KENWOOD / RD-VH7PC
・2010年6月下旬、近所のリサイクルショップでリモコン付きの本機を発見。
・2000年頃の SOTEC/KENWOOD製 AFiNAシリーズの CDレシーバーです。
・セット品のスピーカーは「単体」としてハードオフでよく見かけます。
・本機の特徴は、PCとUSB接続できる画期的なミニコンだったことです。
・もしCD部不調でも USBオーディオインターフェイスとして使えるかも??
・既に1台持っていますが、予備機として税込1,050円で確保しました。
■製品情報------------------------------------------------
・ご存知の方も多いと思いますが、ある意味「伝説になった製品」でしたね。
・詳細情報はこちら→ Wiki VH7PC
・当初はSOTEC が KENWOOD と組んで世に出したミニコンポベースの Windows PC でした。
・ところがさっぱり売れず販売不振。
・PCとミニコンポを分離して売り出すがこれでも売れず。
・以降、値下げ値下げの繰り返し・・
・私が1号機を購入したのは、値崩れして1万円を切っていた2003年頃でした。
・PC から RD-VH7PC の機能をコントロールできるフリーソフトの存在を知ってからです。
・USB接続してFM/AMをPCにタイマー録音できるなんて・・当時は超魅力的でした。
・ただしチューナー部の性能が所詮ミニコンクラス、これが残念なところです。
・取扱説明書の仕様を見ると、SN比(ステレオ)65dB、ステレオセパレーション(1kHz)36dB
・分解例や改造例はネット上に多数ありますが、チューナー部に注目した情報は見かけません。
・本体カバーを外すと基板裏面が見えます。FM-DET、STEREO、Lch、Rchなどの印字。
・この基板を外して裏返すと、FM/AMアンテナと一体になったチューナーユニットがあります。
・チューナーユニットの金属カバーを外して見ると、小さなコイルが並んだ基板が見えます。
・この基板の裏面にMPX用ICが張り付いている模様です。
・この様子を見れば「ステレオセパレーション(1kHz)36dB」は納得ですね。
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■VH7PC 動作確認-----------------------------------------------
・外観に目立つ傷はなく、奇跡的にきれいな状態です。
・ただ、本体に貼られた Windows98,Me のロゴシールが時代を感じさせます。
・スピーカーやFM/AMアンテナを接続して電源オン。
・青色液晶表示が点灯。縦置きと横置きで表示が自動回転します。
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・FM/AMとも受信できました。
・CDのローディング、再生、早送りなど一通り動作しました。
・AUX/TAPE IN に別のCDプレーヤーを接続して動作確認。
・MD IN に別のCDプレーヤーを接続して動作確認。
・デジタル出力(OPTICAL)も信号が出ていました。
・リモコン操作もスイスイ。どうやら使えそうです。ラッキー!
■RD-VH7PC ドライバー/取扱説明書ダウンロード-------------------
・PCと接続するためのUSBドライバー(XP用)と取扱説明書PDFが ONKYOサイト にあります。
・ONKYOサイトからKENWOOD製品の情報がダウンロードできる・・妙な感じです。
・ONKYO が SOTEC を買収したからですね。KENWOODサイトでは製品情報が見当たりません。
■RD-VH7PC の使い道は?-----------------------------------------
・VH-7PC本体が「USBオーディオインターフェイス」として使えます。
・XPマシンがあれば優秀なフリーソフト「vh7pcctrl」「VH7PCRec」が使えます。
・FM/AMのタイマー録音がPCからコントロールできます。
・チューナー性能はイマイチですが、それでも radiko よりマシかも?
・ちなみに、VH7PCRec は Vista Business/32bit でも使えました。
←視覚効果をすべてキャンセルしたVistaなので見た目はXPみたいです。
・Win7/32bit の動作検証はしていませんが もしかしたら使える予感。
・Win7/64bit はそもそもドライバが動作不可でした。
・USB接続したPCでWaveSpectraを起動すると、VH7PCで再生中の波形が観察できます。
・VH7PC でCDを再生すればその波形が、AUXに別のチューナーを繋げばその波形が見られます。
・試しに内蔵チューナーで受信している音声波形をWaveSpectraで見てみました。
・内蔵チューナーで聴くFM放送では 19kHzの漏れ信号が結構大きい様子がよく分かります。
・1台あると、手軽にPC録音できるUSB機器として重宝します。
■DCオフセットの件 追記【2010年8月31日】--------------------------------------
ふ゛り様からご指摘のあったDCオフセットの件を確認してみました。
この様子を見ると録音ファイルを再生する前に「DCオフセット除去作業」が必須ですね。
・使用音源:オーディオチェックCD (14曲目 5-22kHzスイープ信号、15曲目 ホワイトノイズ)
・録音ソフト:WaveSpectra
・再生ソフト:SoundEngine
・写真は SoundEngine で再生したスイープ信号とホワイトノイズの境目付近です。
・1号機2号機とも、USB経由でキャプチャするとDCオフセットが生じる。
・DCオフセット量が左右で異なり、Lchの方が大きい。
・DCオフセット量や左右が異なる状況は1号機2号機ともほとんど同じ。
・同じ音源を MD OUT、TAPE OUT から取り出すとDCオフセットはほとんど無い。
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しかし、その類似商品の存在しない比類無き使い勝手の良さに、メインのエアチェックハードになっています。
それとうちのはUSB経由の録音でDCオフセットが生じます。
波形編集ソフトで直るので大きな問題では無いのですが。
さすがに音質をradikoと比較してはいけませんよ(笑。
そこは腐ってもFMチューナーです。
投稿: ふ゛り | 2010年8月29日 (日) 21時28分
DCオフセットの件は本文に追記しました。
ご指摘の通り、今回の VH7PC もDCオフセットありました。
しかも1号機とほとんど同じ状況でした。
ご指摘ありがとうございました。
投稿: BLUESS | 2010年8月31日 (火) 21時10分
伝説のこの機種ですか……現在ONKYOのPCをもっている身としては(元SOTECユーザとしても)1000円ならそろえてみたいものです。
スピーカもネットを調べると表面の木材部をはずすと音がよくなるなど、どうにも後ひとつ足りない仕様のようですね……
投稿: Nolis | 2010年9月 1日 (水) 18時55分
これってPCでアナログ音源をキャプチャすることができるのでしょうか?
アナログレコードやアナログテープをプレーヤー接続してAUX経由にてPCにキャプチャしたのですが。
投稿: YKF | 2010年11月24日 (水) 17時07分
>これってPCでアナログ音源をキャプチャすることができるのでしょうか?
できますよ。
背面の「TAPE/AUX 入力端子」「MD入力端子」に接続した外部機器の音声をPCでキャプチャできます。
ただしRD-VH7PCにはPHONO入力が無いので、レコードプレーヤーを接続するには別途フォノイコライザー等が必要です。
投稿: BLUESS | 2010年11月24日 (水) 23時28分
早速レスありがとうざいます!
PCキャプチャできるとは嬉しいです!
またレコードはイコライザーが必要とのことで、これはググって理解いたしました。
ついでにお伺いしますが、キャプチャする音声の品質はいかがなものでしょうか?
できるだけ高品質でキャプチャしたいのですが、VH7PCでキャプチャする場合のソフト・設定など、またもっと高音質ならこういうものでキャプチャなどご存知でしたら教えていただけないでしょうか?
投稿: YKF | 2010年11月26日 (金) 08時36分
>キャプチャする音声の品質はいかがなものでしょうか?
サンプリングレートは44.1kHz/16bit固定のようです。10年前の古い製品ですから音質は「それなり」程度です。ふ゛り様のご指摘にある通り、録音データのDCオフセットが大きいのが弱点ですね。
ところで、レコードプレーヤーや他のオーディオ機器をRD-VH7PCのAUXに接続してPCで録音することが目的でしょうか?もしそうなら RD-VH7PCは不要、外部機器を直接パソコンのLINE-IN端子に繋いでやればよいです。(レコードの場合はフォノイコライザーを介して、、)。PC内蔵のサウンドボードが貧弱な場合は「USB接続オーディオインターフェイス」の導入をお勧めします。私はオーディオキャプチャ用に EDIROL(CAKEWALK)の UA-101 と UA-4FX を使っています。
サウンドハウス USBオーディオインターフェイス一覧
録音再生ソフトはオーディオインターフェイスに同梱されるもので十分と思いますが、フリーソフトでは記事で紹介している SoundEngine が多機能でお勧めです。
RD-VH7PCの最大の魅力は、内蔵チューナーをコントロールしてラジオ放送をPCに自動録音できることです。これは「VH7PCRec」というXP用フリーソフトを使うことで実現できます。具体的にはRD-VH7PCの電源ON/OFF時刻設定、入力切替、FM/AM切替、選局切替ができます。NHK-AMラジオの英会話番組を定期録音したり、お気に入りのFMクラシック番組を録音したりすることを自動化できます。
ただパソコンからFM/AMチューナーをコントロール出来る点がRD-VH7PCの魅力であり、逆にそれ以外には特に魅力を感じません。高音質をお求めでしたら、10年前のRD-VH7PCよりも最新のUSBオーディオインターフェイスが良いと思います。
投稿: BLUESS | 2010年11月26日 (金) 22時47分
こんにちは。^^
僕も数年前、同機種をヤフオクのストアで8000円程度で購入、
それでもコスパに大満足でしたが、1050は凄いですね…
ちょっと予備用に探してみたくなりました^^
とても参考になりました☆
投稿: うえ | 2012年1月24日 (火) 13時42分
おはようございます。私も秋葉で9800で10年前位?に購入いまだに現役で動いています。USBがうまくうごかないので修理しようと開けてみましたが私の腕前では無理なようです。部品も結構いいものつかっていますね。当時は先端のアイデア商品だったとおもいますがなぜ売れなかったのかふしぎです。貴殿のレポートとても参考になりました。ありがとうございました。
投稿: Baiden hiro | 2013年12月 6日 (金) 09時51分