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2017年3月 5日 (日)

Victor QL-Y7 修理記録1

 ・1981年、たしか7月初め、大阪日本橋の電気街で購入したレコードプレーヤー。
 ・以来ずっと使い続けている大切なオーディオ機器の一台です。
 ・2016年の年末休暇、久しぶりにレコードを聴こうとしたところ、、
 ・何と、、ターンテーブルが回らない、アームも動かない!
 ・購入から35年、いよいよ寿命かと思いつつ、原因と対策を探ってみました。

Victor_qly7_70

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 VICTOR QL-Y7 ¥96,000(1981年頃)
 ・Vinyl engine JVC QL-Y7
 ・Victor QL-Y7/Y5 製品カタログ 昭和54年(1979年)11月版
 ・Victor QL-Y7 取扱説明書

Victor_qly7_72 Victor_qly7_73 Victor_qly7_74

■故障状況------------------------------------------------------------

 ・前回 QL-Y7 の電源を入れたのは、、たぶん1年位前だったか??
 ・最近はもっぱらお手軽な Technics SL-5 を使っていたので拗ねちゃった?
 ・症状は以下の通り。QL-Y7 の電源を入れると、
  【不具合1】 回転数を示す「45」「33」のインジケーターが点灯しない。
  【不具合2】 「START」ボタンを押してもターンテーブルが回転しない。
  【不具合3】 アームの「UP/DOWN」ボタンを押してもアームが動かない。
  【不具合4】 数分経つとターンテーブルがゆっくり回転を始める。
  【不具合5】 本来はすぐに点灯するはずの「Quatz Lock」ランプが弱々しく明滅する。
  【不具合6】 回り始めたターンテーブル、今度は「STOP」ボタンを押しても止まらない。
  【不具合7】 回転がどんどんスピードアップし、ついには高速回転状態に。
 ・これは参った、、、電源オフ、、
 ・ここまで一気に悪化した原因は何でしょう?
 ・すべての動作がおかしいので電源回路の故障か?

Victor_qly7_20 Victor_qly7_21 Victor_qly7_22_2

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・「いつか本格的にメンテナンスしよう」と思いつつ、
 ・でも結局ずっと放置状態でした。きっとその報いですね、、反省、、
 ・まずカートリッジを取り外してアームをスタンドに固定。
 ・ゴムマットとターンテーブルを取り外す。
 ・アクリルカバーを閉めて養生テープで本体と固定。
 ・注意深く本体を裏返す。
 ・そういえば昔、音声・電源コードを交換しようと思って裏返したことがありました。
 ・でも内部を見て面倒になり、結局交換しなかったことを思い出す。

Victor_qly7_11 Victor_qly7_23 Victor_qly7_24 Victor_qly7_26 Victor_qly7_27
Victor_qly7_31 Victor_qly7_35 Victor_qly7_37 Victor_qly7_38 Victor_qly7_39

 ・それにしてもインシュレーターのゴム部分の劣化がひどい。
 ・多数のネジを外して裏板を取り外すと、基板のハンダ面が見える状態。
 ・シルク印刷を見るとICや半固定抵抗、テストポイント(TP)がたくさん並んでいる。
 ・電子制御アーム関係の回路があるためか、かなり複雑な構成。
 ・これは回路図やサービスマニュアルが無いと迂闊に手を付けられない。
 ・電源部と思われる電解コンデンサー(1000uF/35V×3個)が重傷。

Victor_qly7_40 Victor_qly7_41 Victor_qly7_42 Victor_qly7_43 Victor_qly7_44
Victor_qly7_45 Victor_qly7_46 Victor_qly7_47 Victor_qly7_48 Victor_qly7_49
Victor_qly7_50 Victor_qly7_51 Victor_qly7_52 Victor_qly7_53 Victor_qly7_54
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■修理記録1:電解コンデンサー総交換----------------------------------

 ・とりあえず足が腐食している電源部電解コンデンサーを交換。
 ・ついでにその他の電解コンデンサーを全数交換。
【電源基板】
 ・部品番号不明:1000uF/35V×3個
【右側※基板】※正面を前にして裏返した状態で
 ・C902,C905:1uF/50V(BP)
 ・C904,C911,C914:10uF/25V
 ・C913:4.7uF/50V
 ・C920:33uF/50V(BP)
【左側※基板】※正面を前にして裏返した状態で
 ・C814,C819,C820,C828,C829:47uF/16V
 ・C815,C816:33uF/25V(BP)
 ・C823,C824:47uF/35V
 ・C825:1000uF/35V
 ・C802:10uF/50V
 ・C818:4.7uF/50V
 ・C817:0.47uF/50V

 ・特にC823 47uF/35V は腐食によってマイナス足が外れていました。
 ・基板とボディのスペースが限られるため電解コンデンサの高さはH=26mmまで

■動作確認:アーム動作のトラブル発生------------------------------------

 ・電解コンデンサーを交換した状態で基板を元に戻して試運転開始。
 ・電源オン、、回転数「33」クッキリ表示。もちろん「45」も同様にOK。
 ・「START」ボタンを押すとスムーズに回転開始、直後に「Quartz Lock」ランプ点灯。
 ・「STOP」ボタンを押したときのブレーキの効き具合が抜群に良くなった印象。
 ・アームの「UP/DOWN」ボタンを押すとアームが上昇開始。
 ・ここまでの動作は完璧、、ところが、、

 ・アーム左移動ボタンを押すとアーム軸部から「ジジ、、」と異音が発生して動かない。
 ・「UP/DOWN」ボタン操作や「<」「>」ボタンを押しているうちに異音が消えて動き出す。
 ・「UP/DOWN」ボタンを押してアームが降下。
 ・とりあえずステレオ音声でレコードが再生できました、、やれやれ、、
 ・レコード再生終了後、アームは自動的にスタンドに戻る。
 ・続いてレコードB面をセットしてもう一度動作確認。
 ・アーム左移動ボタンを押すとアーム軸部から「ジジ、、」と異音が発生して動かない。
 ・「UP/DOWN」動作と「REJECT」動作は問題なし。
 ・これは電子制御アームの仕組みを勉強しないと手が付けられない。

■QL-Y5F:アーム動作研究-----------------------------------------------

 ・QL-Y7の資料は見つかりませんが、代わりにQL-Y5Fのサービスマニュアルを入手。
 ・電子制御アームの基本構造はほぼ同じなので参考になるはず。
 ・QL-Y5Fの資料にアーム動作不良時のトラブルシューティングがありました。
 ・問題発生時のチェック箇所です。

Qly5f_sche

【水平方向制御に問題がある場合】
 ・右方向:IC805(NJM4558D)→X804(2SB605)
 ・左方向:IC805(NJM4558D)→X803(2SD571)
【上下方向制御に問題がある場合】
 ・IC804(NJM4558D)→X801(2SD325),X802(2SB511)

■QL-Y7:アーム動作研究-----------------------------------------------

 ・QL-Y5Fのアーム制御該当箇所をQL-Y7の基板で配線を追いながら探す。
 ・アームに繋がる部分にQL-Y5Fと全く同じ回路がありました。
 ・QL-Y5Fの部品番号を読み替えると以下のようになります。

【水平方向制御に問題がある場合】
 ・右方向:IC804(NJM4558D)→X806(2SB605)
 ・左方向:IC804(NJM4558D)→X805(2SD571)
【上下方向制御に問題がある場合】
 ・IC803(NJM4558D)→X803(2SD325),X804(2SB511)

 ・4558オペアンプの故障はチューナー修理でもよくある事例です。
 ・そこでまず4558交換。IC803,IC804(4558D) → 45584DD 交換。※ICソケット使用
 ・交換後に動作確認したところ、
 ・アーム軸部の異音が解消し左右方向のアーム動作が正常になりました!
 ・アーム動作の不調原因はIC804(4558D)だったようです。
 ・ついでに同じ4558Dを使っているIC807も交換しておきました。

Victor_qly7_60 Victor_qly7_61 Victor_qly7_61 Victor_qly7_63 Victor_qly7_64
Victor_qly7_65 Victor_qly7_66 Victor_qly7_67 Victor_qly7_68 Victor_qly7_69

■針圧調整------------------------------------------------------------

 ・とりあえずレコードが聴ける状態まで復旧できました。
 ・ただここで針圧設定に疑問が湧いてきました。
 ・QL-Y7の針圧調整は電子制御式です。
 ・電源オフ時にアームの水平バランスを取る。
 ・トラッキングフォース調整つまみの目盛りを希望針圧値に合わせる。
 ・疑問とは、「調整つまみの目盛りは本当に正しい針圧を示しているのか?」ということ。
 ・基板には調整用VRやTPがたくさんありました。
 ・部品交換によって本来の設定値が崩れた可能性高いです。

Victor_qly7_133

■デジタル針圧計------------------------------------------------------

 ・マニュアル機と違ってウェイト自体に針圧を示す数値の印字がありません。
 ・実際にどれくらいの針圧がかかっているのか?
 ・針圧を測定する器具はないものかと探したところ、アマゾンで発見。
 ・昔は数万円する高価なマニア向け器具だったと思いますが、今は安い物があるんですね。

Victor_qly7_100 Victor_qly7_101 Victor_qly7_102 Victor_qly7_103 Victor_qly7_1031

【商品名、型番】
 ・[Signstek]ブルー背景色電子針圧測定器
 ・メーカー名も型番もよく分からない、かなり怪しげな商品です。
 ・同じような商品が複数出品されていてそれぞれ価格が微妙に異なる。
 ・添付の取扱説明書は英語と中国語のみ。
【使い方】
 ・中央「○」ボタン=電源
 ・左側「M」ボタン=「MODE」測定単位切換(g/oz/ozt/TL/ct)
 ・右側「T」ボタン=「TARE」ゼロ点調整※
   ※何も載せない状態で0.00点がズレている場合に押すとゼロ点調整できる
 ・測定部中央の黒点付近に針を慎重に降ろす。
 ・測定結果が表示される。
【キャリブレーション】
 ・電源オン → 「0.00」表示
 ・電源ボタンを押し続ける → 「0」が表示されたらボタンを離す
 ・「5.00」が点滅表示される → 付属の5gウェイト載せる
 ・「5.00」の点滅が終わるとキャリブレーション終了
【1円硬貨で検証】
 ・1円硬貨1枚 → 1.01g
 ・1円硬貨2枚 → 2.00g
 ・1円硬貨3枚 → 3.00g
 ・1円硬貨4枚 → 4.00g
 ・1円硬貨5枚 → 5.00g
  ※写真では小数点が隠れていますが「500」→「5.00」、「000」→「0.00」です。

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【測定結果】
 ・針圧計に針を降ろしトラッキングフォース調整つまみを回すと針圧が増減します。
 ・実際の針圧がリアルに確認できるなんて、、ちょっと感動。
 ・SURE M44G 希望針圧1.5g → 目盛り1.5 に設定 → 実針圧1.8g
 ・DENON DL103 希望針圧2.5g → 目盛り2.5 に設定 → 実針圧2.9g

Victor_qly7_111 Victor_qly7_110 Victor_qly7_112 Victor_qly7_114 Victor_qly7_115

 ・針圧はこれでOK。でも、
 ・Qダンプやアンチスケーティングつまみも同じ値に設定することになっています。
 ・やはりTPの意味やVRの調整法を理解して適切に調整する必要があります。

■QL-Y7、QL-Y5F、QL-Y55F 比較対照表作成--------------------------------

 ・QL-Y7のサービスマニュアルや回路図を探しましたが、残念ながら見つかりません。
 ・一方でQL-Y5F、QL-Y55F、QL-Y66Fの海外版サービスマニュアルを入手しました。
 ・サービスマニュアルには回路図だけでなく詳細な調整方法の記述もあります。
 ・そこで、QL-Y7実機、QL-Y5F回路図、QL-Y55F回路図を詳細に比較して対照表作成。
 ・電子制御アームの回路構成は3機種ともほぼ同じでした。
 ・ICの使い方を見ると QL-Y7 → QL-Y5F → QL-Y55F の順に進化した様子が分かります。
 ・この対照表に基づいてQL-Y55Fのアーム調整法をQL-Y7用に読み替えてみました。
 ・これが正しい方法かどうかは分かりませんが、とりあえず以下の調整を行ってみました。

Qly7__2

■(仮)調整記録 (参考程度です)---------------------------------------

【Horizontal first stage offset adjustment】
 ・トーンアームをアームレストに固定する
 ・Tracking Force → ゼロ
 ・Q Dump → ゼロ
 ・Anti Skating → ゼロ
 ・UP/DOWNボタンを押してアーム上昇状態にする(アームレストに固定しているので実際には上昇しない)
 ・TP7-TP10 間に電圧計セット → VR803(=VR809)調整 → 電圧0V±5mV
 ・VR803(=VR809)はターンテーブル下にある調整つまみ

【Vertical offset adjustment】
 ・トーンアームをアームレストに固定する
 ・Tracking Force → ゼロ
 ・Q Dump → 最大
 ・Anti Skating → ゼロ
 ・TP6-TP9 間に電圧計セット → VR801調整 → 電圧0V±5mV

【Anti-skating adjustment】
 ・Anti-skating → 楕円針「3」にセット
 ・Tracking Force → ゼロ
 ・Q Dump → ゼロ
 ・アームが下りた状態
 ・TP7-TP10 間に電圧計セット → VR804調整 → 電圧1.46V±0.1V ●要再検討

【Tracking force adjustment】
 ・Tracking force → 目盛り1.5位置にセット
 ・Q Dump → ゼロ
 ・Anti Skating → ゼロ
 ・針圧計に針を降ろす → VR805調整 → 針圧計1.5g

■インシュレーター補修------------------------------------------------

 ・ひび割れだらけのインシュレーターを放ってはおけません。
 ・ホームセンターであれこれ見た中で「黒ゴム接着剤」を買ってきました。
 ・ゴム製の長靴、車のゴム製モール、ウェットスーツなどの補修が例示されています。
 ・硬化した後も弾力があるとのことなのでちょうど良いかも。
 ・ひび割れ部にチューブの口を押し当て、ギュッと絞り出す。
 ・ヒビの奥深くまで浸み込ませる感じです。
 ・さらにヘラを使って強引に押し込む。
 ・完全硬化まで24時間。出来栄えはなかなか良い感じでした。

Victor_qly7_120 Victor_qly7_121 Victor_qly7_122 Victor_qly7_124 Victor_qly7_125

■試聴---------------------------------------------------------

 ・レコード三昧ではなく、予定外のプレーヤー修理三昧な年末休暇でした。
 ・不明な点が多々残っていますが、今回はとりあえずここまでで。
 ・QL-Y7サービスマニュアルが入手できたら作業再開予定。
 ・でも修理作業を通して勉強になることが多く充実した休暇でした。
 ・回路図を見ながら思考回路を働かせること、細かい部品交換で指先を動かすこと。
 ・一連の作業は頭の体操(ボケ予防)に最適ですね。
 ・あと、良質な音楽に浸る幸せな時間が何より大切です。

Victor_qly7_132

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コメント

こんにちは^^・・・ターンテーブルも修復されるんですね!ビックリ、わたしはPIONEER PL-1200Aを愛用してます、微小な回転ムラが出てますが気にならないので放置・・OPアンプ3個交換は大変でしたね~また何かありましたら宜しくお願い致します。

Victorではありませんが、クウォーツのターンテーブルを持つKENWOODとDENONの2機を使っているので、明日は我が身と読みました。
重量級アンプと共に、ターンテーブルはメカの構造上メンテが大変ですよね。
治って良かったです。

マリン様

今回のターンテーブル修理は必要に迫られて対応しました。
フルオートプレーヤーはとっても便利ですが、故障時の修理調整はかなり面倒だということがよく分かりました。ダイレクトドライブのマニュアル中古機を物色中です。

ふ゛り様

ご無沙汰しております。

最近は手軽な Technics SL-5をメイン機にしていたので、そのバチが当たった感じです。電子制御とかフルオートマチックは便利ですが、やはりシンプルなマニュアル操作機が良さそうに思えてきました。

BLUESS殿。ご無沙汰しております。
小生はVictorのQL-Y55LとYAMAHAのA-7aを会社の同僚より譲り受けて休みの日は秘めやか楽しんでいます。カートリッジはヤマハMC-11使用してますよ。
今でも問題なく使えます。
チョット前にハード〇フで富田勲DAWN CHORUSと喜多郎のOASISを発見!
今だからこそ、アナログレコードが貴重な音楽音源ですね。
追信、貴殿の写真観て、大須でスタビライザーを購入してきます

アーム部分を分解して動作原理を勉強しようと思い、ヤフオクでQL-Y7のジャンク機をしばらくウォッチしていました。でもボロボロのジャンク機でも1万円オーバーになるんですね。とても手が出ないです。アナログプレーヤーも最近は人気が高いようで驚きました。

重量級スタビライザーは精神安定剤みたいなもので効果の程はよく分かりません。ちなみにスタビライザーの上に乗っている丸くて黄色い物体はホームセンターで見つけた水準器です。

初めまして。QL-Y5Fの精緻なる修理記録を拝読しました。
この欄で質問するのは、如何なものか分りませんが、ご容赦下さい。
当方、QL-F4を入手。一応動作はしておりますが、赤色の同期発光が 以前は同期の反応がありましたが、今は ボー と付いているのみなりました。
同期表示の 印刷円盤(紙製)を 蛍光灯で照らし、33・1/3 RPMを、確認しながらです。
修理法のヒントになる 資料がありましたら お教えいただけたら有り難く。当方は
モーターパワー制御技術で終わった者です。
必要経費は、無論お支払いいたします。以上。

飯島様

レコードプレーヤーに関しては vinyl engine というサイトを利用しています。
https://www.vinylengine.com/

QL-Y7は回路図やサービスマニュアルが手に入らず苦戦しましたが、QL-F4は上記サイトの JVCのライブラリーにサービスマニュアルがありました。ざっと見たところ、回路図や調整手順、パーツリストなどが揃っています。

QL-F4
https://www.vinylengine.com/library/jvc/ql-f4.shtml

無料のメンバー登録をすればダウンロードできます。
もし必要でしたら私が入手したものをメール添付でお送りします。

ビクターのターンテーブルは2台修理したので故障の原因はだいたい推測できます。
BLUESS様はすでに対策されているのではと思います。
ビクター機に限らず、古いアンプなども同様の原因で故障することがあります。
取り外したケミコンの写真を見ると接着剤で基板に固定してあったのがありますね。
この接着剤が問題なのです。
接着剤に使われるトルエンが部品の足を腐食させるそうです。
電極の足に付かない程度で固定してあればほとんど問題ないようですが、はみ出るほど使って電極やプリント基板のパターンなどに付いているとそのうちに腐食してきて接着剤自体も導通してきてショート状態になります。
接着剤はもともと黄色いのですが、これがオレンジ色→こげ茶色→黒と劣化が進むと炭化して完全なショート状態になります。
ショート状態になったり部品やパターンを腐食して断線状態にしたりとんでもない悪さをします。
私が今でもメインで使っているビクターTT-81で組んだ年代物のポンコツプレーヤーは前からごくたまに高速回転をして手に負えなくなる事があったのですが、去年の暮れごろまでは調子が良く動いてました。
暮れごろについに高速回転しかしなくなり他にも安物のターンテーブルならいくつもあったのでそちらを使っていたのですが、やはりポンコツでも手をかけた方がずっと音が良いのに気がついてしまい結局修理してしまいました。
ネットで調べるとやはり高速回転するものをトランジスタの交換で直したとかが出てくるのですが、接着剤を取り除かなければまた同じ症状が出るかもしれません。
問題の接着剤を全て洗浄して取り除けば部品自体に問題がなければ、部品をそのまま戻して使っても問題ありません。
TT-81は今は全く問題なく動いています。
最近QL-Y33Fを手に入れたのですが、動作は全く問題なしのはずが全く動作せず、これも接着剤が電源部のケミコンの足を腐食させ断線状態にしていました。
電源部なのでモーターもオート機構もなにも動きません。
ケミコン自体はチェックしたら大丈夫だったので接着剤を取り除いてケミコンを付け直したら完全に復活しました。
ビクターはなんでこんな接着剤をいつまでも使ってるんでしょうかね。
オーディオ機器は古い製品ほどお金がかかっていて頑丈にできています。
メーカーとしてはいつまでも使われてはたまらん、てんでわざと時限爆弾をしかけてあると勘繰ってしまいますね。

ひらりん様

レコードプレーヤーの修理経験は本機しかありませんが、FMチューナーで同様の劣化事例を多数見てきました。メーカーに作意があったかどうか分かりませんが、40年近くも動作してくれて「ご苦労さまでした」という感じです。
次の修理が40年後になるとしたら、私は100歳オーバーで、こちらの寿命が先に尽きそうです、、(笑)

はじめましてBLUESS様
QL-Y7、QL-Y5を所有しておりますが、
最近調子が悪いので修理記録を拝見させていただきました。

状態ですが両機種とも針圧が安定しないので歪みまくります、
そこでBLUESS様もこの修理記録でご使用なられた電子針圧測定器で計ったところ、
両機種とも水平バランスを確かめて例えば針圧目盛りでは2.5gでも、
針を針圧計に落とした時は0.8g程度しか表示しません、
つまり目盛り通りの針圧がかかっていないことになり、
その結果歪むっといった具合です。

QL-Y7とQL-Y5両機種とも同様な症状ですが、
QL-Y7はどんなに針圧のつまみを回しても針圧計で1.0g程度にしか増えません、
QL-Y5の方は針圧のつまみをぐるぐる回すと3.5gオーバーまで変化はしますが、
その3.5gオーバーのまま一旦アームを上げて再度計ると、
また最初と同じ0.8g程度に戻ってしまっています。

このような状態なのでこの修理記録を頼りに調整等を行いたいのですが、
ターンテーブルの下にあるA~D穴で調整できるものでしょうか?
A~Dそれぞれの役割についてご教示願いませんか、
よろしくお願いします。

前田様

当時のメモに以下の記録が残っていました。

A:VR805
B:VR804
C:ダミー穴
D:VR802

針圧はVR5で調整できると思います。

【Tracking force adjustment】
 ・Tracking force → 目盛り1.5位置にセット
 ・Q Dump → ゼロ
 ・Anti Skating → ゼロ
 ・針圧計に針を降ろす → VR805調整 → 針圧計1.5g

BLUESS様ありがとうございました。

早速、明日にでもAの穴でVR805を調整してみたいと思います。

ところでQL-Y5の穴も上から覗いてみましたが、
AとBには調整できるVRが無いように見えました、
CとDには調整VRらしきものはあります。
QL-Y5の場合はどの穴になるのでしょうか?

申し訳ありませんが、QL-Y5は実機を見たことがありません。
底板を外し、基板と位置関係を照合しないと分かりません。

BLUESS様
初めまして。私はQL-Y5を使用しているのですが、
7インチレコード再生中、曲の終わり部分に差し掛かると曲の途中でも
勝手にアームが戻ってしまう現象があり、こちらの修理記録を拝見している次第です。
トーンアーム周辺の機構はQL-Y7と全く同じだそうで、ご存知ならご教示いただけないかと思いまして書き込みいたした次第です。。。

アーム根元の穴でアーム位置センサーを調整できるのでしょうか(手前の穴は埋めてあり、奥が空いております)?
その下にあるアーム位置センサーが狂っているのだと思うのですが。。。

QL-Y5F(輸出機)のサービスマニュアルを読むと、LEDとフォトトランジスタでアームの位置(角度)を検出しているようです。トラブルシューティングには、レコード終了位置が正しく検出されない場合は「VR806調整 → TP1~TP8間電圧=-14mV」とありました。
想像ですが、VR806調整孔はターンテーブル下にあるCまたはDの穴かも??

■アーム根元の二つ穴について

・手前の穴 → 30cmレコードの開始位置調整用(調整時にカバーを外して使用する)
・イラストには奥の穴も描かれていますが、説明はありません。

参考になれば幸いです。

BLUESS様

ご丁寧に返信をいただきまして誠にありがとうございます。
大変参考になりました。

ABCDのうち、調整用と思われる機構(プラスマークのボタン)があるのはAとDのみで、
おそらくどちらかをテスター等を用いて調整するのでしょうね。。
が、電気関係素人の私にはここまででした!
もしオート機構が壊れた場合ならマニュアルとして使用できると思うのですが、
終了位置が前倒ししてしまうとお手上げですので今はこの状態で使用し、
メインプレーヤーを別に購入した際にでもダメ元で触ってみようと思います。

この度はお忙しい中、貴重なご意見、情報をいただきありがとうございました。

今日、突然QL-Y7の電源が入らなくなりました。まったくの突然です。電源コードが悪いのかと思い触ってみたりしますが、だめでした。私はメカニズムはダメなのですが、気に入って楽しんでいたので、がっかりです、何とかできませんかね。

たぶん電源部の電解コンデンサー劣化が怪しそうな気がしますが、詳しい原因は調べてみないと分かりません。オーディオ専門の修理業者さんに依頼されることをお勧めします。

早速のお返事ありがとうございます。私は田舎に住んでいるので近くにそんな修理業者がありません。どこかお知り合いのいいところを紹介頂ければありがたいですが。

私は無謀にも自力修理にチャレンジしましたが、まずはビクターサービスへ問い合わせされることをお勧めします。
修理不可または受付不可の場合は修理業者さんを探すことになりますが、ネット検索するといろいろヒットします。ただ私は実際に修理依頼したことが無いので、ご紹介できるところがありません。申し訳ありません。

ありがとうございます。。そのように致します。すみませんでした。

すみません、ビクターはだめで、いい工房が見つからないので、だめもとで自分で電解コンデンサーだけでも替えてみようと思っています。まったくの素人なので、最低レベルの質問です。電解コンデンサーの足でプラスマイナスがありますが、基盤のプラスマイナスの区別はどうするのでしょうか?三つ並んでついているコンデンサーのことです。基盤に ①とか②とか書いているのですが、それでしょうか?

電解コンデンサの場合、プラス側に何らかの印(+)があります。
もし分からなくても、今付いている部品のプラスマイナスと同じになるようにセットすれば良いです。

ありがとうございます。今ついている部品をよく見て同じようにやってみます。ネットでコンデンサを検索して勉強しています。やる気でました。

BLUESS様
本日、偶然このHPを見つけました。私はビクターのQL-Y44Fを長年愛用してきました。
先日から断続的にトラブル発生。その内容が
  【不具合1】 回転数を示す「45」「33」のインジケーターが点灯しない。
  【不具合2】 「START」ボタンを押してもターンテーブルが回転しない。
  【不具合3】 アームの「UP/DOWN」ボタンを押してもアームが動かない。
  【不具合5】 本来はすぐに点灯するはずの「Quatz Lock」ランプが弱々しく明滅する。
  (追加不具合)アームをマニュアルで動かしてもテーブルは回転しない。
 何日か経過すると正常に動くこともあります。
内容が全く同じで驚愕するとともに、偉大な先輩の格闘された様を読み、感動いたしました。私は電気に疎いのですが、このまま捨てるには忍びない。接着剤を取り除いて足が切れていないかどうかを見るのならばと思います。アドバイスをお願い致します。

竹山様

こんばんは。コメントありがとうございます。

回転の不具合は電源回路の電解コンデンサーの劣化が怪しいように思います。
QL-Y44Fの資料は持っていないのでネット検索でQL-Y44Fの内部写真を見ましたが、アーム制御はQL-Y7とは仕組みが違うようです。

B LUESS様
私のビクターQL-Y7 約3カ月前正常に左右音が出てたのですが、この度R側の音が出ませんでした。
カートリッジ、シェルリード線、その他接触不良か?と簡単な事はしましたがR側の音が出ません、はんだ付けができる程度のシロートで直したいのですが、教えて頂けないでしょうか?
クォーツロック、アームの動作、L側の音等は正常です、
よろしくお願いします。

>クォーツロック、アームの動作、L側の音等は正常、、

専門家ではないので断定的なことは言えませんが、R側の断線か接触不良かな?と思いました。でも目に見える範囲は確認済みとの事ですから、裏返して回路を順番に確認するしかないと思います。お役に立てずに申し訳ありません。

初めまして。伊藤と申します。ビクターのQL-Y7の修理ブログ感嘆して拝見しました。専門家のようにお見受けしました。
たまたま同じ機種の中古を見かけたので、これから購入しようか迷っていたところでこのブログを拝見しました。この機種は電子制御が多いので故障したときのことを考えるとちょっと躊躇してます。
これから中古のレコードプレーヤーを購入する際に、ビクターも含めてお勧め、アドバイスなど、もしありましたらで結構ですので、お聞かせいただけると大変うれしいです。
こちら全くの初心者です。所有しているレコードはほとんどが60年代のジャズです。もしなにかありましたらで結構です。

この記事は、所有機が故障したので必要に迫られて試行錯誤で修理した記録です。
趣味でFMチューナーの修理をしていますが、レコードプレーヤーは詳しくありません。

私見ですが、昔の中古機を探すなら、針のUp/Downは手動で行うようなシンプルなプレーヤーが良いと思います。QL-Y7のような電子制御機は、ご心配のように故障したときがかなり面倒です。

B LUESS様
アドバイスどうもありがとうす。私にとってはあまりに専門的だったのでびっくりしながら記事を拝見しました。最も技術が完成していたと思われる80年代のレコードプレーヤーの中古機で長く使えるものを探したいと思っております。

長年QL-Y5を使っていて現在も問題なく稼働しておりますが、何せ老体なので予備機にと4か月ほど前にオークションでQL-Y7を落札しました。そのQL-Y7が先ほど目の前でアームの制御を失いまして、類似の症状の方がいないか探していたらこちらのページを発見しました。
QL-Y5Fのサービスマニュアルと回路図は以前に入手済みで、症状から大まかに原因を推測はしていましたが、参考にさせていただきます。
詳細に記録されているので大変助かります。

※QL-Y7のTTのベースが、通電状態だとかなり暖かくなります。
 (触った感じで40℃未満とは思いますが)
 動作に支障は特になかったのですが、故障してみると何か関係が
 あったのかな、と思っています。
 こういう症状はQL-Y7でご経験ありますでしょうか?

通電状態でターンテーブルのベース部分が温かくなるか?

今まで気にしたことなかったので分かりません。
熱源は電源トランスでしょうか、、
今度確かめてみます。

BLUESS様
ベースが温かくなる件も含め、今週末確認と修理を試みます。
実はまだ中を見ていないので掲載の写真を拝見していますが、安定化電源のパワトラを外出しして放熱器をベースに取り付けているように見えます。(推測です)
ならば多少温かくなっても不思議ではありませんが、ベースの大きさを考えると温まり過ぎとも思えます。

故障の原因は多分電源(ケミコンのドライアップか?)と、その余波で4558昇天ではないかと推測はしています。
現象としてはアームが制御ループの外側にいるような状態:ループになってないだけでなく、駆動もされていない:なので、もっとヤバイ状態(アーム駆動Trの昇天)かも知れません。

詳細分かりましたらお知らせします。

昨日、QL-Y7を修理しました。
顛末記は書いているところです。

1.故障の主原因
 電源の大元の平滑コンデンサ4本の容量抜けでした。
 1,000μF(正側)+3,000μ(負側)ですが、測定できたものは
 容量が殆どゼロになっていました。
 状態は悪く、2本は足が腐食しており交換時に抜けました。

2.部品交換
 (1)その他のケミコンも転ばぬ先の杖で交換。
   容量を調べましたが全部指定値以上でした。
   というか、有極性のケミコンは記載値の+40%近くの
   ものが複数あり、こういうのは初めて見ました。
   昔から、±20%以内(規格で)しか使ったことがありません。
   今回交換したものは普通の市販品ですが±5%程度でした。

   基板裏にジャンパ配線でRと直列接続していた10μFが
   ありましたが、その他のケミコンの状況を考慮しそれは
   そのままとしています。

 (2)OPアンプ(NJM4558D)4個を交換。
   アーム制御関係だけでも良かったのですが、全数交換
   しました。

3.TTベースが温かくなる現象
 ±12V安定化電源のパワトラの放熱器がベースに固定されて
 いました。 これは拝見した写真から推定したとおりでした。

 従ってベースの温度は多少上がるのは不良ではありませんが、
 修理前は「お~、けっこう温かいな」と感じるほどの温度でした。
 ベースはアルミダイキャストのようですから熱源のエネルギーは
 ベースの大きさを考慮すると結構なものになります。
 平滑コンデンサがぶっ飛んでいましたので、安定化電源の入力
 が異常(無平滑)でしたから、その影響だったのでしょう。

 修理後は一晩通電しておきましたが「平熱」です。
 壊れていなくてよかったですが、ストレスを加え続けていたことに
 なりますので、数年後に昇天するかもしれません。

【余談】
 QL-Y5F等の回路図を改めて見直して、このシリーズの電源回路は
 なんちゃってスタンバイ式を貫いているのだと分かりました。
 AC1次側を切るようにしないと2次側の整流回路が平滑コンデンサを
 含め動作しっぱなしです。
 その割にはディレーティングはあまり重視しておらず、平滑コンデンサ
 で寿命が決まる場合が多いと思いました。
 機種ごとに臓物は変わっていくので電源もそれに合わせて行ってる
 とは思うのですが、何故三端子レギュレータを使わないのかなぁ
 と感じました。 相当簡素化・低コスト化できたはずなんですが、
 敢えて使ってないようです。

【余談2】
 QL-Y7に関してはマイナス電源に20mVPPほどリップルノイズが乗って
 います。 これは安定化電源の出力(-12/-5)に共通で、想像の域を
 出ませんが、GNDパターンの影響があるようです。

 ベーク片面基板ですから、GNDパターンも制約がありますけどね。
 プラス電源は5mVPP程度ですが、それでも立派とは言えないです。
 OPアンプはPSRRで影響を受けにくいとはいえ、安定化電源にこんなに
 リップルが乗っていたら、センシティブな回路ではアウトです。
 ここいら辺も妥協の産物なのでしょう。
 
 QL-Yシリーズはどうも電源に弱点が(いろいろな側面で)あるようです。

長文コメント失礼しました。 たくさん参考にさせていただきました。
改めて御礼申し上げます。

すみません、1点訂正です。
平滑コンデンサ1,000μFを4本交換しましたが、容量抜けは
マイナス電源側の3本で、プラス電源側は容量抜けはほぼ
ありませんでした。
失礼しました。

伊藤様

ターンテーブルのベースが温かくなる件、確かにその通りでした。
今まで演奏中に触れることが無かったので全く気付きませんでした。
電源のリップルノイズも未確認でした。

次回の故障時(いつになるか? そんなに遠くないかも?)にいろいろ確かめてみます。
貴重なご指摘をありがとうございました。

BLUESS様
 顛末記をFacebookにて公開(1本+1本)しました。
 BLUESS様のように詳細なものではありませんが、ご参考まで。
 https://www.facebook.com/masashi.itoh.1/posts/2074403792692186
 https://www.facebook.com/masashi.itoh.1/posts/2074770782655487
 上記リンク先に、以下の動画リンクが貼ってあります。
 https://youtu.be/ImPkiDzIwVQ
 https://youtu.be/QxEgrIwKGVg
 長年使っているQL-Y5も実はシェル重量や針圧により条件により
 オートリジェクトがうまく動作しなくなってきた(針飛びする)ので
 針圧制御に影響が出ていますので、そろそろ手術かと思っています。

 

古い記事に失礼いたします

負電源のリプルが多いとの話がありましたが、2SB560の劣化による漏れ電流ではないかと思うのですが。
2SB560は私は見かけたらとりあえず必ず交換するようにしています。
相方の2SD438は大丈夫な場合が多いようです。

私も同型を所有しておりとてもためになりました。
https://www.audioservicemanuals.com/j/jvc/jvc-ql/jvc-qla/261422-jvc-qla-7-service-manual
ここにありますね。

1ro さま

ありがとうございます。確認してみます。

QL-Y5を長い間使用してきましたが
よさそうな中古QL-Y7をみつけ乗り換えました。
上記記事参考に色々やってみましたが針圧のみ調整不可でした。
NUM4558Dは交換したのですがだめでした>メモリ0でもMaxかかってしまう。
TR交換部品待ちです。

Y7の調整(基盤を露出しなくてできる)は
上記にもありますように
A穴>VR805:針圧
B穴>VR804:Anti Skating adj.
C穴>ダミー
D穴>VR802:Load in-out(オートリフトアップ位置調整)
ですね。

Y5も針圧とLoad in-outは調節できます。

突然の電源投下不能はヒューズ(小さい方の基盤にある)の場合も
あります。

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