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2025年8月24日 (日)

YAMAHA T-8 修理調整記録2

 ・2025年7月、不要になった機器を寄付していただきました
 ・この機種の前回修理記事は2010年8月、、時が経つのは早いものです
 ・内容もお粗末だったので調整方法などを2025年版に更新しました

T809

■製品情報--------------------------------------------------

 ・オーディオ回顧録 YAMAHA T-8 59,800円
 ・オーディオの足跡 YAMAHA T-8 59,800円 1981年頃
 ・Hifi Engine YAMAHA T-70 AM/FM STEREO TUNER (1981-83)

T802T815

■動作確認--------------------------------------------------

 ・ボディ上面は傷だらけ、幸いなことにフロントパネルはほ無傷
 ・正面に並んだプッシュボタンは奇跡的に光沢を放っている
 ・この時期のYAMAHA機はFMアンテナにPAL端子を使っています
 ・このままでは使い難いので PAL-F 変換端子を介して同軸ケーブル接続
 ・電源オン、周波数表示OK、各インジケーター点灯
 ・ライトグリーンで表示される細身の周波数が上品な印象
 ・さて、名古屋地区のFM局で受信テスト開始
 ・オート選局を試すと、すべての放送局を素通りして受信不可
 ・手動選局に切換えると周波数ズレなく受信できました
 ・STEREOインジケーター点灯、LOCAL/DX切換OK、メモリ登録OK
 ・付属のAMループアンテナを使ってAM受信テスト開始
 ・名古屋地区のAM局を周波数ズレなく受信できました
 ・AMはOK、FMも再調整で復活しそうな予感

T804

【イニシャルステーション(電源オン時の受信局)設定方法】
 ・電源オン時に受信する放送局を受信する
 ・[MEMORY]ボタンを長押し → ランプが点滅開始
 ・[MEMORY]ボタンから手離す → 登録完了

■内部確認--------------------------------------------------

 ・YAMAHA T-8 と T-70 は同一機のようです
 ・フロントエンドは小型のワンパッケージユニット 4連バリキャップ構成
 ・IF BAND切換 LOCAL/DX(WIDE/NARROW)
 ・広帯域レシオ検波 ※カタログではウルトラリニアダイレクト検波
 ・MPX回路 ディスクリート構成でIC106:LA3380 は信号抽出のみ
 ・AM回路 IC107:LA1245

T800

■調整記録--------------------------------------------------

【FM VT電圧調整】
 ・フロントエンド B2端子 → 電圧計セット
 ・90MHz → TC04調整 → 21v
 ・76MHz → L04 調整 → 3v
【FM RF調整】
 ・TR31コレクタ → 電圧計セット ※Sメーター電圧
 ・90MHz,40dB受信 → TC01,TC02,TC03調整 → 電圧最大
 ・76MHz,40dB受信 → L01,L02,L03調整 → 電圧最大
【FM検波調整】
 ・音声出力 → Wavespectra接続
 ・NVCC~TM → 電圧計セット ※Tメーター電圧
 ・83MHz Mono受信 → T102調整 → 電圧ゼロ
 ・83MHz Mono受信 → VR103,VC101調整 → 高調波歪最小
【VCO調整】
 ・TP-19kHz → 周波数カウンタ接続
 ・TP-19KM~TP B+ → 2.2MΩ抵抗を介して直結
 ・83MHz ST受信 → VR104調整 → 19kHz
【ST SUB調整】
 ・音声出力 → Wavespectra接続
 ・83MHz SUB受信 → T103調整 → Lchレベル最大
【STEREO歪調整】
 ・音声出力 → Wavespectra接続
 ・83MHz ST受信 → VR101,VR102,T101調整 → 高調波歪最小
【PILOTキャンセル調整】
 ・音声出力 → Wavespectra接続
 ・83MHz ST受信 → T104,VR107調整 → 19kHz最小
【セパレーション調整】
 ・音声出力 → Wavespectra接続
 ・83MHz ST受信 → VR105調整 → Rch漏れ信号最小
 ・83MHz ST受信 → VR106調整 → Lch漏れ信号最小
【FM CSL調整】
 ※CSL=Computer Servo Locked
 ・83MHz ST信号受信
 ・ダイオードを介してTP1~TP2直結 
 ※TP1(アノード)、TP2(カソード)
 ・周波数表示部「30.0」に変化する → VR401調整
 ・「29.9」「30.0」「30.1」→ 「30.0」で安定する位置
【REC CAL】
 ・325Hz、-5.6dB信号 ※確認のみ
【AM VT電圧調整】
 ・1615kHz受信 → T107調整 → 21v
 ・518 kHz受信 → 2.7v ※確認のみ
【AM 受信調整】
 ・VR108 → 電圧計セット
 ・630kHz 受信 → T105調整 → 電圧最大
 ・1440kHz受信 → VC102調整 → 電圧最大
【AM Sメーター】
 ・VR108調整 → シグナルインジケーター

T840

■試聴------------------------------------------------------

 ・そういえば昔、ヤマハ製チューナー一覧表を作りました
 ・あの頃はヒマだったんだな~
 ・今はもっとヒマですが、でも体力と気力がもう、ちょっと無理かも

T803

note:BLUESS Laboratory

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