EDIROL UA-4FX その2
前回記事に引き続きUA-4FXを使ってFMチューナーの周波数特性を WaveSpectra で測定します。今回はUA-4FXの性能をフル活用してチューナー出力を96kHz/24bitで入れ、人間の耳ではほとんど聴こえない領域まで観察してみました。アンプなどの途中経路の要素を排除するためチューナー出力を直接UA-4FXに入れています。
無音状態
TRIO KT-7700
KENWOOD KT-1100D
A&D DA-F9000
SONY ST-S333ESG
7連バリコン搭載のKT-7700は、20kHz以降はほとんど出力されていないことが分かります。逆に333ESGは23kHz以降も相当なレベルで出力があることに驚きます。私は以前からDA-F9000と333ESGの音が特に好きでしたが、両者のグラフを見比べると可聴帯域の15kHz~20kHzの出力がほぼ同じレベルで一定していることが分かります。この辺りが聴感に影響していると思います。
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BLUESSさま
スペクトラム波形を興味深く拝見しました。こんな見方があったんですね。。
ところで、もし差し支えなければ、AMの受信波形も機種間で比較して頂けないでしょうか?
当方のチューナは、ケンウッドの KT-1010 ですが、
あんまりAMの音が良くありません。
一方、ひろくん様のwebを拝見したところ、F-03 の項には、
びっくるするほど音が良いと書かれています。
差はなんだろうかと思ってしまいます。
AMの高域は、法令上 7.5kHzまでしか出せないことになっているようですが、
どうもうちの KT-1010 を WaveSpectra に入れて眺めていると、だら下がりながらも
18kHz位まで出ているような雰囲気です。(うちのDACは、48kHz入力しないので、
20kHz以上は分かりませんが。。)そのため、局側で15kHz位までフラットに送出して
いるのではないかと思った次第で、そうであれば、チューナによってはそれが
見えるのではないかと。。
その場合は、自分のチューナを改造して見ようかとも、思っています。
あんまり Pure Audioとは関係ありませんが。。
投稿: ゴロちゃん | 2007年5月 7日 (月) 01時15分
ゴロちゃん様
コメントありがとうございます。早速KT-2020のAM放送で試してみました。
こちらで受信できる民放2局は8kHz辺りに盛り上がりがあって、以降は一方は20kHzまで、他局は22kHzまでダラ下がりでした。NKH2局はどちらも20kHz辺りまで一直線にダラ下がりでした。
7.5kHz以降はバッサリ切られているかと思いましたが、予想外に音は出ているようです。
興味あるテーマなので、今度の休日にいくつかのチューナーで波形を取ってみます。
ただ・・
FMは専用屋外5素子アンテナを使っていて最高の受信環境を自負していますが、AMは各機種付属の室内ループアンテナです。アンテナ性能や設置場所など受信条件の差が気になります。
それと私は本来AM放送にまったく興味が無かったため、正直なところ「AM放送の良い音」というのがよく分かりません。今日本当に久しぶりにAM放送を聴きましたが、帯域を狭くしてラウドネスをかけたような音で、私には音の良し悪しが判別不能です。
単に波形の違いを見るだけ、音質の違いは語れそうにありません・・。
投稿: BLUESS | 2007年5月 7日 (月) 23時08分
ゴロちゃん様
AM放送を比較してみました。ご覧ください。
https://bluess.cocolog-nifty.com/labo/2007/05/am_53e4.html
投稿: BLUESS | 2007年5月13日 (日) 17時04分
こんにちは、前々から気になっていたのですが、遅ればせながらコメントです。
この特性は、フィルター(LPF)、パイロットキャンセルの特性がありありと出ています。
KT-7700:フィルターでたっぷり落とすタイプ、19Kと38Kにポールがあり、たぶんその中間にもポールがありそう。
KT-1100:フィルターらしいが、特性は穏やか。内部写真からするとCRのアクティブフィルターか?
この2つは、パイロットキャンセルなしなので、19KHzをフィルターで落とさざるを得ず、15KHzも影響されて少し落ちています。
DA-F9000:パイロットキャンセル+LPF、ポールは、25KHzと38KHz。15KHzの影響は少。
ST-S333:パイロットキャンセルのみ、LPF無し。15KHzの特性は全く落ちなく良好ですが、、、。
この4種のグラフからはこう読み取れます。
これ以外にもっと良い形式のものもあるとは思います。
投稿: | 2009年5月 5日 (火) 09時35分
コメント、ありがとうございます。
この記事を書いたのは2年以上前で、当時はパイロットキャンセルやフィルターの意味も良く分からないまま、適当な事を書いていました。いま読み返すとお粗末な内容が多く、恥ずかしい限りです。
まだチューナー本体の再調整をしていない頃のデータなので、またやり直してみようと思います。
グラフから何が読み取れるか・・興味深いですね。
最近は192kHz/24bitのUA-101を使っているので、96kHzまで見えてしまいます。
投稿: BLUESS | 2009年5月 5日 (火) 19時13分