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2014年5月 4日 (日)

Victor FX-F1

 ・2014年4月、近所のリサイクル店でVictor FX-F1を入手しました。
 ・値札に「ステレオ受信できない」と書かれた「税別 500円」の品でした。
 ・HOのジャンクコーナーでよく見かけますが、お値段が高すぎてパスしてました。
 ・でも、500円なら実験材料にちょうどイイ、、

■製品情報-----------------------------------------------------------

 ・ビクター製ミニコンポのチューナー部分のようです。
 ・ネット検索で得られた情報をまとめました。

Fxf1_02

【Victor F1シリーズ】(1994年発売)
 ・AX-F1 プリメインアンプ
 ・XL-F1 CDプレーヤー
 ・FX-F1 FM/AMチューナー
 ・TD-F1 カセットテープデッキ
 ・XM-F1 MDデッキ
 ・SX-F1 スピーカー

【FX-F1性能】
 ・受信周波数 FM 76.00~108.00MHz AM 522~1629kHz
 ・感度(FM) 15.2dBf
 ・SN比(FM) 78dB (MONO)73dB (STEREO)
 ・歪率(FM) 0.3% (MONO)0.5% (STEREO)
 ・ステレオセパレーション(FM) 35dB
 ・周波数特性 30Hz~15kHz
 ・出力インピーダンス 600mV/2.2kΩ
 ・サイズ 245W×80H×284.5Dmm(突起物等含む)
 ・質量 約2.0kg

■動作確認-----------------------------------------------------------

 ・フロントパネルはきれいな状態ですがボディには擦り傷多数。
 ・スタンバイ状態で時計表示。でも輝度劣化のため時刻がほとんど見えない。
 ・電源オンで周波数表示。時計表示よりも明るくなって周波数は一応読める。
 ・でもドット単位で輝度にムラがあり、やはりジャンク感は否めない。

Fxf1_01 Fxf1_10 Fxf1_06 Fxf1_08 Fxf1_09

 ・FM受信周波数 76MHz~108MHz。 90MHz以上も受信可能です。
 ・「ステレオ受信できない」というのは「AUTO/MONO」切替がMONOになっていたせい。
 ・FM/AMとも受信OK。ステレオランプも点灯。
 ・名古屋でAMステレオ放送を行っているCBCラジオ(1053kHz)でSTEREOランプ点灯確認。
 ・プリセットメモリーにはアルファベットで放送局名が表示される。
 ・タイマー機能があり。
 ・FM/AM受信に関しては深刻な問題なし。

■時計設定-----------------------------------------------------------

 ・取扱説明書が無いので試行錯誤で操作方法を探りました。

Fxf1_04 Fxf1_05 Fxf1_07

 ・CLOCK ADJ
  <TUNING / TIMER> 時選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER> 分選択
   MEMORY 決定

■地元の放送局を自動登録する方法-------------------------------------

 ・AREA GUIDE → TEL 市外局番を入力する
  <TUNING / TIMER>選択
   MEMORY決定
   MEMORY決定
   OK?
   MEMORY
   AM/FMの順にサーチ開始、自動登録
 ・放送局名もアルファベットで登録される
 ・今年4月に名古屋に開局したINTER-FM(79.5MHz)は局名登録されない。
 ・局名をマニュアル入力する方法は無さそう。

■指定した時刻に指定したソースを再生する機能--------------------------

 ・指定した時刻に指定したソースを再生する。
 ・DAILY
  <TUNING / TIMER>ONにする時選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER>ONにする分選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER>OFFにする時選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER>OFFにする分選択
   MEMORY 決定
  Source? 再生ソース選択
  <TUNING / TIMER>AM、FM、CD、TAPE、MD/DCC
   MEMORY 決定
    ※FM/AMのメモリー局番を選択するには
     <PRESET>で選択
  DAILYボタンを押して赤LED点灯
  電源オフ

■タイマー録音機能---------------------------------------------------

 ・REC
  <TUNING / TIMER>ONにする時選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER>ONにする分選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER>OFFにする時選択
   MEMORY 決定
  <TUNING / TIMER>OFFにする分選択
   MEMORY 決定
  Source? 再生ソース選択
  <TUNING / TIMER>AM、FM
   MEMORY 決定
    ※FM/AMのメモリー局番を選択するには
     <PRESET>で選択
  TAPE? 録音媒体選択
  <TUNING / TIMER>TAPE、MD/DCCAM、FM
   MEMORY 決定
  RECボタンを押して赤LED点灯
  電源オフ

■スリープタイマー機能-----------------------------------------------

 ・SLEEP
  ボタンを押すたび 10分、20分、30分、60分、90分、120分

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・予想通り内部はスカスカ。
 ・でも意外に立派な電源トランス、何となく高級感ある基板。。
 ・フロントエンドはMITSUMI製の小さなチューナーパック。
 ・基板表面に IC が見当たらない、、裏面に実装されている模様。
 ・速攻分解して基板裏面を確認するも IC型番がとっても読み取りにくい。
 ・照明の角度を変えながらルーペで拡大観察、、何とか読み取れました。

 ・IC102:LA1836 → Single-Chip Home Stereo Electronic Tuning IC
 ・IC103:MC13028 → AM STEREO DECODER
 ・IC121:LC7218 → PLL Trequency Synthesizer
 ・IC201:MN172412 →時計タイマー用マイクロコンピューター

Fxf1_19 Fxf1_20 Fxf1_21 Fxf1_22 Fxf1_23

 ・LA1836:これ一個でFM検波+復調、AM受信もこなしているようです。
 ・MC13028:モトローラ製AMステレオ用IC、この型番は初めて見たかも。

Fxf1_24 Fxf1_25 Fxf1_26 Fxf1_27 Fxf1_28

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・フロントエンドは小さな一体型で手を加える余地なし。
 ・IC102近くのT141 FM同調点調整
  →SSGから基準信号を送り二次高調波を最小に調整。
 ・MPX周りに調整箇所なし。
 ・調整といってもできることはほとんどありません。
 ・セパレーション実測約40dB、まずまずです。
 ・メモリ保持用のキャパシタは死亡している模様。

Fxf1_11 Fxf1_12 Fxf1_14 Fxf1_15 Fxf1_17

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・すっきりしたフロントデザインは好印象。
 ・でも表示部の劣化はどうにもならないですね。
 ・最大の特徴はやはり「AMステレオ対応」。
 ・希少機種として保存しておきます。

Fxf1_03

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