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2014年1月26日 (日)

Technics ST-9030T

 ・2013年12月中旬、ヤフオクでついに ST-9030T を入手しました。
 ・長くウォッチしていましたが、今まで見た中で状態が最も良さそうだったので。
 ・開始価格が型番と同じ、チョイ高めだったせいか競合なくそのまま終了しました。
 ・動作不良があってもたぶん何とかなる、とにかくキズの少ない個体が欲しかったです。

Technics_st903010

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 Technics ST-9030T ¥80,000(1977年頃)
 ・T.I.C Technics ST-9030 1978 $460 ※回路図、調整手順
 ・hifiengine Technics ST-9030 ※取扱説明書(英語版)
 ・ひろくんのホームページ Technics ST-9030T ※調整方法など
 ・cooltune様から「ST-9030テクニカルガイド日本語版」をいただきました。感謝!!
 ・テクニカルガイドの記載 → 昭和51年(1976年)11月発売、定価80,000円

Technics_st903039

■製品特長 ~テクニカルガイドより抜粋~ ----------------------------

 ・周波数直線型8連バリコン採用
 ・高選択度、スプリアス、大入力特性に優れた高性能フロントエンド
 ・ワイドバンド、ナローバンドの独立2系統IF回路とワイド・ナロー自動切換
 ・ステレオ歪、高域歪、セパレーション特性に優れたPLL方式MPX回路
 ・3信号を利用したNANDミューティング回路
 ・聴感上のS/Nを向上する自動ハイブレンド回路
 ・受信帯域内の基本性能を維持するサーボチューニング回路
 ・入力に比例した振れを示すシグナルメーター
 ・高周波部、低周波部独立定電圧回路
 ・電源ON-OFF時のショック音防止回路

Technics_st903000 Technics_st903011 Technics_st903012 Technics_st903013 Technics_st903014

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・底面にシリアル番号シール。 AD7430C042 → 1977年4月30日製造か?
 ・まず驚いたのは期待以上のボディの美しさ! 黒光りする光沢の艶感!
 ・フロントパネル、左右のハンドル、どこを見てもキズが見当たらない。
 ・電源コードもまるで新品のような光沢艶がある。
 ・コード上に印字された小さな文字が綺麗に残っている。
 ・「開封しただけの未使用品」と言っても通用するかも?それくらい綺麗です。
 ・ただ、背面端子類にはそれなりの使用感ありました。
 ・一体どんな使い方をされていたか、不思議です?? 

Technics_st903003 Technics_st903006 Technics_st903007 Technics_st903008 Technics_st903009

 ・75Ω同軸ケーブルを接続して動作確認。
 ・電源スイッチON、周波数窓を照らすオレンジ照明点灯、メーター照明点灯。
 ・+0.2MHzほどの周波数ズレあるもののFM放送受信OK。
 ・STEREO表示ランプ点灯せず。でも聴感上はステレオ感あるので電球切れ予想。
 ・Wide/Narrow切替表示ランプも点灯せず。単純な電球切れか?回路故障か?

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■修理記録------------------------------------------------------------

 ・STEREO表示ランプ、Wide/Narrow表示ランプが点灯しない。
 ・回路図確認 → 6.3V, 40mA
 ・実機確認  → φ4mmフィラメント球
 ・電球は内側から接着剤で軽く固定してあるだけ。
 ・接着剤をカッターで切ってそっと引っ張れば出てきます。
 ・手持ち部品の中に同サイズ 6V, 30mA があったのでこれに交換。
 ・STEREO表示ランプ → 基板側33、34端子
 ・Wide/Narrow表示ランプ → 基板32、42端子
 ・仮配線して点灯することを確認。正面から見たときの輝度も違和感なし。
 ・きちんと配線処理して修理完了。

Technics_st903034 Technics_st903035 Technics_st903036 Technics_st903037 Technics_st903038

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・FM専用8連バリコン
 ・IC203 AN377 IFアンプ(Narrow系統)
 ・IC601 AN363 PLL-MPX

Technics_st9030_alg

 ・ST-9030テクニカルガイドに AN363 ブロック図がありました。
  ・LA3350と比較したところピンアサインは同じでした。
  ・AN363  → Technics ST-9030T
  ・AN363N → Technics ST-77T ST-C01
  ・LA3350 → YAMAHA CT-1000 CT-R1 T-1 T-3, LUXMAN T-110

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■試聴----------------------------------------------------------------

 ・ST-9300を薄型にしたような外観で、サイズ的にはちょうど良い。
 ・ガンメタのフロントフェイス+オレンジ照明の組み合わせはベリーグッド。
 ・照明を少し落とした部屋でボーっと眺めているとアルファ波に満たされる感じ。
 ・癒し系BGMチューナーとして大切に使っていきます。

9030spec

■ST-9300 / ST-9030T ---------------------------------------------------

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Technics_st03

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ピュアオーディオ」カテゴリの記事

コメント

30T家にもありますが、ほとんど使ってないうちに電源入れてしばらくすると
バリバリと雷が落ちたような音がするようになりまして、それでもデザインの良さで
インテリアとして飾っています。
調子良いときに聞いた音はいかにも良い音無味無臭の中に育ちの良さを
感じさせました。何とかしたいのですが暇も何もなくそのままです。
これは本当に良い機種ですね。

zuizui様

今まで聴いたバリコン機の中では低域がとてもしっかり出てくる機種だと思います。
音質、デザイン、ルックス、すべてが大満足です。


>電源入れてしばらくするとバリバリと雷が落ちたような音がする、、

どこかのトランジスタが寿命を迎えている感じでしょうか?

初めまして、小生も4月4日に会社帰りに名古屋、大須で見かけて購入しました。NHK・FMのライブは臨場感あふれて、会場に居る様。
一目盛程ズレがありますが良好です。受信環境がきちっとしてないので、梅雨前には《高校時代以来の3素子FMアンテナ》を上げようと計画してます。

ガーランドEX様

30T、ご購入おめでとうございます。

アンテナ環境が整ったらもっと良い音になると思います。
楽しみですね。

本日、梅雨の晴れ間にてFM3素子アンテナを建てました。NHK・FMはもとより、民放のFM局の”音の安定感が増した”ようです。ライブ番組が楽しみです。
 そして、三重、岐阜の民放FMも目盛り3位で綺麗に入ります。76.1MHZの名古屋市内のコミュニティ放送(20W)も同じ程度で聴こえます。聴こえる局が増え今後も綺麗な音を楽しむつもりです。
あとは、指針移動時のバリ音はサンハヤトGM-H51塗布しましたが日数が経つと再発するので機会があれば、アースプレート修繕を考えてます。

“ LaboratoryのHP”、いつも閲覧させて頂いております。

アナログのチューナーの修理記事は詳しくかつ、丁寧に(愛情込めて…)記載されていて
時には我が子の成長記録の如く、また、手こずる少年の様に機械を難儀しながら修復されて。
でも、この種類と台数はもはや、素人の方とは思えないのですが…

小生も以前、修理技術者してました。家電製品、白物電化品、音響関係だと“ブランド名は《ジャンゴ》”でしたが
チューナーは無かったですが、当時は苦労して修理してました。
今は、携わる事無く、物流部門で仕事してます。

そこで、お願いですが 貴殿の所で“ST-9030”の電気調整を行って頂けないでしょうか?

本来なら、小生が自分で手間をかけるべきですが、測定器など持っておらず、ヤミクモに調整しても機械の為にも良くないと思ってます。

貴殿の都合等、多忙と存知ますが、ご検討していただきたく連絡いたします。
短文では有りますが宜しくお願いします。

ガーランドEX様

「ジャンゴ」 懐かしいブランドですね。

私はプロ技術者ではなく、趣味が高じただけの素人です。
大切な30Tを作業中の事故で壊してしまう可能性があります。
その辺りのリスクをご了承いただけるなら再調整をお引き受けします。

メールアドレスが当方に届いているので、詳細はメールでご連絡します。

早速のお返事、感謝いたします。

BLUESS様

ちょっと遅いですがあけましておめでとうございます。
今年もブログ楽しみにしております。

年末年始は知人の依頼で9030TとDENON TU-900のメンテナンスをしておりました。
9030Tは感度も良く,調整後歪率約0.03%,セパレーション50dB前後,パイロット信号リーク-70dB以下となりました。
ただ,OUTPUT端子の方に38kHz付近の成分が盛大に出ていて,気になりました。レベルが-20dBくらいありましたのでツイーターに負担がかかるのではと思います。

出力段にLPFがない機種は結構ありますね。
以前、CRで20kHz程度のLPFを自作して挟んでいたことがあります。
最近は面倒なのでしなくなりましたが、、

トラッキング調整で下記ひろ君様HP記述方法がありますが
SSGで下記設定出力、オーディオ出力は WaveSpectraで計測
したのですが、最大ポイントの合わせ方がどうもよくわかりません。
やり方、方法がまずいのか、他調整方法があるのか等
大変お手数ですがご教授頂きますと幸いです。
普通はOSC調整、トラッキング調整でシグナル最大で合わせると思うのですが・・・。

78MHz 30dB
変調 : 400Hz 100% 78MHz 受信
TP302~TP303 をショート
L8L7L6L5L4L3L2L1T1 オーディオ出力 = 最大
 
88MHz 30dB
変調 : 400Hz 100% 88MHz 受信
TP302~TP303 をショート
CT8CT7CT6CT5CT4CT3CT2CT1 オーディオ出力 = 最大

africat2様

ST-9030海外版サービスマニュアルには

 ・Connect scope to OUTPUT terminal
 ・Short between TP302 and TP303
 ・Adjust for maximum output

と記載されています。従って

【音声出力端子にオシロスコープを接続し波形を最大】=【オーディオ出力=最大】

ただ、実際にはSメーターの振れ具合や電圧最大点で合わせていますね。

BLUESS様
ご返答ありがとうございます。結局最終は放送波でSメーター最大点で合わせこみしました。
できればBLUESS様の調整方法を参考にしたく、up頂けますと幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

BLUESS Laboratory様
ご無沙汰しております。
以前、ヤフオクでソニー・ST-5000Fをゲットしたスタジオ180こと永松と申します。
ちょっと悩みを聞いてください。
今、テクニクスST-9030Tをときどき、使用しているのですが、この春
久しぶりに通電すると、不安定なブツブツ音のノイズが出るようになり、困っています。

お忙しいと思いますが、急ぎませんので修理をお願いできますでしょうか。
ご返答お待ちしております。

BLUESSさん楽しいためになるホームページありがとうございます。
私は最近、ST-9030を入手しました。
音質が気に入っています。
ただ、MPX hi-blend off時大きなバリバリ音が出ます。on時は時々、小さなバリバリとボソボソ音がでます。
音自体はしっかりしています。それに雑音がかぶさる感じで聞こえます。
何が考えられるか、ピンと来るところがあれば教えてもらえますでしょうか。

FM大好き様

>MPX hi-blend off時大きなバリバリ音が出ます。
>on時は時々、小さなバリバリとボソボソ音がでます。

二つのメーターの動作やSTEREOランプ点灯に異常がなければ、最終オーディオ回路の故障かな?と想像します。調べてみないとちょっと分からないですね。

こんにちは、原因が分かりました。
TR502のトランジスターが犯人でした。

FM大好き様

原因が特定できて良かったですね。回路図でTR502を確認しました。

・TR502 / 2SK30A / Hi-Blend Switch

最近のST-9030修理調整記録3 でも2SK30Aの不調がありました。

・TR307 / 2SK30A / IF Switch

そろそろ寿命でしょうか、、

情報ありがとうございます。みんなで力を合わせて、ST-9030を良い音で鳴らしていきたいと思っています。
今まで、5台のチューナーを使ってきました。ST-8080(良い音しましたST-9030と似ています)→KT-V990→オンキョウT-7→YAMAHAT-3→ST-9030

ST-9030は音の広がりが大きい、余韻が長い、高音から低音・重低音までダイナミックレンジが広いです。と言う事は、電波に乗せているソースを最小の加工で再生してくれています。

重要なことはマルチパスによるチューナーが悪いと思い込む勘違いです。
ピアノの音はアンテナの向きを変えてマルチパスに気を付ければなくなります。中電界域なので4素子アンテナを使っています。
クラシックのピアノの音は電波の状況がよくわかります。
気を付ければならないのは、電波が原因なのに内部のどこかが劣化していると思い込み、
なんともないコンデンサー・トランジスターを交換したりするのはごめんです。

大変音質のいいチューナーですので、何とか直したくなってしまいます。このチューナーの為だったら頑張れるところがあります。
ある修理のブログで、修理者の方が、ST-9030の音を聞くとトリオがいいなんてことは勘違いだと言う事が分かると書いてありました。
今、照明をLED化している途中です。照明に電力消費が多いバルブを5個も使っています。外しました。外すだけでも電源の負担が減ります。

BLUESS様
今日分かったST-9030についての情報をお伝えいたします。
昨日、TP302とTP303を短絡させるとき、横着したやり方をしたためIF select S/W auto時 narrowになりっぱなしになってしまいました。off時はwideになるのでそれでいいかと思いましたが、故障診断を始めました。
R312を外して、点検しました。OKでした。TR304はすべてに導通ありで、TR304と抵抗R312を外しました。
narrowも選べるようになる方法の情報です。
マニアル好きなのでオートIF昨日はしばらくなくてもいいかなと思っています。いらないオート系を外せるように回路図を勉強しています
大きなピアノの音での歪もTR304は出していました。
ST-9030は車で例えるとアメリカンV8パワーのフィーリングです。
こんなチューナー新品では買えませんので、回路図を熟知したくなります。たぶんどこかの半導体が悪くなりかけていることに対応していきたいと思います。
これからいろいろ私がいらない部品を外していきたいと思っています。元に戻せるようにするのがポイントです。

いつもためになる内容をありがとうございます。
「シグナルメーターの動きがこんな物なのか?」の質問です。
ST-9030を2018年から聴いています。
良い音を出しています。
シグナルメーターメーター読みで4.7を支持しています。最大は5です。オーディオ信号に合わせて針が触れるのはこんな物でしょうか?

オーディオ信号に合わせてシグナルメーターが揺れる、、という事でしょうか?
それはちょっと変ですね??

返信ありがとうございます。
メーター読みで4.7の位置から「ピクピク」と感じです。VUメーターの様には揺れません。
回路図を見るとIC203 AN377 13番ピン からシグナルメーターに出ています。

T201の赤い方の調整不良かもしれないので今度やってみます。
音は素晴らしいです。

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