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2016年9月 4日 (日)

SONY ST-SA50ES

 ・2016年6月、ST-SA50ESの故障機が届きました。
 ・オート選局できない状態だそうです。
 ・外観は悪くないので何とか復活させたい、、

Stsa50es10

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 SONY ST-SA50ES \40,000(1997年10月発売)

Stsa50es02 Stsa50es13

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・電源コードの印字「1997」。
 ・ボディに多少の擦り傷ですがまずまずの保存状態です。
 ・電源オン。ドットマトリクス式の表示部点灯。輝度劣化は無さそう。
 ・FMアンテナを接続してオート選局実行。
 ・76MHz~90MHz、TV1ch~3ch区間をサーチしますが地元FM局をすべて素通り。
 ・マニュアル選局では-0.1MHzの周波数でSメーターが僅かに点灯。
 ・ただしMONO受信。STEREOランプ点灯せず。
 ・検波回路の調整ズレが予想されます。
 ・AMは手持ちのループアンテナで受信できました。
 ・AMはステレオ放送対応でした。
 ・名古屋地区のCBCラジオ(1053kHz)を受信するとSTEREOランプ点灯します。
 ・メモリ登録OK。ただしメモリボタンのうち「3」「5」の反応が鈍い。

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■内部確認------------------------------------------------------------

 ・ESシリーズの流れを汲む、とは思えない簡素な造りです。
 ・PLL回路内蔵のフロントエンドパック。
 ・LA1235:FM IFシステム
 ・LA3401:PLL FM MPX
 ・LA1247:AM Tuner
 ・MC13028AP:AM Stereo Ddecoder
 ・LC72130:AM/FM PLL Frequency Synthesizer

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■調整記録------------------------------------------------------------

【Sメーター調整】
 ・83MHz(無変調,60dB)受信 → RV221調整 → メーター表示60dB
 ※Sメーターは切替操作によってdB表示可能。
【検波調整】
 ・TP251 DC電圧計セット
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB)受信 → T252調整 → 0.0V ※実測252mV
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB)受信 → T253調整 → 高調波歪最小
【フロントエンド調整】
 ・83MHz(無変調,40dB)→ フロントエンド内コイル調整 → Sメーター最大
 ・83MHz(無変調,40dB)→ フロントエンド内IFT調整 → Sメーター最大
 ※フロントエンド内RFコイルの調整は難しいです。触らない方が無難。
【IF歪調整】
 ・IF BAND=NARROW
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB)受信 → RV232調整 → 高調波歪最小
【SEPARATION調整】
 ・IF BAND=WIDE
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB)受信 → RV301調整 → 漏れ信号最小
 ・IF BAND=NARROW
 ・83MHz(1kHz,100%変調,80dB)受信 → RV302調整 → 漏れ信号最小
【STレベル調整】
 ・83MHz(1kHz,100%変調,30dB)受信 → RV251調整 → STEREOランプ点灯位置へ
【AM調整】
・1053kHz(CBCラジオ)受信
 ・FE401左側コア調整 → Sメーター最大
 ・IFT401コア調整 → Sメーター最大
  ※FE401右側コア→AM OSC

Stsa50es

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・特にFM検波調整が大きくズレていました。
 ・各部再調整によって良い性能を取り戻したと思います。
 ・本機は AM受信時に STEREO ランプが点灯する貴重な機種です。
 ・名古屋のCBCラジオ(1053kHz)はまだAMステレオで放送しています。
 ・Wikiによれば、全国でAMステレオ放送を実施しているのは4局のみ。
 ・次の放送設備更新時までは続くのでしょうか、、

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