったので今となってはとても残念でたまりません。
sad

BLUESSさん、cooltuneさん、

先週、LPFの設計としてチェビシェフ型7次あたりの検討をしていまして、ある程度シミュレーション用ソフトで検討してからと思い、最初はCircuitMakerを使いf特を見ていました。しかし、その後MicroCapを思い出し、これはDOSVの頃にBetaVideoのLPFを設計する時に、使ったのですが、これは群遅延特性も出せることを思い出て、MicroCapの最新版を無料版を探してやっとダウンロードし、使い方もよく分からず、いろいろやってみて、何とかf特、位相、群遅延も何とか良いかなという値をつかみましたので、バラックで組んでMPXのところに仮付けしてみて実験しようと思っています。
数値で書きますと、
56kHzあたりまでフラット、60kHzで-30dB、70kHzで-55dB、75kHzあたりで-110dB、80kHzで-80dB、100kHzでちょっと良くないのですが-60dB、200kHで-70dBとなっています。
位相は、10kHzから40kHzまで-30度から-240度まで下がりその後50kHzは-120度と上がっています。
群遅延は、10kHzから40kHzまでは12マイクロSec位で、50kHzで-10マイクロSecになっています。
この位のあばれでどうなるかなと思っています。
ちなみに、少しCの値を変えると、位相が-30度から-450位までだらだらと落ちていくカーブになりますが、-450度も変わるのも気持ちが良くないので、暴れても全体的に数値の少ない方が良いかなと思っています。
ただ、こちらの群遅延は綺麗に15マイクロsecから30マイクロsecに上がっているカーブになっています。

位相を重視するか、群遅延を重視するか、悩ましいところです。
直ぐに出来ないのですが来週あたりにでも実験してみようと思っています。

ビデオのLPFでは群遅延特性が悪いと画質は確実に悪くなりましたが、MPXでも同じかなと思っています。その当時は位相は気にしていませんでした。参考までにこのときもバターワースかチェビシェフの7次でビデオ帯域の4MHz位だったと記憶しています。

以上、状況報告でした。

すっかりご無沙汰してしまってすいません。
3月にかけて家が狭いところに、ひな人形が飾られ、作業場所もなくなってしまっていまして、その後しばらく何もできなかったので、ハードオフに出かけてみたところ、パイオニアのF-C3が1500円で売っていたため、買ってしまいました。
http://nice.kaze.com/f-c3.html
のサイトにこのチューナーのAMの音の良さが書かれていたため、どんなものかと試してみました。
測定器がないので正確には分かりませんが、IF帯域がかなり広がっており、7から8kHzあたりまではしっかり出てきているようです。
1500円でしたので、壊れているかと心配していましたが、完動品でした。ラッキーでした。上記URLのサイトを参考にして調整して完了でした。

その後トリオのKT-9900とのFMでの音の比較をしましたら、82.5MHzのNHK-FMのクラシック番組ですが、9900の方はまだLPFを入れていないため、やはりノイズがかなり出ていることを確認しました。F-C3の方が音が良いと思いました。
この音を聞いて、9900の改造を慎重にしなくてはと、再度シミュレータで回路を検討しまして、最終的に回路を決めました。75kHzあたりにトラップを入れて60kHzあたりから急激にカットするものにしようと思っています。

この改造には、基盤への配線ケーブルをいろいろ延長しなくてはならず、ちょっとそのための作業がどの位かかるかそれを考えて直ぐ手が出せない状態になっていますが、ここまで来たのですから、やらなくてはと意気込んではいます。

しかし、このような雑音をのせるNHKには本当に困ったものです。5月の下旬にNHK放送技術研究所の展示会が砧で行われるので、行って話しを聞いてこようと思っています。

それと、パイオニアにも困ったものです。F-C3の回路図をと電話で確認したのですが、出せないとの一点張り。回路図が無いと非常にやりにくいので何とか入手しようと思ったのですが、だめでした。トリオの担当の方とは正反対でした。

まあ、時間がかかっていますが、ゆっくりやっていますので、また進捗がありましたら報告します。

フナさん

こちらは相変わらずKT-9900やL-01Tなど超高級機には縁の無い身ですが、
コメントを拝見しながらフィルター設計法を勉強させていただいています。

ありがとうございます。


TRIO KT-9900のボリューム音量調整はありますか?
∑と普通の調整お願いします。VRの何番でしょうか。
KT-7700はありました。

L-02Tの音量調整はありますか。
あればお願いします。基盤にあるVR何番でしょうか。
∑と普通のコードがあります。

KT-7700はありました。

L-02Tの音量調整はありますか。
あればお願いします。基盤にあるVR何番でしょうか。
∑と普通のコードがあります。

KT-7700はありました。

野洲さま

KT-7700 VR10/ OUTPUT LEVEL/1kHz(75kHz Dev,60dB) → OUTPUT LEVEL 300mV
これに相当する調整箇所をお探しという事でしょうか?

私はKT-9900もL-02Tも持っていないので正確にはお答えできませんが、海外版のサービスマニュアルや回路図を見ると調整箇所はどちらにも無いようです。

有難う御座います。KT-7700は判っていました。
KT-9900 L-02Tを知りたかったのです。
KT-7700があるので、KT-9900やL-02Tもあるのではと思いました。
ないと言うことで了承しました。

お世話になります。
マランツSH-T10です。チューナー
ロックランプが一瞬切れ音が途切れます。
ロック連動しているスイッチはどこですか。
よろしくお願いします。原因はどこですか。

MARANTZ SH-T10
LOCKED と表示された赤いランプでしょうか?

このランプはチューニングつまみに指先が触れている間は消灯、放送局に同調して手を離すと点灯します。受信中に消灯して音が途切れるなら故障ですが、具体的な原因は残念ながら分かりません。

お世話になります。MARANTZ SH-T10

今は、ロックランプが一瞬消える状態が数回時々出ます。
受信状態が悪い場合は、ステレオランプも消えますがそちらは消えません。
音も途切れません。

お世話になります。
KT-7700のTメータ中央あわせはVR何番ですか。
ナローとワイドお知らせお願いします。よろしくお願い致します。

輸出機のサービスマニュアルによると

VR4 Narrow
VR12 Wide

です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140763/43624758

この記事へのトラックバック一覧です: TRIO KT-1000:

« KENWOOD チューナーカタログ 1986 | トップページ | インドネシア地震で津波 »