フォト
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

チューナー関連リンク

« Technics ST-9300 | トップページ | ONKYO Integra T-445XX »

2014年1月13日 (月)

ONKYO Integra T-416

 ・2014年1月初め、Integra T-416の修理調整をお引き受けしました。
 ・未体験の機種だったのでちょっと興味が湧きました。
 ・以下、作業報告です。

T41605

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 ONKYO Integra T-416 ¥39,800(1980年頃)

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・意外、と言っては失礼ですが外装状態は予想以上に良好。
 ・ボタンはくすんだ感じだがフロントパネルに目立つ傷なし。
 ・ボディに数本のヒッカキ傷、でも天板には光沢艶感が残っていてグッド。
 ・電源コードの印字 1980。

T41600 T41602 T41604 T41607 T41609

 ・電源投入OK、3個のメーター照明点灯。
 ・周波数指針が見えない、ここは電球切れか。
 ・周波数窓全体を照らす電球は切れているのか?それとも照明は元々無いのか?
 ・75Ω同軸FMアンテナ接続、指針を探しながらFM放送受信確認OK。
 ・LOCKEDランプ赤色点灯OK、STEREOランプ赤色点灯OK。
 ・緑色点灯するはずのTUNEDランプ点灯しない。
 ・周波数ズレはほとんどない。Sメーター、Tメーター動作OK。
 ・DEVIATIONメーターが左右に大きく振れる→動作OK。
 ・STEREO受信OK、聴感上のステレオ感OK、MUTING動作OK。
 ・Wide/Narrow切替OK。Air Check用テスト信号OK。
 ・3個のメーター内部、赤い指針の塗料が剥げて見た目が悪い。

 ・AMは背面バーアンテナで受信確認OK。Sメーター動作OK。
 ・AM受信時もTメーター動作してLOCKEDランプ点灯。
 ・AM受信時も Wide/Narrow切替可能。
 

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・FM4連、AM2連バリコン搭載フロントエンド
 ・FM-IF IC:HA11225
 ・FM-MPXIC:HA12016
 ・AM用 IC:uPC1178C
 ・Wide時はCF2個、NARROW時はさらにCF3個
 ・HA11225によるクアドラチュア検波

T41611 T41612 T41613 T41614 T41615

 ・周波数窓全体をライトアップする照明はなく、指針だけが自照するタイプ。
 ・ここの電球が切れている。
 ・LEDと思った正面右側に3個並んでいる表示灯 LOCKED TUNED STEREO は電球でした。
 ・真ん中の TUNED 電球が切れている。
 ・本体左側の小さな基板はタッチセンサー回路。

T41617 T41618 T41619 T41620 T41621

■修理記録:指針部電球交換--------------------------------------------

 ・ダイヤル指針内部に電球が埋め込まれています。
 ・慎重に分解して指針部を取り外しました。
 ・手持ち部品の中からサイズと明るさが適合するものをピックアップ。
 ・今回は電球交換しましたが、同型ジャンク機から指針ごと移植した方が楽です。

T41631 T41633 T41634 T41636 T41638

■修理記録:TUNED電球交換---------------------------------------------

 ・フロントパネル内側にセットされた電球ホルダーを外す。
 ・電球を外して手持ち部品の中から適合品をセット。
 ・3個点灯した状態で輝度もちょうど良さそうです。

T41642 T41644 T41648 T41649 T41650

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・サービスマニュアルや回路図がないので試行錯誤で作業しました。
 【FM OSC調整】
 ・TC001、L005
 【FM RF調整】
 ・L001、L002、L003:TC004、TC003、TC002
 【FM検波調整】
 ・L103上段コア、下段コア
 【FM VCO調整】
 ・R213 TP3
 【FMセパレーション調整】
 ・R205 ※約50dB確保
 ※Wide/Narrow共用、Wide時に最良になるよう調整しました。
 【FMその他】
 ・L004 ステレオ歪調整
 ・R126 ミューティングレベル調整
 ・R706 Deviationメーター調整
 ・R802 エアチェックテスト信号調整
 ・R730 ※二次高調波歪を低減できました
 ・パイロットキャンセルVRなし
 ・Sメーター振れ調整VRなし
 【AM調整】
 ・背面バーアンテナ内部、L151、TC001、TC002
 ・X151、X152、L154
 ※AM部R157とR186の調整方法不明
 【テストポイント】
 ・TP1-uPC555H-2pin(本来は電圧指定値がありそう)
 ・TP2-uPC1178C-8pin
 ・TP3-HA12016-16pin(VCO)

T41654

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・フロントパネルはすっきりしたデザイン+3連メーターで好印象。
 ・メーター内部の赤い針の塗料が剥げているのがちょっと残念。
 ・名古屋でNHK岐阜放送局が受信可能。FM受信性能は良いです。
 ・ヘッドホンで慎重に聴くと高音域で「サー」というノイズがあります。
 ・でも通常で聴く分には気にならないレベルと思います。
 ・Wide側で聴くAM放送はとてもAMとは思えないイイ音です。

T41655

« Technics ST-9300 | トップページ | ONKYO Integra T-445XX »

ピュアオーディオ」カテゴリの記事

コメント

ONKYOのチューナーは評価がイマイチで気になっても結局スルーしてましたがメンテ性も良さそうで音質も充分そうですね
目をつけてるのがあるので一台いってみる気になりました(笑)

こんばんわ~
本日 T-416(ジャンク) 入手しました。
動機は、照明が美しいこととジャンクであることです。
以前から所有しているT-429とは、また違った美点があります。

TUNEDランプ切れ
メーター内部の赤い針の塗料はがれ
は、一緒でした。

出力VRにガリがあります、同調ズレは、若干あります。
とりあえず外観と内部の清掃のみしました。
あとは、ボチボチレストアしていこうと思います。

こんにちは

416でなくてすみませんが
ONKYO Integra T415を所有しております。
普段使う10台程の中でも使用頻度ある程度ある方です。ソフトで厚みがあり聴き疲れしないです。当時20万だからか安定感が感じられます。
アナログでのBGMに十分ですよ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140763/58938648

この記事へのトラックバック一覧です: ONKYO Integra T-416:

« Technics ST-9300 | トップページ | ONKYO Integra T-445XX »