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2009年4月の記事

2009年4月26日 (日)

YAMAHA T-7

 2009年2月下旬、ヤフオクで「電源が入らない故障品」を入手しました。既に持っている YAMAHA T-9 を修理するための部品取り目的でしたが、

T7_1  ・予想以上に外装の状態が良い
 ・予想外に T-9 と同様のモータードライブ※搭載
  ※チューニングツマミがモーターで回転し、メモリー位置で自動選局可能
 ・電源の故障は何とか修理できそう

 ということで、キチンと修理調整して使ってみようと思いました。

・Tuner Information Center(TIC)に取扱説明書(英文)と回路図(判読厳しい~!)があります。
 →http://www.fmtunerinfo.com/yamaha.html

・Yahoo Group FMtuners の File置き場に T-7(輸出仕様)のサービスマニュアルがありました。
 →http://tech.groups.yahoo.com/group/FMtuners/

■T-7の特長(取扱説明書より抜粋)---------------------------------

【高性能FMチューナー部】
T7_7 高感度型アンチサチュレーションローゲインRF増幅段、ミキサー段、パルンタイプ・プリセレクター付4連バリコンのフロントエンド。低損失ユニレゾナンスセラミックフィルターをDX側に5素子、LOCAL側に3素子(位相補正回路付)使用のオートDX回路+カレントリミッター付8段差動増幅回路のIFステージ。スタピライザー付超低歪率スーパーリニアレシオ検波回路を採用したFMチューナー部は、妨害排除特性に優れ、高感度、低歪率、そして高い選択度を確保しています。

【FM MPX部】
T7_18 C-MOS・DC NFBスイッチングタイプデコーダー部は、C-MOSアナログスイッチ、専用ハイスピードOPアンプ、専用ICによるパイロットピュアキャンセル回路アンチインターフェアランスPLLシステム、オープンロードタイプノルトン変換型、2Poleローパスフィルターなどで構成され、高いSN比と、低歪率、そして透明度の高い再生音を得ています。

【高性能AMチューナー部】
T7_19_2 2連バリコン、非同調RFカスコード増幅、差動ミキサー、トリプルダブルチューン、帯域切り換え回路付きIFステージ、そして、低歪率の検波回路などで構成されるスーパーヘテロダイン方式のAMチューナー部は、電界性雑音に強い低インピーダンス型ループアンテナと共に、AM放送を高忠実度で、そして安定に受信します。

【プリセットチューニングシステム】
T7_3 AM放送5局、FM放送5局、合計10の放送局をメモリーし、サーボモーターによるドライブで選局する便利なプリセットチューニングシステムは、POWERスイッチOFF時にもメモリーを続けるパックアップ機構を備えています。もちろんチューニングツマミによるマニュアル操作もOKです。

【オートDX回路】
T7_2_2 IFステージに、妨害検出方式のLOCAL→DX自動切り換えのオートDX回路が付属。さまざまな電波のクオリティを自動的に検出し、音質と選択度のバランスをコントロールしてLOCALおよび、DXインジケーターで動作を表示します。
【多彩な付属回路】
オートブレンドタイプの雑音低減回路、オプチカルバランスタイプのセンターチューニングインジケーター、OTS(Optimum Tuning System)やREC CAL機構など、多彩な付属回路がチューニング操作をスピーディに、またオートマチックにオペレートします。

【デザインと安定性】
多彩な機能と、ヤマハならではの優美なデザインが調和したパネルフェース。それに、充分な容量を持った電源トランスと安定化電源は、デリケートな各回路の安定動作をパックアップしています。

■T-7 修理記録 --------------------------------------------------

T7_4  故障の理由は「電源が入らない事」ですが、確かめてみると電源スイッチを奥まで押し込んだ状態(指で押し続けている状態)なら通電しました。ところが指を離して「カチッ」とロックする位置では通電しなくなります。「電源オンの状態を持続できない」という表現が正しいです。電源スイッチの接触不良を予想してネット検索すると、まったく同じ現象の事例がありました。

・修理事例
 →http://www.riric.jp/electronics/repair/T7.html

T7_5  電源スイッチの載った基板がグラグラしています。上記サイトを参考にして正面パネル側から基板を引っ張るように白いカラーモールで固定しました。電源の問題はこれで解決しました。電源スイッチのハンダ修正、メモリーバックアップ用充電池交換も施しました。上記サイトに倣って電池ボックスに充電池を入れ、結束バンドで側面に縛りつけました。

■T-7 IC考察 ------------------------------------------

 ・クォドラチュア検波回路内蔵の LA1231 がありますが、シグナルメーター制御用に使われています。
 ・YAMAHAロゴのICは、IG-03210=LA2300、IG-02920=LA3380 と思われます。
 ・IG-02920(LA3380)はスイッチング信号取出しに使われ、後段にMPXディスクリート回路を備えています。
 ・大型の LC7200 はオートチューニング制御用ICです。
 ・AM用には LA1240 が使われています。

T7_10 T7_91 T7_16 T7_19 T7_22

■T-7 受信調整 --------------------------------------------------

 ※FMアンテナ端子は PAL端子です。F端子との変換プラグ を用意しておくと便利です。

【本体スイッチ設定】
 ・FUNCTION = FM
 ・RX MODE = AUTO DX
 ・MUTE/OTS = OFF
 ・BLEND = OFF
 ・REC CAL = OFF

【各部電圧チェック】
 ・基板表示 +12 → +12.5±1V
 ・基板表示 -12 → -13.5±1V
 ・基板表示 + 9 → + 9.5±1V
 ・基板表示  9B → +10.5±1V
 ・基板表示 + 7 → + 7.0±1V
 ・基板表示 - 7 → - 7.5±1V

【1.検波回路バランス調整】
T7_92  ・IC111 20pin(またはR282)-GND にTメーター接続
 ・ダイヤル指針83MHz付近にセット
 ・T103 を調整してTメーターをセンターに
  ※Technics ST-8200から部品取りしたTメーターに39kΩを挟んで使用。これ便利です!!

【2.トラッキング調整】
T7_91_2  ・IC111 20pin(またはR282)-GND にTメーター接続
 ・SSG(90MHz)ダイヤル指針を90MHzにセット
 ・フロントエンド内 FM OSC トリマーを調整してTメーターをセンターへ
 ・ダイヤル指針を76から90まで移動して、Tメーターがほぼセンターにあることを確認

【3.フロントエンド RF部調整】
T7_6 ・SSG(83MHz)ダイヤル指針を83MHzにセット
 ・IC102 (LA1231) 13pinに直流電圧計接続
 ・フロントエンド内 RFトリマー(FM1,FM2,FM3)を調整して電圧最大に

【4.モノラル歪調整】
T7_12  ・T-7 音声出力(L側)を WaveSpectra で観察
 ・SSG(83MHz、70dB、1kHz、100%変調)
 ・TC-101 を調整してWaveSpectraを見ながら二次高調波を最小に(実測0.014%)

【5.VCOフリーラン周波数調整】
T7_15  ・IC113 1pin-14pin 間に2.2MΩを介して直結
 ・この接続で強制ステレオモードになり、本体ステレオランプ点灯
 ・R226(19kHz TP) に周波数カウンタを接続
 ・SSG(83MHz、70dB、無変調)
 ・VCO ADJ(VR108)を調整して周波数カウンタで19kHz±10Hzに。

【6.PLL調整】
 ・T-7 音声出力(L側)を WaveSpectra で観察
 ・SSG(83MHz、70dB、1kHz、100%変調、L=-R)
 ・T112 を調整して1kHz出力波形を最大に

【7.ステレオ歪調整】
T7_8  ・T-7 音声出力(L側とR側)を WaveSpectra で観察
 ・SSG(83MHz、70dB、Stereo L,R、1kHz、100%変調)
 ・VR101 VR102 VR103 → 二次高調波を最小に
 ・T102 → 三次高調波を最小に

【8.パイロット信号キャンセル】
 ・T-7 音声出力(L側とR側)を WaveSpectra で観察
 ・SSG(83MHz、70dB、パイロット信号のみ、9%変調)
 ・T113 と VR109 を調整してWaveSpectraを見ながら19kHzの漏れを最小に

【9.ステレオセパレーション調整】
T7_17  ・SSG(83MHz、70dB、Stereo、1kHz、100%変調)
 ・L側:VR105 を調整してWaveSpectraを見ながら反対chへの漏れを最小に
 ・R側:VR106 を調整してWaveSpectraを見ながら反対chへの漏れを最小に

【10.シグナルインジケーター点灯調整】
 ・SSG(83MHz、100dB)
 ・VR112 を調整してすべてのシグナルLEDが点灯する位置に
 ・SSG(83MHz、0dB)
 ・VR111 を調整してすべてのシグナルLEDが消灯する位置に

【11.プリセットチューニング上限・下限位置調整】
 ・バリコン回転角を検知してメモリー位置を設定する仕組みですが、
 ・サービスマニュアルを読んでも今ひとつ調整方法が理解できません・・
 ・メモリー動作も問題ないので今回はスルーして「宿題」とします。

■[MUTE/OTS] [ON] [OFF/MULTIPATH] スイッチの使い方----------------

 ※OTS(Optimum Tuning System)
 ※AFC(Automatic Frequency Control)

T7_24_2  T-7では同調点のドリフトを防ぐために、近くの強い受信信号に自動同調される「AFC回路」が組み込まれています。この回路は同調点を保持するためには非常に有効な回路ですが、同調点が少々ずれていても同調してしまうため、最適同調点がつかめません。このため選局時にはチューニングツマミを触ることによってAFCを一時解除する「OTS機構」があります。チューニングツマミに触るとAFCが解除されたしるしにチューニングインジケーターが暗くなります。このインジケーターは入力信号強度をほぼ正確にdB表示しています。

「MUTE/OTS」スイッチがOFFの状態では、AFCは強制的に解除された状態になります。このときインジケーター表示は暗くなり、マルチパス成分だけが明るく表示されます。

■[RX MODE] [AUTO DX] [LOCAL] スイッチの使い方-------------------

 一般的には WIDE/NARROW といいますが、YAMAHAでは LOCAL/DX です。

【AUTO DX】ポジション
 FM受信では電波が強く妨害のない時は、ワイドレンジな「LOCAL」モードで受信し、電波が弱くなったり妨害電波などがあると選択度が高いDXモードへ自動的に切り換わり雑音の少ない受信が可能になります。ただし、一度DXモードに切り換わると、電界強度が回復してもLOCALポジションには自動復帰しませんので、チューニングツマミをまわしてもう一度選局しなおすか、一時LOCALポジションに切り換えてください。
 AM受信では、AUTO DXポジションでは常にDX動作となり、IFモード自動切り換え動作は行いません。DXとLOCALは手動で切り換えます。

【LOCAL】ポジション
 放送局に近くアンテナ入力が充分に強く、妨害の少ない電波を受信する場合にはこのポジションにします。音質本位の低歪率特性となりますので、解像度の高い透明感のある音質になります。

■プリセットチューニングの使い方-------------------------

【メモリーの手順】
 ・「MEMORYボタン」を押しながら「選局ボタン1~5」を押す。
 ・FM5局、AM5局、合計10局をメモリー可能。
 ・一度メモリーしたら、離調後に再度プリセット選局し直し、自動選局された位置でもう一度メモリーし直す。
 ・こうするとプリセット選局の精度が上がる。

【選局の手順】
 ・「選局ボタン1~5」を押すとメモリーされた周波数に自動的に同調する。
 ・自動選局中にチューニングツマミを回すと、自動選局は解除されマニュアル選局に移行する。

■T-9 との違い ------------------------------------------

T7_23 ・本体横幅が通常コンポサイズ(T-9 が大き過ぎると思いますが・・)
 ・受信周波数のデジタル表示がない
 ・FM4連バリコン(T-9 は5連)
 ・IF MODE切替が2段切替え(T-9 は LOCAL/DX/SuperDX の3段切替)

■T-7 試聴結果 ------------------------------------------

 YAMAHA製FMチューナーは、シンセ式になった T-2000W や TX-2000 でもレシオ検波を採用しています。T-7(T-9も)もレシオ検波です。YAMAHAはレシオ検波に拘りを持ち続けたメーカーだったようですね。MPX部は LA3380+ディスクリート回路の構成です。いつも比較用に使っているCDを聴いてみると、低音がしっかり出ている感じで、締まった太い音・・という印象です。良い音です。

 T-7 はバリコン機として受信性能・音質とも満足できるチューナーです。音質に関わる部分は T-9 とほぼ同等性能。モータードライブによる自動選局動作もマニアックな雰囲気が漂ってとても良いです。本体横幅が大きい T-9 よりもこの T-7 の方が実用的だと思います。

T7_101  難点は75Ωアンテナ端子が「PAL」であること。この時期のYAMAHA製チューナーの共通事項ですね。PAL-F 変換プラグを一つ入手しておくと役に立ちます。今回はブラックボディの T-7 を入手しましたが、シルバーモデルもあります。

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■追記 2009年8月18日-------------------------------------

 最近 T-9 のリペアを再開しましたが、T-9は回路図やサービスマニュアルが見つからない状況です。回路構成が似ている T-7 と T-9 を比較するため、Yahoo Group FMtuners で入手したT-7サービスマニュアルから回路図を抽出し、主要部品に色付けして見易く加工してみました。主なICのブロック図も貼り付けてあります。PDFファイルをパソコン画面上で200%拡大するとよく見えます。

 →YAMAHA T-7 回路図

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■追記 2009年8月20日-------------------------------------

 モータードライブでプリセット位置へ移動する様子を動画にしてみました。Niftyのビデオ共有サービスを利用しています。

 

2009年4月22日 (水)

カーペンターズ 40周年

2009年4月22日でデビュー40周年だそうです。

 デビューは1969年4月22日・・という事は、私はトランジスタラジオ作りに夢中になっていた小学校6年生。自作ラジオから流れるビートルズ、サイモン&ガーファンクルなどを聴いていた「洋楽好き少年」でした。

 数年前までTBS系テレビで、みのもんたさんとV6出演の「学校へ行こう!」という番組がありました。校舎屋上から全校生徒に向けメッセージを叫ぶ「未成年の主張」というコーナーのエンディングで流れていたのが「青春の輝き / I Need To Be In Love 」でした。耳に馴染む良いメロディーです。

 この番組を毎週欠かさず見ていた下の娘(当時小学生、いま大学生)が「この曲、誰の何ていう曲?」と興味を持ち、カーペンターズから洋楽デビューしていきました。

 何だか親子で似たような路線を辿っている感じです(笑)。

 

2009年4月19日 (日)

S21HT WMWifiRouter ver1.35

 正規ライセンス購入した WMWifiRouter がバージョンアップ・・昨日 shareEDGE からお知らせメールが届きました。ユーザーインターフェイスが日本語対応になったようなので早速試してみました。

 ■→WMWifiRouter on shareEDGE

 ※以下の記述は既にライセンスキーを持っている場合の対応法です。

Wmwifirouter ■インストール
   ・まずはS21HTで旧版のver1.25 をアンインストール
  ・USBケーブルで母艦PCと接続
  ・母艦PCでダウンロードした WMWifiRouter.exe 実行
  ・PC側で既に取得済みのアクティベーションキーを入力
  ・ver1.35 インストール開始

 ■設定
  ・WEPキーは以前のデータが引き継がれました。

 確かに日本語表記になりました。当然快適に接続できています。

 ・・・が・・・

 画面の見た目が何となくカッコ悪くなった印象です。アンプなどオーディオ機器の操作ボタンが日本語表記だと安っぽく感じるのとたぶん同じ感覚です。う~ん・・元に戻そうかな??

ver1.25 Wmwifirouter125 Wmwifirouter1252 Wmwifirouter1253
ver1.35 Wmwifirouter135 Wmwifirouter1352 Wmwifirouter1353

 

2009年4月18日 (土)

SONY ST-5150D

St5150d_1  2009年1月末、音楽仲間の知人から ST-5150D を譲り受けました。35年前に購入したワンオーナー品だそうです。ボディはきれいで特に不具合も無い状態です。取扱説明書は紛失したそうですがオリジナル回路図が一緒に付いてきました。 exjf3eqs様 の資料 と同じもとの思われます。

 ST-5150D は ST-5150 の後継機です。以前 ST-5150 の分解調整をした記録がありますが、内部の調整方法はまったく同じです。見た目はそっくり、でも微妙に変更点があります。

St5150d_4 St5150d_5 St5150d_6 St5150d_7 St5150d_8

 ・前面スイッチ「MULTIPATH」が一つ増えている。
 ・MULTIPATHスイッチをオンにするとSメーターがマルチパスメーターになる。
 ・背面に FM DISCRI OUTPUT 端子が付いた。

St5150d_9 FM DISCRI OUTPUT 端子は、当時流行ったFM4チャンネル放送用のデコーダーを接続するためだったと思います。この端子は今では使い道ありませんが、ここからステレオ復調する前の検波出力(FMコンポジット信号)が出ています。この信号を UA-101 経由で WaveSpectra で見てみました。FMコンポジット信号の構成が良く分かります。

St5150dws1_2
St5150dws2
St5150dws3

 FM-Aichi(80.7MHz)は「見えるラジオ」を放送しています。この様子が76kHz付近の信号の盛り上がりとして観察されます。無音時の信号を見ると19kHz、38kHz、57kHzの信号は判別できますが、76kHzは識別できません。

St5150d_10 St5150d_11  この信号をMPXデコーダーに改造した TU-S707X に接続してみました。TU-S707X のMPX部で復調されたステレオ音声がTU-S707Xの音声出力端子から流れてきます。古いアナログチューナーの新しい楽しみ方としてお薦めします。

 ST-5000FST-5130 など、私はこの時期のソニーデザインが大好きです。ST-5150 は部品取りして解体処分しましたが、ST-5150D は捨てられないチューナーになりそうです・・(笑)

 

2009年4月10日 (金)

サイモン&ガーファンクル、16年ぶりの来日公演

 音楽情報サイト BARKS を見ていたら新着記事が出ていたので、思わず反応してしまいました。

 →BARKS ニュース http://www.barks.jp/news/?id=1000048438

 あの歌声をナマで聴けるたぶん最後のチャンスになるでしょうね。

  ・7月 8日(水)ナゴヤドーム
  ・7月10日(金)東京ドーム
  ・7月11日(土)東京ドーム
  ・7月13日(月)京セラドーム大阪
  ・7月18日(土)札幌ドーム

 FMエアチェックに目覚めた1970年代初め、ビートルズとともに特集番組をよく録音していました。何とか都合をつけてナゴヤドームに行きます。

 Youtube で探したらモノクロ・ライブバージョンの「サウンド・オブ・サイレンス」がありました。1960年代の映像と思われますが、アコギ1本の演奏で素晴らしいハーモニーが聴けます。ポール・サイモンの指先がよく見えるので、ちょっと練習して余興のレパートリーに加えてみます。

 

2009年4月 5日 (日)

S21HT BT-DUN/ubuntu8.10

Ubuntus21htbtdun1  小型のミニノート(ネットブック)が欲しいと思っていろいろな機種を調べているうち、DELL製ミニノートには「ubuntu版」があるのを知りました。既に WinXP + S21HT で快適なモバイルネット環境を構築していますが、数年ぶりにLinuxへの興味が復活、モバイルPCに Ubuntu8.10 をインストールして S21HT とのネット接続を目指しました。

■パソコン:Panasonic CF-R6AW1BJR(レッツノートR6A)
■OS:ubuntu8.10(Dドライブにフルインストールし、WinXPとデュアルブート環境構築)
■ubuntu8.10 には Mac4Lin と Cairo-Dock を導入して見た目マック化済み。(※詳細はこちら
■Bluetoothアダプタ:PLANEX BT-MicroEDR1(Ver2.0+EDR)

--------------------------------------------------
■S21HT を USBモデム として接続

 ・ubuntu8.10 が起動している状態で S21HT をUSB接続します。
 ・ubuntu側では /dev/eth1
 ・S21HT で「インターネット共有」を起動。
 ・PCとの接続:USB
 ・ネットワーク接続:EMnet または emb
 ・接続
 ・あっけなくインターネット接続完了です。

 ※この方法は Bluetoothアダプタを使用しません。

--------------------------------------------------
■ubuntu から WMWiFiRouter で接続

 ・S21HT で WMWiFiRouter を起動しておけば ubuntu 側で無線LANを探索してくれます。
 ・何ともあっけなくインターネット接続が完了しました。

 ※この方法は Bluetoothアダプタを使用しません。

--------------------------------------------------
■ubuntu から Bluetooth DUN接続を目指す

 ・WinXP では S21HT+Bluetooth DUN で快適なネット接続が既にできています。(※過去記事参照
 ・ubuntu から S11HT/S21HT Bluetooth DUN 接続の成功事例は以下にありました。

 →>S21HTの接続例
 →>S11HTの接続例

 ・私のS21HTはすでにBluetooth DUNプロファイルを導入済みです。
 ・この成功例の手順なら簡単そうと思ったら・・pppで苦戦しました。

--------------------------------------------------
■Bluetoothアダプタ BT-MicroEDR1 はUSBポートに刺すだけ。

Ubuntus21htbtdun2  ・BT-MicroEDR1 をUSBポートに刺すとそのまま使えました。
 ・ペアリングは ubuntu8.10側が指定するパスコードを S21HT に入力するだけ。
 ・新たにインストールしたパッケージ類はありません。
 ・Bluetooth関係は標準インストールで以下の状態です。

bluess@ubuntu:~$ aptitude search bluez
i   bluez
i   bluez-alsa
p   bluez-btsco
p   bluez-compa
i   bluez-cups
i   bluez-gnome
i   bluez-gstreamer
i   bluez-hcidump
p   bluez-pcmcia-support
i   bluez-utils
p   python-bluez
v   python2.4-bluez
v   python2.5-bluez

----------------------------------------------------
■S21HT のMACアドレスが見つかります。

bluess@ubuntu:~$ hcitool scan
Scanning ...
	xx:xx:xx:xx:xx:xx	S21HT-bluess

----------------------------------------------------
■ダイヤルアップネットワークも見つかります。Channel= 5 です。

bluess@ubuntu:~$ sdptool search dun
Inquiring ...
Searching for dun on xx:xx:xx:xx:xx:xx ...
Service Name: Dial-up Networking
Service RecHandle: 0x10008
Service Class ID List:
  "Dialup Networking" (0x1103)
Protocol Descriptor List:
  "L2CAP" (0x0100)
  "RFCOMM" (0x0003)
    Channel: 5
Language Base Attr List:
  code_ISO639: 0x656e
  encoding:    0x6a
  base_offset: 0x100
Profile Descriptor List:
  "Dialup Networking" (0x1103)
    Version: 0x0100

----------------------------------------------------
■/etc/bluetooth/rfcomm.conf の書き換えとリスタート

bluess@ubuntu:~$ cat /etc/bluetooth/rfcomm.conf
#
# RFCOMM configuration file.
#
rfcomm0 {
	bind yes;
	device xx:xx:xx:xx:xx:xx;
	channel	5;
	comment "S21HT Bluetooth dun";
}

bluess@ubuntu:~$ sudo /etc/init.d/bluetooth restart
[sudo] password for bluess:
 * Stopping bluetooth                         [ OK ]
 * Starting bluetooth                         [ OK ]

----------------------------------------------------
■/dev/rfcomm0

 ・bluetooth restart で /dev/rfcomm0 が生成されました。

----------------------------------------------------
■せっかくMac風に使っているので・・ダイヤルアップは Gnome-ppp を使いました。

 ・Synaptic から gnome-ppp をインストール。
 ・アプリケーション>インターネット>GNOME PPP 起動
 ・設定項目は以下の通り。
 ・あれれ?数秒接続されてすぐに切断されます。

 ・接続設定を変えたり・・・
 ・あれこれ苦労しましたが・・
 ・端末から sudo gnome-ppp を実行することで接続できました。

 【起動~接続を簡略化するための設定】
 ・システム>設定>メインメニュー>新しいアイテム に 「sudo gnome-ppp」 を登録

1 2 3 4 6

bluess@ubuntu:~$ sudo gnome-ppp
[sudo] password for bluess: 

(gnome-ppp:8390): Gtk-WARNING **: GtkSpinButton: setting an adjustment with non-zero page size is deprecated

(gnome-ppp:8390): Gtk-WARNING **: GtkSpinButton: setting an adjustment with non-zero page size is deprecated
WVCONF: /root/.wvdial.conf
GNOME PPP: Connecting...
GNOME PPP: STDERR: --> Ignoring malformed input line: ";Do NOT edit this file by hand!"
GNOME PPP: STDERR: --> WvDial: Internet dialer version 1.60
GNOME PPP: STDERR: --> Cannot get information for serial port.
GNOME PPP: STDERR: --> Initializing modem.
GNOME PPP: STDERR: --> Sending: ATX3
GNOME PPP: STDERR: ATX3
GNOME PPP: STDERR: OK
GNOME PPP: STDERR: --> Sending: OK AT+CGDCONT=1,"IP","emb.ne.jp"
GNOME PPP: STDERR: OK AT+CGDCONT=1,"IP","emb.ne.jp"
GNOME PPP: STDERR: --> Modem initialized.
GNOME PPP: STDERR: --> Sending: ATM0L0DT*99#
GNOME PPP: STDERR: --> Waiting for carrier.
GNOME PPP: STDERR: ATM0L0DT*99#
GNOME PPP: STDERR: CONNECT
GNOME PPP: STDERR: --> Carrier detected.  Starting PPP immediately.
GNOME PPP: STDERR: --> Starting pppd at Sat Mar 28 16:17:56 2009
GNOME PPP: STDERR: --> Pid of pppd: 8399
GNOME PPP: STDERR: --> Using interface ppp0
GNOME PPP: STDERR: --> local  IP address 114.51.143.83
GNOME PPP: STDERR: --> remote IP address 10.64.64.64
GNOME PPP: STDERR: --> primary   DNS address 60.254.193.158
GNOME PPP: STDERR: --> secondary DNS address 60.254.209.158
GNOME PPP: STDERR: Caught signal 2:  Attempting to exit gracefully...
GNOME PPP: STDERR: --> Terminating on signal 15
GNOME PPP: STDERR: --> Connect time 1.9 minutes.
GNOME PPP: STDERR: --> Disconnecting at Sat Mar 28 16:19:51 2009

----------------------------------------------------
■Firefox で Webサイト が表示できない・・

 ・Bluetooth DUNは確立しているのに Firefox で Webサイト が表示できない・・
 ・ファイル>オフライン作業 のチェックを外す。
 ・Firefoxを使い慣れていないので、こんなところで苦戦しました(笑)

----------------------------------------------------
■回線速度チェック

 ・スピードテスト様のサイトを利用
 ・Bluetooth DUN で 850kbps前後です。
 ・前回実験とほぼ同等の結果です。まあ、こんなところでしょうね。

5

----------------------------------------------------
■感想

 ・2年ぶりに Linux をさわりましたが、随分使いやすくなっていて驚きました。
 ・メール送受信、添付ファイルの確認、ウェブサイト閲覧・・という目的なら十分使えます。
 ・ミニノート、ネットブックは Linux で行きましょう~!!

 

2009年4月 2日 (木)

Victor T-7070 (2)

 古いオーディオ雑誌に Victor T-7070 が載っていました。

  ・1977年11月発売
  ・定価160,000円!

 当時の「超高級機」だったのですね。ビックリしました。

 【参考記事】Victor T-7070 解体記録
 →http://bluess.cocolog-nifty.com/labo/2009/03/victor-t-7070-3.html

T7070_2

Tuner1978_25

 

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