YAMAHA T-2 修理調整記録2
・2018年7月初め、YAMAHA T-2の修理調整作業を承りました。
・以下、作業記録です。
■製品情報------------------------------------------------------------
・オーディオ懐古録 YAMAHA T-2 \130,000
・オーディオの足跡 YAMAHA T-2 \130,000(1978年頃)
・Hifi Engine YAMAHA T-2 / Analogue FM Stereo Tuner (1978-83)
|
|
■動作確認------------------------------------------------------------
・外観に目立つキズは無く、状態はなかなか良いです。
・電源スイッチオン。指針とメーター照明点灯。
・残念なことはメーター指針の塗装がボロボロ。
・Tメーター中点とSメーター最大点が一致しない。
・赤く光るダイヤル指針とデジタル周波数表示はほぼ一致。
・名古屋地区のFM局を受信。
・固定出力、可変出力とも正常。
・マルチパスH端子からも受信音が聴こえる。
・IFバンド切替、MUTING動作、REC CALなど問題なさそう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■内部確認------------------------------------------------------------
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■修理記録:メーター指針再塗装----------------------------------------
・塗装ボロボロの指針は定価130,000円の機種に相応しくない。
・という事でメーターを分解して指針を再塗装しました。
・ボロボロ塗料片はカッターナイフの先端で軽く触れるだけで剥がれます。
・今回はホビー用の水性蛍光塗料(オレンジ色)で慎重に塗布しました。
・よく見ると塗りムラがあるのですが遠目では分からないです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■調整記録------------------------------------------------------------
【機能設定】
・フロントパネルスイッチ設定
・RF MODE=HI SENSITIVITY
・IF MODE=LOCAL
・AUTO BLEND=OFF
【同調点調整】
・SSGより10.7MHz注入 → T201上段コア調整 → Tメーター中点
【OSC調整】
・指針を83MHzにセット
・83MHz 変調オフ 70dB → フロントエンド OSCトリマ調整
【トラッキング調整】
・76MHz mono 1kHz 50dB → RFコイル調整 → Sメーター最大
・90MHz mono 1kHz 50dB → RFトリマ調整 → Sメーター最大
【検波歪調整】
・音声出力端子 → WaveSpectra
・83MHz mono 1kHz 60dB → T201下段コア調整 → 歪み最小
・83MHz mono 1kHz 60dB → VR203調整 → 歪み最小
【VCO調整】
・TP 19kHz に周波数カウンタ接続
・83MHz 無変調 60dB → VR204調整 → 19kHz±20Hz
【PLL調整】
・音声出力端子 → WaveSpectra
・83MHz stereo 1kHz L-R 60dB → T202調整 → Lch音声レベル最大
【ステレオ歪調整1】
・IF MODE=LOCAL
・音声出力端子 → WaveSpectra
・83MHz stereo 1kHz 60dB → VR201,CF201調整 → 歪み最小
・83MHz stereo 1kHz 60dB → VR202,CF204調整 → 歪み最小
【ステレオ歪調整2】
・IF MODE=DX
・音声出力端子 → WaveSpectra
・83MHz stereo 1kHz 60dB → CF202,CF203調整 → Sメーター最大、歪み最小
【パイロットキャンセル歪調整】
・音声出力端子 → WaveSpectra
・83MHz stereo 1kHz 60dB → VR205,T203調整 → 19kHz漏れ信号最小
【セパレーション調整】
・音声出力端子 → WaveSpectra
・83MHz stereo 1kHz 60dB → 別基板VR402調整 → セパレーション調整
・83MHz stereo 1kHz 60dB → 別基板VR401調整 → 左右同レベル
【Sメーター調整】
・83MHz 無変調 80dB → VR206調整 → Sメーター振れ調整
【REC CAL調整】
・REC CALスイッチオン → Tメーターが中点を示すことを確認
■試聴----------------------------------------------------------------
・重厚な薄型ボディ、赤いデジタル表示、高級感漂う機種です。
・蛍光オレンジを塗ったメーター指針の視認性がとても良いです。
・イイ感じに仕上がったと思います。
« YAMAHA T-750 | トップページ | YAMAHA T-5D/E »
「ピュアオーディオ」カテゴリの記事
- 2026 謹賀新年(2026.01.04)
- SANSUI TU-S707X 修理調整記録7(2025.12.28)
- SONY ST-5150 修理調整記録6(2025.12.21)
- SONY ST-AV900 修理調整記録(2025.12.14)
- SANSUI TU-α707 修理調整記録3(2025.12.07)









































BLUESS 様
突然のメール失礼します。
YAMAHA T-2を使用しています。
数日前に右chの出力が小さくなりました。(音は出ています)
勝手なお願いですが、原因対処法が分かれば教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿: 菅 幸造 | 2021年1月16日 (土) 14時12分
>メーター動作やインジケーターの点灯が正常なのに右chだけ音が小さい
もしそうなら最終オーディオ回路の右ch側のどこか部品故障が疑われます。
回路図を見ながら不良個所を探すしかないと思います。
もし回路図が必要でしたら提供します。
投稿: BLUESS | 2021年1月16日 (土) 18時30分
早速の回答ありがとうございます。
メーター動作はシグナルクゥオリティが正常値になるまで3〜4分かかります。
その間少しノイズが入ります。正常値後は特にノイズはありません。
最終オーディオ回路は小さいほうの基板でしょうか?
スキルも測定器もありませんので不良箇所を見つけるのは、
目に見える故障だけですが、最終的には修理のお願いは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿: | 2021年1月16日 (土) 23時46分
目に見える故障、、
・LA3350の足が黒く変色していたら硬めの歯ブラシで磨いてみる
・LA3350周辺と小さい方の基板でトランジスタの足が黒くなっていたら同様に磨いてみる
・電解コンデンサーが膨らんでいたら交換する
出来るのはこれくらいでしょうか、
壊れても構わないのであれば修理はお引き受けします。
詳細は左サイドバー最上段のプロフィールをご覧ください。
投稿: BLUESS | 2021年1月17日 (日) 14時07分
BLUESS 様
お世話になります。
目では分かりませんでした。
修理をお願いしますので、
発送先をお知らせください。
宜しくお願い致します。
菅
投稿: 菅 幸造 | 2021年1月18日 (月) 14時30分
突然のメール失礼します。
神奈川県在住の名波(ナナミ)と申します。
YAMAHA T-2を使用しています。
①左chから出力せず音がでません
②メーター照明一部切れ
③メーター指針の塗装がボロボロ
④右窓のデジタル表示がでません
チューナー専門の修理業者をネット検索、評判投稿も含め、BLUESS様が、T-2修理記録2件を詳細に公開されており、信頼できると判断し、修理依頼をお願いしたく、メールしました。
受諾していただけるならば、発送先をお知らせください。
宜しくお願い致します。
投稿: 名波 誠(ナナミ マコト) | 2023年5月28日 (日) 15時38分
メアドの入力があったので直接返信差し上げました。
投稿: BLUESS | 2023年5月28日 (日) 19時33分