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2016年7月24日 (日)

SONY ST-S333ESG 修理調整記録2

 ・2016年3月、ST-S333ESGの調整作業を承りました。
 ・点検の結果、特に故障箇所は無かったので各部再調整だけ行いました。
 ・以下、作業記録です。

333esg14

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-S333ESG ¥49,800(1989年発売)
 ・1987年10月発行「SONY ES テクノロジーカタログ」
 ・Hifi Manuals ST-S333ESG 海外版サービスマニュアル

333esg02 333esg04
333esg05 333esg06 333esg07 333esg08 333esg09

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・海外版SMの記述をベースにして一部アレンジ。

333esg

【FM同調点調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・IC251(LA1235)7pin~10pin間電圧計セット
 ・83MHz受信 → IFT251調整 → 電圧ゼロ ※調整前実測665mV
【VT電圧調整】
 ・フロントエンド内JW8 電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・90MHz → L104調整 → 21.0V±0.2V ※調整前実測21.8V
 ・76MHz → 確認のみ →  8.0V±1.0V ※調整前実測 8.2V
【トラッキング調整】
 ・IF BAND = NARROW
 ・IC251(LA1235) 13pin(又はR261右足)電圧計セット
 ・90MHz受信 → CT101,CT102,CT103 → 電圧最大
 ・76MHz受信 → L101,L102,L103  → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・TP201を短絡 ※これによってIF回路をパス
 ・TP271 電圧計セット
 ・IFT272調整 → 電圧ゼロ ※調整前実測233mV
 ・CT271調整 → 歪最小 ※Wavespectraにて波形確認
 ・TP201を開放
【IF歪調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING = OFF
 ・IC251(LA1235) 13pin(又はR261右足)電圧計セット
 ・RV201、RV202 時計回り一杯に回す
 ・SSG出力40dBモノラル信号送信
  ・IFT201調整 → 電圧最大
 ・SSG出力40dBステレオ信号送信
  ・IFT202調整 → 電圧最大
  ・IFT101調整 → 電圧最大 ※IFT101フロントエンド内
 ・RV201、RV202 回転範囲の中央位置に回す
 ・SSG出力80dBモノラル信号送信
  ・IFT203調整 → 歪最小へ
 ・SSG出力80dBステレオ信号送信
  ・IFT204調整 → 歪最小へ
【STEREOインジケータ調整】
 ・IF BAND = WIDE
 ・MUTING = OFF
 ・SSG83MHz 出力20dB
 ・RV251調整 → ステレオインジケータ点灯
【MUTINGレベル調整】
 ・IF BAND = WIDE
  ・MUTING = ON
  ・SSG83MHz 出力25dB
  ・RV252調整 → MUTING調整
【IF NARROWゲイン調整】
 ・IF BAND = NARROW
  ・RV203調整 → NARROWゲイン調整
【Sメーター調整】
 ・RV241調整
【パイロットキャンセル】
 ・RV303、L301 19kHz信号漏れ最小 左右バランス確認
【セパレーション調整】
 ・RV301 R→L ※調整後実測62dB
 ・RV302 L→R ※調整後実測64dB
【CAL TONE】
 ・Peak Level-4dB 406Hzの波形が出ていました。
【AM調整】
 ・RV401 Sメーター調整
 ・RV402 AUTOSTOP調整

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<調整結果>
 ・FM同調点が大きく外れていて周波数ズレ寸前でした。
 ・PLL検波調整にもズレが大きかったです。
 ・セパレーション値が大幅に改善しました。

■試聴---------------------------------------------------------------

 ・各部再調整によって良好な性能を取り戻したと思います。
 ・FM/AMとも良い音です。

333esg13

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コメント

ずいぶんご無沙汰しております。ここ1,2年環境の変化でFMまともに聞けませんでしたが、昨年4素子のアンテナ導入して以来何とか聞けていますが、嫁さんの場所取る機械は何とかしろ攻撃にあいおとなしくしていました。しかしメインのアンプ延命のためにサブとしてTA-FA50ESを導入したらやはりおなじメーカーでチューナーをと思い、ST-60,ST-55と
HOにて導入、ST-60は残念ながら調子悪くストック行き、現在はST-55と組み合わせています。SONYの機種は初めあんまり上も下も伸びてないかまぼこで、やはり好みとしてはヤマハ、トリオかなと思っていましたが、同じSONYと組み合わせると悪くないと思ってしまいました。必要な部分がきちんと聞こえて全体のバランスが取れています。そういえば昔スカイセンサー5500を使っていた時も不満なく楽しんでいたこと思いだしました。今回の333ESGについても同じなのかなと思ってしまいました。

zuizui様

お久しぶりです。

こちらのFM道楽は相変わらずです。333シリーズはESXII→ESG→ESA→ESJと新製品が出る度に買い替えていました。何ともバブリーな時代でした。回路構成のことなど何も知らなかったのですが、何となくESGが一番イイと思っていました。今思えばただの錯覚だったかもしれません。

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