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2025年8月10日 (日)

TRIO KT-7500 修理調整記録8

 ・音量VRを 別のKT-7500(修理調整記録7)に移植した部品取り機です
 ・不具合多数のため放置してありましたが、
 ・VRを移植したのを機に、とりあえず使える状態にまで復旧しました
 ・以下、作業記録です。

Kt750003_20250810090101

■製品情報--------------------------------------------------

 ・オーディオの足跡 TRIO KT-7500 48,000円(1975年発売)
 ・hi-fi engine KENWOOD KT-7300 輸出機サービスマニュアル
 ※型番注意 国内機 KT-7500 → 輸出機 KT-7300

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■動作確認--------------------------------------------------

 ・外観は目立つキズも無く見た目はそんなに悪くないのですが、
 ・なぜ「部品取り機」という可哀そうな扱いだったかというと、
【理由1】
 ・選局ダイヤル(中央の大きなツマミ)の回転軸が偏心している
 ・ダイヤルを回すと少し楕円を描くように回転します
 ・力技で軸の修正を試みましたが残念ながら完治には至らず
【理由2】
 ・FMアンテナ端子、同軸ケーブルの芯線を留める金具が欠損している
 ・現状では300Ω端子に接続するしかない

 ・指針と目盛りのズレ、Sメーター最大点とTメーター中点のズレ
 ・特にTメーターは中央から左側でしか動かない
 ・STEREOインジケーター点灯、照明電球切れなし、赤色LEDも点灯OK
 ・指針移動時の雑音、受信中の不定期な雑音
 ・AMは背面バーアンテナで良好に受信できました

■修理記録:音量調整VRを迂回する----------------------------

 ・本機の音声出力は可変端子のみ、固定出力端子はありません
 ・音量調整VRを取り外したので音声信号は出力端子に直結しました
 ・こうなると音量調整ツマミは不要ですが、ツマミがないと見た目が悪い、
 ・そこで故障機から取り外したVR(配線は切断したまま)を取り付け
 ・フロントパネル側から調整ツマミをはめ込んで見た目は完成
 ・音量調整ツマミを回しても音量は変化しませんが、見た目重視です
 ・今後、同型VRが入手出来たら配線をやり直せば復旧可能です
【参考情報:VR仕様】
 ・17番端子(L)、18番端子(GND)、19番端子(R)
 ・10kΩ(B)
 ・2連タイプ、本体直径16mm、シャフト径6mm、シャフト長30mm

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■修理記録:FMアンテナ端子をF端子に改造---------------------

 ・オリジナルはF型端子ではなくバラ線をネジ止めするタイプです
 ・芯線を固定するためのネジが入手時から欠損していました
 ・何故こうなるのか?不思議です、、
 ・このままでは使い難いのでF型端子に交換するため加工しました
 ・芯線を固定する金具を撤去、元の取付穴をリーマーで拡幅
 ・サイズはピッタリ、違和感なく仕上がりました

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■修理記録:バリコン軸とIC足の洗浄---------------------------

 ・バリコン回転軸の緑青サビは指針移動時のバリバリ雑音原因です
 ・エレクトロニッククリーナー、歯ブラシ、歯間ブラシで丹念に洗浄
 ・次に真っ黒に変色したICの足はを同様に磨いておきました
 ・足の裏側清掃にはSSサイズの歯間ブラシが役に立ちます

■調整記録--------------------------------------------------

【Tメーター オフセット調整】
 ・セレクタ AM → VR2調整 → Tメーター中点
 ※AM受信時にTメーターは使いませんが中点調整に使います
【FM OSC調整】
 ・76MHz → L4調整 → Sメーター最大
 ・90MHz → CT4調整 → Sメーター最大
【FM RF調整】
 ・76MHz → CT1,CT2,CT3調整 → Sメーター最大
 ・90MHz → L1,L2,L3調整 → Sメーター最大
 ・83MHz → IFT調整 → Sメーター最大
【FM検波調整】
 ・83MHz → T1(下部コア)調整 → Tメーター中点
 ・83MHz → T1(上部コア)調整 → 高調波歪最小
【FM Sメーター調整】
 ・83MHz → VR1調整 → 振れ具合調整
【VCO調整】
 ・TP1 → 周波数カウンタ接続
 ・83MHz,無変調 → VR3調整 → 19kHz
【セパレーション調整】
 ・83MHz → VR4調整 → 反対ch漏れ信号最小
【AM調整】
 ・ 600kHz → バーアンテナ内T2調整 → Sメーター最大
 ・1400kHz → CT6,CT5調整 → Sメーター最大
【AM Sメーター調整】
 ・Sメーター調整 → VR5

Kt750040_20250810090101

■試聴------------------------------------------------------

 ・フロントパネルを分解したついでに周波数窓の裏側も清掃
 ・見た目は上等、とりあえず使える状態にまで復旧できました
 ・と言っても、使う予定はないのにね、、

Kt750004_20250810090101

 ・こんな状態でよろしければ必要な方に無料(送料別)で差し上げます
 ・実験用や部品取り用途に如何でしょう?
 ・先着1名、コメント欄でお知らせください

 ・譲渡の件は早々に終了しました

note:BLUESS Laboratory


 

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