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2017年10月 1日 (日)

YAMAHA CT-400

 ・2017年9月、部品取り目的でジャンク品を入手しました。
 ・兄弟機のCT-800、CT-600はここで取り上げたことがあります。
 ・末っ子のCT-400は初体験。

Yamaha_ct40007

■製品情報-----------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 YAMAHA CT-400 ¥40,000(1976年頃)
 ・YAMAHA アンプ&チューナーカタログ 1975年11月版

Yamaha_ct40002 Yamaha_ct40010

■動作確認-----------------------------------------------------------

 ・ボディ全体に経年の汚れがあるが幸い目立つキズはない。
 ・クリーニングすればグッドコンディションに戻りそう。
 ・電源オン、二つのメーター照明点灯。
 ・あれ?指針の照明は無いのか?
 ・300Ω端子にFMアンテナを接続して動作確認。
 ・名古屋地区のFM局でSメーターとTメーターが振れて音声が流れる。
 ・僅かな周波数ズレ。STEREOランプ点灯。実際のステレオ感もあり。
 ・MONO/STEREO切替OK。MUTING作動OK。
 ・背面AMバーアンテナで名古屋のAM局受信OK。
 ・FM/AMとも特に不具合は無さそう。

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■内部確認-----------------------------------------------------------

 ・ウッドケースから引き出してみると中身は超スカスカ。
 ・スチール枠の上にチューナー基板、側面に小さな電源トランス。
 ・FM3連AM2連バリコン搭載ユニットは 同時期のレシーバー CR-400 と同じ。
 ・レシオ検波、LA3310 を使ったMPX回路。
 ・周波数窓を照らす電球なし、指針照明もなし。
 ・さすがコストダウン機。

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■調整記録-----------------------------------------------------------

【レシオ検波調整】
 ・FM電波を受信しない状態
 ・T101(上段コア)調整 → Tメーター中点
【フロントエンドOSC調整】
 ・83MHz 受信 → TCo調整 → Sメーター最大
  ※Lo調整不可のため83MHzのみで調整
【フロントエンドRF調整】
 ・83MHz 受信 → TCA,TCR調整 → Sメーター最大
 ・83MHz 受信 → IFT → Sメーター最大
  ※LA,LR調整不可のため83MHzのみで調整
【レシオ検波歪調整】
 ・音声出力端子にWaveSpectra接続
 ・83MHz 受信 → T101(下段コア)→ 歪最小
【19kHz調整】
 ・IC301 LA3311 14pin WaveSpectra接続
 ・83MHz Pilot信号 受信 → T302(GE6056)調整 → 19kHzレベル最大
 ・IC301 LA3311 13pin WaveSpectra接続
 ・83MHz Pilot信号 受信 → T301(GE6069)調整 → 38kHzレベル最大
【セパレーション調整】
 ・音声出力をWaveSpectraに接続
 ・83MHz ST変調 80dB 受信 → VR301調整 → 漏れ信号最小
【AM OSC調整】
 ・600kHz 受信 → T201調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz受信 → TCo(AM) 調整 → Sメーター最大
【AM RF調整】
 ・600kHz 受信 → バーアンテナ → Sメーター最大
 ・1400kHz受信 → TCA(AM)調整 → Sメーター最大

Yamaha_ct400

■試聴---------------------------------------------------------------

 ・白木のウッドケースにアルミパネルが良くマッチしています。
 ・外観は上記機 CT-600、CT-800とほぼ同じ雰囲気です。
 ・窓照明が無いことが残念ですが、FM/AMとも不満なく使えます。

Yamaha_ct40008

■研究:LA3310とLA3311-----------------------------------------

 ・実はMPX用IC:LA3311 を部品取りしようと思って入手したのですが、
 ・CT-400ではMPX回路に LA3310 が使われていました。
 ・上位機の CT-600 ではほぼ同じMPX回路に LA3311 が使われています。
 ・同時期のYAMAHA製レシーバー CR-400、CR-600でも LA3311 が使われています。
 ・LA3310 と LA3311 の違いは何だろう??
 ・データシートはどちらも見つかりません。
 ・サービスマニュアルや回路図中で見つけた情報を以下にまとめておきます。

Yamaha_ct40031_2LA3310 / YAMAHA CT-400 Yamaha_ct60027LA3311 / YAMAHA CT-600

 ・YAMAHA CR-200E(ステレオレシーバー) 回路図より
Yamaha_la3_2

 ・Marantz 2215(ステレオレシーバー) サービスマニュアルより
Marantz2215

 ・YAMAHA CR-400(ステレオレシーバー) 回路図より
Yamaha_la1_2

 ・YAMAHA CR-400(ステレオレシーバー) サービスマニュアルより
Yamaha_la2

 ・互換品情報
Yamaha_la4

 ・互換品情報によると LA3311=ECG1225、LA3310=ECG1230
 ・両者の内部構成は同じで Vcc電圧に違いがあるようです。
  ・CR-600 LA3311-9pin電圧=実測12.2V ※以前の調整記録より
  ・CR-400 LA3311-9pin電圧=実測12.1V ※実機確認
  ・CT-400 LA3310-9pin電圧=実測10.8V ※実機確認

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