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2017年4月 2日 (日)

Technics ST-S6

 ・2017年1月、テクニクス製薄型チューナーST-S6のジャンク品をいただきました。
 ・見た目は ST-S8 とそっくりですが、さて、中身は?

Sts658

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 Technics ST-S6 ¥59,800(1981年発売)
 ・Hifi Engine Technics ST-S6 Quartz Synthesizer AM/FM Stereo Tuner (1981-82)

Sts602 Sts612

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・外装は随分汚れた状態。背面端子類も輝きを失っています。
 ・フロントパネルに並ぶシルバーのボタンが錆びている。
 ・とりあえずアンテナ線を繋いで電源オン。
 ・周波数表示がやや暗いか。オート選局で-0.1MHzの周波数ズレ。
 ・受信周波数 76.1MHz~89.9MHz。
 ・82.5MHzの放送局に対して82.4MHzで受信する。
 ・それでもSTEREOランプ点灯、Quartzランプ点灯。
 ・IF切替ランプ点灯、FM電波強度をdB表示できます。
 ・AMも問題なさそう。
 ・先日調整したST-S8によく似た感じです。

Sts653 Sts654 Sts655 Sts656 Sts657
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■内部確認------------------------------------------------------------

 ・内部をると、何と ST-S8 と同じ基板です。
 ・違いは、、
 ・フロントエンド3段分省略、周波数を指針表示する機能なし。
 ・S8は豪華7連バリキャップ、S6は実用的な4連バリキャップ。
 ・フロントエンド以外は全く同じ構成、部品番号やTP番号もすべて同じです。
 ・メモリバックアップ用3連キャパシタが死亡しているのも同じ。
 ・uPC1167C:FM IF SYSTEM クアドラチュア検波
 ・uPC1161C:PLL MPX
 ・uPC1018C:AM SYSTEM

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■調整記録------------------------------------------------------------

・ST-S8の調整方法がそのまま使えます。

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【FM VT電圧】
 ・TP1 → DC電圧計セット
 ・受信周波数76.1MHz → L10調整 → 4.1V±0.1V ※実測3.9V
 ・受信周波数89.9MHz → CT7調整 → ※実測14.8V
【フロントエンド調整】
 ・VR501(Sメーターレベル調整)足にDC電圧計セット
 ・83.0MHz受信 → L1,L6,L8調整 → 電圧最大
 ・83.0MHz受信 → T101調整 → 電圧最大
【クアドラチュア検波調整】
 ・TP102~TP103 → DC電圧計セット
 ・83.0MHz受信 → T102調整 → OV±20mV
 ・OUTPUT出力をWaveSpectra観測
 ・83.0MHz受信 → T103調整 → 高調波歪最小
【VCO調整】
 ・TP302 → 周波数カウンタセット
 ・83.0MHz無変調 → VR301調整 → 19kHz±30Hz
【パイロットバンドパスフィルター設定】
 ・TP301 → AC電圧計セット
 ・83.0MHzステレオ変調 → L302,L303調整 → 電圧最大
【パイロットキャンセル調整】
 ・83.0MHzステレオ変調 → L303,VR303調整 → 漏れ信号最小
 ・左右chバランス注意
【SUB信号】
 ・OUTPUT出力をWaveSpectra観測
 ・83.0MHz SUB変調 → VR302調整 → Lch信号最大
【ステレオ歪調整】
 ・83.0MHzステレオ変調 → T101調整 → 高調波歪最小
【セパレーション調整】
 ・83.0MHzステレオ変調 → VR401調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【シグナルメーター調整】
 ・83.0MHz無変調60dB → VR501調整 → SメーターLEDフル点灯
 ・83.0MHz無変調80dB → VR502調整 → dB表示調整
【MUTINGレベル調整】
 ・83.0MHz無変調20dB → VR101調整 → MUTING作動位置へ
【AM VT電圧】
 ・TP201 → DC電圧計セット
 ・受信周波数522kHz → L202調整 → 1.0V±50mV ※実測0.9V
【AM受信調整】
 ・NHKラジオ(729kHz受信)→ L201,背面バーアンテナコア調整 → Sメーター最大
 ・東海ラジオ(1332kHz受信)→ CT201調整 → Sメーター最大

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・登録したメモリを保持できませんがそれ以外は正常に使えます。
 ・外装はクリーニングで綺麗になりました。
 ・ただフロントパネルに並ぶシルバーのボタンは錆が落としきれません。
 ・それでもガンメタデザインのカッコ良さが蘇ってきました。

Sts659

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