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2023年3月26日 (日)

Accuphase T-101 修理調整記録4

 ・2023年1月、T-101のメンテナンスをお引き受けしました
 ・以下、作業記録です。

T10103

■製品情報-------------------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 Accuphase T-101 ¥110,000 (1974年5月発売)
 ・オーディオ懐古録 Accuphase T-101 ¥110,000 (1974年)
 ・Hifi Engine Accuphase T-101 FM Stereo Tuner ※サービスマニュアルあり
 ・取扱説明書(日本語版)

T10102T10109

■動作確認--------------------------------------------------------------

 ・電源オン、周波数窓と二つのメーターが青色照明に浮かび上がる
 ・アンテナ端子に接続して動作確認
 ・名古屋地区のFM放送を受信するとSメーター、Tメーターが大きく振れる
 ・マルチパスメーターもそれなりに動いている
 ・三つのメーターの動き方は正常
 ・固定/可変出力とも音声OK。マルチパスH端子、FM DET OUT端子も音声OK
 ・MUTING動作OK、STEREOランプ点灯
 ・指針と目盛りにわずかにスレがあるものの顕著な不具合は無さそうです

■内部確認-------------------------------------------------------------

 ・T-101ではMC1310互換品がいろいろ使われています
 ・1号機:TA7156P、2号機:HA1156W、3号機:LM1310N、そして今回もLM1310N でした
 ・1,2号機で接触不良があったコネクタ部分をチェック
 ・今回の個体はとても綺麗で接触不良なし
 ・念のためコネクタを抜いて接点を磨いておきました

T10133

■調整記録-------------------------------------------------------------

【検波調整1】
 ・MONO、MUTINGオフ、NORMAL
 ・信号なし → IF基板 T3上段コア調整 → Tメーター中点
【OSC調整】
 ・90MHz → フロントエンド CT1調整
 ・76MHz → フロントエンド L11調整
 ・上記調整を数回繰り返す
【トラッキング調整】
 ・90MHz → フロントエンド CT2,CT3,CT4調整 → Sメーター最大
 ・76MHz → フロントエンド L11,L12,L13調整 → Sメーター最大
 ・上記調整を数回繰り返す
【Sメーター調整】
 ・83MHz 86dB,30%dev → IF基板 VR4調整 → Sメーター目盛り5
【検波調整2】
 ・MONO、MUTINGオフ、NORMAL
 ・固定出力 WaveSpectra接続
 ・83MHz 66dB,100%dev → IF基板 T3下段コア調整 → 高調波歪最小
【MUTING WIDTH調整】
 ・MUTING オン
 ・83MHz 86dB,30%dev → IF基板 VR2調整 →
 ・Tメーターを見ながら左右離調時にMUTING作動ポイントが左右対称にする
【MUTING LEVEL調整】
 ・MUTING オン
 ・83MHz 22dB,30%dev → IF基板 VR3調整 → 出力が出現する位置へ
【VCO調整】
 ・MPX基板 IC1 1pin → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz 無変調 → MPX基板 VR1調整 → 19kHz
【セパレーション調整】
 ・固定出力端子にWaveSpectra接続
 ・83MHz 100%dev → MPX基板 VR2調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【音声出力レベル】
 ・固定出力 AC電圧計接続
 ・83MHz 66dB,100%dev → IF基板 VR1調整 → 2.0v

T10141

■試聴-----------------------------------------------------------------

 ・特に不具合なし、再調整だけ行いました
 ・クラシカルなルックスがイイですね。

T10104

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コメント

このころのアキュフェーズは、アマチュア無線(HF帯の世界的名機TS820とか受信機送信機セパレートの高級機920ラインなど)や受信機でトップクラスのトリオからスピンアウトした技術者がいて、ここのチューナーもすごくよかった時代ですね。

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