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2022年11月の記事

2022年11月27日 (日)

PIONEER TX-910 修理調整記2 続編

 ・PIONEER TX-910 修理調整記録2 2019/6/2
 ・2022年9月、このTX-910で再び不具合が発生したそうです。
 ・以下、再修理記録です。

Pioneer_tx91003_20221127091001

■不具合情報----------------------------------------------------------

 ・FM受信中に突然音が出なくなる
 ・TメーターやSメーターは正常に振れたまま
 ・STEREOインジケーターも点灯している
 ・しかし音声が出なくなる

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・当方での動作確認では不具合はなかなか再現されませんでしたが、
 ・9月の日曜日、朝からTX-910をBGMにしながら他機の修理をしていたとき、
 ・ちょうどサンソンが流れてきた頃、急に音が出なくなりました
 ・既に6時間以上の連続動作で木製ボディも熱を帯びています
 ・音が出なくなったときTメーター中点、Sメーター最大、STEREO点灯したまま
 ・MUTINGスイッチをOFFにすると音声出力が瞬断を繰り返します
 ・ボディ内部からリレーの作動音がカチカチと聞こえます
 ・MUTINGオンにすると瞬断は止まりますがやはり音は出ません
 ・これはMUTING系統が怪しいか?

■修理記録:MUTING基板------------------------------------------------

 ・温まってくるとMUTINGが作動して音が出なくなる
 ・基板を温めたり冷やしたりする温度サイクル試験をやってみました
 ・まずは十分冷めた状態でヒートガン(小型のドライヤー)で基板を加熱
 ・最初に上面IF基板のMUTING-IC:PH5022A周辺に熱風噴射
 ・しかし不具合は発生しません

Pioneer_tx91021_20221127090601Pioneer_tx91023_20221127090601Pioneer_tx91027_20221127090601Pioneer_tx91029_20221127090701Pioneer_tx91030_20221127090601

 ・次に裏面の小さなMUTING基板に熱風噴射
 ・するとすぐに音が出なくなる現象が発生しました。
 ・続いてエアダスターを噴射して冷却すると音声出力が回復する
 ・原因は小さなMUTING基板だと確信して部品交換に着手
  ・トランジスタ交換
  ・電解コンデンサ交換
  ・ダイオード交換
  ・抵抗交換
 ・それぞれ交換後にヒートガンで温めて動作確認を繰り返す
 ・ところが全部品を交換しても不具合が解消しない??
 ・これはおかしいぞ??

Pioneer_tx91041_20221127090801Tx910101Tx910102Tx910105Tx910108

■修理記録:電源基板--------------------------------------------------

 ・残すはMUTING基板に繋がった電源基板しかない??
 ・と思って電源基板を確認、まずはヒューズの導通チェック
 ・すると何とビックリ! 0.5Aのヒューズが2本も切れていました!
 ・1本は目視で切れている状態が分かる物
 ・もう1本は見た目は正常だがテスターチェックで不通が判明
 ・最初のチェックで電圧値は正常だったので、まさかヒューズが切れていたとは!
 ・回路図を確認したところ2本とも並列接続の片方でした。

Pioneer_tx91041_20221127090801Tx910110Tx910111Tx910112Tx910113

 ・ヒューズを交換して再度MUTING回路の温度サイクル試験を再開
 ・ヒートガンで基板を温めても音声が出なくなる症状は発生しません
 ・念のため意図的にヒューズ2本を外した状態でテストしてみると、
 ・ヒートガンに敏感に反応して音が出なくなりました
 ・今回の不調原因はヒューズ切れでした
 ・電圧は正常でもヒューズ切れによってたぶん電流不足だったと想像します。


Tx910114

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・1973年製、もう半世紀も前の製品ですね。
 ・美しい青色照明に浮かび上がるTX-910は今もその輝きを保っていますが、
 ・当時高校一年生だった好青年はといえば、くびれたジイさんになってしまいました。


Pioneer_tx91010_20221127091001

2022年11月20日 (日)

TRiO KT-1100 修理調整記録10

 ・2021年9月、シルバーモデルのKT-1100故障機が届きました。
 ・以下、作業記録です。

Kt110003_20221120091301

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-1100 ¥73,800(1982年発売)
 ・オーディオ懐古録 TRIO KT-1100 AM-FM STEREO TUNER ¥73,800
 ・Hifi Engine Kenwood KT-1100 AM/FM Stereo Tuner (1983)

Kt110002_20221120091301

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・FMアンテナを接続して電源オン。
 ・二つのメーター照明点灯、赤い指針点灯。
 ・選局ツマミを回しながら目盛り80.7MHz(FM-AICHI)に指針セット
 ・TメーターとSメーターが振れて受信OK
 ・選局ツマミから指を話すとLOCKランプ点灯、STEREOランプ点灯
 ・RF切換、IFバンド切換OK、REC CALトーンOK
 ・あれ、ちゃんと受信できるじゃん、、と思っていたら
 ・放送を聞いているうちに何か違和感が、、
 ・そう、流れてくる音楽はNHK-FM(82.5MHz)の番組です??
 ・これは、、ちょうど-1.8MHzの周波数ズレです
 ・82.5MHzのNHK-FM局を目盛り80.7MHz付近で受信できている訳です
 ・名古屋地区で受信できるFM局はすべて-1.8MHz低い位置で受信できました
 ・ズレた位置での受信動作は正常です
 ・AMは適当なループアンテナで受信OK
 ・問題はOSCトリマですね

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・メーカーサービスの修理歴を示すシールは見当たらない
 ・ハンダ面を見ても作業痕は見当たらない
 ・フロントエンド内のOSCトリマを仮調整したところ周波数ズレを修正できました
 ・トリマコンデンサは生きていました

Kt110001_20221120091401Kt110005_20221120091401Kt110020_20221120091401Kt110022_20221120091401Kt110021_20221120091401

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM OSC調整】
 ・83MHz受信 → フロントエンドTC8調整 → Sメーター最大
 ※OSCコイルL5の調整が難しいため83MHzのみで調整
【FM RF部調整】
 ・IF BAND NARROW
 ・83MHz受信 → フロントエンドTC1,TC2,TC4,TC6調整 → Sメーター最大
 ・83MHz受信 → フロントエンドT1調整 → Sメーター最大
 ※L1~L4の調整が難しいため83MHzのみで調整
【IF調整】
 ・IF BAND NARROW
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz → L2,L3調整 → Sメーター最大
【Tメーター調整】
 ・IF BAND NARROW
 ・83MHz受信 → Sメーター最大かつ高調波歪最小位置にて受信
 ・L4調整 → Tメーター中点
【Wide Gain調整】
 ・83MHz受信 → VR1調整 → Wide/Narrow Sメーター振れ具合を同じ位置に
【2nd OSC調整】
 ・IC4(TR4011)-1pin → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz受信 → L6調整 → 1.965MHz
【VCO調整】
 ・IC7(TR7040)付近の二つのTPを直結
 ・TP(19kHz) → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz → VR4調整 → 19kHz±10Hz
【Pilot Cancel調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR3,L19調整 → 19kHz漏れ信号最小
【セパレーション調整/wide】
 ・IF BAND WIDE
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR5調整 → Lch漏れ信号最小
 ・83MHz ST → VR9調整 → Rch漏れ信号最小
【セパレーション調整/narrow】
 ・IF BAND NARROW
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz ST → VR6調整 → 漏れ信号最小
【REC CAL調整】
 ・83MHz受信 → 出力レベル測定
 ・VR2調整 → 上記レベル-6dBに設定 ※422Hz
【タッチセンサー調整】
 ・Q13エミッタ(=R197) → 周波数カウンタ接続
 ・L18調整 → 400kHz
【AM OSC調整】
 ・ 600kHz受信 → L17調整 → シグナルメーター最大
 ・1400kHz受信 → TC7調整 → シグナルメーター最大
【AM RF調整】
 ・ 600kHz受信 → L14,L15調整 → シグナルメーター最大
 ・1400kHz受信 → TC3,TC5調整 → シグナルメーター最大
【AMメーター調整】
 ・VR12 Sメーター振れ具合調整
 ・VR11 Tメーター中点調整

Kt110000

■試聴----------------------------------------------------------------

 ・幸いにも再調整だけで復活しました。

Kt110004_20221120091301

2022年11月13日 (日)

TRIO KT-8300 修理調整記録5

 ・2022年9月、KT-8300の故障機が届きました
 ・以下、作業記録です。

Kt830003_20221113091301

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-8300 ¥63,000(1978年発売)
 ・Hifi engine Kenwood KT-815 AM/FM Stereo Tuner (1979-80)

Kt830002_20221113091301Kt830009_20221113091301

■動作確認------------------------------------------------------------

<依頼者様からお聞きした不具合情報>
 ・過去2度のメーカーサービスでの修理歴あり
 ・最近受信が不安定になり、雑音が入るようになった
 ・3度目の修理依頼したところ部品が無いとの理由で返却された
<当方での確認事項>
 ・FMアンテナを接続して電源オン、電球切れは無さそうです。
 ・名古屋地区のFM局で受信テスト開始
 ・二つのメーターが大きく振れて受信できますが、
 ・Tメーター中点とSメーター最大点が一致しない
 ・Tメーター中点から少しずれた位置でSTEREO点灯
 ・メーターの振れ方は正常ですが、出てくる音は雑音が酷くて聞けたものではない
 ・指針の移動に伴って「カサカサ」と別ノイズあり
 ・これはたぶんバリコン軸の接触不良か?
 ・それからMUTINGが作動しない。局間ノイズが垂れ流し状態
 ・LOCK/TUNEインジケーターが点灯しっぱなし
 ・本体底面にメーカーサービスの修理記録シールが貼ってありました
  ・1984年11月22日 修理内容記載なし
  ・2002年 4月 3日 修理内容記載なし

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・パルスカウント検波部:HA1137W+MC1496+TR4010
 ・MPX:HA11223W
 ・ICやトランジスタの足が真っ黒
 ・バリコン軸の接点部分に緑青色のサビが浮き出ている
 ・修理歴があるとの事なので、ハンダ面を見ながら該当箇所を探しました
 ・修理箇所はすぐに分かりました。
 ・リレー(HITACHI L-23)前後の回路がジャンパ線で直結されています。
 ・部品(リレー)が入手不可だったためやむを得ずリレー前後を直結したようです
 ・メーカーサービスでは汎用部品は使わない(使えない?)のですね

■修理記録:リレー交換------------------------------------------------

 ・同型リレーがないかとジャンク箱の中を探したところ、
 ・分解して基板だけ保管している KT-1000 の基板にありました
 ・これを取り外してKT-8300に移植したころMUTINGが作動するようになりました
 ・まずは第一段階クリア

Kt830040Kt830037Kt830043Kt830041Kt830042

■修理記録:接点洗浄---------------------------------------------------

 ・真っ黒に変色したICやトランジスタの足を硬めの歯ブラシで磨く
 ・次にエレクトロニッククリーナー液を歯ブラシに吹き付けて磨く
 ・特に足の付け根付近を丹念に磨く
 ・続いてフロントエンド内、バリコン軸の接点を爪楊枝の先端で清掃
 ・次に最近不具合事例の多い切換スイッチの接点不良対策を実施
 ・と言ってもフロントパネルのプッシュスイッチを操作してON/OFFを繰り返すだけです
 ・何度も何度も、何度も何度もON/OFFを繰り返す、、すると、、
 ・FM音声に被っていた酷い雑音が徐々に消えていきました
 ・やはりスイッチ内部の接点が黒化し接触不良を起こしていたようです
 ・スイッチの隙間からエレクトロニッククリーナーを噴射しさらにON/OFFを繰り返す
 ・この対策によって動作確認時の酷い雑音はキレイに解消しました。
<お詫び>
 ・IF BAND切換(WIDE/NARROW)スイッチを何度も操作していたところ、、
 ・スイッチのロック機構を壊してしまいました。
 ・押し込んだ状態を保持できなくなりました
 ・常時WIDE受信の状態で、NARROW受信状態を保持できないということです
 ・指先でスイッチを押し続けていればNARROW受信できます。
 ・通常はWIDE受信だけでも問題なさそうですが、
 ・スイッチ故障もよくある事例なので気を付けていたのですが、、申し訳ありません。

Kt830050Kt830051Kt830052Kt830053Kt830054

■調整記録------------------------------------------------------------

【FM OSC調整】
 ・マルチパスV端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・83MHz 受信 → TCo調整 → 電圧最大
【FM RF調整】
 ・マルチパスV端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・83MHz 受信 → TCA1,TCA2,TCR1,TCR2調整 → 電圧最大
【Tメーター調整1】
 ・SSG 83MHz 1kHz 60dB
 ・83MHz M0NO → T2調整 → Tメーター中点
【Tメーター調整2】
 ・SSG 83MHz 1kHz 60dB
 ・83MHz M0NO サーボロックON → VR10調整 → Tメーター中点
【Sメーター調整】
 ・SSG 83MHz 1kHz 60dB
 ・83MHz MONO → VR4調整 → Sメーター「目盛り4.8」
【WIDE GAIN調整】
 ・SSG 83MHz 1kHz 60dB
 ・83MHz MONO NARROW受信 → Sメーター目盛り位置を確認
 ・83MHz MONO WIDE受信 → VR1調整 → SメーターNARROWと同じ位置
【DISTORTION調整】
 ・固定出力端子 → WaveSpectra接続
 ・SSG 83MHz 1kHz 60dB
 ・83MHz MONO → L8(フロントエンド内)調整 → 歪最小
【パルスカウント検波調整】
 ・R91左足 → 周波数カウンタセット
 ・SSG 83MHz 無変調 60dB
 ・83MHz受信 → T6調整 → 1.96MHz
【MUTING調整】
 ・SSG 83MHz 1kHz 30dB
 ・83MHz MONO → VR2調整 → MUTING開始位置確認
【VCO調整】
 ・R97後足 → 周波数カウンタ接続
 ・SSG 83MHz 無変調 60dB
 ・83MHz受信 → VR5調整 → 76kHz
【パイロットキャンセル調整】
 ・固定出力端子 → WaveSpectra接続
 ・SSG 83MHz 60dB Pilot信号
 ・83MHz ST受信 → VR6調整 → 19kHz信号最小
【WIDE セパレーション調整】
 ・固定出力端子 → WaveSpectra接続
 ・83MHz WIDE Rch → VR7調整 → 反対chへの漏れ信号最小
 ・83MHz WIDE Lch → VR8調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【NARROW セパレーション調整】
 ・固定出力端子 → WaveSpectra接続
 ・83MHz NARROW L/R → VR9調整 → 反対chへの漏れ信号最小

Kt830060

■試聴---------------------------------------------------------------

 ・IF BAND切換スイッチを壊してしまいましたが、受信動作は復活しました。
 ・フロンパネルを分解清掃したのでフロントマスクが輝いています。
 ・WIDE受信専用機としてご活用ください。

Kt830005_20221113091301

2022年11月 6日 (日)

LUXMAN T-550V

 ・2022年9月、初めて見る機種が届きました。
 ・外観はT-300Vとよく似ていますが本体サイズが一回り小さめ。
 ・と言ってもT-300Vが大き過ぎるのでT-550Vが一般的なコンポサイズです。

T550v03

■製品情報------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 LUXMAN T-550V ¥57,500(1976年5月発売)

T550v02 T550v17

■動作確認------------------------------------------------------------

 ・ウッドケースには擦り傷打ち傷多数、表面は経年の汚れでくすんでいる感じ
 ・フロントパネルは経年の汚れが目立つので後で分解清掃します
 ・背面端子にFMアンテナF端子がないのがちょっと残念。
 ・300Ω端子にアンテナを接続して動作チェック開始
 ・電源オン、周波数窓とメーター、指針の照明点灯
 ・名古屋地区のFM局をSTEREO受信できました
 ・MUTING動作OK
 ・ただ僅かに周波数ズレ、Sメーター最大点とTメーター中点が一致しない
 ・AMは外部アンテナなしでクリアに受信OK
 ・たぶん内部にバーアンテナを内蔵しているみたい
 ・FM/AMで指針の照明色は変わらない
 ・特に大きな問題は無さそうです

T550v04 T550v05 T550v06 T550v07 T550v08

■内部確認------------------------------------------------------------

 ・Alps社製一体型フロントエンド:FM4連、AM3連バリコン
 ・IFバンド切換なし、CF×2 → LM703、TA7061P → レシオ検波
 ・uPC554C:MPX and Mute switching
 ・PLL化される以前のスイッチング式復調回路
 ・AMはディスクリート構成

T550v20 T550v21 T550v23 T550v24 T550v25
T550v26 T550v27 T550v28 T550v29 T550v30

 ・STEREOインジケーターの電球が交換済みのようです
 ・手元にWL-550(輸出機)の回路図があったのでT-550V実機と比較しました
 ・上面基板番号:YXR-19030BD
 ・何と基板番号が同一、載っている部品もほぼ一致。
 ・相違点は、、
  →IFアンプuPC555 → LM703(カンタイプ)
  →T-550Vで実装されていない部品が何点かある
  →回路図では固定抵抗R318(10kΩ)→ T-550V 可変抵抗(5kΩ)
 ・WL-550とT-550Vは発売時期がかなり違うのに同一構成とは、ちょっと驚きです

■修理記録-------------------------------------------------------------

 ・特に故障個所は無さそうですが以下の処置を行いました
  →バリコン軸の接点洗浄
  →切換スイッチの接点洗浄
  →基板全体の洗浄

■調整記録-----------------------------------------------------------

 ・WL-550のサービスマニュアルを参考にして調整手順を組み立てました。
 ・MUTING → off、NOISE → normal
【OSC調整】
 ・90MHz受信 → CT104調整 → Sメーター最大
 ・76MHz受信 → L104 調整 → Sメーター最大
【RF調整】
 ・90MHz受信 → CT101,CT102,CT103調整 → Sメーター最大
 ・76MHz受信 → L101,L102,L103 調整 → Sメーター最大
 ・83MHz受信 → T101調整 → Sメーター最大
【IF調整】
 ・83MHz受信 → T201調整 → Sメーター最大
 ・83MHz受信 → T202調整 → Sメーター最大
【レシオ検波調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra
 ・83MHz受信 → T203上部コア調整 → Tメータ中点確認
 ・83MHz受信 → T203下部コア調整 → 高調波歪最小
【FMミューティング調整】
 ・83MHz,20dB受信 → VR201調整 → MUTING作動位置へ
【FM Sメーター調整】
 ・83MHz70dB受信 → VR202調整 → Sメーター振れ最大
【MPX調整】
 ・FM stereoポジション
 ・NOISE → normal
 ・音声出力 → WaveSpectra
 ・83MHz,SUB信号受信 → T204,T206調整 → Lch信号レベル最大
 ・83MHz,L/R信号受信 → T205調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【AM調整】
 ・ 600kHz受信 → T207,T208調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz受信 → CT105,CT106,CT107調整 → Sメーター最大
 ・ 900kHz受信 → T209,T210,T211調整 → Sメーター最大
 ・VR2調整 → AMミューティング、AM Sメーター調整
 ※AM受信時もミューティングが効きます

T550v00

※基板にR318(10kΩ)と印刷のある位置にVR204(5kΩ)可変抵抗があります
※レシオ検波で得られたコンポジット信号が裏面のFM同調点検出回路に繋がっています
※FM同調点からMUTING動作の判定に使われるようですがVR204の設定法が分かりません。
※試行錯誤の末に可変抵抗の中点に設定しておきました。

■DARC信号実験--------------------------------------------------------

 ・T-300VではNHK-FM受信時にDARC信号によるノイズが盛大に発生しました。
 ・そこで信号発生器でFM多重信号を生成して実験しました
  → MEGURO DARC ENCODER MSG-2170 。
  → L+R=80%、Pilot=10%、DARC=10%
 ・実験の結果、T-550VではDARC信号による影響は観測されませんでした。
 ・実際にNHK-FMを聴いても気になるノイズはありません。
 ・同じ回路の WL-550 もDARCノイズは無いと思われます。

T550v40

■試聴---------------------------------------------------------------

 ・T-300Vで気になったDARC信号による影響はありません。
 ・これならオールドチューナーとしてまだ活躍できます。

T550v09

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