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2011年7月28日 (木)

YAMAHA T-6

 ・ヤマハ初のシンセ方式FM/AMチューナー T-6 です。
 ・2011年6月末、市内HOのジャンクコーナーで発見しました。
 ・「受信できません。部品取り用」と書かれて525円でした。
 ・実は同じ日、別の店で前回記事の AKAI AT-S61 にも遭遇しました。
 ・久しぶりの休日巡回でしたが、珍しく収穫に恵まれた日でした。

Yamaha_t6_01

 ・縦置きされていたので左側面は無残に傷だらけ。
 ・両サイド4本のネジは頭が潰れています。既に開腹された痕跡です。
 ・正面パネルに目立つ傷は無いもののボタン類はサビだらけ。
 ・もし修理できなくても内部写真だけ撮れればいいや、と割り切っての購入でした。

■製品情報------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 YAMAHA T-6 \49,800(1980年頃)
 ・T-6 取扱説明書 (YAMAHAサイトからダウンロード可能)

Yamaha_t6_00_2 Yamaha_t6_03 Yamaha_t6_04 Yamaha_t6_05

■製品特徴(取扱説明書より抜粋)--------------------------------

高性能FMチューナ一部
Yamaha_t6_23Yamaha_t6_10  ローゲインデュアルゲートMOSFET使用のRF増幅段、パルンタイプ・プリセレクター付き 3連ツインパラクターダイオードのフロントエンド及ぴ、低損失ユニレゾナンスセラミックフィルターをDX側に4素子、 LOCAL側に2素子(全段位相補正回路付き)使用の AUTO DX回路+カレントリミッター付き 6段差動増幅回路のIF段、さらにスタビライザー付きウルトラリニアレシオ検波回路を備えたFMチューナー部は、優れた妨害排除特性に加え、高感度,低歪率,高選択度を確保しています。

FM MPX部
Yamaha_t6_12 バイポーラ DC NFBスイッチングタイプ MPXデコーダ一段は、専用ICによる妨害排除型PLLシステムとトラッキングタイプのパイロットキャンセル回路及ぴ、DX回路と連動のオートブレンド回路から構成され、高SN比,低歪率で透明度の高い再生音を得ています。

AUTO DX回路 (FM部)
Yamaha_t6_11  IF段に妨害検出方式のLOCAL-DX自動切り換えの AUTO DX回路を付属しており、さまざまな電波のクオリティを自動的に検出し、音質と選択度のバランスをコントロールして RX MODEインジケーターで動作を表示します。                                         

高性能 AMチューナー部
Yamaha_t6_16  2連バリコン相当の非同調 RFカスコード増幅段、差動ミキサ一、トリプルチューン+シングルチューンのIF増幅段、低歪率検波段から構成されるスーパーヘテロダイン方式のAMチューナー部は、電界性雑音に強い低インピーダンス・ループアンテナと共に、AM放送を高忠実度で安定に受信します。

チューニングシステム
 FM放送5局、AM放送5局をメモリーするプリセットチューニング回路は、POWERスイッチOFF時でもメモリーを続けるパックアップ回路を備えています。また、SLL(ステーション・ロック・ループ) ICによるオートサーチ・チューニング方式で操作性のよいチューニングを可能にしています。

多彩な付属回路
 7セグメントLEDによる周波数デジタル表示器、FM,AMリードアウト回路、REC CAL録音レベル設定信号回路など多彩な付属回路を内蔵しています。

新感覚のデザインと操作性
 優れた基本性能のもとに、新感覚で優美なデザインと優れた操作性を合わせ持ったパネルデザインは、ヤマハならではのデザインです。

■ブロックダイヤグラム(取扱説明書より抜粋)-----------------

Yamaha_t6_bd

■修理調整記録-----------------------------------------------

 ・メモリボタンなどの外観は YAMAHA T-8 とよく似ています。
 ・電源オン、周波数が表示されました。
 ・放送局を受信する方法は「オートサーチチューニング」しかないようです。
 ・周波数が自動でアップダウンしますが、放送局を素通りしてしまいます。
 ・いわゆる「マニュアルチューニング」はできません。
 ・放送局周波数で自動停止しないので「受信できません」という事になります。

 ・本体カバーを開けて内部確認
 ・フロントエンドはALPS製 3連バリキャップの小さなユニット。
 ・T-6a に搭載されたフロントエンドの下位グレード品か?

Yamaha_t6_024_2

 ・FMアンテナ端子 PAL端子
 ・IF部IC IG03210
 ・MPX部IC LA3380
 ・AM部IC LA1240
 ・レシオ検波

Yamaha_t6_06 Yamaha_t6_20 Yamaha_t6_21 Yamaha_t6_08 Yamaha_t6_09

 ・VT電圧はフロントエンド横の5番ピンに出ているようです。
 ・76MHz~90MHz間の周波数変化に応じて 1~5Vの範囲で変化します。
 ・T-6a での調整値と比べると明らかに低すぎます。
 ・よく見ると、、フロントエンド内部の赤いコアが割れています。
 ・やはり内部を弄った先人がいました。

Yamaha_t6_10_2 Yamaha_t6_13 Yamaha_t6_14 Yamaha_t6_15 Yamaha_t6_17

 ・割れたコアを見ると一気にやる気を失いますね、、
 ・Nvcc, 19k, などお馴染みの記号印字があるので調整個所はすぐに見つかります。
 ・一通り簡単な調整、各部の記念写真を撮影して作業終了しました。

■一覧表に追記--------------------------------------------

 ・趣味で1980年前後の YAMAHA T一ケタシリーズの一覧表 を作っています。
 ・T-6 の性能データを他機と比較すると、やはりかなり見劣りしますね。

 ・さて、、残るは大物 T-2 だけとなりました。

 

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コメント

ん?…2号機か‥と思ったら前のはTー8でしたね
でも似てるせいか結末に暗雲を感じました(笑)
ジャンクですからこういう事もありますね
シンプルなデザインは音が良いと更に美しく見えますが残念…
次はTー2とか…ほかのと格段に違いそうですね 色も唯一黒!(笑)
Cー2と同じように中身が逆さま!?まさか同じシャーシ!?

T-2内部を実際に見たことはありませんが、Googleで画像検索すると結構出てきます。
予想通り、吊り下げ構造ですね。

 はじめまして、次のような症状で手をこまねいています。
 ご指導いただければ幸いです。
 住んでいる所は弱電界地域です。
●状況
 先月、HARD・OFFにてYAMAHA T-6 の「受信できません」を\525で購入しました。
簡易アンテナでNHK-FMは「AUTO DX」では局をサーチできませんが、「LOCAL」では
他の局もSTEREO,LOCKが点燈して受信できます。
 数日後、メモリーに記憶させたNHK-FMを「LOCAL」で受信させてから「AUTO DX」に
切り換えるとFMノイズは増加しますがそのまま受信したかと思うとSTEREO,LOCKが
消燈して受信できなったかと思うと再びSTEREO,LOCKが点燈して受信したりを
繰り返すようになりました。

 先日、上蓋を開けて電解Cの液モレを確認して、全7個を交換しました。
音はYAMAHAのNSの音で正常と思いますが、雲のない晴天時はややFMのノイズが
気になります。
「LOCAL」で受信できて「AUTO DX」で受信できなことに疑問を持ち、調査することに
しました。
事前に「LOCAL IF回路」と「DX IF回路」に有る電源供給の電解C(100μF16Vと
10μF16V)を念のため取外して供給電圧の測定をしました。
RX MODEスイッチが「AUTO DX」では「LOCAL IF回路」に約10V、 「DX IF回路」に約0.8Vで、
RX MODEスイッチが「LOCAL」 では「LOCAL IF回路」に約0.8V、「DX IF回路」に約10Vでした。
RX MODEスイッチを逆で測定している思い、再測定を行っても同様な電圧。
RX MODEスイッチ位置とインジケーターの点燈は一致して正常です。

●今後の進め方
 AUTO DX回路 (FM部)の制御が問題だと思います。
 私はテスターのみでオシロやFG類は持っていません。回路図もありません。
 どこをどのように進めて行くのが良いでしょうか?

こんばんは。
お問い合わせいただきありがとうございます。

先ず最初に私のT-6は既に処分済みで、実機確認ができない状態であることをご了承ください。さらに回路図やサービスマニュアルも無いので正確な回答が難しい状況です。
当記事に掲載した写真や残っている選外の写真、取扱説明書(ブロック図)を読み返しながら思いつくまま以下に列記します。

※・YAMAHA機で言う「LOCAL」は一般的には「Wide」、「DX」は「Narrow」。

■RX MODE切替ボタン
・AUTO DX:FM/AMとも通常はこのポジションにセット。電波状態が良ければLOCALモード、悪ければDXモードに自動で切り替わる。ただしDXモードに切り替わった後に電波状態が回復してもLOCALモードに戻らない。もう一度選局し直す必要あり。
・LOCAL :強制的にLOCALモードに固定する。

■RX MODE インジケーター(LED)
・DX:AUTO DXポジションで弱い電波を掴みIF回路がDXモードに切り替わったときに点灯。その後電波が回復してもLOCALモードに自動復帰しない。
・LOCAL:AUTO DXポジションで動作中に強い電波を掴みIF回路がLOCALモードに切り替わったとき、または強制LOCALポジションのとき点灯。

■S.LOCKインジケーター(LED)
・放送局に同調してロックしたとき点灯。これが点灯しないと音は出ない。

【ご指摘の症状】
・LOCALポジション(強制LOCALモード)では受信できる。LOCALインジケーター点灯。
・AUTO DXポジションではDXインジケーターが点灯、つまり自動的にDXモードに切り替わっている。つまり電波が弱い。
・弱電界地域にお住まいとのことですから、一連の動作は正常かと思います。

【推測】
・弱電界地域で簡易アンテナは条件がちょっと厳しそう。
・そもそもDXモードに対して電波が弱すぎるので受信できない?
・まずは外部アンテナで動作状況を確認したい。
・次にフロントエンド部の再調整で受信条件を整えたい。
・故障を疑うとしたら、、
・DXモードで受信できない、ということはDXモードIF回路のどこかが故障?
・それともAUTO DX時のLOCAL/DX自動切替回路のどこかが故障?

的外れの場合はご容赦ください。

 BLUESS 様
ご回答、ありがとうございます。
長文で頭を混乱させるような質問で申し訳け有りません。
動作の説明、ありがとうございます。
私自身、現状に頭を混乱させて何度も説明書を読み返しました。
ご説明いただきました内容は私が説明書から知った内容と一致しますが、
現状は初めての投稿(11月4日)の様に首をかしげる状態です。

■改めて現状を簡単(ポイントのみ)に説明すると
 ・弱電界地域で室内の簡易アンテナの利用環境で
  RX MODE切替ボタンが AUTO DX:ほぼ受信不能、LOCAL:受信可能
  → 本来は AUTO DX:受信可能 LOCAL:ほぼ受信不能 となるべきでは

■今後について
 ・時間を下さい。結果は必ず報告させていただきます。
 ・ご指導を受けた内容を参考にして現状把握を進めます。
  すでに、
  ①フロントエンド部とIF初段部の再調整を実施 → 大きな変化は無かった
  ②屋外2エレのアンテナに仮接続 → RX MODE切替ボタンが AUTO DX で受信可能
  これからさらに
  ③屋外2エレのアンテナを調査期間中は常時利用可能にする
  ④DX IF回路への供給電圧をテスターでいつでも測定できるように基板に細工

「LOCAL」の「Wide」受信を目指してがんばります。
ご指導、ありがとうございます。


 BLUESS 様
ご指導を受けて現状の調査を進めました。

弱電界地域で屋外2エレのアンテナの利用環境で
■RX MODE切替ボタンが AUTO DX の時
 □調査結果
  強い局は DX LED が点燈して LOCAL IF回路 側が動作
  → IF回路の自動選択の動作は正常であるが、LEDは DX ではなく LOCAL が点燈すべき

  あまり強くない局~弱い局は LOCAL LED が点燈して DX IF回路 側が動作
  → IF回路の自動選択の動作は正常であるが、LEDは LOCAL ではなく DX が点燈すべき

 □問題点
  ①電波(受信)状態を示すLEDのLOCALモードとDXモードの点燈が逆
  ②LOCAL IF回路 の本来の増幅率はもっと高いはず
   憶測する理由は
   ・強い局と思っても DX IF回路 側が動作
   ・かなり強い局は LOCAL IF回路 側が動作するが音がワレる(最強の局の音は正常)

■RX MODE切替ボタンが LOCAL の時
 □調査結果
  弱い局~最強の局で LOCAL LED が点燈して DX IF回路 側が動作

 □問題点
  ③LOCAL IF回路 側が動作すべきなのに DX IF回路 側が強制的に選択されて動作

上記のとおり調査後も首をかしげる結果になりました。
よって、この報告にて勝手ながら終了にさせて下さい。
少なくとも「LOCAL」の「Wide」受信には憶測レベルの問題点②の解決が必須と思います。
今後さらに進めるので有れば、かなり専門的な世界が予測されるので
立ち向かう勇気が湧きません。
役に立たない情報ばかりで、ごめんなさい。

ご指導、ありがとうございました。

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