OPTONICA ST-2510
・2019年12月、寄贈品です。
・OPTONICA(オプトニカ)はSHARPのオーディオブランドでした。
・ST-2000 よりちょっと新しい感じですが、さてどうでしょう?

■製品情報------------------------------------------------------------
・ネット検索では製品情報がさっぱり見当たりません。
・古いオーディオ雑誌にあった ST-2510S という製品の情報を掲載します。
・型番後尾に「S」という文字がが付いているので後継機かも?
・でも外観はそっくり。昭和51年10月発売、ということは1976年。
・本機の電源コードに「1976」の印字があるので時代は同じ。
・「S」はシルバーの意味かも?ひょっとして「B」ブラックモデルもあった??(妄想)

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■動作確認------------------------------------------------------------
・ボディサイズ、特に奥行が38cmもあって大柄な印象。
・フロントパネルと見るとIF BAND切換、Hi BLEND機能がある。
・誇らしげに印字された「D MOS FET」は「デュアルゲートMOS FET」のことか?
・音量調整と機能切換つまみの形状が「しずく型」で特徴的。
・背面パネルには固定/可変出力端子とマルチパス端子装備。
・同軸裸線を接続するFMアンテナ端子がちょっと残念、でも基本性能は高そうな感じ。
・さて、電源オン。周波数窓は電球色の照明が点灯。
・2つのメーターは青白い照明点灯。
・名古屋地区のFM放送局を選局すると、、
・僅かな周波数ズレがあるものの放送自体は受信OKでした。
・Sメーター最大点とTメーター中点が一致しない。
・STEREOインジケーターが点灯する範囲がかなり狭い。
・IF BAND(Wide/Normal)切換OK。Rec CalトーンOK。
・MUTING機能が作動しない?
・Lockインジケーターが点灯するタイミングがおかしい?
・AM受信は問題なさそう。
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■内部確認------------------------------------------------------------
・ALPS社製FM5連AM2連バリコン搭載フロントエンド
・この中にD MOS FETがありそうですが内部確認は困難。
・5枚あるFM用バリコンの内1枚は使われていないので実際はFM4連。
・定番ICを使った一般的な構成でした。
・IC101:HA1137
・IC201:HA1151
・IC301:HA1196 → ※新発見ならず
・基板上にTPがたくさんあるのでハンダ面で接続を確認。
・TP101:HA1137-15ピン
・TP102:HA1137-6ピン
・TP103:GND
・TP104:AFC
・TP105:Q110-C
・TP106:Q106-C、Q107-B
・TP107:GND
・TP109:Q105-C ※これをGNDに落とすとLOCK機能が解除される
・TP110:IF信号(10.7MHz)
・TP201:HA1151-11ピン
・TP202:GND
・TP301:HA1196-16ピン ※19kHz
・局周波数に近づくとTメーターが中点に引き込まれる。
・しかし選局つまみにタッチセンサーがないので正確な中点(同調点)が分かり難い。
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■調整記録------------------------------------------------------------
・TP109 → GND ※受信LOCK機能を強制オフ
【FM OSC調整】
・76MHz → Lo調整 → Sメーター最大
・90MHz → TCo調整 → Sメーター最大
【FM RF調整】
・76MHz → LA,LR1,LR2調整 → Sメーター最大
・90MHz → TCA,TCR1,TCR2調整 → Sメーター最大
・83MHz → IFT調整 → Sメーター最大
【検波調整】
・固定出力をWaveSpectra接続
・83MHz → T103調整 → Tメーター中点
・83MHz → T104調整 → 高調波歪最小
【Tメーター調整】
・TP109 → GND解除 ※受信LOCK機能作動状態
・VR102調整 → Tメーター中点
【IF GAIN調整】
・IF BAND=NARROW
・83MHz → Sメーター振れ記録
・IF BAND=WIDE
・Sメーター振れを同じに設定
【MUTING調整】
・83MHz,20dB → VR101調整 → MUTING作動ポイントへ
【VCO調整】
・TP302 → 周波数カウンタ接続
・83MHz無変調 → VR302調整 → 19kHz
※19kHzが上手く測定できないのでVR302をSTEREO範囲の中央に設定
【セパレーション調整】
・IF BAND=WIDE
・83MHzST信号 → VR301調整 → 漏れ信号最小
・IF BAND=NARROW
・83MHzST信号 → VR303調整 → 漏れ信号最小
※基板のシルク印刷VR103は印字ミス
【REC CAL調整】
・VR501調整 → -6dB ※389Hz
【AM調整】
・ 600kHz → L201,バーアンテナ → Sメーター最大
・1400kHz → AM11,AM2,AMTC3調整 → Sメーター最大
・1000kHz → T202調整 → Sメーター最大

■試聴----------------------------------------------------------------
・FM/AMとも普通に使えます。BGM用途なら全く問題なしです。
・オーディオ全盛期にOPTONICA製品を買ったことは一度も無かったです。
・でも、今見るとフロントパネルのデザインに他社製品にはない個性がありますね。
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Bluess様
いつも楽しく拝見しております。
この機種のパネルの機能表示は小文字
アルファベットなんですね。
テクニクス製品もそうですが、ちょっと
洒落て見えますね。
アルファベットでの機能表記は大文字か、
頭だけ大文字、のような決まりは特に
無いのか?何年も疑問のままです。
投稿: exjf3eqs | 2020年2月21日 (金) 19時08分
exjf3eqs様
いつもありがとうございます。
アルファベットの大文字と小文字、たしかにそうですね。
文字表記も含めてフロントパネルのデザインだと思うので、
その意味では小文字の方がオシャレな感じがします。
オーディオ機器に日本語表記があったら、、かなり違和感ありますね。
投稿: BLUESS | 2020年2月23日 (日) 08時28分
文字表記も含めてフロントパネルのデザイン…ブランドやシリーズの共通イメージを持たせつつ、機能的で美しく、更に作りやすく低コストで。
オーディオ製品は工業デザイナーの腕の見せ所ですよね!
松下電器はアルファベットからカタカナ、漢字まで自社フォントを作っていましたが、オーディオのパネル文字もそうかもしれませんね
投稿: exjf3eqs | 2020年2月23日 (日) 13時20分