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2009年8月22日 (土)

YAMAHA T-9 / T-7 比較

 FM放送は正常に受信するようになったものの、モータードライブによるメモリー選局動作が不調の YAMAHA T-9 を修理中です。正常動作する弟機 T-7 も手元にあるので、両者比較のため各種一覧表を作ってみました。

■内部比較写真集-------------------------------------------------

Yamaha_t_001
Yamaha_t_006 Yamaha_t_002 Yamaha_t_003
Yamaha_t_005

T-9T-7
Yamaha_t9_01
T-9 フロントエンド部
Yamaha_t7_01
T-7 フロントエンド部
Yamaha_t9_02
T-9 IF部
Yamaha_t7_02
T-7 IF部
Yamaha_t9_03
T-9 検波部
Yamaha_t7_03
T-7 検波部
Yamaha_t9_04
T-9 検波部 uPC1167C
Yamaha_t7_04
T-7 検波部 LA12131N
Yamaha_t9_05
T-9 検波部 uPC1167C
Yamaha_t7_05
T-7 検波部 LA12131N
Yamaha_t9_06
T-9 IG03210
Yamaha_t7_06
T-7 IG03210
Yamaha_t9_07
T-9 MPX部 LA3380
Yamaha_t7_07
T-7 MPX部 IG02920
Yamaha_t9_08
T-9 MPX部 全景
Yamaha_t7_08
T-7 MPX部 全景
Yamaha_t9_09
T-9 MPX部 LPF
Yamaha_t7_09
T-7 MPX部 LPF
Yamaha_t9_10
T-9 モータードライブ制御部
Yamaha_t7_10
T-7 モータードライブ制御部
Yamaha_t9_11
T-9 モータードライブ制御部
Yamaha_t7_11
T-7 モータードライブ制御部
Yamaha_t9_12
T-9 モータードライブ制御部
Yamaha_t7_12
T-7 モータードライブ制御部
Yamaha_t9_13
T-9 モーター、ソレノイド等
Yamaha_t7_13
T-7 モーター、ソレノイド等
Yamaha_t9_14
T-9 電源スイッチ周辺
Yamaha_t7_14
T-7 電源スイッチ周辺
Yamaha_t9_15
T-9 電源トランス
Yamaha_t7_15
T-7 電源トランス

■性能比較一覧表-------------------------------------------------

YAMAHAT-9T-7
年式 1979年 1980年
定価 98,000円 69,800円
受信バンド FM専用 FM/AM
搭載バリコン FM5連AM3連 FM4連AM2連
F
M
FM検波方式 広帯域レシオ検波 広帯域レシオ検波
FM復調方式 C-MOS・DC NFB
スイッチングデコーダー
C-MOS・DC NFB
スイッチングデコーダー
受信周波数範囲 76~90MHz 76~90MHz
実用感度
(84MHz)
mono 300Ω 1.8μV (10.3dBf) 1.7μV (9.8dBf)
75Ω 0.9μV (10.3dBf) 0.85μV (9.8dBf)
S/N比
50dB感度
mono DX - 3.2μV (15.3dBf) 3.2μV (15.3dBf)
stereo DX BLEND ON 20μV (31.2dBf) 20μV (31.2dBf)
BLEND OFF 38μV (36.8dBf) 38μV (36.8dBf)
イメージ妨害比 (84MHz) 120dB 100dB
IF妨害比 (84MHz) 120dB 100dB
スプリアス妨害比 (84MHz) 120dB 100dB
AM抑圧比 (IHF) 68dB 67dB
実効選択度 ±400kHz LOCAL 30dB 55dB
DX 80dB 90dB
SUPER DX 100dB -
±200kHz DX 18dB 18dB
SUPER DX 30dB -
SN比 mono 92dB 90dB
stereo 85dB 85dB
全高調波歪率 LOCAL mono 100Hz 0.02% 0.03%
1kHz 0.03% 0.04%
6kHz 0.05% 0.07%
10kHz 0.03% 0.05%
stereo 100Hz 0.04% 0.04%
1kHz 0.04% 0.04%
6kHz 0.06% 0.07%
10kHz 0.07% 0.08%
15kHz 0.2% 0.2%
DX mono 100Hz 0.08% 0.1%
1kHz 0.15% 0.3%
6kHz 0.3% 0.7%
10kHz 0.08% 0.1%
stereo 100Hz 0.5% 0.5%
1kHz 0.4% 0.5%
6kHz 0.6% 0.8%
10kHz 0.8% 1.5%
15kHz 1.5% 3.0%
IM(混変調)歪率 LOCAL mono 0.03% 0.04%
stereo 0.04% 0.04%
DX mono 0.15% 0.5%
stereo 0.4% 1.0%
ステレオ
セパレーション
LOCAL DC-1kHz 60dB 60dB
2kHz-10kHz 55dB 52dB
DX DC-1kHz 38dB 30dB
2kHz-10kHz 30dB 25dB
周波数特性 50Hz-10kHz ±0.3dB 50Hz-10kHz ±0.3dB
20Hz-15kHz +0.3dB/-0.5dB 20Hz-15kHz +0.3db/-0.5dB
- 10Hz-18kHz +0.5dB/-3.0dB
サブキャリア抑圧比 75dB 70dB
AUTO DX動作レベル 50μV(39.2dBf) 50μV(39.2dBf)
ミューティング動作レベル 5μV(19.2dBf) 5μV(19.2dBf)
A
M
受信周波数範囲 - 522~1605kHz
実用感度 IHF - 15μV
選択度 1,000kHz±10kHz LOCAL - 27dB
DX - 17dB
SN比 - 52dB
イメージ妨害比 1,000kHz - 50dB
スプリアス妨害比 - 50dB
全高調波歪率 - 0.3%

可変端子
出力レベル/
インピーダンス
FM(100%変調、1kHz) 1V/600Ω(VRmax) 1V/600Ω(VRmax)
500mV/3.3kΩ(VRセンター) 500mV/3.3kΩ(VRセンター)
AM(30%変調、1kHz) - 300mV/600Ω(Vrmax)
- 150mV/3.3kΩ(VRセンター)
REC CAL(333Hz)
FM50%変調相当
250mV/3.3kΩ(VRセンター) 250mV/3.3kΩ(VRセンター)
固定端子
出力レベル/
インピーダンス
FM(100%変調、1kHz) 1V/600Ω 1V/600Ω
AM(30%変調、1kHz) - 300mV/600Ω
REC CAL(333Hz) 500mV/600Ω 500mV/600Ω
使用半導体 IC 23 20
FET 11 5
トランジスター 92 87
ダイオード 38 36
LED 15 14
20セグメントLEDメーター 1 1
LEDチューニングインジケーター 1 1
7セグメント3桁周波数表示器 1 -
ツェナーダイオード 3 3
セラミックフィルター 7 5
AMセラミックディスクリミネーター - 1
水晶振動子 1 -
ニッカド電池 1 1
主なIC FM部 IF uPC1167C LA1231
IF IG03210 IG03210
MPX LA3380 IG02920
AM部 - LA1240
大型IC LC7200 LC7200
LC7253 -
ACアウトレット 300W MAX 300W MAX
定格電源電圧/周波数 AC100V50Hz/60Hz AC100V/50Hz/60Hz
消費電力 16W 14W
外形寸法(幅×高×奥行mm) 460×95×335.5 435×95×335
重量 6.2kg 5.2kg

取扱説明書 取扱説明書PDF 取扱説明書PDF
カタログ 1979年10月発行 捜索中
参考サイト オーディオ回顧録 製品情報 -
オーディオの足跡 製品情報 -
BLUESS Laboratory記事 2009年8月15日記事 2009年4月26日記事
輸出仕様機 TIC - T-7 回路図など

■LC7200 電圧比較一覧表------------------------------------------

 T-9 のメモリー選局動作が不調です。一方の T-7 は正常に動作しているので、LC7200 各端子の直流電圧を電源オン時/オフ時についてそれぞれ測定してみました。(表中の数値単位:DCV)

LC7200
PinNamePower ONPower OFFPhoto on T-9PinNamePower ONPower OFF
T-7T-9T-7T-9T-7T-9T-7T-9
1 CR1 6.48 6.54 0 0 Lc7200_pin_detail2_2 42 CH5 9.36 8.35 3.52 3.38
2 CR2 0 0 0 0 41 CH4 9.36 8.33 3.52 3.38
3 BUC 5.82 8.21 0 0 40 CH3 0.55 8.33 3.52 3.41
4 TEST1 0 0 0 0 39 CH2 9.35 8.31 3.52 3.38
5 FM 0 8.42 2.66 3.38 38 CH1 9.35 8.34 3.52 3.38
6 MW 9.35 8.41 3.49 3.38 37 Vss 0 0 0 0
7 TEST2 9.41 8.47 3.44 3.38 36 B1 0 4.04 0 0
8 SK 9.41 8.47 3.44 3.38 35 B2 6.93 8.06 0 0
9 CV OUT 4.11 2.79 0 0 34 B3 0 8.09 0 0
10 CV IN 3.84 2.79 0.19 0 33 B4 6.95 0 0 0
11 Manu Tune 10.25 2.79 0 0 32 B5 6.95 0 0 0
12 FM OUT 9.47 0 0 0 31 B6 0 8.08 0 0
13 MW OUT 0 8.21 0 0 30 B7 0 0 0 0
14 S-curve 4.09 4.77 0 0 29 B8 6.97 8.12 0 0
15 M U/D 8.46 4.63 0.19 0 28 B9 0 0 0 0
16 MANU 9.41 8.41 3.48 3.36 27 B10 0 0 0 0
17 UP 9.41 8.46 3.48 3.42 26 Vref 7.01 8.14 0 0
18 DOWN 9.41 8.46 3.47 3.37 25 F-Tune 0 4.21 0 0
19 MEMO 9.04 8.41 2.18 3.37 24 M-IND 9.31 0 2.78 2.88
20 57k 9.47 8.46 3.51 3.43 23 MUTE 0 0 0 0
21 VDD 9.47 8.46 3.51 3.43 22 Dx-Lo 9.47 8.46 3.55 3.43

 →LC7200 Data Sheet PDF

●電源オフ時は内蔵充電池から約3.5Vが供給されているようで、T-9/T-7 ともにほぼ同じ電圧です。電源オン時は T-9/T-7 で約 1V の違いがあります。LC7200のデータシートを読むと [ VDD動作時= +9V typ. ] とあります。

 → T-9 の VDD=8.4Vではチョイ低いのか??

T-7電源スイッチ不調で参考にさせていただいたサイトで「T-9電源スイッチ修理でメモリー動作が正常になった・・」との記述がありました。

 → ひょっとしたら電源スイッチ不良が怪しいかも??

●19番端子[MEMO]の電圧を測定しながら、本体正面[MEMORY]ボタンを押すと、8.46V→0.55Vに低下します。Lレベルになる・・ということです。ただし選局ボタンを押しても登録できません。

 →LC7200は生きているのか??死んでいるのか??

今日も有意義な一日でした。続編は次の休日に・・

■モータードライブによるプリセットメモリー選局の動画-----------------------

 以下おまけです。モータードライブでプリセット位置へ移動する様子(T-7)を動画にしてみました。Niftyのビデオ共有サービスを利用しています。メモリーボタンを指で押すと「カチッ」と音がしますが、これはソレノイドの動作音です。T-9も本来はこのように動作するはずなんですが・・

/////////////////////////////////////////////////////////////////

■追記 2009年8月26日---------------------------------------------

 「電源スイッチが怪しいかも?」という状況なので、電源スイッチを外してスライド部分の分解清掃を試しました。他の信号系スイッチと全く同じものです。分解したところ、接点は真っ黒でした。アルコール洗浄しながら・・

詳細はYAMAHA T-9 記事に追記しました。

 

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コメント

私のT-7では、
VDD: 10.0V(ON), 3.5V(OFF)
MEMO: 7.5V(ON), 1.2V(OFF)
です。電源電圧は十分ですが、メモリ用の電圧が低いです。この辺がヒントのようです。

T-9の方で書かれていますが、私の電源スイッチの接触抵抗を測ると+/-両方とも3Ωでした。
ダイオードブリッジの出力がこの接点に接続されていますが、ここの電圧降下は微々たる物(アナログメータなので判読が難しい)でしたので、最初は無視できるものと思っていました。
でもBLUESSさんのT-9では変化があったのですね。

T-9の電源スイッチは、コンタクトグリスを塗布した後復旧しました。

復旧過程で充電池を一旦外したので、登録済みメモリはクリアされましたが、
4個のメモリーへは再登録できました。
自動選局動作もできています。
ただその他メモリーへの登録はやはり不可のままです。

LC7200 11pin(Manu Tune)について
ここの電圧はチューニング動作に伴って連続的に変動する事に気付きました。

76MHz → 1.6v
83MHz → 3.3v
90MHz → 7.1v

調整方法不明な2個のVRを回すと、この電圧が変動します。
Upper Limit/Lower Limitと関係あるのかな??
・・という状況です。

Low/HighのVRは、ダイアルスケールの上限下限を設定するための、オフセット電圧の設定用と思われます。

私のT-7は、全く進捗がありません。
ダイオードのショート/オープンはありませんでしたが、LC7200 11pin (Manu Tune)の電圧は全く変化しません。
おそらくコンパレータそのものか周辺回路がダメになっているのでしょう。
それに、メモリ用のボタン(オレンジ)を押しても灯りがつかないのも気になります。

市内のパーツショップでT-9電源スイッチの同等品を見つけました。
サイズはピッタリです。
シルバーウィークに取り付けてみようと思います。

8月終わりから T-9を仕事場でずっと使っています。
メモリー選局はやはり4局しか動作しませんが、
FM放送は正常に受信しています。

ヤマハのシンセ式 T-2000W も調整して使っていますが、
T-9 の方がワンランク上だと思いました。

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