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2014年8月10日 (日)

Technics ST-9030T 2号機

 ・調整依頼品の作業報告です。

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・シリアル番号は1977年2月22日製造と読めます。
 ・外観はとても綺麗です。キズはほとんど見当たりません。
 ・電源スイッチのプラスチック部品にひび割れなし。
 ・照明のランプ切れなし。パイロットランプ切れなし。
 ・約-0.3MHzの周波数ズレ。
 ・Tメーター、Sメーター動作OK。MUTING動作OK。
 ・難点は76~80MHz区間のガサゴソ音が気になること。

30t21       ※上段:依頼品(調整後)  下段:1号機

■76~80MHz区間のガサゴソ音-------------------------------------------

 ・経験上この症状はバリコン軸とフレーム部分の接触不良が怪しいです。
 ・まずバリコン軸を回転させながら無水アルコールを含ませた細い綿棒で清掃。
 ・その後、爪楊枝の先端を使ってコンタクトグリースを極少量塗布。
 ・76MHz~90MHzを30往復させて馴染ませました。
 ・これで76~80MHz区間のガサゴゾ音はほぼ解消しました。

30t11 30t12 30t13 30t14 30t15

 ・ただ76MHz以下の部分でSメーターが振り切れる箇所があります。
 ・綿棒や爪楊枝が届かない部分にまだ不良部分がありそうです。
 ・完治ではありませんが、通常使う範囲外なのでご容赦ください。

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・過去の調整記録に基づいて一連の作業を行いました。
 ・作業前後のテスト信号をWAVファイルでお送りします。
 ・周波数ズレ → 解消
 ・受信感度 → 大幅改善(1目盛りアップ)
 ・歪率(WIDE,mono) 0.3% → 0.1%
 ・歪率(WIDE,stereo) 0.2% → 0.05%
 ・セパレーション(WIDE)約30dB → 約50dB

Technics_st9030_alg

■使用感など----------------------------------------------------------

 ・この時代のガンメタテクニクスはルックスが抜群ですね。
 ・オレンジ色照明とのコントラストが絶妙です。
 ・調整後は受信感度が向上、音に臨場感が増したと思います。

30t31

30t32      ※30Tの二段重ね、貴重なショットかも。

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コメント

ST9030 2号機、調整。本当に有難う御座いました。
左右の音の役割りが鮮明になりました。特にクラシックは全帯域が拡がった様に感じられます。アナログもハイレゾとは違った音色で楽しめて、まだまだ通用すると思います。
※30Tの二段重ね、貴重なショットですね。重厚感があって、”蒸気機関車D51二重連結”の様!!

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