PIONEER アンプチューナーカタログ 1974
パイオニアの古いカタログを入手しました。1974年、TX-910復調段にPLL回路が登場しています。先に入手した1974年製 TRIO KT-9007 も復調段のスイッチング信号生成がPLL化されていました。1973~74年がMPX-PLL化元年でしょうか。
◆1974年1月発行 <B5サイズ横開き、全24ページ、PDF形式,約21MB>
【アンプ】
・SA-910:105,000円:
・SA-810: 80,000円:
・SA-710: 55,000円:
【チューナー】
・TX-910:75,000円:FM5連バリコン→CF→広帯域レシオ検波 →PLL+差動復調回路
・TX-810:53,000円:FM4連バリコン→CF→クオドラチュア検波→差動復調回路
・TX-710:43,000円:FM4連バリコン→CF→クオドラチュア検波→差動復調回路
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コメント
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BLUESS様
先日のTRIOのカタログに引き続き、今回のパイオニアのカタログも興味深く拝見しております。
>1973~74年がMPX-PLL化元年でしょうか。
数ヶ月前に'70年代初頭の「電子技術」誌を見る機会があり、PLL-MPX用ICであるモトローラのMC1310Pの記事がありました。
回路構成や規模が当時のバイポーラIC化に丁度適しており、またIC化されたことでその後のFMチューナーのPLL-MPX化が加速したようですね。
MC1310PにはTIのSN76155Nや日立のHA1156等の2ndソース品があり、これらを使用した「MPXアダプター」の製作記事が「初歩のラジオ」誌に掲載されていたことを思い出しました。
BLUESS様カタログ中のPLL-MPX用ICは「PA-1310」なのですが、MC1310Pにパイオニア品番をつけたのかなー?と考えています。
パイオニアは少し後にはパイロットキャンセル回路入りの「PA-1001」を多くの機種に採用しますが、これも何かのコンパチ品なのでしょうか?自宅の入門機F-2030は、このICが故障しているもので・・・
投稿: exjf3eqs | 2009年7月20日 (月) 19時11分
BLUESS様
すみません、先のパイオニアカタログへのコメントで
更に訂正します。
TIのICの品番が間違っていました。
【誤】SN76155N
【正】SN76115N
KT9007のBLUESS様追記を見て気が付きました・・・
投稿: exjf3eqs | 2009年7月20日 (月) 19時26分
exjf3eqs様
>PLL-MPX用ICは「PA-1310」なのですが、MC1310Pにパイオニア品番をつけたのかなー?・・
同感です。私も同じ事を考えていました。
cooltune様が公開されている「雑誌記事リスト」を拝見し「電波科学」などの古い専門誌を読みたいと思って探したところ、仕事場から地下鉄で一駅、歩いても7~8分の公立図書館にバックナンバーの大部分が揃っていました。意外なところにあったものだと驚きました。
休憩時間は図書館で読書・・最近は何とも文化的な昼休みになっています(笑)
その図書館で読みかじった知識ですが、モトローラMC1310の登場は1972年頃のようです。TX-910への搭載まで2年もかかったのかな~?なんて考えていました。
HA1156(SN76115N)も MC1310コンパチ品だったのですか・・
同時期の KT-9007 と TX-910 は見た目は全然違いますが、パーツ単位で見ていくと共通点があって面白いですね。
セラミックフィルターについても勉強中ですが、村田製作所のホームページ「沿革」に
・セラミックフィルター製法特許取得は昭和45年(1970年)
・これを最初に採用してくれたのはソニー・・
http://www.murata.co.jp/corporate/history/chapter06.html
という記述がありました。最初の機種は何だったのだろう?興味は尽きません。
当時は難しい専門用語の意味など理解できないまま、デザインとか評論家の記事などを頼りに製品選びをしていました。それが今ごろになって勉強できていることが楽しいです。高価だった実機がジャンク品となって安く入手できるからですね。FMチューナー進化の歴史を追体験しています。
投稿: BLUESS | 2009年7月20日 (月) 20時55分
BLUESS様
>公立図書館にバックナンバーの大部分が揃っていました。意外なところにあったものだと驚きました。
なる程、盲点でした。私も地元の図書館で探してみたいと思います。
>HA1156(SN76115N)も MC1310コンパチ品だったのですか・・
記憶があいまいで、当時の雑誌を探してみると・・・
少し時代は下りますが「初歩のラジオ1975年1月号」の「PLLを使ったステレオアダプターの製作(藤本伸一先生)」に「MC1310とHA1156、SN76115N、他にNSのLM1310などが互換で、三洋のLA3350もセパレーション調整ピンが追加されている以外はピン互換」との記載がありました。
>セラミックフィルターについても勉強中ですが、
とどまるところ無しですね!最初の採用機種は何でしょうか?
25年前の経験ですが、最新チューナを購入するかわりにせめても、とIFフィルターだけを村田の群遅延平坦型(※)に交換したところ、素人目にも歪感が減少し、初めて「群遅延時間が平坦で・・・」という意味を理解した覚えがあります。
※HiFiチューナーで良く見かける水色のものです。古いチューナーのレストアには今もお勧めかも。
投稿: exjf3eqs | 2009年7月20日 (月) 23時01分
手持ちのチューナーで確かめてみました。
【HA1156】
SONY ST-5950 , SANSUI TU-707 , TRIO KT-7700
【SN76115N】
Technics ST-8600
見方が変わると新しい発見があって面白いです。
投稿: BLUESS | 2009年7月22日 (水) 23時15分