EDIROL UA-4FX
手軽なギターエフェクターになると思って購入したものの、すぐに飽きて1年近く放置してあったEDIROL(Roland)UA-4FXです。パソコンとUSB接続すると96kHz/24bitの録再可能なオーディオインターフェイスとして機能しますし、多彩なエフェクターとしても使えます。ファンタム電源対応のコンデンサーマイクまで接続できます。家庭用としては十分過ぎる機能を持っています。
今回はこれを「高性能外付けサウンドカード」として活用し、FMチューナーの醸し出す音の周波数特性をパソコンで測定してみようと考えました。測定にはefu様のパソコン用フリーソフト「WaveSpectra:高速リアルタイム スペクトラムアナライザー」 を使用します。高価な測定器を持たない素人にとって、画面を見ているだけでワクワク感を増幅させてくれるすばらしいソフトです。
まずはパソコンのオンボードサウンドカードを使ってテストしてみます。サウンドカードの入力端子に何も接続しないまま「録音」ボタンをクリック。すると無音のはずなのに驚くほどのノイズが出現していることが分かります。こうして眼に見えるグラフにするとまさに「一目瞭然」ですね。
次にUA-4FXをパソコンにUSB接続し、UA-4FXのアナログ入力端子に何も接続しない状態で測定してみます。オンボードのサウンドカードに比べればノイズは大幅に軽減しています。実際に何も聞こえません。以降の実験はUA-4FXを使って進めることにします。
下のグラフは7連バリコン搭載のTRIO KT-7700の音声出力をUA-4FXの入力端子に繋ぎ、WaveSpectra で測定した結果です。緑色グラフは画面キャプチャした瞬間の信号レベル、赤色グラフはピークホールドレベルです。15kHz付近から急速に減衰し、20kHz付近ではUA-4FXの無音状態と同じレベルになっています。19kHzにピークがあるのはFMステレオ放送のパイロット信号です。
次にA&D DA-F9000で同じ条件で測定しました。やはり15kHz付近で一度急降下しますが、その後は22kHz辺りまで緩やかに減衰しています。KT-7700とは明らかに違う結果になりました。ちなみにアンプやミキサーなどの途中経路の影響を排除するためチューナー出力をそのままUA-4FXに入れています。
所詮素人ですから「だから何?」って聞かれると困ります(笑)。でも「中音域が厚くて良い音・・」「高音域が良く伸びている・・」といった評論家的表現が実際に眼で確認できる事にワクワクしますね。今後は番組のジングルやCMなど同じ放送素材で比較してみようと思います。興味のある方はお試しください。
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