PIONEER SX-737 (1)
・2011年12月初め、HOジャンクコーナーで SX-737 に遭遇しました。
・外観デザインは単体チューナーのTX-910、TX-810とよく似ています。
・TメーターとSメーターの2連メーター。電源コードには1974の印字。
・フロントパネルは薄汚れているがヤニ汚れではなさそう。
・木製ボディはほぼ無傷。
・難点はチューニングスケールが88MHz~90MHzの範囲しか移動しない。
・税込3,150円、要修理品、、でも迷わず確保してきました。
■製品情報--------------------------------------------
・型番でネット検索してもヒットするのは輸出機ばかりです。
・オーディオの足跡 でパイオニア製レシーバーの情報を見ると、、
・SX-717 / \78,000(1972年発売)
・SX-757 / \78,500(1979年頃)
・SX-737電源コードに印字された「1974」から推測すると717と757の中間モデル?
・Hifi Engine に輸出機のカタログ、取扱説明書、サービスマニュアルありました。
・無料のユーザー登録をすればダウンロードできます。
■動作確認---------------------------------------------
・壊れても構わないスピーカーを接続して動作確認。
・電源投入OK。やはり青色照明でした。Tメーターの照明切れ。
・入力切替(FM/AM/PHONO/AUX/MIC)インジケータランプ点灯OK。
・AUX端子とTAPE端子にCDプレーヤー接続→音出し→音出しOK
・レコードプレーヤーからPHONO入力→音出しOK
・音量VR、バランスVR、ヘッドホンVRにガリ。
・スピーカーA/B系統とも音出し確認OK。
・ダイヤル指針が88MHz~90MHzの範囲しか移動しない。
・何か引っかかっている感じ?
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・本体サイズ:W500mm、D410mm、H158mm(実測値、突起物含まず)
・全幅50cm、巨大です。
■内部確認----------------------------------------------
・ボディ側面の4本のネジを外してもウッドケースが外れません。
・なぜ?? 他にネジは無いし、、、力任せに、、「エイッ」、、
・バリバリッ、、鈍い音とともにウッドケースが外れました。
・シャーシの金属部分が錆びてウッドケースに張り付いてました。
・側面以外も金属部分にサビが多いです。
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・ダイヤル指針を載せた台座が88MHz付近で引っ掛かります。
・台座が滑るレールにサビが発生、コブのように盛り上がっています。
・このコブがダイヤル指針の移動を妨げています。
・指先でサビ落とし、少し補助しただけで無事に動き出しました。
・FM/AMともとりあえず受信確認できました。
・SメーターMAXとTメーター中心がズレています。
・というより、Tメーター自身のセンターが左へ5mmほどズレている。
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・FM4連、AM2連バリコン
・FM-IF部IC:HA1137(クアドラチュア検波)
・FM-MPX部IC:HA1156(PLL)
・AM部IC:HA1138
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■作業記録1:サビ落とし---------------------------------
・金属部分のあちこちにサビが出ています。
・特にシャーシ側面がひどい状態なのでまずココを処置。
・金属ブラシと紙やすりでサビ落とし。
・KURE RUST REMOVER でさらにサビ落とし。これ、強力です。
・マスキングして仕上げにクルマ用のシャーシブラックで塗装。
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■作業記録2:フロントパネル分解清掃---------------------
・フロントパネルを分解して清掃しました。
・フロントパネル裏側に製造年月日を記したシールが貼ってありました。
・裏面には修理日を記したシールもありました。
・製造年月日:昭和49年5月16日(1974年)
・修理年月日:昭和56年4月 9日(1981年)
・トーンコントロール基板にハンダ修正痕があります。
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■作業記録3:ダイヤル指針 88MHz~90MHz辺りしか移動しない----
・ダイヤル指針を載せた台座が88MHzより低い周波数へ移動しない。
・台座が滑るレール上に発生したサビに引っかかっていました。
・まずは紙やすりで丹念にサビを落とし。
・シャーシブラックで塗装し、1000番の紙やすりで磨きました。
・ダイヤル指針が滑らかに移動するようになりました。
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■作業記録4:Tメーターランプ切れ---------------------------
・Tメーターの後部カバーを外してランプ確認。
・ヒューズ形状の電球(8V、0.3W)でした。
・このタイプならジャンクチューナーから外した部品がたくさんあります。
・サクッと交換完了しました。
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■作業記録5:Tメーター交換-------------------------
・電源オフ時のTメーターがセンター位置から5mmほど左にズレています。
・これではSメーターMAX位置でTメーターがセンターになりません。
・見た目は TX-910、TX-810のTメーターと同じタイプ。サイズ同一です。
・ということで、、AM用ICを交換した TX-810 のメーターを移植。
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・TX-810 はTメーターとSメーターは独立タイプでしたが、、
・SX-737 では二つのメーターが一体になったタイプでした。
・Tメーターだけのつもりが、二つまとめて移植することになりました。
・サイズは見事にピッタリ収まりました。
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・後述の調整でSメーターMAXとTメーター中央がピッタリ合いました。
・ただ、Tメーターの挙動がちょっと敏感です。
・取り外した SX-737 のメーター背面に「49 5 8」の印字がありました。
・昭和49年(1974年)5月8日かな?正面パネル裏面シールと符合します。
■作業記録6:チューニング指針の照明-----------------------
・二つののメーターを交換してフロントパネルを組み立て。
・さあ、調整作業、、と思ったら、、
・チューニング指針先端でオレンジ色に輝いていた照明が切れている、、
・やれやれ、、再度分解。
・TX-810 からダイヤル指針を移植。
・電球交換より指針ごと交換した方が簡単でした。
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■Best Wishes for the New Year! --------------------------
・実作業は終わっていますが、まとめ作業が残念ながら時間切れ。
・本年はここまで。来年もがんばります。
・みなさん、楽しい大晦日をお過ごしください。



















































































































































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