Marantz ST-5
・2013年6月中旬、ヤフオクで終了間際のST-5が目に止まりました。
・動作未確認、入札者ゼロの1,000円ジャンク品でしたが、
・高級感漂うシャンパンゴールドのフロントパネルに目が眩み、、つい、
■製品情報------------------------------------------------------------
・オーディオの足跡 Marantz ST-5 64,800円(1979年発売)ESOTECシリーズ
・Tuner Information Center Marantz ST-500/ST-510
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■動作確認------------------------------------------------------------
・フロントパネルに目立つ傷なし。天板に引っかき傷が数本。
・メモリーボタンと選局ボタンに酷いサビ。
・IFバンド切替 WIDE/NARROW。
・赤色LED5連のSメーターは切替スイッチでマルチパスメーターに。
・メモリー登録7個。
・電源OK、FM受信OK、ステレオランプ点灯、メモリー登録7局OK。
・出音に違和感なし。
・ところがAMは全く受信しない。周波数表示は正常だが局間ノイズも出ない。
・AMもメモリー登録7局OK。背面にLOCAL/DX切替スライドスイッチ。
・FMは大きな問題なし、でもAMは重症でした。
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■内部確認------------------------------------------------------------
・本体を覆う天板がずっしり重い。底板に斜めに筋かい。
・薄型ボディながら剛性はしっかりしている感じ。
・FMフロントエンドは4連バリキャップ構成。
・WIDE/NARROW切替
・HA11225 FM-IF System
・KB4437 FM-MPX ※東光4437=PA1001
・HA1197 AM-Tuner System
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■サービスマニュアル購入----------------------------------------------
・AM部の修理を考えて回路図など情報を探しました。
・ST-5の情報を求めてネット検索、、回路図などを探しましたが見つからず。
・結局久しぶりに manual in PDF でサービスマニュアルを購入しました。
・MARANTZ ST-500 Service Manual 全41ページ 7.99USD
・調整要領、回路図、部品一覧表などが揃っていました。
・ST-5 と ST-500 ではセレクターボタンの形状が違うものの中身はほぼ同じでした。
■AM部が復活している??----------------------------------------------
・入手から約2週間、動作確認を兼ねてFM放送を連続受信していました。
・AM放送は受信できないと諦めていたのですが、、
・回路図も入手できたので各部電圧を検証しようと思ったら、、
・不思議なことに、、AM放送が受信できるようになっていました??
■調整作業------------------------------------------------------------
【VT電圧調整】J505 DC電圧計セット
・C117 89.90MHz 20.0V
・L106 76.10MHz 3.0V
【RF受信調整】R225横のジャンパ線にDC電圧計セット
・C101,C107,C110 89.90MHz
・L101,L102,L103 76.10MHz
・L105 83.00MHz 電圧max、
【FM同調点調整】J201-J202 DC電圧計セット
・L202 右プライマリコア調整 電圧ゼロ
・Wide時 L202 左セカンダリコア調整 高調波歪最小
・Narrows時 L201 高調波歪最小
・R215 NARROWゲイン調整
【その他】
・RT01 Sメーター点灯調整
・R229 FMミューティング調整
【VCO調整】
・R303 J301 76kHz
・R306 パイロットキャンセル
・RS05 Wide セパレーション調整
・RS04 Narrow セパレーション調整
・配線確認 J301-KB4437-15ピン
・配線確認 J302-KB4437-2ピン
【AM-VT電圧調整】J505 DC電圧計セット
・CA10 1602kHz 23V
・LA02 531kHz 2.0V
【AM受信調整】JA05 DC電圧計セット
・CA02 1332kHz東海ラジオを受信しながら電圧max
・L051 729kHzNHK第一を受信しながら電圧max(背面バーアンテナ)
・RA18 AMミューティング調整
・RS06 AMメーター調整
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■使ってみて----------------------------------------------------------
・周波数窓の裏側を磨いたので表示がとてもクリアになりました。
・シャンパンゴールドに輝くフロントパネルは高級感がありますね。
・フロントパネル右下に電源スイッチがある機種は珍しい。
・いまのところFM/AM部とも問題なく稼働しています。
・AM部の動作状況をもう少し確認しておきます。
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このチューナもデザインに好かれますね。
AMが不具合だった原因は可能性順に以下と思います。
①OSCトリマ
②HA1197
可能性としては他にも色々考えられるので現象が出ないと調査できないと思います。
投稿: ひろくん | 2013年7月16日 (火) 04時29分
AM不調の原因を示唆いただきありがとうございます。
調整時に意識してトリマに触りましたが、異常は発生しなかったです。
原因不明のまま、今のところ正常に稼働しています。
シャンパンゴールドのフロントパネルはなかなか良いのですが、メモリ
ボタンとUP/DOWNボタンが残念な状態になっています。
丸いプッシュボタンはピカピカなのに、惜しいです。
投稿: BLUESS | 2013年7月16日 (火) 22時48分
同じ機種を持っていているのですが、流石にメモリのバックアップができなくなり、コンデンサを交換しようと開けてみましたが、やはりどのコンデンサか検討がつきません。ご指摘のネットで検索してみましたが、見つからず、大変失礼ながら、宜しければ、回路図のCOPYを有償でお譲りしてもらうことは可能でしょうか?ご検討を宜しくお願いします。
投稿: m(_ _)m (^_^) | 2018年3月30日 (金) 10時25分
回路図だけなら差し上げますよ。
私のプロフィール欄からメールでご連絡ください。
投稿: BLUESS | 2018年3月30日 (金) 21時32分
今年の3月に投稿された方と同様、我家のST-5もプリセットが効かなくなりました。
ご迷惑をおかけしますが仲間に加えていただきたくお願いいたします。
症状としては電源投入直後はプリセットをした局が呼び出せないがしばらくするとプリセットした局を呼び出せることがある。この症状は一年くらいかけて徐々に悪化したというものでした。
ちなみにバックアップ電源用のコンデンサはC509ですが調べたところ問題となるような容量抜けはありませんでした。
原因はQ506のSRAM(MN1203)からデータが読み出せない事でした。
故障原因を特定する手段としてデバイスを冷やすという手法がありますが今回の故障はSRAMを暖めると正常に動作するという少々珍しい症状でした。
このデバイスを交換するときはバックアップ用コンデンサの端子をショートして電荷を抜いてから作業しないと電源が印加されたまま半田付け作業を行う事になりますので注意が必要です。
ここまではうまく修理できたのですが作業中にミスを犯してしまったようでFMが受信できなくなってしまいました。
今後の修理にあたり厚かましいお願いで恐縮ですが回路図のCOPYをお譲りしてもらうことは可能でしょうか?
お手数をおかけしますがご検討よろしくお願い致します。
投稿: ASA | 2018年12月 8日 (土) 22時36分