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2025年6月15日 (日)

PIONEER TX-8800II 修理調整記録3

 ・TX-8800IIの記事が続きます
 ・2025年5月、同時に届いたもう一台のTX-8800IIの修理記録です

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■製品情報--------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 PIONEER TX-8800II 1976年 46,800円
 ・Hifi engine PIONEER TX-8500mkII AM/FM Stereo Tuner (1977-79)

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■動作確認--------------------------------------------------

【依頼者様からの不具合情報】
 ・STEREOインジケーターが点灯しない
 ・受信感度が低下している
【当方での確認事項】
 ・事前に教えていただいた不具合情報を再現確認しました
 ・周波数窓の照明、メーター照明点灯
 ・WIDE/NARROWインジケーター点灯
 ・名古屋地区のFM放送は僅かな周波数ズレですべて受信できました
 ・TメーターとSメーターの振れ具合も問題なさそう
 ・ご指摘のようにSTEREOインジケーターが点灯しない
 ・ただ実際のステレオ感はありました

■修理記録:インジケータ電球のLED化--------------------------

 ・STEREO電球とWIDE電球は既に交換された痕跡がありました
 ・今回切れていたのは STEREO 電球だけでしたが、
 ・明るさや色合いを揃えるため WIDE/NARROW/STEREO 3個まとめてLED化
 ・3個とも元々DC電圧で駆動されていたので作業は簡単でした
  ・オリジナルのフィラメント電球を後ろから引き抜く
  ・これを直径3mm白色LEDに置き換えて制限抵抗を変更
  ・抵抗値は実際の明るさを確かめながら試行錯誤で選定
 【WIDE】
  ・PL2(6v/30mA) 49端子~47端子(GND)
  ・R98(240Ω)→ 2.2kΩ
 【NARROW】
  ・PL3(6v/30mA) 51端子~48端子(GND)
  ・R99(240Ω)→ 2.2kΩ
 【STEREO】
  ・PL4(6v/30mA) 29端子~26端子(PA1001 6pin)
  ・R49(200Ω)→ 2.2kΩ
 ・今回の作業で気付いたのは、STEREOインジケーターの色
 ・前回は赤色だったのに今回は緑色です
 ・製品カタログを見ると緑色、今になって気が付きました
 ・赤色だった前回機は変えられていたのか?

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■修理記録:周波数窓電球のホルダー交換----------------------

 ・窓照明の電球 T10ウェッジ球(8v/0.3A) のホルダーが割れていました
 ・前回修理者が無理に外そうとしてホルダーのツメを破損したようです
 ・ジャンク部品箱にあった同型ホルダーに交換しておきました
 ・いつかLEDに交換するときに役立つと思います

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■調整記録--------------------------------------------------

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 ・MUTING → OFF
 ・IF BAND → NARROW
 ・FUNCTION → FM MONO
【FM OSC調整】
 ・37番端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・90MHz受信 → TCO調整 → 電圧最大
 ・76MHz受信 → LO調整 → 電圧最大
【FM RF調整】
 ・37番端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・90MHz受信 → TCA,TCR1,TCR2調整 → 電圧最大
 ・76MHz受信 → LA、LR1、LR2調整 → 電圧最大
【FM IF調整】
 ・VR 1 → 時計回り一杯に回す
 ・VR10 → 反時計回り一杯に回す
 ・IF BAND → NARROW
 ・37番端子 → 電圧計セット(Sメーター電圧)
 ・83MHz,40dB受信 → フロントエンドITF,T2調整 → 電圧最大
【FM同調点調整】
 ・IF BAND → WIDE
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz受信 → T3下段コア調整 → Tメーター中点
 ・83MHz受信 → T3上段コア調整 → 高調波歪最小
【Sメーター調整】
 ・IF BAND → WIDE
 ・83MHz,100dB,100%受信 → VR2調整 → Sメーター4.8
【NARROWレベル調整】
 ・IF BAND → WIDE → 信号レベル記録
 ・IF BAND → NARROW → VR1調整 → 同レベルに
【MUTING調整】
 ・IF BAND → WIDE
 ・MUTING → ON
 ・83MHz,20dB受信 → V9調整 → MUTING作動位置へ
【VCO調整】
 ・34番端子 → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz,ST信号受信 → VR4調整 → 76kHz
【パイロットキャンセル調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・83MHz,ST信号受信 → VR3調整 → パイロット信号最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・IF BAND → WIDE
 ・83MHz,ST信号受信 → VR5調整 → 反対chへの漏れ信号最小
 ・IF BAND → NARROW
 ・83MHz,ST信号受信 → VR6調整 → 反対chへの漏れ信号最小
【REC LEVEL調整】
 ・音声出力 → WaveSpectra接続
 ・IF BAND → WIDE
 ・83MHz,ST受信 → 信号レベル記録
 ・REC CAL オン → VR7調整 → 記録値より-6dB
【AM調整】
 ・600kHz 受信 → T4,バーアンテナ内コイル調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz受信 → AM2,AM1調整 → Sメーター最大

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■試聴------------------------------------------------------

 ・腕時計の文字盤のような立体的な周波数目盛がキラキラしています
 ・STEREOインジケーターは赤色でも緑色でも違和感ないですね

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