フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

チューナー関連リンク

« SONY STR-7065 | トップページ | 彩 恵津子 / Reach Out »

2011年10月22日 (土)

SONY STR-7065 修理調整記録

■製品情報-----------------------------------------------------------

Str7065_00

 ・オーディオの足跡 SONY STR-7065
 ・1973年発売、定価98,000円。1975年価格改訂110,000円
 ・取扱説明書と当時の製品カタログを捜索中。
 ・同じ型名で輸出機もありました。
 ・Rapidshareで回路図を含むサービスマニュアルを入手。

■弟機 SONY STR-7055 ----------------------------------------------

 ・SONY STR-7055 入手記録:2010/10/31
 ・SONY STR-7055 メンテナンス記録:2011/02/06

■作業1:動作確認---------------------------------------------------

 ・本機の電源コードを見ると「1973」の印字がありました。
 ・SメータとTメータが並んでいます。
 ・やっぱりオーディオ用チューナーは2連メータじゃなきゃ、、
 ・本来は緑色に浮かび上がるはずの窓照明が点灯しません。電球切れか? 
 ・周波数目盛の上段に入力セレクタ「FM」「AM」「PHONO」「AUX」がオレンジ色に点灯。
 ・ダイヤル指針自体もオレンジ色に光っています。
 ・ステレオマイク入力端子とボリュームつまみ。マイクミキシング機能。

Str7065_00

 ・壊れても構わない実験用スピーカーを接続し一通り動作確認しました。
 ・FM/AMとも受信します。PHONOもMICも音は出ました。
 ・音量とバランスにガリがあるものの致命傷はなさそうです。

■作業2:内部チェック-----------------------------------------------

 ・STR-7065輸出機の回路図を見ると、FM-MPX部には HA1156 が使われています。
 ・「オーディオの足跡」さまの説明文章にも同様な記述があります。
 ・STR-7055 のMPX部を機能アップ(PLL化)したのが STR-7065 だと思っていました。

Str706501 Str706502 Str706503 Str706504 Str706505

 ・ボディを開け内部確認したところ意外にも チューナー部は STR-7055 と同じでした。
 ・STR-7055ではシルク印刷だけあって実装されていなかった部品がいくつか載っています。
 ・Sメーター周りの回路が追加されているようです。
 ・FM基板上に MPX-IC HA1156 が見当たりません。

Str706506 Str706507 Str706508 Str706509 Str706510

 ・考えてみれば同時期(1973年)の単体チューナー ST-5150 や ST-5150D と同じ構成です。
 ・単体チューナーでは1974年に世代交代した ST-5950 で HA1156 が搭載されています。
 ・という事は、今回入手したのは 1973年発売の定価99,800円の個体、つまり「初期型」
 ・1975年にMPX部が改良され、価格も110,000円に改訂されたのが「後期型」、、かな?
 ・う~ん、、こうなったらぜひ「後期型」を捜索したい、、

Str706511 Str706512 Str706513 Str706514 Str706515

 ・海外モデルでは SONY ST-5950 をレシーバーにしたようなデザインのモデルがあります。
 ・このデザインの国内モデルは見たこと無いような、、
 →SONY STR-7800SD
 →SONY STR-5800

■作業3:分解清掃、電球交換------------------------------------------

 ・ウッドケース内側や基板上に堆積したホコリの清掃。
 ・ツマミ類をすべて外してフロントパネル分解。底板も外して徹底清掃しました。
 ・窓照明の電球は両側とも切れていました。電球カバーも焼け焦げて穴があいています。
 ・ここは STR-7055 で補修した電球基板を丸ごと外しそのまま移植しました。
 ・フロントパネルで銀色に輝く窓枠も STR-7055 から移植しました。
 ・私の秘策、緑色照明を復活させるための「100均緑色透明下敷き作戦?」も実施しました。
 ・ツマミ類も2台分から厳選し、程度の良いものを装着しました。

Str706517 Str706518 Str706519 Str706520 Str706522_2

■作業4:チューナー部受信調整-----------------------------------------

 ・STR-7055と同じ手順で調整できます。
 ・部品を交換しないまま再調整してみました。
 ・フロントエンド調整時はAFC回路をオフにすること。(※R226のTPをGNDに落とす)
 ・FM OSC調整:CT104、L104
 ・FMトラッキング調整:CT101,102,103、L101,L102,L103
 ・レシオ検波調整:RT201
 ・Sメーター調整:RT202 ←(※STR-7055との唯一の違い)
 ・FMセパレーション調整:T301、RT301
 ・ミューティング調整:RT201
 ・AM OSC調整:CT402、T401
 ・AMトラッキング調整:CT401
 ・AM Sメーター調整:RT401

Str706521_2 Str706524

■使ってみた印象など------------------------------------------------

 ・清掃と受信調整が完了した状態で仕事場に持ち込んで動作確認。
 ・目の届く場所に本体を置き、壊れても構わないミニコン用SP で FM放送を聴いています。
 ・目を離したスキに本体から煙を噴いたりしては危険ですからね。
 ・動作確認の様子は前回記事 で YouTube にアップしてあります。

Str706525

 ・ピカピカに輝くシルバーパネル、浮かびあがるような緑色照明、、、
 ・このデザインは大好きです。音質云々は問題ではありません。
 ・70年代の雰囲気に包まれながら、、幸せな気分に浸る至極のワインタイム。
 
 【宿題1】STR-7065 後期型 捜索
 【宿題2】電解コンデンサ全数交換
      ※必要部品は確保済み。
       でも、ヘビー級ボディを何十回とひっくり返す作業は重労働で、、いつになることやら。

 

« SONY STR-7065 | トップページ | 彩 恵津子 / Reach Out »

ピュアオーディオ」カテゴリの記事

コメント

音質云々とは言っても、そこそこ良いトーンなのではありませんか?
最近アナログターンテーブルのカートリッジにDL-103をセットすると、FMの音がする!と感じる瞬間があります。

ふ゛り様

確かに、大きな不満は無いですね。
照明付きインテリアとしても価値は高いです。

PHONO の入力確認に Shakatak のNightBirds を聴きました。
YouTubeにアップした動画で少し聴こえていますが、カートリッジは DL-103 です。
スピーカーから出てくる音はそんなに悪くないです。

早くフルメンテナンスしなくては、、と思っています。

このデザインは本当に素晴らし!よくここまで綺麗に仕上げてくれました!
SONYのESシリーズのAMPやチューナーはデザイン的にも好きでしたが、この製品のデザインにもっとも憧れてました。当時のSONYのやる気がうかがえる力作だと思います。大事にしてください。良いものを見せていただきました。ありがとうございます。

ナナスケさま

コメントいただきありがとうございます。
ホントに惚れ惚れするデザインですね。
引き続きSTR-7065後期型を捜索中です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140763/53056251

この記事へのトラックバック一覧です: SONY STR-7065 修理調整記録:

« SONY STR-7065 | トップページ | 彩 恵津子 / Reach Out »