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2021年10月 3日 (日)

KENWOOD KT-3030 修理調整記録5

 ・2021年7月、続いてKT-3030の故障機が届きました。
 ・左チャンネルの音が出ないそうです。
 ・以下、作業記録です。

Kt303003_20211003130401

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 KENWOOD KT-3030 ¥120,000(1984年頃)
 ・オーディオ懐古録 KENWOOD KT-3030 ¥120,000
 ・Hifi Engine KENWOOD KT-1100SD FM Stereo Tuner (1984)

Kt303002_20211003130501Kt303009_20211003130501

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・本体を持ち上げると何故かずっしりと重い、、
 ・底面に純正外の本格的な重量級インシュレーターが付いていました。
 ・1個265g×4個、1kg超の重量増でした。
 ・さて、FMアンテナを接続して電源オン
 ・オート選局で名古屋地区のFM局をすべて受信できました。
 ・周波数表示、シグナルインジケーター点灯
 ・STEREOインジケーター点灯、REC CALトーンOK
 ・左右chから音は出ています。
 ・なぜか?左chから音が出ないという症状は確認できません??

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・本体を裏返すときに内部から「ゴトッ、ゴトッ」と異音がします。
 ・異音の元は電源トランスでした。
 ・電源トランスを固定するネジ2本が外れています。
 ・ボディを傾けると電源トランスが左右に移動して異音源になっていました。
 ・あと電源基板の電解コンデンサ×4個が大型のオーディオタイプに交換済み。
 ・ただC13/2200uFの直径が大き過ぎてトランジスタの放熱板に密着しています。
 ・ここはかなり熱くなるので将来的に熱劣化が心配かも?

Kt303060Kt303061Kt303062Kt303057Kt303058

■調整記録------------------------------------------------------------

 ・過去の記録に倣って各部作業しました。
 ・すべての調整項目で正常に調整できました。
 ・左chからの音が出ないとのことでしたが、やはり左右とも音は出ています。
 ・不思議なことに故障個所は見当たりません。

Kt303050

■修理記録:電源基板電解コンデンサー交換------------------------------

 ・電源基板の交換済み電解コンデンサ4個をオリジナルサイズに戻しました。
 ・C5,C6 (330uF/63v) → (330uF/63v)
 ・C13(2200uF/63v) → (2200uF/50v)
 ・C14(1000uF/63v) → (1000uF/50v)
 ・放熱板との密着状態は解消されました。

Kt303053Kt303020_20211003130601Kt303021_20211003130601Kt303023_20211003130601Kt303024_20211003130601

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・調整後、私のリスニング環境に設置して聴いていますが動作は正常です。
 ・ご指摘の症状は確認できませんでした。
 ・何だか不思議な感じです??

Kt303004_20211003130401

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