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2015年1月25日 (日)

TRIO KT-8000 3号機

 ・2014年11月末、ヤフオクで入手したKT-8000故障機です。
 ・ちょうど修理中だった同型機の部品取り用、と思って入手したのですが、
 ・結局部品取りは不要になり、この故障機がそっくり残ってしまいました。
 ・入手直後の動作確認ではFM放送を全く受信できないジャンク品でした。
 ・でも外観がきれいだし、勉強のため故障個所を探してみました。

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■製品情報------------------------------------------------------------

 ・製品情報 TRIO KT-8000 2号機修理記録
 ・KT-8000 取扱説明書

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■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネルやボディに目立つキズは無い。
 ・電源オン、周波数窓の照明が部分的に暗い。電球切れの模様。
 ・76MHz~80MHz区間で周波数指針を移動すると激しいバリバリノイズ発生。
 ・Sメーターはバリバリノイズに反応するように激しく振れる。
 ・Tメーターは常時右端に振り切れた状態。
 ・マルチパスH端子の出力は音声端子から出てくる音と同じ状態。
 ・FM放送は全く受信できない。
 ・narrow と muting のポジションランプ(赤色LED)が点灯しない。

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■修理記録:76MHz~80MHz区間のバリバリノイズ------------------------

 ・76MHz~80MHz区間で周波数指針を移動すると激しいバリバリノイズ発生。
 ・Sメーターはバリバリノイズに反応するように激しく振れる。
 ・この現象は経験的にバリコン軸の接触不良が怪しい。
 ・軸の根元をルーペ観察すると固着したグリースの塊。
 ・爪楊枝先端で固着したグリースを剥がし、無水アルコールを含ませた綿棒でふき取る。
 ・軸の根元にコンタクトグリースを少量塗布して馴染ませる。
 ・この作業でバリバリノイズはキレイに解消。

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■修理記録:Tメーターが常時右端に振り切れる-------------------------

 ・HA1137W横にあるL14を回しても反応なし。これはL14が怪しい。
 ・部品取り用に残してあった KT-8300 2号機から同等コイルを取り外して移植。
 ・これを新L14として回してみるとTメーターが左右に振れる。
 ・ラフな調整で HA1137W(クアドラチュア検波)の受信音を確認。
 ・パルスカウント検波~MPX回路経由でも音声出力確認。
 ・マルチパスH端子からも音声出力確認。

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■修理記録:LED切れ-------------------------------------------------

 ・narrow と muting のポジションランプが点灯しない。
 ・ここは単純なLED切れでした。
 ・部品取り用KT-8300から同型LEDを移植して修理完了。
 ・同じ色だと思ったら、移植したLEDはオレンジ色でした。
 ・オリジナル赤色とは雰囲気が違うけど、まあ OK とします。

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■修理記録:照明電球切れ--------------------------------------------

 ・周波数窓の照明が部分的に暗い。
 ・3個並んだ電球のうち2個が切れていました。
 ・同じKT-8300から部品取りした電球を移植。

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■調整記録------------------------------------------------------------

 ・上記作業で機能的な不具合はすべて解消。
 ・フロントパネル分解清掃、ツマミ類も磨き上げて美しい輝きを取り戻しました。
 ・各部受信調整して良好な性能を取り戻しました。
 ・KT-8000 2号機 調整記録参照

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・FM専用7連バリコン+ディスクリートパルスカウント検波+HA11223W。
 ・パルスカウント検波機の中では最も古いタイプ、専用ICが登場する前の機種です。
 ・落ち着いた外観デザイン、シンプルながら実力を備えた内部構成がグッドです。

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