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2015年11月 3日 (火)

YAMAHA T-1 修理調整記録

 ・2015年9月末、YAMAHA T-1の修理調整作業を承りました。
 ・以下、作業記録です。

Yamaha_t103

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオ回顧録 YAMAHA T-1 ¥60,000円
 ・オーディオの足跡 YAMAHA T-1 ¥60,000円(1977年頃)
 ・取扱説明書 (PDF形式)
 ・回路図

Yamaha_t102 Yamaha_t111

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・フロントパネルはキレイです。キズは見当たりません。
 ・天板後部に目立つ引っかきキズ。
 ・FMアンテナを接続して電源オン。ライトグリーンの美しい照明点灯。
 ・指針の照明、メーター照明も点灯。タマ切れなし。
 ・DXインジケーター点灯、STEREOランプ点灯。
 ・さて、肝心のFMは+0.2MHzの周波数ズレ。
 ・Sメーター最大とTメーター中点が一致しない。
 ・FM音声はちょっと歪っぽい感じ。
 ・メーター針の塗装がボロボロ状態。。
 ・AMは全くの無音、局間ノイズも出ない

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■修理記録:メーター指針再塗装----------------------------------------

 ・TメーターとSメーターの指針を見ると、朱色の塗料がボロボロになった状態です。
 ・これではかっこ悪いのでメーターを分解して針を再塗装しました。
 ・分解、組み立ては慎重に、慎重に、、 ※詳しい手順と注意事項は1号機記事参照。
 ・今回はタッチペンで赤く塗りました。

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■修理記録 AM受信-----------------------------------------------------

 ・全くの無音状態、局間ノイズも出ない。
 ・この機種のAMアンテナはFMアンテナと共用するタイプです。
 ・回路図記載の電圧値と実機を確認。特に異常値はない。
 ・TR229 2SD655 → 中古同品に交換 → 効果なし
 ・TR230 2SC1918 → 2SC1815交換 → 効果なし
 ・電解コンデンサ C260,C261,C263 → 新品交換 → 効果なし
 ・これだけ交換して効果なし。
 ・Sメーターが全く動かないのでそもそも受信できていない状態。
 ・あと残っているのは T202,T203ですが部品が無いので未交換です。

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■調整記録------------------------------------------------------------

【レシオ検波調整】
 ・何も受信しない状態 → T201上段コア調整 → Tメーター中点へ
【FM OSC調整】
 ・76MHz受信 → Lo 調整 → Sメーター最大、Tメーター中点
 ・90MHz受信 → TCo調整 → Sメーター最大、Tメーター中点
【FM RF調整】
 ・76MHz受信 → LA,LR1,LR2 調整 → Sメーター最大
 ・90MHz受信 → TCA,TCR1,TCR2 調整 → Sメーター最大
 ・83MHz調整 → IFT 調整 → Sメーター最大
【レシオ検波歪調整】
 ・83MHz受信 → T201下段コア調整 → 高調波歪最小
【IF歪調整】
 ・83MHz受信 → VR201,CF201,CF204調整 → 高調波歪最小
【FM-Sメーター振れ調整】
 ・83MHz受信 → VR202 → Sメーター振れ具合調整
【VCO調整】
 ・変調0% → VR204調整 → 19kHz
【パイロットキャンセル】
 ・83MHz受信 → VR203、T205、T206調整 → 19kHz漏れ信号最小、左右バランス注意
【セパレーション調整】
 ・83MHzステレオ信号受信 → VR205,VR206調整 → セパレーション最大

Yamaha_t1_algn

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■試聴----------------------------------------------------------------

 ・T1の特徴は何といってもエメラルドグリーンに輝く美しい周波数窓です。
 ・メーター針を赤く塗り直した効果も絶大ですね。
 ・FMは現状でベストの状態になったと思います。
 ・一方でAMは不調のまま。申し訳ありませんがこのままお返しします。

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