・昨年10月から作成を始めた「全国FM送信所マップ・暫定版」が完成しました。
→ →全国FM送信所マップ(暫定版)
→記号凡例など詳細はこちら
・とりあえず入力しただけの状態です。校正もしていないので「暫定版」です。
・後述の NHK年鑑2009と2010を読むと変更箇所が多々ありそうなので「暫定版」です。
・晩酌しながら作業したことも度々、酔った勢いが多々ありそうなので「暫定版」です。(笑)
■表示している局情報--------------------------------------------------
・2004年版データには送信と受信それぞれのアンテナ位置情報が掲載されています。
・今回の作業では送信アンテナ位置の経度緯度データを使ってマークしました。
・NHK-FMと民放FMの送信アンテナが区別できる場合はマークを分けています。
■マップ作業をしながら気が付いた事項---------------------------------
・2004年10月01日 エフエム千葉 →ベイエフエム 商号変更
・2006年10月01日 エフエム東京 青梅中継所(83.6MHz、出力10W)開局
・2010年01月12日 エフエム東京 八王子中継所(80.5MHz、出力10W)開局
・2010年09月30日 愛知国際放送(RADIO-i)閉局。放送免許を総務省に返納し会社清算。
・2010年10月01日 株式会社Kiss-FM KOBE → 兵庫エフエム放送株式会社 事業継承。
・2011年01月01日 株式会社九州国際エフエム → 天神エフエム株式会社 放送免許譲渡。
・奈良県には民放FM局として85.8MHzが割り当てられているが未開局。
・和歌山県には民放FM局として77.2MHzが割り当てられているが未開局。
・茨城県には周波数の割り当てすらない。
・エフエム山陰は全国の民放FM局で唯一の広域(鳥取・島根)放送。
※気付いた変更点は局情報に反映しましたが、上記以外に変更点があればご指摘ください。
※上記マップでお住まいの地域の局情報(送信所位置、周波数など)は正しいでしょうか?
■FM放送の仕組みをもっと勉強したい------------------------------------
・スタジオで生演奏された音が送信所から電波として発射されるまでの工程を知りたい。
・中継局での工程「受信→周波数変換→送信」の詳細を知りたい。
・NHK-FMの音声信号14kHz付近に醜いノッチフィルターが入る技術的な理由を知りたい。
・NHK-FMは全国をカバーするため中継局がとても多いです。
・NHKの基幹局間は「ラジオ・FMデジタル回線(光回線)」で結ばれているようです。
・でも、基幹局から先の中継局を経由するときは信号の劣化はないのでしょうか?
・NHK東京 → 東京タワー → 受信
・NHK東京 →【デジタル回線】→ 基幹局 → 受信
・NHK東京 →【デジタル回線】→ 基幹局 → 中継局 → 受信
・NHK東京 →【デジタル回線】→ 基幹局 → 中継局 →【放送波】→ 中継局 → 受信
・それぞれ受信して聴こえる音は本当に同じ品質?
・作業の過程で閲覧した FM OSAKA 施設案内 の内容がとても興味深かったです。
・放送局内部の機材や伝送方法について写真と共に詳しい説明がありました。
・専門家の皆様には既知のことかもしれませんが、ド素人の探究心知識欲が刺激されます。
・つまらない事でも脳ミソを回転させていればボケ防止になりますからね(笑)
・以下、最近読んだ資料で気になっている部分を列挙します。(長文注意)
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<参考情報>
■NHK年鑑2009 (下記リンク先でPDF版の閲覧可能)-----------------------
→http://www.nhk.or.jp/bunken/book/book_data/bookdata_09093001.html
>P337から引用
2.報道設備
(1)ラジオ・FM回線
ラジオ・FM回線は、ラジオ第1(R1)放送、ラジオ第2(R2)放送、FM放送のプログラムを伝送する回線であり、全国の放送局およびラジオ放送所へ配信している。従来回線の老朽化に伴い、08年度に新回線への更新を行った。
08年9月のFMを皮切りに順次R2、R1の放送局回線の切り替えを進め、09年3月にラジオ放送所回線を含めた全回線の切り替えを完了した。
新回線の中継回線(通信事業者の県間・県内回線)網には、専用線サービスとして豊富な実績と高信頼性を有する HSD(High Speed Digital)回線を採用している。また,NHKの放送局やラジオ放送所に引き込む端末回線区間を光ファイバ化し、従来のメタリックケーブル伝送による品質劣化を防ぐとともに雷害に対する耐性強化を図った。
NHKに設置する端局装置は、符号/復号化部と電源部をそれぞれ2重化構成とし、信頼性に配慮した設計としたほかスーパーキャパシタを内蔵することで電源瞬断時にも安定してプログラム伝送を継続することができる。
運用面では、端末回線区間を含めたEnd-T-Endでの回線監視が可能となり、従来回線と比較して回線障害時の状況把握をより迅速・的確に行うことが可能となった。
●関連情報「新ラジオ放送線システムの開発導入」NTT技術ジャーナルVol.21No.2 P36-39
→http://www.ntt.co.jp/journal/0902/files/jn200902036.pdf
※上記NHK年鑑の記述と合致する内容です。新旧のシステム構成図が載っています。
※FM回線(40Hz~15kHz)+AM回線(50Hz~10kHz)→デジタル回線(384kbs)
>P341から引用
(2)FM放送所の整備
①放送機の更新
老朽化した帯広,秋田,水戸,京都,福山(広島)の放送機を更新した。
②空中線などの更新
老朽化した宇都宮のデハイドレーターを更新した。
(3) FM中継放送所の整備
老朽化した姫路(神戸)など11局の放送機,輪島(金沢)など15局の空中線系設備を更新した。
(4) ラジオ・FM自営無線回線の整備
老朽化したラジオ・FM自営無線回線について08年度より従来使用していたAバンドからMNバンドへ周波数の移行整備を開始し、3 ルートの整備を実施した。札幌会館~手稲山TV・FM、秋田会館~大森山~大潟R、大阪会館~美原R1/羽曳野R2
>P742
テレビ、ラジオ、FM回線系統図(2009年3月末時点)
※FM系統図を見ると全国4か所に3.4kHz線があります。
・山形~新庄、名古屋~豊橋、静岡~大代、長崎~佐世保
>P753
NHK主要放送局の周波数・電力一覧(2009年3月末現在)
>P757から引用
NHK放送局所数(2009年3月末現在)
テレビ(省略) ラジオ第一229、ラジオ第二142、FM525
■NHK年鑑2010 (下記リンク先でPDF版の閲覧可能)---------------------------
→http://www.nhk.or.jp/bunken/book/book_data/bookdata_10093001.html
>P317から引用
FM放送の全番組を10年3 月からステレオ放送化した、、
>P343から引用
(10)青山サテライトスタジオの伝送回線
09年9月に「青山サテライトスタジオ~ 放送センター」の伝送回線整備を実施し、10月より運用を開始した。
映像伝送回線は、CU-555スタジオとの間にワンセグ放送用の本線として「広域イーサネットサービス(20Mbps)」とH.264コーデックを整備した。予備回線は「Bフレッツ」とし、コーデックについては運用現場所有のコーデックを流用してコスト削減を図った。
音声伝送回線は、CR-401スタジオ間にFM放送用の本線として「INS回線(256Kbps)」と音声コーデック、予備として「INS回線(128Kbps)」と運用現場所有の音声コーデックを使用している。なおAM放送時はCR-131スタジオと接続するが、伝送回線・音声コーデックとも既設設備で対応した。
連絡回線については、回線センターを経由してCU-555/CR-401/CR-131スタジオと接続可能とした。
※青山学院大学の建物の一部を借りて10月24日オープン。名称「NHK@(アット)キャンパス」
※現場所有の音声コーデックって何??
>P345から引用
3 .送信設備
(1)テレビ放送所の設備
② 非在局リモコンの整備
夜間非在となる放送局の基幹局放送設備を拠点局から監視制御するため、東京・BS運用センターと名古屋局に非在局リモコンを整備した。今回
の整備により東京からは前橋デジタルテレビ・宇都宮デジタルテレビ・宇都宮FMが、名古屋からは津デジタルテレビ/FM,岐阜デジタルテレビ/FMが監視制御可能となった。
>P346から引用
(2) FM放送所の設備
① 放送機の更新
老朽化した釧路,宇都宮,福井の放送機を更新した。
②空中線などの更新
老朽化した佐賀の空中線系設備を更新した。
(3) FM中継放送所の整備
老朽化した江差(函館)、能代(秋田)、府屋(新潟)、小浜(福井)、峰山(京都)、美祢(山口)、大洲(松山)、福江(長崎)など 21局の放送機、および能生(新潟)など3 局の空中線系設備を更新した。
(4) ラジオ・FM自営無線回線の整備
老朽化したラジオ・FM自営回線はこれまで使用していたAバンドからMNバンドへの周波数移行整備を進め、09年度はラジオ3、FM2ルートの整備を完了した。函館会館~函館山TV・FM、仙台会館~原町R、浜松会館~板屋FX~鼠野R、福井会館~足羽山TV・FM、広島会館~祇園R
>P436から引用
津・岐阜局はラジオFM素材専用回線をINS公衆回線に置き換え、回線料を抑制した。
>P736
テレビ、ラジオ、FM回線系統図(2010年3月末時点)
>P749
NHK主要放送局の周波数・電力一覧(2010年3月末現在)
>P753から引用
NHK放送局所数(2010年3月末現在)
テレビ(省略) ラジオ第一229、ラジオ第二142、FM525
※図書館で「NHK年鑑2005~2008」を読み比べれば2004年以降の更新情報が網羅できそうです。
■Wiki NTT中継回線 <以下引用>---------------------------------------
NHKについはAM・FMラジオとも放送回線はデジタル化(FMはPCMデジタル回線)されているため全国一律きれいな音質で届けることができるようになっている。
※「FMはPCMデジタル回線・・」という記述は古いのでは?
※ 他の文献や記述を調べると「ラジオ・FMデジタル回線(光回線)」に代わっているらしい。
■Wiki NHK-FM放送 ステレオ放送の項 <以下引用>------------------------
中波 (AM) 放送の放送回線は1993年頃に、地上波テレビ放送の放送回線もデジタル放送が開始当初から、アナログテレビ放送も2004年3月にいずれもデジタル化され、全国一律で劣化がない高品位の画質・音質で届けることができるようになった。FM放送もその後、従来のPCMデジタル回線に代わって、ラジオ第1放送・ラジオ第2放送・FM放送共用のラジオ・FMデジタル回線(光回線)が用いられている。
・NHK年鑑2010(P436から引用)
「津・岐阜局はラジオFM素材専用回線をINS公衆回線に置き換え、回線料を抑制した・・」
■Wiki NHK秋田放送局 ラジオ回線の項 <以下引用>----------------------
本部の東京渋谷神南の放送センターから仙台そして秋田放送局までのAMラジオ放送の回線はNTTのデジタル回線(当時はアナログ専用線 AM放送)を使用する。この回線は1993年に全国の基幹局(拠点)に一斉に整備されたものである。これにより全国の基幹局では距離等に関係なく同じ音声の品質を伝受出来るようになり音質の安定化が図られた。その後、現在の放送線はAM放送・FM放送共用のデジタル回線(光回線)に切り替えた。
・デジタル符号方式 ITU-T J.41(モノラル音声を384kbpsにデジタル化)
・音声周波数特性 50Hz~10kHz(50Hz0.05dB, 1kHz0dB, 10kHz0.13dB)
・符号化則 11折線14/11bit
・サンプリング周波数 32kHz
・ビットレート 384kbps(音声352kbps(11bit)、誤り検出32kbps(1bit))
・その他 秋田放送局で使用するINS音声コーデックは民放局でも実績のあったイギリスAPT社を使用。
※INS音声コーデック??? 専用回線じゃなくて公衆回線??
■NHK-FMの音声コーデックは?------------------------------------------
※全国基幹局を結ぶネットワークが光回線なら音声コーデックは?
※Wiki NHK秋田放送局の項によれば、秋田のラジオはAPTコーデックらしい、、
※APTコーデックなら、、
ISDN 1本で128kbpsなのでAPTコーデックの場合7.5kHz/ステレオか15kHz/モノラルの音声伝送が可能です。最大ISDN 3本(384kbps)で22.5kHz/ステレオの音声伝送ができます。apt-X方式は64kbps当たり7.5kHzの音声伝送になります。回線レートに比例して伝送帯域が広くなります。
■Wiki エフエム東京 <以下引用>--------------------------------------
STL送受信装置 (NEC) 出力50mW、2m鏡面パラボラ、バックアップ回線としてNTT中継回線とデジタル専用線 (384kbps) でコーデックはAPT社、監視装置としてweb監視システムを構築 (NEC&APT)
などなど、、勉強中です。
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