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2015年7月の記事

2015年7月26日 (日)

TRIO KT-700

 ・2015年6月初め、不動品の寄付をいただました。
 ・発売当時に購入したワンオーナー品で長期保管状態だったそうです。
 ・久しぶりに通電したら、電源ボタンを押しても電源オンにならないそうです。
 ・外観はデザイン性の高い KT-990、KT-900と同じ。
 ・これはひょっとして未知のパルスカウント検波機かも??

Kt70003

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-700 ¥39,800(1982年頃)
 ・海外機の情報は見当たりません。

Kt70002 Kt70010

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・ボディは汚れているが目立つ傷はない。
 ・ボディサイズはKT-900と同じ。
 ・電源ボタンを押しても通電しない。
 ・これでは動作確認も何もできません。

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・このシリーズにありがちなフロントパネル接合部の破損はありません。
 ・フロントエンドはFM3連AM2連の小さなバリコンユニット。
 ・IF BAND(Narrow/Wide)切り替えなし。
 ・TR7020 クォドラチャー検波、メーター駆動、RECトーン
 ・HA12016 MPX
 ・HA1197 AMシステム

Kt70020 Kt70023 Kt70025 Kt70028 Kt70029

 ・パルスカウント検波でTR7020とペアになるはずのTR4011が見当たらない。
 ・TR7020のクアドラチュア検波信号がMPX回路に繋がっています。
 ・オーディオの足跡を読んでみるとちゃんと書いてありました。
  「新開発のローノイズ・クォドラチャー検波ICを採用しており、、、」

■修理記録:電源スイッチ----------------------------------------------

Kt70034 ・電源スイッチの端子間抵抗を測ってみるとオン時も不通状態。
 ・電源プラグを抜いた状態でオン・オフ操作を20回ほど繰り返す。
 ・この作業でスイッチオン、時々通電するようになりました。
 ・原因は電源スイッチ内部の接触不良ですね。
 ・この後、電源スイッチを取り外して分解洗浄しました。

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネルの照明点灯。指針照明も点灯。
 ・LED式のSメーター点灯。Tメーター代わりの同調点を示す赤いLED点灯。
 ・LOCKスイッチオン時は同調を示す赤いLEDが緑色に変わる。
 ・KT-990/900のLED式Tメーターと比較すると視認性は低い。
 ・STEREOランプ点灯。MUTING動作OK。RECトーンOK。
 ・+0.2MHzほどの周波数ズレ。
 ・一方、AMは全く受信しない。ザーという局間ノイズも聞こえない。
 ・背面のAMループアンテナとアンテナ端子の接続方法が間違っていました。
 ・正しく接続するとAM受信を確認できました。
 ・FM/AMとも簡単な調整だけで復旧しそうです。

Kt70004 Kt70005 Kt70006 Kt70007 Kt70011

■調整記録------------------------------------------------------------

 【FMフロントエンド調整】
 ・TR7020-2ピン → Sメーター電圧確認
 ・OSC調整 → Lo調整不可のためTCoで83MHzに合わせる。
 ・RF調整 → 空芯コイルはノータッチ。TCa,TCrfで83MHzに合わせる。
 ・IFT調整 → Sメーター電圧最大
 【検波調整】
 ・L1調整 → 同調点調整 ※TR7020-3~11ピンの間に直列に入る抵抗R13両端電圧ゼロ
 ・L2調整 → 高調波歪み最小
 【MPX部調整】
 ・VR3 → VCO調整 → VR3 → 76kHz R44左側
 ・VR2 → セパレーション調整
 【AM部調整】
 ・フロントエンド内 AMTC1,AMTC2
 ・HA1197近辺 L6,L7,L8

Kt700align

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・TR7020を搭載しながらパルスカウント検波は使わない機種でした。
 ・KT-990、KT-900と同じフロントデザインなのに何か物足りない印象でちょっと残念。
 ・Sメーターを構成するLEDセグメント数の違い、Tメーター、LOCKランプ辺りでしょうか。
 ・部品取り機として活用させていただきます。

Kt70008

2015年7月19日 (日)

ONKYO Integra T-466

 ・2015年5月末、チューナー修理のご褒美としてT-466をいただきました。
 ・経年の汚れがあるもののキズはほとんど無く状態は良さそうです。
 ・外観は同時期の上位機 T-455 とそっくり。
 ・さて、両機の違いは何でしょう?

T46603

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 ONKYO Integra T-466 ¥44,000(1971年頃?)
 ・海外版の情報は見当たりません。

T46602 T46611

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・電源コードの印字「1973」
 ・ブロンズ色のアルミ製フロントパネル、ウッドボディともに目立つキズは無い。
 ・電源オン。青緑色の照明窓が浮かび上がる。二つのメーター照明点灯。
 ・指針照明点灯して赤く輝いています。
 ・「FM」「AM」のポジションランプが点灯しない。電球切れか?
 ・Sメーター最大位置とTメーター中央位置が少しずれる。
 ・+0.2MHz周波数ズレ。STEREOランプ点灯。MUTING動作OK。
 ・背面バーアンテナを使ってAM受信OK。
 ・可変出力VRに多少のガリあり。
 ・電球切れ以外に顕著な不具合は無さそうです。

T46604 T46605 T46606 T46613 T46614

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・ウッドボディを開けると内部は大量に積もったホコリ。
 ・清掃のためフロントパネル分解。
 ・フロントパネルの構造は上位機のT-455と共通でした。
 ・「FM」「AM」のポジションランプは電球切れではありませんでした。
 ・元から電球がなかったです。上位機455と同じ位置に取り付け穴だけありました。

T46650 T46651 T46652 T46653 T46656

 ・FM4連AM2連バリコンユニット→IF回路→レシオ検波→ディスクリートMPX
 ・上位機T-455と比較すると回路構成、基板の様子は全く異なります。
 ・背面パネル「AUDIBLE」スイッチ
 ・オンにするとマルチパスV信号が可変出力R端子から聞こえます。
 ・回路図で確認、実機で動作を確認しました。

T46630 T46631 T46632 T46633 T46634
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T46640 T46641 T46642 T46643 T46644

■調整記録------------------------------------------------------------

【レシオ検波調整】
 ・何も受信しない状態 L105上段コア調整→Tメーター中央
【FM OSC調整】
 ・90MHz TCo調整→Sメーター最大
 ・76MHz Lo調整→Sメーター最大
【FM受信調整】
 ・90MHz受信 TCA,TCR1,TCR2調整→Sメーター最大
 ・76MHz受信 LA,LR1,LR2調整→Sメーター最大
 ・83MHz受信 IFT→Sメーター最大
【検波歪み調整】
 ・L105下段コア調整→二次高調波最少
【セパレーション調整】
 ・STEREO信号→L201調整→D201電圧最大へ
 ・L+R信号送信→L202調整→Lch出力最大へ
 ・R223→セパレーション調整
【MUTING調整】
 ・R704→MUTING作動位置調整
【AM調整】
 ・受信調整 フロントエンドAM1,AM2、L-107、バーアンテナ内部コイル

T466algn

■T-455、T-466記念写真------------------------------------------------

 ・外観、スイッチ類の配置、機能は上位機T-455と同じです。
 ・ブロンズ色のフロントパネルに白文字の組み合わせが特徴的。
 ・赤く光る太めの指針も良いアクセントになっています。
 ・背面パネルはM型のFMアンテナ端子以外は両機同じです。

T46620

T46621 T46622 T46623 T46624 T46625

2015年7月12日 (日)

TRIO KT-8100 修理調整記録

 ・2015年5月、KT-8100の修理調整作業を承りました。
 ・不具合多数ありましたが復旧できました。
 ・以下、作業報告です。

Kt810009_2

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-8100 ¥42,000(1978年発売)
 ・輸出機 KENWOOD KT-615
 ・発売時期はKT-8300(¥63,000)と同じ。でも周波数窓のデザインは微妙に異なる。
 ・KT-8300とともにパルスカウント検波部が専用IC化(TR4010)された世代。

Kt810002 Kt810003 Kt810004 Kt810005 Kt810006

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネル左下にちょっと目立つキズ。このキズ以外は状態良好。
 ・ツマミやレバーの汚れ、手垢はクリーニングで輝きを取り戻しそう。
 ・黒いボディは経年の汚れ、錆びている部分もあり。背面パネルの穴は何?

Kt810001 Kt810010 Kt810012 Kt810014 Kt810015

 ・電源コードの印字「1979」
 ・電源オンOK、メーター照明点灯OK。周波数窓の照明が点灯しない。、
 ・FMアンテナを300Ω端子に接続。
 ・選局ツマミを回すと「バリバリ、ガリガリ」といいう物凄いノイズ発生。
 ・ノイズに合わせてSメーターが激しく振れる。
 ・FM局を受信しているのか?していないのか?さっぱり分かりません。

 ・この症状はバリコン軸の接触不良が原因です。
 ・76MHz~90MHz間を何度も往復させたところバリバリノイズがちょっと軽減しました。
 ・この状態でもう一度地元FM局の受信テスト。
 ・ノイズに隠れていたFM局の放送を受信できました。
 ・二つのメーター動作OK。SメーターMAXとTメーター中央がちょっとズレる。
 ・STEREOランプが点灯しない。聴感上もステレオ感がない。
 ・Wide/Narrowの切替は出来ている模様。MUTINGが作動しない。
 ・MPX FILTER オンにすると聴感上高音域が減衰する。
 ・AM放送は背面バーアンテナで受信OK。
 ・FM/AMともRch出力がかなり小さい。

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・FM4連、AM2連バリコン
 ・HA1137 FM IF SYSTEM (クアドラチュア検波)
 ・TR4010A パルスカウント検波
 ・MC1496N
 ・HA1196 FM MPX
 ・HA1197 AM SYSTEM

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■修理記録:窓照明電球交換--------------------------------------------

 ・周波数窓をライトアップする電球は1個だけ。正面から見て左側。
 ・12V0.15A。ジャンク品から部品取りした同型電球に交換。

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■修理記録:バリコン軸清掃--------------------------------------------

 ・フロントエンド内、バリコン軸を爪楊枝先端で丹念に清掃。
 ・固化した潤滑剤のような物体が出てきます。
 ・新たにコンタクトグリースを軽く塗布して完了。
 ・激しいバリバリノイズはきれいになくなりました。

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■修理記録:HA1196交換------------------------------------------------
 
 ・バリバリノイズが無くなったところで再度受信確認。
 ・STEREO音声が出ていない。STEREOランプ点灯しない。Rchが小さい。
 ・VCO調整→76kHz、しかしSTEREOランプ点灯しない。
 ・HA1196-9ピン 電圧不安定に変動
 ・HA1196 6ピンRch音声、7ピンLch音声 ともにモノラル。
 ・原因はHA1196不良と判断。中古機から部品取りしたHA1196に交換。
 ・ICソケットを使ったので再交換も簡単。

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■修理記録:STEREOランプ交換------------------------------------------

 ・HA1196交換によってHA1196-9ピン電圧安定。
 ・しかしSTEREOランプが点灯しない。
 ・これは電球切れでした。
 ・同型品に交換してようやくSTEREOランプ点灯しました。

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■修理記録:Rchの出力が小さい-----------------------------------------

 ・HA1196の左右出力は正常。
 ・これ以降の部品を追って不良箇所を捜索。
 ・Q6/2SK105不調発見。手持ち品から 2SK246 に交換。
 ・左右の音量差が解消されました。
 ・ついでにQ7/2SK105も交換。

Kt810080 Kt810081 Kt810082

■修理記録:ミューティングが効かない----------------------------------

 ・当初はミューティング回路を疑ってトランジスタをいくつか交換。
 ・しかし症状は改善せず。
 ・左右音量差原因だった2SK105がミューティング回路にもあった。
 ・Q5/2SK105 これを2SK246に交換。
 ・これでミューティング動作正常になりました。

Kt810026_2 Kt810083 Kt810084

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・Mutingオフ、MPX Filterオフ
 【フロントエンドOSC調整】IF=Wide
 ・76MHz → L4調整 → Sメーター最大
 ・90MHz → TC1調整 → Sメーター最大
 【トラッキング調整】
 ・76MHz → L1,L2,L3調整 → Sメーター最大
 ・90MHz → TC2,TC3,TC4調整 → Sメーター最大
 【IF GAIN調整】
 ・Narrow受信 → VR1調整 Wide受信レベルをNarrowに揃える
 【FM同調点調整】
 ・83MHz Sメーター最大位置 → L11調整 → Tメーター中央
 【高調波歪調整】
 ・フロントエンド内 L6調整 → 高調波歪最小
 【第2OSC調整】
 ・83MHz → L17調整 → 1.96MHz
 【VCO調整】
 ・VR4調整 → TP76kHz
 【セパレーション調整】
 ・VR2 → Narrow調整
 ・VR3 → Wide調整
 【AM調整】
 ・IF調整 1053kHz(CBCラジオ) → L13調整 → Sメーター最大
 ・729kHz(NHK第一) → L12,背面バーアンテナ → Sメーター最大
 ・1332kHz(東海ラジオ) → TC5,TC6調整 → Sメーター最大

Kt8100align

Kenwood_kt615_schematic_m

■試聴---------------------------------------------------------------

 ・FM/AMとも良い音で受信しています。
 ・お預かりしたときは「これは直せるかな??」と思いましたが、、
 ・何とか復活できて安堵しました。

Kt810008

2015年7月 5日 (日)

TRIO KT-1010 修理調整記録2

 ・2015年5月末、KT-1010の修理依頼を承りました。
 ・久しぶりに触れる機種です。
 ・以下、作業記録です。

Kt1010_08

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-1010 ¥59,800(1983年頃)
 ・Hifi Engine KENWOOD BASIC T2 ※外観はそっくりです。

Kt1010_02 Kt1010_12

■動作確認------------------------------------------------------------

<ご指摘の症状>
 ・電源を入れるとFMは76.0MHz、AMは522KHzで周波数表示が固定される。
 ・Tuning用のUP/DOWNボタンを押しても反応しない。
 ・ワンタッチ選局ボタンの反応が悪い。
<動作確認>
 ・ご指摘の状況を確認しました。さらに、、
 ・照明用電球が全部切れている。
 ・IF BAND切替ボタン(WIDE/NARROW)は軽快に反応する。
 ・TUNING MODE切替ボタン(AUTO/MANUAL)も軽快に反応する。
 ・ワンタッチ選局ボタンは反応鈍いがメモリ登録動作は正常に反応する。。
 ・FM76.0MHzに固定された状態で信号発生器から76.0MHz電波を送信。
 ・何と正常に受信動作しました。
 ・Sメーター(LED)振り切れてSTEREOランプ点灯。ステレオ音声も正常です。
<課題>
 ・FM回路は生きています。問題は制御用ICの動作不良か?
 ・それともUP/DOWNボタンの接触不良か?

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■内部確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネルを外してタクトスイッチを直接押してみました。
 ・Tuning用のUP/DOWNボタンはやはり反応しない。
 ・一方、反応の悪かったワンタッチ選局ボタンは軽快に反応する。
 ・やはり原因は制御用IC周辺か?

Kt101020 Kt101032 Kt101035 Kt101036 Kt101050

【制御用IC:TC9147AP】
 ・42ピン:動作電圧確認5.12V→※動作OK
 ・ 7ピン:TUNE MODEボタンManual:ON-0V、OFF-4.8V→※動作OK
 ・ 8ピン:TUNE MODEボタンAUTO:ON-4.8V、OFF-0V →※動作OK
 ・TC9147APの各足にテスターを当てながら電圧測定していると、、
 ・まったく反応しなかったTUNINGのUP/DOWNボタンが操作できるようになりました?
 ・AUTO受信でFM放送局を受信できます。周波数ズレなし。
 ・Sメーター(LED)が振り切れてSTEREOランプも点灯。ステレオ音声も正常です。
 ・AMも同様にAUTO受信で地元AM局を受信できます。
 ・原因は何だったのでしょう??
 ・長期保管品とのことですから、通電ショックで眠っていた回路が覚醒したか??
 ・原因不明ですがとにかく正常動作するようになりました、、

■修理記録:電球交換--------------------------------------------------

 ・シンセ式チューナーなのに正面パネル照明にフィラメント電球を使っています。
 ・STEREOランプ、メモリ選局ランプ、PROGRAMランプも同じフィラメント電球です。
 ・大量にストックしている中古部品から適合品を探して交換しました。

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■修理記録:タクトスイッチ--------------------------------------------

 ・フロント基板を分解して確認。7mm角、アース端子付きのスイッチでした。
 ・名古屋大須のパーツ屋で探してきました。
 ・全数(13個)を交換しようとしましたが、、
 ・タクトスイッチ前面に1mm厚のフェルトを貼って隙間を埋めてみました。
 ・結果は成功、プッシュスイッチは軽快に反応します。
 ・タクトスイッチは調達しましたが、交換は見送りました。

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■内部確認------------------------------------------------------------

 ・5連バリキャップ、PLL検波、DCC歪補正回路、電源トランス2個。
 ・IC3:LA1231N FM-IFシステム
 ・IC6:LA1245 AMシステム
 ・IC8:uPC1223C MPXシステム
 ・VR1:WIDE GAIN
 ・VR2:MUTE LEVEL
 ・VR3:VCO
 ・VR4:PILOT CANCEL
 ・VR5:WIDE SEP
 ・VR6:WIDE SEP
 ・VR7:NARROW SEP
 ・VR8:DIST DET
 ・VR9:WIDE MONO DIST
 ・VR10:NARROW MONO DIST
 ・VR11:WIDE STEREO DIST
 ・VR12:NARROW STEREO DIST

Kt1010

■調整記録------------------------------------------------------------

【VT電圧】R16後 ※確認のみ
 ・76MHz → 23.2V(L7)
 ・90MHz →  7.0V(TC5)
【RF調整】※LA1231-13pin
 ・76MHz → L1,L2,L3 
 ・90MHz → TC1,TC2,TC3
【FM同調点調整】
 ・83MHz → L11調整 → TP1~TP2間電圧ゼロ ※調整前実測160mV
【FM WIDE-NARROWレベル調整】
 ・83MHz(WIDE) → L5,L8 → LA1231-13pin電圧最大
 ・83MHz(NARROW) → VR1 → WIDE受信時と同じ
【PLL検波調整】
 ・83MHz → L13 → TP3~TP4間電圧ゼロ ※調整前実測520mV
 ・83MHz → VR8 → 高調波歪最小
【MPX調整】
 ・VCO調整 → VR3 → TP7(76kHz)
 ・PILOTキャンセル調整 → VR4,L21 → 19kHz最小へ
 ・WIDEセパレーション調整
  →VR5 Lch ※調整後実測62dB
  →VR6 Rch ※調整後実測60dB
 ・NARROWセパレーション調整
  →VR7 ※調整後実測左右とも55dB
【DCC歪補正】
 ・MONO WIDE受信 → VR9 → 二次高調波最小
 ・MONO NARROW受信 → VR10 → 二次高調波最小
 ・STEREO WIDE受信 → VR11 → 二次高調波最小
 ・STEREO NARROW受信 → VR12 → 二次高調波最小
【FMミューティング調整】
 ・VR2
【AM調整】
 ・手持ちのAMループアンテナを使って調整
 ・729kHz NHK第一受信 → L18 → レベルメーター最大へ
 ・1332kHz 東海ラジオ受信 → TC6 → レベルメーター最大へ
 ・1053kHz CBCラジオ受信 → L20 → レベルメーター最大へ
<調整結果>
 ・特にPLL検波調整によって歪率が小さくなりました。
 ・セパレーション値も大幅に改善しました。

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■試聴----------------------------------------------------------------

 ・現状でFM/AMとも正常動作しています。ボタン操作も軽快。
 ・FM放送は遠距離局も感度良く受信できます。
 ・WIDE端で聞くAM放送は高音域が伸びて瑞々しい印象です。
 ・当初動作不良だった原因は結局のところよく分からないままです。
 ・釈然としない感じですが、作業はここまでとしました。

Kt1010_09

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