ONKYO Integra T-7
・これは近所のリサイクルショップで見つけたFM専用機です。
・電源コードには「1976」の印字があります。
・フロントパネルに刻まれた「QUATRZ LOCKED」の文字が目に留まりました。
・これは面白そうと思って買ったのが2009年8月、もう一年以上も前です。
・図書館で古い雑誌を読み返そう、、と思っているうちにすっかり後回し状態でした。
・保管場所にしている納戸もそろそろ限界、年末大掃除に向けて機材整理を始めました。
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■外観に高級感が無い・・---------------------------------------------
・性能と関係ありませんが、見た目の高級感がまったくありません。
・原因は正面パネルの半分以上の面積を覆う透明アクリルだと思います。
・丸くカットされたチューニングノブ周辺部が特にいけません。
・アクリル板特有の妙な光沢感が全体の質感を下げています。
■動作確認-----------------------------------------------------------
・電源OK。メーターは二つとも動作します。
・FM放送は受信できます。
・STEREO、LOCKED のランプ点灯します。
・ダイヤルスケールの照明が切れている様子。
・このままでもとりあえず使えそうな状態でした。
■内部確認-----------------------------------------------------------
・巨艦サイズの割に内部はスッカスカ。
・事前の動作確認でダイヤルスケールの照明切れを予想しましたが、、
・バリコンチューナーの特徴である「スケール部の照明」がありませんでした。
・ランプ切れではなく、照明機構そのものが無かった・・
・針だけを照らす小さな電球がありました。
・FM専用4連バリコン。
・シールドカバーに覆われた7cm角の別基板。
・ここに10.7MHzの水晶発振子がありました。
・MPX用ICはPLL制御の HA1156 。
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■オンキョーのクォーツロックチューナー--------------------------------
・黒川晃著「チューナ・マニュアル」に以下のような記述がありました。
・T-7 と T-455NII 見た目はずいぶん違いますがクォーツロックの仕組みは同じだそうです。
→ONKYO T-411(200,000円、1974年)日本初クォーツロック方式採用のチューナー。
→【水晶発振器214kHz/1,000=214Hz】と【IF周波数10.7MHz/50,000=214Hz】を位相比較
→分周回路に多くのICを必要とし製品価格も高くなった。
→この後【水晶発振器10.7MHz】と【IF周波数10.7MHz】を直接位相比較する方式に変更。
→これにより普及機の価格帯にもクォーツロック方式を搭載できるようになった。
・T-455NII(69,800円 1975年)
↓
・T-7(55,000円 1976年)
↓
・T-408(59,800円 1977年)
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■T-455NIIとの比較---------------------------------------------------
・ONKYO T-455NII記事 / 2009年10月11日
・https://bluess.cocolog-nifty.com/labo/2009/10/onkyo-integra-t.html
■製品情報-----------------------------------------------------------
・古い雑誌記事から仕様部分を転載します。
・電波科学1977年1月号にもT-7の詳細記事がありました。
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Buless様。いつも楽しく拝見しております。
私のエアチェック全盛期は1980年代なのですが、当時は本格セットを購入するお金も無く、大阪日本橋のジャンク屋さんでFMチューナー基板だけを購入して使用していました。確か値段は1,200円だったような・・・。
基板にはFM専用4連バリコンとONKYOのシルク印刷がありました。AFCにアクティブLPFが組んであり、後年クォーツロック回路の一部であることを知りました。
近年Webで当時のONKYO製品のラインナップを知るにつれ、T-7の基板なのかなー?とは想像していましたが確証はありませんでした。
この度掲載して頂いたT-7の基板を見て同一であることが確認でき、長年の疑問を解消できました!他の皆様には全く役に立たないコメントですみません・・・。
投稿: exjf3eqs | 2010年12月12日 (日) 17時24分
exjf3eqs様
T-7の情報がお役に立てて良かったです。
>大阪日本橋のジャンク屋さんでFMチューナー基板だけを購入して使用・・
当時の私には思いも及ばなかった「超高等テクニック」です。
1980~1982年は新卒で入った会社の大阪支店勤務で、休日には社員寮の先輩と一緒に大阪日本橋を徘徊していました。
でもジャンク屋さんには無縁で、オーディオショップでひたすら新製品を試聴していました。本当にバブリーな時代でした(笑)
実はいま、中古入手した PIONEER TX-910 の記事をまとめています。
基板にはexjf3eqs様からご教示いただいた PA1310 が載っていました。
本業多忙のため作業は捗りませんが、おかげさまで楽しく勉強できています。
投稿: BLUESS | 2010年12月12日 (日) 19時27分
Bluess様。日本橋は在住の京都から少し遠く、頻繁には足を運べなかったのですが、発売直後のカセットデッキを共電社で購入し、抱えて帰ったことを思い出します。
前出のチューナー基板を購入したお店では、当時の勤務先で前週に廃棄処分した筈の測定器が翌週にここの店頭に大量に並んでいるのを発見し、驚いたりあきれたりした覚えがあります・・・。
TX-910にはPA1310が搭載されているのですね。オーディオの足跡様には、76年発売のチューナーからパイロットキャンセル回路入りの「新開発のPA1001を使用し・・・」と記載されています。75年のモデルまではPA1310か同等品が使用されたのでしょうか?またの更新を楽しみにしております。
投稿: exjf3eqs | 2010年12月12日 (日) 22時13分