・Lo-D AUDIO CONTROL CENTER HCC-8
・最初に見たときはレシーバーか?と思いましたが、
・機能をそのまま表現すれば FM/AMチューナー内蔵プリアンプ です。
・全体に酷いヤニ汚れ、値札に「動作不良」と書かれた525円のジャンク品でした。
・でもフェザータッチボタンを多用したデザインは高級機の予感??
・2013年6月初め、仕事帰りに立ち寄った三重県のHOで確保しました。

■製品情報------------------------------------------------------------
・ネット検索でヒットする情報は以下のグッドデザイン関係だけです。
・1979グッドデザイン賞 当時の定価 138,000円
・この機種について何か情報がありましたらぜひご教示ください。
■機能チェック--------------------------------------------------------
・外観で気になるのは全体を覆うヤニ汚れとフロントパネル左下にある数か所の打痕。
・特にヤニ汚れは酷くて、ボディを持ち上げるだけで手がベタつきます。
・電源、時計設定、入力切替、音量調整、バランス調整、選局の各ボタンがフェザータッチ。
・正面左隅にある丸く黒い物体はリモコン受光部のようです。
・FM/AMチューナー内蔵、外部機器としてPHONO、AUX、TAPEを接続可能。
・LED式の出力レベルメーターかと思ったら、上段ボリュームレベル、下段バランスレベル。
・TAPE MONITOR機能。BASS/TREBLE調整はDIRECTボタンでスルー可能。
■動作確認------------------------------------------------------------
・PHONO入力にレコードプレーヤー、AUX入力にはCDプレーヤーを接続。
・FMアンテナ端子に75Ω同軸ケーブル接続、AMは背面バーアンテナ使用。
・フェザータッチ式ボタンに軽く触れるとリレー音とともに電源ON。
・電源投入直後の表示部は一の位に「8」が表示されるだけ。
・イヤな予感、、やっぱり動作不良か??
・でも入力切替でFM/AMを選択すると周波数表示が出現。
・TUNING UP/DOWNボタンで選局できました。
・Sメーターがない。代わりにTUNINGランプ点灯。電波が弱いとTUNINGランプ点滅。
・STEREOランプ点灯。本体背面のMUTING切替スイッチで動作感度の切替可能。
・FM5局、AM5局のメモリ登録可能。
・PHONO入力、AUX入力、TAPE入出力とも動作確認。
・背面にテープデッキとプレーヤーに接続するリモコン端子あり。
・いくつか不具合はありましたが、現状でもとりあえず使える状態でした。
■不具合状況----------------------------------------------------------
【表示管】
・周波数表示や時計表示で表示管にちょっと不具合が、、
・7セグメントの表示のうち、いつくか点灯したままの状態です。
・本来は82.5MHzのはずがこんな感じに薄く点灯したまま。
・時計表示でも AM と PM が常時点灯。
【ボリューム/バランス表示LED】
・ボリューム調整はできるが、VOLUME UP/DOWN ボタンの操作とLED表示の連動がぎこちない。
・いくつかのLEDが点灯していない。
・BALANCE L/R ボタンの操作とLED表示は連動するが、表示不良個所あり。
【メモリボタン4】
・メモリボタン4のLEDが点灯しない。メモリ登録もできない。
・他のメモリボタンは動作する。
■内部確認------------------------------------------------------------
【FM部】
・「HITACHI 5-GANG TUNER」と刻印されたFM5連相当チューナーパック+ANT側にもう一段。
・チューナーパックの中をよく見ると一段(LR2、TCR2)抜けているので実質4連相当。
・外側の一段と合わせて5連相当でした。
・IF切替(WIDE/NARROW)機能なし。
・HA11225(FM IF SYSTEM)クアドラチュア検波
※HA1125=PA3001(PIONEER製チューナー)
・HA1196 FM PLL MPX
【AM部】
・AM部全体がシールドボックスに収まっている。
・HA1138 AM用IC ※
【その他】
・D550C ※リモコンコントロール用?
・HD44015 ※シンセサイザーIC
・HD38644
・HA1452W 2ch Audio Preamplifier
■チューナー部調整記録------------------------------------------------
【受信調整】
・TP3 DC電圧計セット(Sメーター)
・76MHz L001、LA、LR1、LR2、LR4 ※LR3は実装されていない
・90MHz CT001、CTA、CTR1、CTR2、CTR4 ※CTR3は実装されていない
【FM同調点】
・HA11225横のR208両端にDC電圧計セット
・T201同調点調整、T202高調波歪調整
【検波出力レベル調整】
・HA1125-6ピン出力 → R241 → HA1196-2ピン
・Wavespectraで音声出力を見ながら最適ポイントを探る。
【ミューティング調整】
・VR240 本体背面切替スイッチの動作点調整
【VCO調整】
・TP7 周波数カウンタ 19kHz確認
・R330 調整
【セパレーション調整】
・VR331
【AM受信調整】
・シールドボックス内
・CT1512,CT152、T151,T152
■使ってみて----------------------------------------------------------
・表示不良がちょっと残念ですが、機能的には使えます。
・FM/AMチューナー内蔵プリアンプ、、こんな製品があったんですね。
・何だか「新種の化石」を発見したような気分かも?

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