YAMAHA T-8 修理調整記録2
・2025年7月、不要になった機器を寄付していただきました
・この機種の前回修理記事は2010年8月、、時が経つのは早いものです
・内容もお粗末だったので調整方法などを2025年版に更新しました

■製品情報--------------------------------------------------
・オーディオ回顧録 YAMAHA T-8 59,800円
・オーディオの足跡 YAMAHA T-8 59,800円 1981年頃
・Hifi Engine YAMAHA T-70 AM/FM STEREO TUNER (1981-83)
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■動作確認--------------------------------------------------
・ボディ上面は傷だらけ、幸いなことにフロントパネルはほ無傷
・正面に並んだプッシュボタンは奇跡的に光沢を放っている
・この時期のYAMAHA機はFMアンテナにPAL端子を使っています
・このままでは使い難いので PAL-F 変換端子を介して同軸ケーブル接続
・電源オン、周波数表示OK、各インジケーター点灯
・ライトグリーンで表示される細身の周波数が上品な印象
・さて、名古屋地区のFM局で受信テスト開始
・オート選局を試すと、すべての放送局を素通りして受信不可
・手動選局に切換えると周波数ズレなく受信できました
・STEREOインジケーター点灯、LOCAL/DX切換OK、メモリ登録OK
・付属のAMループアンテナを使ってAM受信テスト開始
・名古屋地区のAM局を周波数ズレなく受信できました
・AMはOK、FMも再調整で復活しそうな予感

【イニシャルステーション(電源オン時の受信局)設定方法】
・電源オン時に受信する放送局を受信する
・[MEMORY]ボタンを長押し → ランプが点滅開始
・[MEMORY]ボタンから手離す → 登録完了
■内部確認--------------------------------------------------
・YAMAHA T-8 と T-70 は同一機のようです
・フロントエンドは小型のワンパッケージユニット 4連バリキャップ構成
・IF BAND切換 LOCAL/DX(WIDE/NARROW)
・広帯域レシオ検波 ※カタログではウルトラリニアダイレクト検波
・MPX回路 ディスクリート構成でIC106:LA3380 は信号抽出のみ
・AM回路 IC107:LA1245

■調整記録--------------------------------------------------
【FM VT電圧調整】
・フロントエンド B2端子 → 電圧計セット
・90MHz → TC04調整 → 21v
・76MHz → L04 調整 → 3v
【FM RF調整】
・TR31コレクタ → 電圧計セット ※Sメーター電圧
・90MHz,40dB受信 → TC01,TC02,TC03調整 → 電圧最大
・76MHz,40dB受信 → L01,L02,L03調整 → 電圧最大
【FM検波調整】
・音声出力 → Wavespectra接続
・NVCC~TM → 電圧計セット ※Tメーター電圧
・83MHz Mono受信 → T102調整 → 電圧ゼロ
・83MHz Mono受信 → VR103,VC101調整 → 高調波歪最小
【VCO調整】
・TP-19kHz → 周波数カウンタ接続
・TP-19KM~TP B+ → 2.2MΩ抵抗を介して直結
・83MHz ST受信 → VR104調整 → 19kHz
【ST SUB調整】
・音声出力 → Wavespectra接続
・83MHz SUB受信 → T103調整 → Lchレベル最大
【STEREO歪調整】
・音声出力 → Wavespectra接続
・83MHz ST受信 → VR101,VR102,T101調整 → 高調波歪最小
【PILOTキャンセル調整】
・音声出力 → Wavespectra接続
・83MHz ST受信 → T104,VR107調整 → 19kHz最小
【セパレーション調整】
・音声出力 → Wavespectra接続
・83MHz ST受信 → VR105調整 → Rch漏れ信号最小
・83MHz ST受信 → VR106調整 → Lch漏れ信号最小
【FM CSL調整】
※CSL=Computer Servo Locked
・83MHz ST信号受信
・ダイオードを介してTP1~TP2直結
※TP1(アノード)、TP2(カソード)
・周波数表示部「30.0」に変化する → VR401調整
・「29.9」「30.0」「30.1」→ 「30.0」で安定する位置
【REC CAL】
・325Hz、-5.6dB信号 ※確認のみ
【AM VT電圧調整】
・1615kHz受信 → T107調整 → 21v
・518 kHz受信 → 2.7v ※確認のみ
【AM 受信調整】
・VR108 → 電圧計セット
・630kHz 受信 → T105調整 → 電圧最大
・1440kHz受信 → VC102調整 → 電圧最大
【AM Sメーター】
・VR108調整 → シグナルインジケーター

■試聴------------------------------------------------------
・そういえば昔、ヤマハ製チューナー一覧表を作りました
・あの頃はヒマだったんだな~
・今はもっとヒマですが、でも体力と気力がもう、ちょっと無理かも
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