Pioneer F-26 メンテナンス記録(1)清掃編
・幸いなことにフロントパネルや天板に目立つ傷はありません。
・電源スイッチ、チューニング指針、ミューティングスイッチに錆び。
・喫煙環境で使用されていたようで、全体にヤニ汚れで黄色っぽい。
・ボディは密閉構造なので、基板や部品は結構きれな状態。
■フロントパネル分解清掃--------------------------------
・サービスマニュアルに分解手順が記載されています。
・ダイヤルポインター(チューニング指針)と糸を固定するピンク色接着剤を外す。
・カッターナイフの先端で擦れば、接着剤は割れるように剥がれます。
・元に戻すときのため、糸とポインターに黒マジックでマーキングしました。
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・フロントパネル裏側から固定している2本のネジ(C)を外す。
・フロントパネル左サイドの2本のネジ(F)を外す。
・チューニングノブと台座部分を外す。
・フライホイールに繋がるナットも外す。
・電源スイッチ、チューニング指針、ミューティングスイッチを分解。
・フロントパネルはOAクリーナーでせっせとヤニ落とし。
・スイッチ類は錆び落とし剤を使って徹底的に磨きました。
・プラスチック製のチューニング指針だけは銀色と赤色で再塗装しました。
・銀色に輝く美しいフロントパネルが復活しました!
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・ボディ、背面パネル、底板も徹底的にヤニ落とし&清掃。
・金メッキ端子をマイクロ研磨。
・電源コードに「1977」の印字確認。
■現状確認----------------------------------------------
・サービスマニュルの調整要領と回路図を見ながら基板構成を確認。
・「WIDE用のIF段と検波段」、「NARROW用のIF段と検波段」がそれぞれある。
・MPX基板のVCO調整用VRを少し回したらステレオランプ点灯しました。
・すべてのLED点灯確認。出音に顕著な違和感なし。
・FM放送を受信しながら WaveSpectra で観察すると60Hz付近に大きなピークあり。
・電源部の電解コンデンサは要交換かな?
・まずは現状のまま再調整に進んでみます。
・・続く
【2010年09月12日】 Pioneer F-26 / サービスマニュアル購入記録
【2010年09月19日】 Pioneer F-26 / メンテナンス記録(1)清掃編
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コメント
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なかなか高級な作りで測定器みたいですね。これなら性能が出そうです。
投稿: ひろくん | 2010年9月24日 (金) 06時32分
こんばんは。
着手前の下調べを念入りにしているので作業がなかなか進みません。
F-26のWide側検波(パラレル・バランスド・リニア・ディテクタ P.B.L.D)は「分布定数形遅延線検波」のようです。
図書館で見つけた「電波科学1978年11月号」と「FMチューナー・マニュアル」を読み直しながら勉強していますが、まるで「考古学」のようで調べること自体が楽しいです。
■超広帯域直線検波とは??
・分布定数形遅延線検波の変形型
・遅延線による分布定数回路を等価的にLCで置換
・搭載機:PIONEER TX-9900、TX-8900、TX-8900II、EXCLUSIVE F-3
■パラレル・バランスド・リニア・ディテクタ(P.B.L.D.)とは?
・TX-9900等に搭載された「超広帯域直線検波」の改良型
・搭載機:PIONEER F-26、F-007
この後パイオニアはパルスカウント検波に移行したのですね。
投稿: BLUESS | 2010年9月24日 (金) 22時54分
こちらは、Technics ST-9030T の修理依頼品を手がけています。やってきた時は全く不動のジャンク状態でしたが、トランジスタ交換とフロントエンドOSC配線の断線の手直しで復帰しました。
このチューナーも凄いです。
・8連バリコン
・「wide IF+レシオ検波」と「narrow IF+レシオ検波」を全く別々に持っている。
・完全ディスクリートMPX
F-26 と同じように、フロントエンドのトラッキング調整とIF調整までは終わりましたが、MPX調整を(回路図がないので)どうしようか思案中です。
この状態で使ってみても、感度と音質が優れたチューナーであることが一聴して判ります。低域から高域まで伸びていて背後雑音が少ないので細かい音が聴けます。Kenwood D-3300T より上と思います。
投稿: ひろくん | 2010年9月26日 (日) 06時35分
ST-9030 の回路図は確か持っています。
ブロック図や調整要領の抜粋もあったような、、、
実はいま出張で金沢にいます。
今夜自宅に帰りますのでまたご連絡します。
投稿: BLUESS | 2010年9月26日 (日) 10時13分