PIONEER F-780
1981年製、パルスカウント検波搭載のシンセ式チューナーです。もともと「外観は奇麗だが電源が入らない(1号機)」 を部品取り用に保管していたところ、2009年4月中旬たまたま友人から「外観は傷多いがFM/AMとも受信する(2号機)」 を譲り受けたので、それぞれから使えるパーツを取り出して「ニコイチ」として合体再生しました。
ガラクタも捨てずに持っていると、時々いい事があります(笑)
■製品情報--------------------------------------------------------------------
「パルスカウント検波」搭載機です。1981年のグッドデザイン賞を取っていたり、輸出機がT.I.Cで結構評価されていたりで興味深い機種でした。
・オーディオ回顧録
→http://www.niji.or.jp/home/k-nisi/f-780.html
・オーディオの足跡
→http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/tuner/f-780.html
・グッドデザイン賞1981年
→http://www.g-mark.org/library/40th/1981/index.html
・グッドデザイン賞パイオニア
→http://www.g-mark.org/library/40th/japan/pioneer.html
■F-780 調整記録 --------------------------------------------------
F-780に関しては、いつもお世話になっている「ひろくん」様のホームページに詳細な記述があります。調整箇所と手順を追いながら実機を確認しました。
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■放送局名プレート制作-----------------------------------------------
SONY ST-J75 や YAMAHA T-2000W と同じように「放送局名の表示機能」があります。メモリー登録した場所のプレートを取り換える方式で、おそらく当時の全国FM/AM放送局名が印刷されたプレートが本来の附属品にあったはずです。
時代が進んで放送局も増えていますが、パソコンとプリンターが身近にある昨今、その気なればプレートは簡単に自作できます。※今回はその気にならなかったのでパスしました(笑)
■PIONEER製パルスカウント検波チューナー -----------------------------
| 型番 | 年式 | 定価 | 受信 | 同調方式 | IF部~DET部 | MPX部 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| F-700 | 1979年 | 65,000円 | FM専用 | バリコン式 | PA3007→PA5001→DSC | PA4006 |
| F-500 | 1979年 | 49,800円 | FM/AM | バリコン式 | PA3007→PA5001→PA5002 | PA4006 |
| F-780 | 1981年 | 49,800円 | FM/AM | シンセ式 | PA3007→PA5001→PA5002 | PA4006 |
| F-120 | 1982年 | 45,000円 | FM/AM | シンセ式 | PA3007→PA5006 | PA5007 |
| F-120D | 1985年 | 49,800円 | FM/AM | シンセ式 | PA5008→PA5006 | PA5007 |
特に拘りがあって収集した訳ではありませんが、気が付けば手元に5台揃っていました。既に「F-120/F-120D 比較記事」と「F-700/F-500 比較記事」をまとめてあるので、これにF-780を加えるとパイオニア・パルスカウントの進化過程がまとまります。
このブログには5台分のスペック一覧表を掲載しきれないので、ホームページの方にまとめました。
・ PIONEER PULSE COUNT DETECTOR TUNER
→http://bluess.style.coocan.jp/audio/Pioneer_Pulse_Count_Detector.htm
・ FMチューナーを聴き比べる方法
→http://bluess.style.coocan.jp/audio/fm_tuner_test.htm
■改めて聴き比べた印象-------------------------------------------
カタログスペックを比較すると F-120D が一番良さそうですが、どの機種も良い音です。私の聴感では以下の印象でした。
・F-700 と F-500 → F-700の方が 「音に厚み」 を感じる。F-500は 「音が少し痩せている」 という感じ。
・F-500 と F-780 → 私の耳では違いを聴き分けられない。ほとんど同じ音。
・F-120 と F-120D → 私の耳では違いを聴き分けられない。ほとんど同じ音。
・F-700 と F-120/120D → 違いは、う~ん・・微妙~。私は F-700 が好きかな?
どの機種ももはやアンティーク(骨董品)の部類に入ります。劣化の個体差も当然あるでしょうし、私の好き嫌いもあります。参考程度にご覧ください。
5機種とも留守録用のプログラム機能がありません。エアチェック機に使えないのは残念ですが、リビングや仕事部屋のBGM用に使っています。
30年前の古いアンプやスピーカーを使う気にはなれませんが、FMチューナーだけはオーディオ全盛期の製品が間違いなく良いです。メンテナンスしながら中古機を大切に使い続けましょう。







































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