LUXMAN T-110 2号機
・電解コンデンサ全数交換済みという T-110 の調整作業をお引き受けしました。
・T-110にはいくつかバリエーションがあるようなので2台目確保を考えていましたが、
・意外に早く2台目の T-110 に触れる機会が巡ってきました。
※私のT-110(下段)は緑色照明に加工してあります。
※1号機メンテナンス記録 →(1) →(2) →(3)
■外観チェック、動作チェック------------------------------------------
・依頼品(上段)はウッドケースがほぼ無傷で美しい個体でした。
・周波数スケール部の照明ランプは通常の電球色(オレンジ色)。
・周波数を刻んだスケール部のデザインが私のモノと違いますね。
・赤く光る指針の動作(明滅→点灯)がそのままハッキリ見えます。
・ランプ4灯のうち、右側2灯が球切れ。
・指針の周波数ズレはほんの少しだけ。
・Sメーター最大位置でTメーターがセンターからやや右にズレ。
・受信感度は良好。音質的に大きな問題はなさそうです。
■調整作業------------------------------------------------------------
・電源部の電解コンデンサは MUSE-KZ、他は MUSE-FG に交換されていました。
・球切れの2個を手持ち品(中古)と交換。輸送中の振動で球切れになったようです。
・フロントエンドトラッキング調整
・フロントエンド内のIFTコア 歪み調整
・T201 レシオ検波調整
・VR204 VCO調整(TP30で19kHz確認)
・VR205 セパレーション調整
・VR202 ミューティング調整
・VR203 シグナルメーター振れ調整
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※VR205を右一杯に回した状態でセパレーション性能が30dB→35dBに改善しました。
※聴いてみて特に不満の無い音ですが、数値的にはちょっと物足らないです。
■2台の比較-----------------------------------------------------------
・電源コードの印字を見ると依頼品が 1978 、私のが 1975 でした。
・3年間も製造されていたならマイナーチェンジがあっても不思議は無いですね。
・よ~く見比べると、、周波数を刻んだスケール部のデザインが異なります。
・私のは格子状。この格子が周波数目盛りになっていると思っていました。
・格子の隙間は「すりガラス」のようで指針の赤色が少しぼやけて見えます。
・依頼品には格子も「すりガラス」もなく、赤く光る指針がそのまま見えます。
・2台の内部写真を並べてみましたが、目立った違いはなさそうです。
・今回は良い勉強ができました。ありがとうございました。
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Bluess 様
ランプ切れの交換ありがとうございました。
各種調整後は、完璧な動作になり嬉しい限りです。
セパレーションの数値が40dB出ないのは、セラミックフィルターの劣化だと思います。音質は、太い音から細くなった様に思えます。基板出力端子のコンデンサをセラミックからフィルムに交換して見ようと思っております。
バリコンチューナーは、遊び心がり楽しいですね。
ブログの更新が楽しみです。
投稿: PAKU | 2011年6月 9日 (木) 09時47分
PAKUさま
古い資料を辿って当時のいきさつを想像(妄想?)する作業は
まるで考古学のようで楽しい時間を過ごせます。
いろいろご教示いただきありがとうございました。
勉強になりました。
投稿: BLUESS | 2011年6月 9日 (木) 23時27分
https://bluess.cocolog-nifty.com/labo/
投稿: higharch | 2011年6月29日 (水) 21時08分
先日Tー110の現物をみる機会がありました
エキセントリックな美しさに いきなり映画メトロポリスが思い浮かびましたね(笑)
60年代フルサイズアメリカンドリーミーcar並みにデザインのこだわりを感じました
もちろん中古品では高くて手が出ませんが
さて私が入手したTーX3は怪しいコンデンサーを交換して聴いておりましたがレンジが狭いのかセパレーションが甘い印象ですね
セパレーション調整VRか他の部品が劣化しているのかもしれません あるいはこのチューナーの音なのか 確かTーX7も似た音だったと記憶してます
甘い分受信し易く雑味も少ないですから使いやすいとも言えますか
そこで ふとピンケーブルをワイドレンジな物に替えてみましたら広がりはほどほどですが厚くて解像度が出ました!(シャークのシルバーコート練り線同軸)
意外とチューナーでもケーブルの差が出ますね 長くてしょぼいのは声や楽器の定位が悪いのが明らかでした
確かに解像度の良いチューナーは良い配線材を使ってますから差が出るのは当然でしょうね
ちょっと反省しました 反省してもメーターあたりジャンクチューナー数台分の線を買う予算は無いですが(笑)
投稿: マサ | 2011年7月 8日 (金) 16時38分
マサ様
>60年代フルサイズアメリカンドリーミーcar並みのデザイン
確かに、、
上手いたとえですね、妙に納得しました。
クルマの話ですが、、
中学生の頃、アメ車の「フォード・マスタング」に憧れていました。
当時の面影を残した最新マスタングを市内でよく見かけます。
やっぱりカッコいいと思います。
クルマの買い替え時期を迎えて、心が、、揺れています、、(笑)
投稿: BLUESS | 2011年7月 9日 (土) 18時53分
こんばんはm(_ _)m
先週土曜日に ブログ友達からラックスマンT-110を いただきました。
ラックスマンT-110のスケール部分を掃除したいのですが ダイヤル部を外さないとフロントパネルが 外せません。
ブルース様の個体と同じ 磨りガラスみたいな感じで 格子状の目盛りタイプてす。
ダイヤル部の取り外し方を ご教授 お願い出来ませんか?
よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
投稿: にっぱー | 2015年11月10日 (火) 23時39分
にっぱー様
ダイヤルとはチューニングつまみの事ですね。
普通はいもネジで固定されていますがT-110は何と、、手前に引っ張るだけです。
高級機とは思えない? 安価な造りでした。
投稿: BLUESS | 2015年11月11日 (水) 21時00分
ブルース様、こんばんはm(_ _)m
お返事ありがとうございますm(_ _)m
そうですか。まさかとは思いましたが
やっぱり。😅
今から 外してみたいと思います。
また、分からない事がありましたら
ご教授よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
投稿: にっぱー | 2015年11月11日 (水) 21時40分
BLUESS様
T-110をメンテナンスする機会がありましたので,気づいた点をご報告します。
周波数目盛が格子状になっている前期型です。
リレーの接点不良があったので,仕様が似ているOMRON G6A-274P-ST-US DC12Vに交換しました。
電解コンデンサ全数交換後調整して測定しましたら,歪率約0.17%,セパレーション40dB強でした。
ノイズフロアは低く,良好と思います。
サービスマニュアルでT201下コアで歪調整とありましたが,基板に穴がなく調整できないためドリルで穴あけしました。
フロントエンドはDENON TU-500と同じもののようです。もしかしたらTU-701とも同じかも知れません。
フロントエンドの金属カバーはネジ6本で外れましたが,構造が違っているのでしょうか。
投稿: Dr. GERO | 2017年11月 4日 (土) 20時19分