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2018年5月の記事

2018年5月20日 (日)

KENWOOD KT-V990 修理調整記録

 ・2018年3月初め、部品取り目的でジャンク機を入手しました。
 ・「通電のみ確認」という格安品でしたが幸いにも正常動作しました。
 ・以下、分解前に一通り調整した記録です。

Ktv99009

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-V990 ¥59,800(1987年頃)
 ・KENWOOD KT-990D 回路図

Ktv99002 Ktv99012

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・目立つキズもなく外観の状態は良いです。
 ・アンテナを接続して電源オン。
 ・FL管点灯。明るさは十分。文字痩せ、文字欠けなし。
 ・オート選局で名古屋地区のFM放送局を正常に受信しました。
 ・バー表示タイプのTメーター、Sメーターの動作OK。周波数ズレなし。
 ・STEREOランプ点灯OK。
 ・RF切替(LOCAL/DISTANCE)、IF切替(WIDE/NARROW)OK。
 ・REC CALトーンOK。
 ・純正ループアンテナで名古屋地区のAM放送を受信できました。
 ・基本的な動作に不具合は無さそうです。

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■内部確認------------------------------------------------------------

 ・LA1231N FM IF System
 ・LA3350 PLL MPX
 ・LA1245 AM Tuner

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■調整記録------------------------------------------------------------

【本体設定】
 ・ACTIVE RECEPTION OFF
 ・RF SELECTOR DISTANCE
 ・IF BAND WIDE
●FM部
【VT電圧】
 ・TP3~TP4 DC電圧計セット
 ・アンテナ入力なし
 ・76MHz → L14調整 → 確認のみ※実測3.1V
 ・90MHz → TC1調整 → 確認のみ※実測25.0V
【FM同調点調整】
 ・TP5~TP6 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L9調整 → 0.0V
【RF調整】
 ・D42(検波基板CN3 4ピン)DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,40dB)→ L1,L4,L7,L10 調整 → 電圧最大
【IFT調整】
 ・D42(検波基板CN3 4ピン)DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,40dB)→ L17調整 → 電圧最大
【PLL検波調整】
 ・TP7~TP8 DC電圧計セット
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L12調整 → 0.0V
 ・83MHz(無変調,80dB)受信 → L11調整 → 0.0V
【MPX VCO調整】
 ・TP20に周波数カウンタ接続
 ・83MHz(無変調,80dB) → VR3調整 → 19kHz
【SUB CARRIER調整(38kHz)】
 ・音声出力をWavespectraで観察
 ・83MHz(SUB信号,80dB)→ L33調整 → Lchレベル最大
【歪調整1 DET】※DCC基板
 ・83MHz(MONO信号,400Hz,100%変調,80dB)→ VR3調整 → 歪率最小
【歪調整2 MONO】※DCC基板
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dB)→ VR4調整 → 歪率最小
【歪調整3 MONO】※DCC基板
 ・83MHz(MONO信号,1kHz,100%変調,80dBu)→ VR6調整 → 歪率最小
【歪調整4 STEREO/L】※DCC基板
 ・83MHz(L信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR5調整 → 歪率最小
【歪調整5 STEREO/SUB】※DCC基板
 ・83MHz(SUB信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR7調整 → 歪率最小
【SEPARATION調整】
 ・83MHz(R信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR4調整 → Lchもれ最小
 ・83MHz(L信号,1kHz90%変調+19kHz10%変調,80dB)→ VR5調整 → Rchもれ最小
●AM部
【VT電圧】
 ・TP3~TP4 DC電圧計セット
 ・ 531kHz → L26調整 → 確認のみ※実測1.4V
 ・1602kHz → TC2調整 → 確認のみ※実測8.0V
【受信簡易調整】
 ・ 729kHz(NHK第一)→ L27調整 → シグナルメーター最大
 ・1332kHz(東海ラジオ)→ TC3調整 → シグナルメーター最大
 ・1053kHz(CBCラジオ)→ L28調整 → シグナルメーター最大

Ktv990

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・RF=DISTANCEでの受信感度は抜群に良好です。
 ・再調整によって良い性能を取り戻したと思います。

Ktv99010

■分解記録------------------------------------------------------------

 ・検波基板と歪補正回路が載ったDCC基板を取り出しました。
 ・どちらもKT-7020と同じものでした。
 ・ただD-3300Tの基板とは微妙な相違点があります。
 ・なかなか楽しい勉強材料です。

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2018年5月 6日 (日)

PIONEER SX-S30

 ・2018年3月末、価格コムの最安店で新品アンプを買いました。
 ・NETWORK STEREO RECEIVER SX-S30
 ・パイオニア製品で型番に「SX-」を見ると昭和時代のレシーバーを連想しますね。

Sx3071

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・PIONEER SX-S30 / 2chオーディオコンポーネントシリーズ、2016年11月発売、定価65,000円
  ※PIONEERサイトでは「ピュアオーディオ」の製品として紹介されています。
 ・PIONEER SX-S30 取扱説明書
 ・プレスリリース 2016年10月20日
  ※オンキョーサイトに掲載されていました。

Sx3001 Sx3002

【主な特長】
 ・クラスDアンプ搭載、85W×2ch
 ・HDMI端子×4系統、ARC対応のHDMI端子も装備
 ・ネットワークプレーヤー機能搭載
 ・Wi-Fi 2.4GHz/5GHz対応
 ・ラジコ、インターネットラジオ、NAS音楽ファイルも再生可能
 ・FMチューナー(ワイドFM対応)、PHONO入力
 ・AirPlay、Bluetooth接続にも対応
 ・PIONEERの音場補正技術「MCACC」搭載
 ・付属マイクで音量差、距離補正、スピーカーの低域再現能力を自動測定
 ・サブウーハーのクロスオーバー周波数も設定
 ・HDMI CEC機能でTVリモコンで電源のON/OFF、音声切替、音量調整など操作可能

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■導入経緯------------------------------------------------------------

 ・実は自宅のリスニングルームに4K対応55インチTVを導入しました。
 ・SONY BRAVIA 55X9000E
 ・アマゾンで汎用壁掛け金具を調達して自力で壁面に取り付けました。
 ・壁掛けの仕上がりは大満足ですが、予想通り薄型TVの音はイマイチでした。
 ・サウンドバーという製品もあれこれ試聴しましたが何かしっくりこない。
 ・そこで次に外部スピーカーを繋ぐためにアンプ探し。
 ・大掛かりなホームシアターを構築するつもりはないので巨大なAVアンプは対象外。
 ・安価なAVアンプの中から外観重視で PIONEER VSX-S520 が目に留まりました。
 ・薄型サイズでお手頃価格、クラスDアンプ、ネットワーク機能も充実しています。
 ・HDMI×4系統、ARC対応でTVの電源に連動する機能がとても魅力的。
 ・さあVSX-S520を買おう! と決めかけたときに SX-S30 の存在に気付きました。
 ・「テレビ中心のシステムで使う複合型2chアンプ」とでも言えば良いでしょうか。
 ・両機を比較すると外観と機能はほぼ同じ。違いはSP出力仕様のようです。
 ・SX-S30 は2ch仕様バナナプラグ対応大型スピーカー端子。
 ・スピーカー端子がたくさんあってもどうせリア用スピーカーは繋がないし、、
 ・2ch仕様でHDMI切替機能を持つアンプを探しましたがこれ以外に無さそう。
 ・思案の末、価格コム最安店(2018年3月末時点)に注文しました。

Sx3040_2

■内部記録------------------------------------------------------------

 ・見てもよく分かりませんが設置する前に内部の記念撮影。

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■使ってみて----------------------------------------------------------

 ・まずは本体ファームウェアのアップデートからスタート。
 ・その後付属マイクをリスニングポイントに設置して音場測定から設定を完了。
 ・HDMI(ARC)でテレビ接続するとTVの電源ON/OFFに連動してSX-S30がON/OFFする。
 ・テレビ音声は SX-S30 に接続したスピーカーから流れる。
 ・テレビリモコンの音量操作で SX-S30 の音量を操作できる。
 ・ワイドFM対応チューナー内蔵で選局はリモコン操作で楽々。
 ・自宅NASに溜め込んだFLACファイルをリモコン操作で簡単再生。
 ・スマホのSpotifyアプリから SX-S30 に接続してストリーミング再生。
 ・Spotify Connectを使うにはプレミアム契約が必須のようです。
 ・無料会員だからか、Chromcast built-inが起動してSX-S30にCastしています。
 ・最近はBGM音源がFMからSpotifyに変わりつつあります。
 ・本格的なプリメインアンプではなく多目的に使える便利な一台でした。

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 ・課題は、、、
 ・本体ディスプレイ部に表示される情報量が少ないので詳細確認はTV画面が必要。
 ・ただこの件は後述する「リモコンアプリ」で解消しました。
 ・NASの音楽ファイルに設定してある「ジャケット写真」が表示できない。
 ・ラジコのエリア判定が「東京」になっていること。たぶん IPv6 のせい?

■リモコンアプリ------------------------------------------------------

 ・Remote App / iPad/Android用リモコンアプリ
 ・スマホ又はタブレットに「Remote App」アプリを導入。
 ・戦力外になった「iPad mini2」にインストールし「リモコンPad」に仕立てました。
 ・設定は初回起動時に接続する機器名(SX-S30)を選択するだけ。
 ・入力切替、ボリューム調整、リスニングモード選択などがiPadから操作できる。
 ・Spotify、TuneIn、radikoなどのストリーミング音楽番組を操作できる。
 ・最大の利点は設定状況を確認するためにテレビをONにする必要が無いこと。
 ・さらに SX-S30 のディスプレイ部は常時「消灯」状態で運用可能。
 ・通常操作はリモコンPadだけで十分でした。
 ・これで Raspberry Pi で組み立てた Volumio は不要になりそうです。

Pioneer01_2 Pioneer02_2 Pioneer03_2 Pioneer04_2 Pioneer05_2 Pioneer06_2 Pioneer07_2

 ・課題は、
 ・NASの音楽ファイルを再生するときリモコンPad上にジャケット写真が表示できない。

■アレクサで音声コントロール------------------------------------------

 ・先に購入した Amazon Echo Dot と連携して音声でアンプやテレビを操作したい。
 ・例えば「アレクサ、テレビ」とか「アレクサ、FM」と話しかけて操作したい。
 ・この件は「家電リモコン」を追加することで実現できました。
 ・詳細は別記事にまとめます。

Eremote02

■備忘録:本体再起動---------------------------------------------------

 ・NASの音楽ファイルやSpotifyを操作しているうちに異常発生。
 ・HDMI(ARC)に接続したテレビからの音声が出なくなった。
 ・他の入力はすべて正常に音が出るのにテレビ音声だけが出ない状態。
 ・電源オンオフを試してもやはりテレビ音声だけが出ない。
 ・本体表示部を見ると、本来は[HDMI] [ARC]が点灯するはずが[DIGITAL]になっている。
 ・[DIGITAL]=「光デジタル入力」に固定されたままで変更できない。
 ・取扱説明書を読むと異常時の対応方法が記載されていました。
 ・今回は【第1段階:本体再起動】で復旧できました。

【第1段階:本体再起動】
 ・スタンバイ状態で電源ボタンを5秒以上長押し
 ・本体設定内容は再起動後も保持される

【第2段階:電源コードの抜き差し】
 ・本体再起動で解決できない場合

【第3段階:本体リセット】
 ・リモコンのホームボタンでホーム画面を出す
 ・「システム設定」→「その他」→「初期設定に戻す」→ENTERボタン
 ・本体設定内容は初期化される

Sx3070

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